deha magazine / インフラ構築

インフラ構築

DXサーバー 2023/11/15

デジタル時代のAWSクラウド活用|より効率化するため方法も解説

デジタル時代において企業がDXを推進し、競争力を高めるためにクラウドサービスは不可欠です。 その中でも、Amazon Web Services(AWS)は、クラウドコンピューティングの分野で世界的なリーダーであり、多くの企業がAWSを活用して効率化とイノベーションを実現しています。 そこでこの記事ではAWSクラウドの活用方法と、より効率化するための方法について解説していこうと思います。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAWSクラウドの活用方法がわかる他、効率化するためのヒントも丸わかりですよ。

インフラ構築 2023/05/28

AWS導入の外注の進め方【マイグレーションに強いオフショア会社が解説】

クラウドベースでデータベースやストレージなど環境構築を行うことで注目のAWSはご存知でしょうか。 リソースが不要で、安定性も高いため注目されているサービスですが、自社で導入を行うのはハードルが高いですよね。 そこで今回はAWS導入を外注する際の流れについて具体的にご紹介していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAWSを外注する際にどのような流れになるのか、そもそも外注するメリットは何なのかなどAWSに関して丸わかりですよ。 AWSとは AWSとはAmazon Web Servicesの略でAmazonが提供するWebサービスのことです。世界中の人々が利用している包括的なクラウドプラットフォームであり、コンピューティング、データベース、ストレージや最新鋭のAI、IoTなど様々なサービスを利用することができます。 クラウドベースなため、自社で大きなリソースを持っていなかったとしても必要な機能を必要な分選んで使用することが可能です。 大手のAmazonのサーバがベースとなっていて安定性が高いため、個人ユーザーはもちろん、大手企業や政府機関など多くのユーザーがAWSを利用しています。 AWS導入の外注の進め方 AWS導入の外注の進め方は以下の手順で行われます。 要件・ヒアリング 事業者がどのような内容や実現したいのか、希望のヒアリングを行います。移行支援の場合は、現在のシステムの状況なども合わせてヒアリングを行います。 見積・構成提案 ヒアリングした内容をもとにAWSの適切な構成を検討し、見積を出します。 要件定義・設計(移行の場合は現状の調査と検証) 見積内容に納得し、契約を行ったら具体的な要件を定義していきます。移行支援の場合は移行の計画やシステム設計、運用設計、移行設計などを作成します。 サーバー構築 要件定義をもとに、エンジニアが設計。実際にサーバを構築していきます。移行支援の場合は移行計画に基づいて開発後、動作確認を行います。この時点で、従来のシステムから AWSへの移行を行います。 本稼働開始 環境を引き渡して、サービスの本稼働がスタートします。 AWS導入を外注するメリット 個人で行うには難しい AWS導入を個人で行うには、利用できるサーバーやネットワーク、OSやソフトウェアのバージョンを確認し、対応可能かどうか確認する必要があります。 サーバーやアプリケーションの構成、非機能要件などを洗い出し、同等のものをAWSで構築できるか検討を行います。 AWSに対する知見が浅いと希望する環境を構築することができない可能性もあるため、確実に移行を行うためには、外注を検討するのをおすすめします。 費用が安い 一見、導入を外注することでそれなりのコストがかかっているように見えますが、長期的に見るとコストメリットも大きいです。 というのもAWSには数多くのサービスがあり、今までミドルウェア、サードパーティのソフトウェア、ツールなどで実現していた機能をより安価に実現することができるようになるからです。 運用保守を任せることができる 運用保守のサポートまで行う企業に外注を行うことで、サーバーやアプリケーションの監視を行う必要がなくなります。 運用保守の業務を委託することで、事業者側はアプリケーションの移行計画やシステム利用者への影響検討により時間を割くことができるようになります。 AWSを外注する際のポイント ここからはAWSを外注する際に気をつけておいた方が良いポイントをご紹介します。 オフショア開発企業に依頼をする AWS構築の費用を抑えたいのならオフショア開発企業がおすすめです。オフショア開発では人件費の安い外国のエンジニアが開発を行うため、費用を3分の1程度に抑えることが可能です。 ベトナムは技術力の高い若いエンジニアも多く、おすすめの開発国となっています。 AWS構築実績が豊富な企業を選ぶ AWS構築実績が多い企業であれば短い納期でも対応してくれることがあり、トラブルにも臨機応変に対応してくれます。 開発実績はホームページに記載されていることが多いですが、不安な場合はヒアリング段階で直接問い合わせをしてみましょう。 まとめ いかがでしたか。本日はAmazonが提供するAWSに関して、どのようなサービスなのか、外注する際の手順はどのようなものなのか解説していきました。 AWSは環境構築に関するコストを抑えることができるのはもちろん、安全性が高く、さまざまなサービスを組み合わせることが可能でしたね。 自由度の高いサービスであるが故に導入は、実績のある企業に外注するのがおすすめでした。 AWS導入を外注して、長期的なコストカットを計画してみてはいかがでしょうか。

インフラ構築サーバー 2023/04/17

クラウド移行の費用相場は?サーバーマイグレーションはAWS!

オンプレミスからクラウドへのサーバーマイグレーションを行うにはAWSがおすすめです。 その理由はコストを大幅に抑えることができるからです。さらにオンプレミスでは全てが自社の責任範囲となってしまいます。万が一、災害やハッキングなどが起こってしまってはその全ての責任を負わなくてはなりません。 一方、AWSでは事業者の責任範囲外の部分のみ管理すれば良いので、維持しやすいのも魅力の1つです。 この記事ではそんなAWSに関して費用相場はどれくらいなのか、どのようなサービスなのかについて解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばクラウド移行の費用がどのくらいになるのかはもちろん、AWSはどういったサービスなのかまで丸わかりですよ。 クラウド移行の費用相場は? クラウド移行には約10万〜30万円程度の費用がかかります。もちろん規模やスペック、クライアント端末の台数などによって大きく変わります。 クラウドサービスではインフラ環境は全て事業者側で用意されています。そのためインフラ環境を新たに準備したり、購入する必要はありません。さらにサービス契約時の費用が無料というサービスも多くあります。 機器の購入費用が抑えられるのはもちろん、サーバー機器を保管しておくためのスペースや電気代などもかかりません。 クラウドサービス上でシステムを構築したり、利用できるようにするための人件費は必要ですが、オンプレミスのようにシステムを安定稼働させるための管理保守の人員は不要です。 また、クラウドサービスでは一般的に使った分の費用が毎月発生する従量課金制である場合が多いです。リリース拡張時でも必要なハードウェアは準備されているので、簡単な契約変更手続きでOKです。 価格を抑えるならAWS AWSの場合、オンプレミスからのマイグレーション自体は無料で行うことができます。 ただしAWSの構築には専門知識が不可欠なため、システム会社やサーバ構築会社に委託した場合5万円前後のコストがかかります。 AWSとは AWSはAmazon Web Servicesのことで、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスのこと。 AWSには200以上のサービスがあり、それらを組み合わせることができます。 例えばAmazon RDSはデータベースサービスのことで、MySQLやPostgreSQL、Oracleといった主要なデータベースが画面上の簡単な操作で簡単に作成できます。 フルマネージドでサーバ管理の手間がかかりません。パッチの適用もAmazon側で行ってくれます。 AWS Lambdaはサーバーの運用負担なしで任意のプログラムを実行することができるサービスです。リクエスト単位での従量制課金で、100万リクエストまで無料で利用することができます。 AWSのメリット すぐに始められる点 AWSはサーバーやHDDなどを準備する必要がないのでオンプレミスと違いすぐに始めることができます。 初めて利用する場合はチュートリアルも完備されています。 また12か月間60を超えるサービスを無料で利用することができます。 コストを抑えることができる オンプレミスと比較するとハードウェアやソフトウェアを購入する必要がなく、初期費用を抑えることが可能です。 さらにAWSは必要なサービスを必要な時に利用し、その際にコストが発生する従量課金制をとっているのも無駄なコストを抑えるポイントです。 また、AWSには「ボリュームディスカウント」「リザーブドインスタンス料金」など独自の特典があります。 「ボリュームディスカウント」は使えば使うほど料金が安くなるサービスで、「リザーブドインスタンス料金」はある特定のサービスをあらかじめ予約しておくことで、割引を受けることができるサービスです。 拡張性の高さ AWSには先ほども言ったように200を超えるサービスがあります。サーバー処理の増減やPCUメモリ、ストレージのアップグレードなどの変更も容易に行うことができます。 自己責任の軽減 災害や機器故障などオンプレミス環境ではサーバー停止のリスクがありました。また万が一ハッキングなどにあった場合はその責任を全て自社で負わなければなりません。 しかしAWSであれば、AWS側の責任範囲の部分に対して万全の対策を講じています。ユーザーは自社責任部分に対策をすればよく、サービスを安心して利用することができます。 まとめ いかがでしたか。本日はサーバーマイグレーションを行う際の費用相場についてご紹介していきました。 オンプレミスからクラウドサービスへの移行を行うことで、コストを抑えることができる他、必要なサービスを必要な分導入することができます。 その中でもおすすめのクラウドサービスはAWSです。AWSは初期費用が無料!コストを抑えることができるのはもちろん、200を超えるサービスがあります。 AWSでサーバーマイグレーションを行ってみてはいかがでしょうか。

DEHAインフラ構築オフショア開発サーバー 2022/09/19

【実績まとめ】オフショア開発でサーバー構築

オフショア開発はサーバー構築まで可能なのです。 サーバー構築ではセキュリティが非常に重要です。万が一甘いセキュリティによって情報が漏洩してしまっては膨大な被害が出てしまいます。 またサーバーが安定していないと、サービスのレスポンスに影響が出てしまったりサービスに障害が出てしまうことも。 DEHAソリューションズでは、そんな重要なサーバー構築も実績があるのです。 この記事では数あるDEHAソリューションズのオフショア開発のうち、サーバー構築に焦点を当ててその実績を紹介していきます。 サーバー構築に興味がある方 オフショア開発に興味がある方 コストを抑えて開発を行いたい方 社内のIT人材が足りていない方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発でどういったものが開発できるのか、どんなサービスを構築できるのかがわかりますよ。 医療機関向けドロップシッピングシステムの開発 獣医師・動物病院/卸ショップに対して、ペットの治療薬を販売するドロップシッピングシステムを開発しました。 管理画面では発売商品管理や販売サイトのデザイン変更、処方箋管理機能などがある他、粗利計算 、メール送信などの機能も。 処方箋をシステムにアップすることによって、飼い主はペットの薬を購入することが可能になります。 開発言語は、PHP、HTML/CSS、Javascript。AWSを使用。レスポンシブでスマートフォンからも閲覧可能です。 詳しくはこちら アンケート管理システムの開発 アンケート管理者が調査したものをCSVでアップ、シーズンや地点等を選択することで該当者を表示することが可能。セル毎に修正やコメント追加などの編集ができます。 アンケートは実施後にレビュー作業が煩雑になりがちですが、このシステムにより、インポート、修正、問い合わせ、出力などといった作業を一元管理することができるようになりました。 開発言語はPHP。AWSを使用し、ラボ型開発で開発が行われました。(PO 0.5人、開発者2人) 詳しくはこちら ラボ型契約とは オフショア開発のラボ型契約は、ある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。 一般的な開発は請負型開発と呼ばれています。案件ごとなど短い期間で開発を行うため、納品後の修正は別途料金がかかることも。 またノウハウが蓄積されづらいなどといったデメリットがあります。 一方、ラボ型開発では期間を決めて契約を行うため、その期間の修正が柔軟に可能。チームとしての信頼関係も構築しやすくノウハウの蓄積も行いやすいです。 ベトナムオフショアという選択肢 DEHAソリューションズでは、ベトナムオフショアを行っています。ベトナムは国としてIT教育を行っているため、優秀なIT人材が多くいます。 アジャイル開発やAWSに関する知識など転職に役立つスキルを身に着ける人も多いですし、より高収入が期待できる外資系企業で働くため、日本語や英語の勉強をする方も多いのです。 また日本とベトナムは似ているところも。例えば勤勉なところ。2010年代から高い経済成長が続いてきたこともあり、努力をすればより高収入が実現できるというようなモチベーションがあるのがこうした現状の背景にあります。 日本国内での開発と比べると半額〜7割程度の費用で開発することが可能です。近年需要が拡大していることからコストは上昇傾向にありますが、日本国内よりも優秀な人材を確保できるため注目を浴びているのです。 まとめ いかがでしたか。本日はDEHAソリューションズの数ある実績のうち、サーバー構築に焦点を当ててその実績を紹介していきました。 サーバー構築ではセキュリティ面など注意を払わなくてはならない面が多くありますが、オフショア開発なら優秀なIT人材による開発が可能です。 日本ではIT人材不足が深刻で、経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 そんな今、ベトナムオフショアでコストを抑えた開発を考えてみてはいかがでしょうか。 費用面や具体的な開発手法など、気になることがあればぜひお気軽にお問合せください。

インフラ構築 2022/06/24

マイグレーションとは?効果やメリット、注意点とは?

マイグレーションとはシステムやデータを別の環境に移転したり、新しい環境に移行することを指します。 日常的に使用しているシステムやアプリケーションを新しいコンピュータに移行する際など、さまざま場面で活用することができます。 この記事ではそんなマイグレーションについて、どんな効果やメリットがあるのかなど徹底解説していきます。 新しいシステムを導入しようと思っている企業の方 社内のIT人材が不足している方 マイグレーションについて気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばマイグレーションとは何なのか、どんなことに注意をすれば良いのかなどがわかりますよ。 マイグレーションとは マイグレーションとはシステムやデータを別の環境に移転したり、新しい環境に移行することを指します。 企業ではさまざまなマイグレーションが行われています。例えばサーバーのデータ容量に余裕がなくなった時など。他にもハードウェアの保守期間が切れる時や、老朽化などでも該当します。 マイグレーションの種類は以下の通りです。 サーバーマイグレーション サーバーの移行 データーマイグレーション 新しいシステムにデータを移行すること レガシーマイグレーション 古い情報システムを新しいものに移行すること クイックマイグレーション 仮想マシンを一時停止させてシステムを移行させる ライブマイグレーション 仮想マシンを停止せずシステムを移行させる マイグレーションのメリット コストダウン 長時間使い続けたシステムはニーズに合わせてつぎはぎがされているため、肥大化されがちです。 そのためシステムの全容を知る人がおらず、修正や効率化が困難になってしまいます。 また、メーカーのサポートが終了した際に、保守や運用に莫大なコストがかかってしまうリスクがあります。 そこでクラウドや共通のプラットフォームを活用することで、保守運用などのコストを大幅に削減することができるのです。 現行の資産を有効活用できる マイグレーションではシステムやデータだけを新しい環境に移行させます。 今まで使っていたシステムを有効活用することができるため、新しいアプリケーション導入によるユーザー教育なども不要で、IT資産を無駄にすることはありません。 データの保護ができる 物理的なサーバーやストレージは外部からの機器の劣化や故障などで、データが失われる可能性があります。 そこで新しいサーバーやストレージにマイグレーションすることで、データの保護をすることができます。 新しいシステムが導入しやすくなる マイグレーションによって、クラウド、AI、モバイルなどさまざまな技術を取り入れたり、他のシステムとの連携が容易にできるなどといったメリットがあります。 マイグレーションを行う際の注意点とは 全体を見据えて設計を行う 企業の戦略にあったシステムの設計図を作成し、それに沿った処理を行うことが重要です。 具体的な設計図を用意しないまま、マイグレーションを行ってしまうとかえって工数が増えてしまうなんてことも。 移行後のマニュアルや使用上のルールの設定なども事前準備も合わせて行うようにしましょう。 具体的なマイグレーションの手順に関しては「マイグレーションとは?オンプレからクラウドへの移行方法をご紹介」の記事をご参考にしてください。 マイグレーションの種類によっては難易度が高いものも マイグレーションの対象や方法によって難易度はさまざまです。 例えばサーバーマイグレーションのような保管しているデータを移動する程度のものであれば、難易度は高くはありません。 一方、基幹システムを新しいものに変える場合は、使用している言語が変わっているなどで手間やコストが肥大化してしまう可能性もあるのです。 移行元と移行先のギャップを確認する 先ほども言ったように、移行元と移行先で言語が変わっていることがあります。 その場合、値の持ち方の影響調査を行う必要があります。手続き型言語からオブジェクト指向言語に変わる場合は、設計自体の大幅な見直しを余儀なくされることも。 まずはサンプルでトライアルをして、調査にかかる実際の時間を確認しましょう。 まとめ いかがでしたか。本日はマイグレーションに関して、その効果やメリット、注意点など徹底解説していきました。 現行システムを活用したシステムの移行ができ、コストダウンやデータの保護が行えましたね。 マイグレーションを行う際には、現状の問題と移行後に起こりうるリスクを整理して企画や実証実験、設計を行うことが重要でした。 そんなマイグレーションですが、オフショア開発でコストを抑えて行うのがおすすめです。 オフショア開発ではコミュニケーションが問題になりやすいですが、マイグレーションは、現行システムの機能をそのまま引き継ぐので、システム開発などと比べコミュニケーションを必要最小限に留めることができるのです。 […]

インフラ構築サーバー 2022/04/27

サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? EC2との違いも解説

サーバーレスアーキテクチャーが近年注目を浴びていますが、その中でもトップシェアを誇っているのがAWSが提供するLambdaです。 Lambdaはサーバーの管理不要で、API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることができるサービスです。 この記事ではそんなLambdaについてその特徴を徹底解説していきます。 Lambdaが気になっている方 インフラのコストを抑えたい方 サーバーレスアーキテクチャについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばLambdaの特徴はもちろん、似たサービスで多くの人が混合してしまうEC2との違いもわかりますよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができるのです。 サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? LambdaとはAmazonのAWSが提供するサーバーレスアーキテクチャーです。クラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めています。 ユーザーが自前でサーバーを持つ必要がなく、Amzonが所有するサーバーでサービスが提供されています。 Lambdaでは、Java、Ruby、Python、Goなどのプログラミング言語を用いて関数を登録するとプログラムを実行することが可能。 Lambdaの利用料金は従量課金制で、実行したリクエストとコンピューティング価格を支払う仕組みとなっています。その一方、リクエスト数が1,000,000件まで、コンピューティング価格は400,000GB/秒までは無料で利用できます。  また初期費用はかかりません。リクエストが少なければお金がかからないので、コストを大幅に抑えることが可能です。 Lambdaの特徴 仮想サーバーの管理が不要 LambdaはAWSが一元的に運用管理を行います。従来のインフラで必要だったセットアップや運用・保守などといった業務は一切不要になるのです。 イベント駆動 アプリが起動されたり、ファイルがアップロードされたりなどといったイベントが起きる際に駆動する仕組みなので、コストを大幅に削減することが可能です。 拡張性 数回のアクセスから、数千万、数万の大規模なアクセスまで、イベントの需要に応じて自動的にシステムを伸縮させることができます。  EC2との違い  EC2はAWSの代名詞とも言えるサービスですが、Lambdaとは何が違うのでしょうか。 そもそも EC2とはElastic Compute Cloudの略で、AWS上に仮想サーバーを構築できるサービスです。 EC2ではインスタンスと呼ばれる仮想サーバーを利用します。インスタンスは複数契約が可能で、OSも搭載されているので、大規模なシステム構築にも対応が可能です。 Lambdaとの最も大きな違いは、セットアップの負担の度合いです。 LambdaではAWSにおけるプログラムの実行環境があらかじめ提供されています。そのため、サービスを利用し始めた直後からプログラムの組み立てが可能で、セットアップによる負担が発生しません。 一方、EC2は汎用性の高い仮想サーバーを提供してくれるものの、真っ白な状態からスタートをさせる必要があります。 利用開始時は、OSがインストールされているだけの状態なので初期設定やミドルウェアのインストールなどが必要です。そのため利用負担がLambdaよりもあると言えます。 まとめ いかがでしたか。本日はサーバーレスアーキテクチャーの中でもトップシェアを誇るLambdaについて紹介していきました。 Lambdaははサーバーの管理不要で、イベントが起きた時にだけ駆動する仕組みのため人件費や維持費などを大幅に抑えることができるサービスでしたね。 従量課金制で、初期費用もかからないのも嬉しいポイントでした。 EC2と違い、セットアップに負担がないので、新サービスやシステムが成功しない場合でも、新しいものに簡単に切り替えていくことが可能です。 次世代のインフラサービスとも言えるLambda、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

インフラ構築サーバー 2022/04/26

サーバーレスアーキテクチャーとは?特徴やメリット・デメリットをご紹介

近年、話題になっている言葉で「サーバーレスアーキテクチャー」というものがあります。 サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組みのことで、サーバー管理に使っていた時間やコストを削減することができるということで注目を浴びています。 この記事ではそんなサーバーレスアーキテクチャーについてどんな特徴があるのか、どんな仕組みなのか、メリットやデメリットは何なのかまで徹底解説していきたいと思います。 サーバーレスアーキテクチャーについて興味がある方 サーバーレスアーキテクチャーの仕組みを知りたい方 ITインフラに対する時間を削減したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばサーバーレスアーキテクチャーがどんな特徴なのかが丸わかりですよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 あくまでサーバーの管理が不要なだけで、サーバーを使わないわけではありません。リケーションの際は物理的なサーバーが必要です。 つまり、サーバーは裏で動いているものの、利用者にはわからないようになっているというものがサーバーレスアーキテクチャーなのです。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができます。 そんなサーバーレスアーキテクチャーの1つにFaaSというものがあります。 FaaSとはFunction as a Serviceの略で関数のコードを実装することで、関数を実行する環境を提供するサーバーレスアーキテクチャーです。 FaaSと似たような言葉でBaSSというものがあります。どちらのサービスもサーバーの運用を考慮する必要のないサービスですが、FaaSは独自のビジネスロジックを動作させるサービスである一方、BaSSは必要な機能を選択して利用することができるサービスという違いがあります。 サーバーレスアーキテクチャー誕生の秘密 サーバーの管理はエンジニアにとって大変なものでした。アプリケーションの開発や改善に時間を割きたいのに、サーバーの管理に多くの時間がかかってしまっては意味がありません。 そんなサーバーレスアーキテクチャーですが、実は新しいものではなく昔から提唱をされてきました。では何故近年注目を浴びるようになったのでしょうか。 それはFaaSのプラットフォームが使いやすい形で誕生したことがきっかけにあります。Amazon Web Servicesは 2014年にLambdaというサービスを開始しました。 AWSの他のサービスとの連携も容易に行えるなどのメリットがあることから世界中で浸透していったのです。 サーバーレスアーキテクチャーの特徴 ITインフラは仮想化に向けて進化を続けていきました。仮想化とは、サーバー、OS、ネットワークなど物理的な構成を利用者から見えないようにして、効率化を図ったものを指します。 IaaS型のサービスでは、クラウド上に仮想サーバーを作りそれに対して料金を計算し、精算する仕組みになっています。ユーザーが大量にアクセスした場合でも、クラウド上のサーバーを次々に起動することで処理が分散、大量のアクセスを捌くことが可能になります。 反対に、ユーザーのアクセスが安定している場合には、サーバーの数を抑えることで流動性のあるユーザーに安価にサービスを提供することが可能なのです。 しかし、IaaS型ではホスティングサーバー同様に、OSやミドルウェアなどの管理やセキュリティアップデートが必要でフロントエンジニアにとっては敷居が高いサービスだったのです。 そこからFaaS型ではサーバー自体に対するパフォーマンスチューニングやセキュリティアップデートなどをFaaSのプロパイダーが行ってくれるようになりました。 サーバーレスアーキテクチャーの展開方法 サーバーレスアーキテクチャーを提供するプロバイダーをいくつか紹介していきます。 AWS Lambda AWS Lambdaはクラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めているAmzonが提供しているサービスです。API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることが可能なのが大きな特徴です。 Google Cloud Functions Googleが提供しているサービスです。Google Cloud Functionsへの呼び出しは、IAM (Identity and Access Management) または OAuth 2.0 による認証・認可をサポートしています。これにより高いセキュリティが実現できます。 Azure […]

インフラ構築 2021/12/07

マイグレーションとは?オンプレからクラウドへの移行方法をご紹介

マイグレーションとは既存システムやソフトウェア、データなどを別の環境に移転したり、新しい環境に移行することを指します。 「2025年の崖」などの観点から、近年このマイグレーションが注目を浴びています。 今回はそんなマイグレーションに関して、実際にオンプレからクラウドへの移行手順を紹介しながら解説を行なっていこうと思います。 マイグレーションが気になる方 既存システムのサポートが終了してしまう方 マイグレーションの方法を知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステムマイグレーションの実際の手順がわかりますよ。 マイグレーションとは マイグレーションとは既存システムやソフトウェア、データなどを別の環境に移転したり、新しい環境に移行することを指します。 このようなシステムマイグレーションが注目されるきっかけとして、「2025年の崖」があります。 2025年の崖とは経済産業省が『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』で発表した現代のITシステムへの問題定義のこと。 既存システムがそのまま残存した場合、2025年までにIT人材の引退やサポート終了などによるリスクの高まりで、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性があるということが発表されました。 実際、Microsoft製品のOSであるWindows7は2020年1月にサポートの提供を停止しています。法人に対して有償での延長サポートを行っていますが、それも2023年までです。 このように「2025年の崖」を抱える今、マイグレーションは重要な要素であり、具体的な手法を身につけておく必要があるのです。 合わせて読みたい>>ベトナムオフショア開発を使ったマイグレーション事例から見えるオフショア利用時のコツ オンプレからクラウドへの移行方法 クラウド移行は手順をしっかり踏みミスのないように行うことが重要です。費用や時間もかかり、人的リソースも大きなものになるからです。 ここからはオンプレからクラウドへの移行の手順を1から紹介していきます。 企画 マイグレーションでは、クラウド移行の目的を明らかにして目標を設定していきます。 まずクラウドの特製やオンプレの違いを明確にして、クラウドのメリットやデメリットを整理していきましょう。 その後、実際にAmazon Web Services、Microsoft Azureなどのクラウドサービスを使ってイメージを掴んでいきます。その際、ステークスホルダーと話し合い、なぜクラウド移行が良いのかなど目的を明確にしていきましょう。 その後、その目的を細分化して目標を確定していきます。 戦略と分析 目標設定後は、現状を確認し目標実現のためにクラウドに要求される事項などを明確にしていきます。 まず、現状どのようなシステムがあるのかを整理します。その際に要求されるシステムのレベルや稼働時間、システムの重要度、利用者数などを確認しましょう。 次に、サービスレベルや計画停止、可用性、セキュリティや災害対策など、クラウド環境の要件を整理しましょう。どのシステムが移行可能か、移行の際はどんなリスクがあるのかも整理します。 移行可能なシステムにおいて、コストがどれぐらいになるのかを調べ、どのような移行方法が適切なのかを選定していきます。 以上を踏まえて、どのような順序でどのような移行を行なっていくのかなどロードマップを確定していきます。 実証実験 実証実験を行う際には、リスクになることや後で問題になりそうなことを事前に確認しておき、安心して行えるようチーム間で共有していきます。 実証実験後は、検証した内容を整理してその内容をチーム間でレビューしておきます。 実証実験後は検証の項目を洗い出し、優先順位を付けます。検証を進めていく中で追加の項目があれば足していきましょう。 設計と移行 ここまでの内容を踏まえてシステムの設計を行います。システム設計では全体に影響がありそうな箇所を最初に手を付け、その後、個別の移行プロジェクトを進めていきます。 完了後、実際に移行を進めていきましょう。 運用と改善 いよいよ運用を開始していきます。 具体的には、クラウド上で稼働しているシステムの運用状況を収集して分析を行います。運用管理において、サービスレベルを満たせていないものがあれば、原因を見つけ解決していきます。 コスト面も定期的にチェックをしていきます。コストの変動が大きかったり、高い場合は詳細を確認し対応していきます。 このように定期的な分析でPDCAを回していくことが重要です。 まとめ いかがでしたか。本日はオンプレからクラウドへのマイグレーションの手順について紹介していきました。 クラウドへの移行の際には、現状の問題と移行後に起こりうるリスクを整理して企画や実証実験、設計を行うことが重要でした。 移行後も定期的に運用状況やコスト面などを分析し、改善していく必要があります。 そんなマイグレーションですが、オフショア開発でコストを抑えて行うのがおすすめです。 オフショア開発ではコミュニケーションが問題になりやすいですが、マイグレーションは、現行システムの機能をそのまま引き継ぐので、システム開発などと比べコミュニケーションを必要最小限に留めることができるのです。 まさにオフショア開発に向いている分野と言っても過言ではありません。 DEHAソリューションズでは、ベトナムオフショアを5年に渡り行っています。 具体的な開発コストや、エンジニアの質など気になることがある方はぜひお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちらから

サーバーシステム開発 2020/03/31

「AWS」は最強のクラウドコンピューティングサービス?!

「AWS」はAmazon社が提供するクラウドコンピューティングサービスで、世界シェアNO1のサービスです。 自社に必要なサービス・機能だけを選択して利用すルことで、余計な費用をかけずに導入・運用ができたり、 セキュリティも強固など多くのメリットがあります。 この記事ではそんな「AWS」について詳しく解説をしていきます。 「AWS」が気になる方 クラウドコンピューティングサービスについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば「AWS」がどのようなサービスなのか分かりますよ。

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