オフショア開発 2022/10/16

オフショア開発とは!?ベトナム企業に発注するメリット・各国の価格相場の比較も解説

オフショア開発とは人件費の安いグローバル人材を活用して、ソフトウェア開発をアウトソーシングする開発手法です。 日本のIT人材不足が問題視される中、IT人材の確保だけでなく、開発効率アップやグローバルな観点が取り入れられるということで注目されています。 特に注目するべき国はベトナムです。ベトナムは国策としてIT人材の教育を行っていて、毎年IT関連学科から約5万人のエンジニアが輩出されています。 この記事ではそんなオフショア開発に関して主要なオフショア開発国の比較や、ベトナムオフショア企業に発注するメリットなど徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発がなぜ注目されているのかを知れるのはもちろん、具体的なコストも丸わかりですよ。 オフショア開発とは オフショア開発とは人件費の安いグローバル人材を活用して、ソフトウェア開発をアウトソーシングする開発手法です。 今までは日本のソフトウェア開発や事務作業がメインでしたが、近年ではAI開発やサイト制作の現場でもオフショア開発が活用されています。 ニアショアとの違い オフショア開発と似たものにニアショアがあります。ニアショアとは、開発業務を部分的もしくは全部を、比較的近い距離の場所にある企業に外注することをいいます。 主に、ニアショアの対象になるのは国内の地方都市です。 ニアショアは、国内の企業と事業を行うので、言葉の壁といったデメリットがないのもポイントです。 オフショア開発の種類 オフショア開発には以下の2つの種類があります。 自分にあったオフショア開発方法を選ぶためにも、1つずつ確認しておきましょう。 請負型開発(受託型開発) 請負型開発(受託型開発)とは、システム開発の明確な目標・目的があり、それを満たすことによって報酬を支払う契約形態になります。 顧客企業は開発プロジェクトの要件定義や仕様の策定、開発スケジュールの調整や進捗管理などを担当し、外部の企業や業者は開発作業を行います。 開発の成果物や納品物に対する品質や納期については、契約に基づいて明確に定められています。 ラボ型開発 ラボ型開発(準委任契約)とは、ある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。 長期的にチームでの開発を、エンジニアの採用コストなどを抑えながらすすめることができます。ラボ型開発は、アプリ開発やECサイト制作などのプロジェクトで用いられることがあります。 納品が完了したら開発企業の業務は終了します。そのため契約時には、完成責任や、瑕疵担保責任を事前に確認しておきましょう。 種類 請負型(一般的なオフショア開発) 準委任(ラボ型開発) 開発費用 低い 高め 開発期間 短めの納期 長めの納期 開発の柔軟性 基本的には途中変更は行われない 柔軟な対応をすることができる コミュニケーションの有無 基本的には、PMが開発チームとの直接コミュニケーションを取る場合が多い ブリッジSEと呼ばれる、エンジニアがPMと開発チームとの橋渡し役となる 日本での開発との比較 オフショア開発と日本での開発を比較すると、人件費や採用難易度が大きく異なることがわかります。詳しくは以下の表にまとめています。   日本人エンジニア ベトナム オフショア開発企業 コミュニケーション 日本語 日本語と英語 人件費 人月単価90万円~ 人月単価30万~ スキル・開発能力 不安定 安定 開発スケジュールの柔軟性 柔軟 […]

オフショア開発ラボ型開発 2022/10/10

ラボ型開発(ラボ契約)とは?メリット・デメリット、請負型開発との違いをご紹介

前回は、ラボ型開発の基礎的な知識についてお話しました。 今回は、そのメリット・デメリットについて簡単に説明したいと思いますので、下記の記事をどうぞご覧ください!

SaaSShopify 2022/10/09

【見積り・相場を徹底解説!】Shopify(ショッピファイ)とは?【カスタマイズ力抜群!】

shopifyは社内にIT人材がおらず、EC構築が難しいスタートアップの会社などでおすすめのネットショップ作成ツールです。 この記事では、 「ECサイトを作りたいけどコストを下げたい」 「shopifyって本当に低コストで運用できるの」 などの疑問に思っている方向けに、Shopifyの特徴から費用、相場までを徹底解説していきます。 お見積りの際の参考にしてください。 shopify(ショッピファイ)とは Shopifyとは自社ECサイトの開発および運営を実現するプラットフォームとして、世界中で広く利用されているサービスです。世界で170を超える国が利用しており、これまで100万以上のECショップ導入実績があります。 従来のECサイト展開方法では、「自社サーバの用意」「パッケージの導入」などの事前準備に多くリソースを割く必要がありました。 その点、Shopifyはサブスクリプションをベースにしているため、従来までのような初期コストをかけずに、迅速に開発できることが大きな特徴となっています。 実際にShopifyでECサイトを構築する際には、「Shopify管理画面」で操作するだけで簡単に作成することができます。 それに加えて、様々なECプラットフォームと比較してShopifyが特に優れている点は「デザイン性」と「カスタマイズ性」にあります。 あらかじめ用意された「テーマ」を選択するだけで用途に応じた最適なデザインを簡単に実現でき、テーマに少し手を加えることで細かな要望に応じることも可能です。 無料見積もりはこちらから▶ プラン別!shopifyにかかる費用 ECサイトプラットフォームを選ぶ上で重要な月額費用。ここからはshopifyの費用についてまとめました。 shopifyは以下の4つのプランに分かれています。 ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン shopify+(プラス) それぞれのプランごとに費用や機能が異なるため、自分に合っているプランを見つけてみましょう。 プラン 月額利用料 特徴 このプランが向いている方 ベーシックプラン $25(約3,360円) ・基礎的なECサイトの構築が可能・多彩なテーマから用途に応じたECサイトを簡単にデザイン可能・スタッフアカウント数が2つまで(※小規模ストア向き)・財政レポート、集客レポート、マーケティングレポートが利用可能 ・事業そのものが初期段階の方・ECサイトに初挑戦する方試験的な使用を目的とした方・とにかく運用費を重視している方 スタンダードプラン $69(約9,270円) ・ベーシックプランで可能だった機能はスタンダードプランでも可能・スタッフアカウント数が5つまで(※中規模ストア向き)・ベーシックプランよりもレポートの種類が拡充される(※リピーター分析、国家単位分析などのさらに進んだ顧客分析が可能) ・リアルな販売店舗を運営しつつ、ECサイトも同時展開する方・複数の従業員で運用および管理をする方 プレミアムプラン $299(約40,190円) ・月額利用料は最も高額だが、取引手数料が最も安価(※売上規模が大きくなるほど、相対的にプレミアムプランがお得になる)・スタッフアカウント数が15つまで(※大規模ストア向き)・スタンダードプランよりも、さらに高度な分析が可能(※Web上での顧客流入経路が分析可能。Google広告から来たの顧客が多いのか、それともinstagramから来た顧客が多いのかなどが把握できる) ・他のECサイトの開発・運用経験のある方・SEO対策や流入経路分析など、Webマーケティングに注力したい方・事業収益が大きい方 shopifyには、更に規模の大きな会社用のshopify+、月額約1200円で始められるshopify Lightの2つのプランが追加で用意されています。 shopifyの費用の大きな特徴は、初期費用がかからず、いつでもプランを変更することができる点です。 無料見積もりはこちらから▶ shopifyでのサイト構築費用の相場 個人・企業に関わらず簡単にECサイトを作成し運営することができるのがShopifyの強み。 しかし、本格的にECサイトを作成・リプレイスを検討される場合に気になるのが「制作会社に依頼する場合の相場」 ここからは「制作会社に依頼する場合の相場」についてまとめています。 相場1:約50万円~100万円 shopifyの導入のカスタマイズなどを行ってくれます。初期設定などは個人でも行う事ができますが、より適切なアプリ設計やデザインなどを行うことができます。例としては以下のような作業を行ってくれます。 例 アカウント取得 ドメイン設定 公式テーマを用いたサイトのデザイン カスタマイズ(提供された素材の編集) 商品登録 決済設定 […]

SaaSShopify

Shopify(ショッピファイ)の構築費用は高い?【失敗しない為の相場情報】

ECサイトの構築手段として、最近話題になっているのがShopifyです。 Shopifyは安全で高機能なECサイトをローコストで素早く立ち上げることができるプラットフォームです。 現在、世界中で大注目されており、一番成長しているECプラットフォームと言っても過言ではありません。 そんな、Shopifyですが、実際にプロの制作会社に構築を依頼する場合、どのくらい費用がかかるのでしょうか。 結論から言うと、Shopifyの構築を外注すると30万円〜1000万円程度かかります。 費用はどのようなECサイトを構築するか、どこに頼むかで変わってきます。 当記事では、shopify構築の相場や、ECサイトの構築する際の制作会社の選び方まで解説します。 「shopifyの構築の相場が知りたい」 「shopifyの構築はどんな制作会社に頼めばいいの?」 このような疑問をお持ちの方、必見です。

ベトナム経済 2022/10/08

「ベトナムIT企業トップ10」から見るベトナムIT企業の現状と課題

ITの進化が止まらないベトナム。国策としてのIT教育が充実していて、若者のIT人口が多いのも特徴です。 そんなベトナムIT企業のランキング指標として、毎年発表されているのが「ベトナムIT企業トップ10」(前身:ベトナムIT企業 トップ50+10社)というものです。 この記事ではそんな「ベトナムIT企業トップ10」を参考に、ベトナムのIT企業の現状と課題について見ていきましょう。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのIT企業の現状が丸わかりですよ。 「ベトナムIT企業トップ10」とは 「ベトナムIT企業トップ10」とは、ベトナムにおけるIT企業のを選択、表彰し、ベトナム企業と国内外のパートナー企業の協業を拡大することなどを目的とするプログラムのことです。 2014年からベトナムソフトウェアITサービス協会(Vietnam Software Association) 主催により行われています。 ベトナムソフトウェアITサービス協会は、毎年「JAPAN ICT DAY」を開催するなど、IT業界の発展に寄与するための幅広い活動を展開している団体です。 2021年は194社がエントリーしました。評価委員会は、情報通信省、科学技術省、産業貿易省、計画投資省などの専門家32人名から構成されています。 「ベトナムIT企業トップ10」の詳細 直近である2021年の発表における詳細は現在確認できませんが、2020年の発表内容は明らかにされているので、そちらについてみていきます。 ソフトウェア輸出の分野におけるベトナムIT企業トップ10 1 FPT Software Company Limited(FPTソフトウェア会社) 2 Fujinet Systems 3 GMO-Z.comRUNSYSTEM 4 NashTech Vietnam 5 IFIソリューション 6 KMSテクノロジーベトナム 7 LUVINAソフトウェア 8 RIKKEISOFT 9 TMAソリューション 10 VNEXTホールディングス BPOの分野におけるベトナムIT企業トップ10 1 FPTソフトウェア 2 NashTech Vietnam 3 KYANONデジタル 4 SÀI GÒN BPO […]

スマホアプリ開発 2022/10/07

ハイブリッドアプリとは|10分で分かる!概要と作成方法

ハイブリッドアプリとは ハイブリッドアプリとは、「Webアプリ」と「ネイティブアプリ」という異なる2種類のアプリの良い要素をハイブリッドしたアプリのことを指します。 「Webアプリ」とはHTMLやCSVによって開発されたアプリを意味します。HTMLやCSVといった言語は、Google ChromeのようなWebブラウザを構成するために使われる技術です。Chromeブラウザを使うときを想像してみてください。アプリさえデバイスにインストールすれば、WindowsやMac、Android、iPhoneなど様々なデバイスで動作しますよね?こういった特徴は「マルチプラットフォーム」と呼ばれ、Webアプリの大きな利点の一つになっています。

WEBアプリ開発システム開発スマホアプリ開発 2022/10/06

WebViewでアプリ開発するメリット・デメリット

スマホアプリの機能の1つに、WebViewという機能があります。 WebViewは、アプリにブラウザのようなものを埋め込む機能であり、実装すると指定したウェブページを表示することができます。 WebViewをうまく活用することができれば、アプリの開発工数をかなり減らすことが可能です。 今回はそんなWebViewについて、利用するメリットやデメリットを徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばWebViewとは何なのか、どんな部分が魅力なのかなどが丸わかりですよ。 >> DEHA社のスマホアプリの開発実績を見る WebViewとは WebViewはアプリ内でブラウザのようなものを表示することができるサービスです。HTMLなどの言語で構築、アプリ内でそれを解析することでWebページのように表示させることが可能なのです。 Amazon公式アプリの商品詳細画面はWebViewでアプリ開発がされています。頻繁に情報が更新されるような部分はWebViewを利用することで管理が簡単に、コストカットが可能になるわけです。 WebViewでアプリ開発するメリット スマホアプリに、WebViewを埋め込むメリットを見ていきましょう。 iOS・Androidで共通のウェブページを使用できる WebViewでは、ブラウザのようにHTMLやCSSを受け取って、画面を表示します。 そのため、1つのウェブページで、iOS・Android双方に使うことが可能です。 もしすでにウェブアプリがあるのであれば、表示させたいページに遷移させるだけで良いので、開発工数を大幅に抑えることができます。 アプリ開発よりもウェブ開発のほうエンジニア数が多い WebViewで開発する際、使われるのはウェブ開発の言語です。 html、css、javascript、phpなどを使って開発します。 アプリ開発者は、ウェブ開発者にくらべて数が少なく、確保するためにコストがかかりがちです。 ウェブ開発者であれば、比較的簡単に登用できるので、エンジニアのリソースを確保しやすいです。 WebViewのコーディングを並行して別の人に振れる WebViewはネイティブアプリ開発とは使う技術が大きく異なるため、全く別軸で行われることが多いです。 そのためアプリ開発エンジニアが、アプリ本体の開発を行っている間に、ウェブ開発者がWebViewを製造するという分担を行えます。 「アプリ開発よりもウェブ開発のほうエンジニア数が多い」という点とも関連しますが、アプリ開発者の負担を減らすために、WebViewで実装できる部分をウェブ開発者に任せるという選択肢もあります。 ストアへの申請なしにページを更新できる WebViewで開発している箇所に関しては、サーバーにソースコードをアップロードするだけで更新することができます。 通常のネイティブアプリでは、アプリ側が保持している情報は気軽に変更することができません。 たとえ、些細な文言変更であっても、iTunesストアやGoogle Playストアに申請を出し、アプリをアップデートする必要があります。 ストアへの申請には手間がかかりますし、審査に数日を要することもあるため、任意のタイミングでページを更新できるというのは非常に大きなメリットです。 WebViewでアプリ開発するデメリット WebViewでのアプリ開発には多くのメリットがありますが、デメリットも存在しています。 WebViewが多いとアプリがリジェクトされやすくなる 特にiTunesストアで発生すると言われている現象ですが、アプリにWebViewページがあまりにも多いと、審査に通過しない場合があるといわれています。 プッシュ通知などの機能を実装すると審査に通ることもあります。 WebViewでは使えない(or実装が難しい)機能がある カメラやNFCの読み取り(おサイフケータイなど)などのスマホ自体の機能を使った処理は、ネイティブアプリ開発では実装可能ですが、WebViewでは実装が難しいです。 ネイティブアプリよりも自由度が低い WebViewは、ブラウザに表示するような形式なので、ネイティブアプリよりUIの自由度が低いです。 ネイティブアプリより速度が遅い WebViewでは、ページのすべてをサーバーと通信しながら表示します。 そのため通信量が多くなり、画面表示まで時間がかかります。 一方でネイティブアプリは、画面の構成要素の多くをアプリ自体が持っており、一部の情報以外は通信無しで表示できるため、ユーザーにとっての体感速度が速いです。 オフラインで使うことができない ネイティブアプリであれば、サーバーと通信しない機能であれば、オフラインでも使うことができます。 一方で、WebViewは、サーバーと通信しないと表示できないため、オフラインでは使うことができません。 >> DEHA社のスマホアプリの開発実績を見る WebViewとネイティブアプリの違い ここまででWebViewについてどんなサービスなのかがわかったことでしょう。 最後にWebViewとネイティブアプリの違いについてまとめていきたいと思います。 アプリの処理方法 向いているコンテンツ WebView […]

インタビュー社員紹介 2022/03/28

ベトナム人エンジニアに聞く!Ruby on Rails開発最新事情

新規でWebサービスを立ち上げる時、Rubyは優れた選択肢の一つです。 Ruby on Railsを用いることで、少人数で、大規模なWebサービスを立ち上げることができます。 当記事では「Ruby on Rails」の活用を得意としているベトナムのオフショア開発会社「DEHA」のエンジニアにインタビューし、Ruby on Railsを活用した開発に関して生の声をお届けします。 Q.自己紹介をお願いします DEHAエンジニアのヴー・スアン・ゴックです。27歳。3年以上のモバイルプログラミングの経験があります。スキルセットはMySql、AWS、Ruby on Rails、Service、MVC、JSを書いています。ちなみに、趣味はサッカーとゲームです。 Q. 普段の業務を教えて下さい チームとスクラム定例会を行います。 日常のタスクを計画し、作業時間を調整します。 Ruby on Railsを利用して、開発します。 16時にチームメンバーのコードをレビューします。 Q. Ruby on Railsのスキルはどのような方法で学習しましたか? Rubyのドキュメント、Rubyガイドを読んだり、ワークショップに参加したり、プロジェクトでの実践的な経験を通じて学びました。 Dehaでは、メンバーがプロジェクトで直面している問題を改善するのに役立つグループセッションが行われます。 Q. Ruby on Railsの開発スキルを向上する為にやっていることがあれば教えて下さい。 実践的なプロジェクトを通じて学び、経験を積み続けます。 ルビーフォーラムを引き続きフォローし、学びます。 目的:プロジェクトの品質をさらに向上させるために、コードの品質(クリーンなコード、理解しやすい)を向上させること。 Q. Ruby on Railsでの開発経験について教えて下さい Ruby on Railsで約2年間開発しています。 これは、初心者でも習得しやすいフレームワークです。Rubyでは サーバー、API、socket、clientが実行できます。コードが簡潔であればあるほど、優れています必要なときに簡単にメンテナンスできるため、コードを合理的に編成した方がいいです。 Q. Ruby on Railsで開発して良かったことを教えて下さい Ruby on Railsは、ベトナムの強力な開発フレームワークです。 雇用機会は比較的高いです。ライブラリ:Ruby on Railsには、ルックアップを簡単に使用できるようにするための無料のライブラリが多数用意されています。サポートコミュニティはメンバー数が多いです。 これにより、製品がより完全になります。Ruby on […]

オフショア開発 2022/03/06

【2022年版】オフショア開発 最新事情|基本とトレンドを一挙解説

オフショア開発(offshore development)とは、システム開発の全部または一部の工程を海外リソースを活用して行う開発の手法です。 潤滑に人材を確保することができる上に、優秀な人材を国内と比べ安く確保ができます。 今、国内のIT人材は不足の一途をたどっており、経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 そんな現代においてオフショア開発はなくてはならないものの1つになっています。 中国を中心に広がったオフショア開発ですが、中国のIT人材の高騰をきっかけに、現在はベトナムのIT企業に開発を委託するのがポピュラーです。 IT業界に携わる人であればオフショア開発という名前を知らない人の方が珍しいくらいかもしれませんが、この記事では改めてオフショア開発の概観と最新情報を解説したいと思います。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発とは何なのか、どんなメリットがあるのかなど概観を掴んでいただけます。 オフショア開発の語源 オフショア(Offshore)には、岸(Shore)から離れた(Off)が転じて「海外」という意味があります。 一般的には、情報システムやソフトウェア、Webシステムの開発業務を海外の開発会社や海外の子会社へ委託・発注する意味として使われています。 似ている言葉で、二アショアという言葉があります。 ニアショアとは日本国内の地方にある開発拠点や開発会社にITの開発業務を委託・発注することで、オフショアのようなコスト削減は期待できない一方、首都圏のような高額な人件費や管理費を支払わなくて良いなどといったメリットがあります。 オフショア開発の歴史 オフショア開発の歴史は1980年代に遡ります。その当時の開発拠点は中国。 開発費の削減が目的で、2006年頃からはインド、ベトナムなどへも委託が進みました。 その後、中国の人件費高騰や中国国内の需要急増に伴い、オフショア先はインドやベトナム、フィリピン等へと多様化が進み現在に至ります。 オフショア開発の特徴(国内ベンダーと比較して、できること・得意なこと) 1. 下流工程が得意 一般的には下流工程(開発・テスト)であれば何でもできるのがオフショア開発です。日本と違い若いエンジニアが豊富である為、最新のフレームワークや先端技術を習得したエンジニアも少なくありません。 一方で、上流工程(要件定義・設計)に長けた会社は少ないのが実情です。そこは日本人の経験者を採用する等してカバーしている会社も見受けられます。因みに、アメリカでは上流工程をオフショア先に委託するケースも多々あるようです。やはり言葉の違いが大きな問題になっているのでしょう。 2. WEBサービスやスマホアプリの開発が得意 日本とは言葉や文化、商習慣が異なる為、業務システムなどは相性が悪いです。一方で、WEBサービスやスマホアプリ等はグローバルサービスに触れる若者が多いからか得意な傾向があります。 自ずと得意な開発言語はPHP,Javascript,Flutter等、WEB周りやスマホアプリのフレームワークが充実した開発言語が得意なケースが多いです。 3. 最新技術が得意 若いエンジニアが多い傾向があり、最新のフレームワークをフォローしていたり、トレンドであるAIやBlockchainなどの先端技術に明るいエンジニアが多い傾向があります。 実際、オフショア開発国として人気のベトナムでは、ブロックチェーン技術が目まぐるしく成長しています。 その資金はなんと数百億USD(100億USD=約1兆1400億円)にも及ぶと言われていて、Axie InfinityなどのNFTゲームが人気を博しています。 合わせて読みたい>>ベトナムのブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)5選!Axie Infinityなど。 4. ブリッジ SEの存在 オフショア開発には通常の国内での開発にはいないブリッジSE(Bridge System Engineer)と呼ばれる人がいます。 このブリッジSEは、開発業務を円滑に進めるために、委託日本企業と受託海外企業との橋渡しの役割を担います。 具体的には、委託日本企業から提示された開発に関する資料の確認や、開発日程の交渉や調整などの窓口など。 さらに、委託日本企業の開発手法、要求仕様や設計資料の内容、業務知識などをプロジェクトメンバーに伝えるとともに、プロジェクトの進捗管理なども行っています。 オフショア開発企業によっては、ブリッジ SEではなくプロダクトオーナーやコミュニケーターなど呼び方や対応内容が異なる場合がありますが、ブリッジSE的な人が必ず存在します。 ブリッジSEがいることによって、商習慣の違いや言語の違いなどで乱れがちなチームワークを整え、クオリティの高い開発を行うことができるのです。 合わせて読みたい>>BrSE(ブリッジSE)とは?オフショア開発での役割、必要なスキルをご紹介 5. コミュニケーションが難しい(でもコツはある) 言語の壁を不安視する方もいらっしゃるかもしれませんが、日本語の対応が可能なブリッジSEがほとんどです。 ですが、意図が伝わらないことは多くあります。 こうしたコミュニケーションの問題を解決するためには、曖昧な日本語を使わないようにする工夫が重要です。 日本人はニュアンスで物事を伝える文化や傾向がありますが、それでは伝えるべきことは伝わりません。 例えば、「適当にやっておいてね」「細かいところは君に任せるよ」といった指示では思い通りのものは納品されません。 指示対象、程度、参照基準などは明確に伝えるようにしましょう。 […]

flutterWEBアプリ開発スマホアプリ開発 2022/03/04

ベトナム人エンジニアに聞く!Flutter開発最新事情

Flutterは現在世界的にトレンドの開発言語です。 FlutterはGoogle社が開発したフレームワーク。iOS・Android・Web全てに共通した優れたUIを一度に作ることが可能です。デザインの自由度も高く、簡単にUIを開発することができます。 当記事ではそんな「Flutter」の活用を得意としているベトナムのオフショア開発会社「DEHA」のエンジニアにインタビューし、Flutterを活用した開発に関して生の声をお届けします。 Q.自己紹介をお願いします DEHAエンジニアのグエン・ティエン・ドゥンです。27歳。3年以上のモバイルプログラミングの経験があります。Android、iOSのアプリの開発が得意です。開発言語はReact Native、Flutter、NodeJSを書いています。趣味はサッカーとゲームです。 Q. 普段の業務を教えて下さい チームとスクラム定例会を行います。日常のタスクを計画し、作業時間を調整します。他のチームメンバーの技術的な問題を解決することをサポートします。 Q. Flutterのスキルはどのような方法で学習しましたか? 私はFlutterとDartを2年間くらい経験しました。ReactNativeを使った経験があるので、Flutterの学習に切り替えるのは問題ないです。学習形式:widget、navigation、animationなどに関するFlutterのcookbook、ドキュメントを自己読み取ります。BLOC、provider、riverpod、GetXなどの一般的な状態管理及びMVVMのような基本的なアーキテクチャを独学します。そこから、実際のプロジェクトに適用できるDEHAのプロジェクトベースを構築します。 Q. Flutterの開発スキルを向上する為にやっていることがあれば教えて下さい。 Flutterの勉強と作業中に、FlutterのYoutubeチャンネルをフォローしています。 Flutterが推奨する優れたWidgetまたはPackageを更新するための「Package of the week」セクションがあります。 その上で、pub.dev(Flutterライブラリを含むWebサイト)で多くのいいねを使用してライブラリを更新します。 アプリのパフォーマンスを向上させる方法を見つけます。 Q. Flutterでの開発経験について教えて下さい Flutterを使用した2年間のアプリ開発経験について: 各アーキテクチャのプロジェクトベースを構築および展開する方法に関して把握してます。 コードの整理、widgetの整理、状態の管理、ネイティブコードのリンク管理、単体テストなどの方法を取得しました。 ヘルスに関して人気パッケージ(Apple Health、Google Fit)やアプリ内購入(In App purchase)や通知処理などを扱った経験があります。 アプリケーションを構築して、AppStoreとGoogle Play Storeにプッシュした経験があります。 Q. Flutterで開発して良かったことを教えて下さい まず、Dart言語(oop言語)は非常に明確できついです。 Dart言語はAndroidをコーディングするときのKotlin言語に非常に似ているので、興味が深くあります。 FlutterはReact Nativeと比較して、アニメーションを非常にスムーズに処理します。 以前、コミュニティはそれほど多くありませんでしたが、現在はFlutterのコミュニティが成長しています。クロスプラットフォームの開発になる可能性があります。(Flutterの未来について明るいと思います。) 多くの美しく使いやすいwidgetをサポートします。 Kotlin(android)およびSwift(iOS)のコードサポートは非​​常にアクセスしやすいです。 React Nativeの場合、ネイティブコードはObjectiveCになります。これは、開発者にとってアクセスが難しい言語です。 ホットリロードおよびデバッグをサポートしますので、非常に便利です… 私の個人的な経験によると、apkファイル(android)とipa(ios)をビルドする時間はReactNativeよりも高速です。 Q. Flutterで開発する際の課題があれば教えて下さい。また、その課題をどうやって解決したか教えて下さい。 Flutterの課題。 FlutterはReactNativeのようなCodePushをまだサポートしていません。。 UIはネイティブUIとは独立に記述されているので、かなりメモリを消費していると感じています。 上記の2つの客観的な課題に加えて、大きな問題はないと思います。将来的には、Flutterの開発チームがFlutterの現在の欠点を改善することを期待します。 Q. Flutterでの開発において、品質を高める為に工夫していることがあれば教えて下さい。 […]

オフショア開発ガイド

オフショア開発のご相談や お見積りはこちらから

CONTACT