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ベトナムは洪水が発生しやすい?

by Van Nguyen
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日本は梅雨前線や秋雨前線、または台風の通過などで雨が多く洪水が発生しやすい国でもあります。

特に夏から秋にかけては台風の接近と共に大雨が降り、毎年のように日本のどこかで川が氾濫し大きな洪水被害を出しています。

それはベトナムでも同じです。

時期は違いますが毎年、ベトナムでも各地で洪水被害が発生します。

私はハノイ出身のベトナム人ですが、年に数回は大雨で道路が冠水するイメージです。

今回はそんなベトナムの洪水についてお話します。

ベトナムはなぜ洪水が起きやすい

ベトナムは熱帯地域にあるので、熱帯低気圧が発生しやすい地域になります。

熱帯低気圧は強風や大雨をもたらします。

そしてその熱帯低気圧が発達したのが台風です。

フィリピンの東の海上で台風は発生しやすく、そこで発生した台風が西に進み、ベトナムで被害をもたらす事が多いです。

通常台風は北上につれ、寒気の影響を受け次第に弱まって行きますが、ベトナムは寒気の影響を受けにくい地域にあるので、台風のエネルギーが強い状態で台風が上陸しやすいのです。

また、日本では台風のシーズンは8月ごろから10月ごろまでですが、ベトナムでは11月や12月でも大雨や台風の通過があります。

ベトナムで過去に起きた洪水

ベトナム中部は毎年、梅雨になると連日続く雨により洪水が起き街は浸水しました。

街の中心には川が流れており、度々大雨により浸水を経験しています。

排水システムは改善されていてもなかなか解決できない課題となっております…

それではベトナムで過去に起きた代表的な洪水被害をご紹介いたします。

・1999年11月

ソース tuoitre.vn

ベトナム中部はベトナムの中でも台風被害や大雨による洪水被害が多い地域です。

中部は美しいビーチリゾートのダナンやニャチャン、世界遺産の街のホイアンがある地域です。

山、川、海が密接している地域でもあるので水害の被害は他の地域よりも大きくなる傾向にあります。

この年は連日続く大雨により川が氾濫し大洪水が起きました。

死者749人、倒壊家屋49,094棟という甚大な被害を出しました。

・2000年10月

東南アジアの国々を流れるメコン川が大雨により大氾濫を起こしました。

ベトナムだけでなく、カンボジアやタイ、ラオスでも被害が出ました。

ベトナムでは死者448人を出しました。

メコン川は巨大な川の為、たびたび氾濫を起こします。そしてその水量から悲惨な被害を出す事が多いのです。

洪水を避けるベトナム各地のベスト観光シーズン

このようにベトナムは雨が多く洪水などの災害が発生しやすい地域になります。

なので、ベトナムで観光に来る際はなるべく雨が多いシーズンは避けたいものです。

そこでベトナム各地域の観光ベストシーズンをベトナム人の私がご紹介いたします。

ベトナムは南北に細長く、地域によって気候が違うので、ベストシーズンはそこしづつ異なって来ます。

・ベトナム北部 (首都ハノイ)

ハノイは私の出身地です。ハノイには雨季と乾季があります。

乾季は10月後半から4月ごろまでになります。

乾季に訪れるのがベストですが、ハノイには冬があり12月ごろから2月は冬になります。

最低気温も10度近くまで下がる事もあります。その為、雨が少なく、暖かい9月、10月、3月、4月がオススメの時期になります。

・ベトナム中部 (ダナン、フエ、ホイアンなど)

中部の乾季は2月から6月になります。

特に旧正月の時期の2月、3月は晴天が続きますが、暑すぎず清々しい気候です。

なので乾季の2、3月辺りが一番お勧めです。

中部の雨季は上記でも被害例を説明した通り、とても強烈な雨が降る事もあるので注意しましょう。

・ベトナム南部 (ホーチミン、メコンデルタ地域)

ベトナム南部は11月から4月が乾季になります。

ベトナム南部は1年を通してとても高温多湿です。雨季になれば雨は増えますが、スコールのような雨が一時的に降る事が多いので一時的な雨を我慢すれば観光を楽しむ事ができます。

オススメは1、2、3月。湿度が下がり蒸し暑くない季節です。

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