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オフショア開発

AIオフショア開発 2022/11/22

今からでも遅くない!!AIって結局何なの?【仕組み・歴史を徹底解説】

近年我々の生活にも身近なものになっているAI。AI=人工知能だというのは知っているものの具体的に何なのかを知らない方も多いのではないでしょうか。 この記事では今大注目のAIについて、初心者の方にもわかりやすくその仕組みを紹介していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばAIがどんな仕組みなのか、その歴史は何なのかなど丸わかりですよ。 AIとは 「Artificial Intelligence」の頭文字であるAIは人工知能の名の通り、人工的に作られた人間の知能を持った脳のようなものです。 その名前が初めて用いられたのは1956年。アメリカのダートマス大学で行われたダートマス会議で、計算機科学者・認知科学者のジョン・マッカーシー教授によって提唱されました。 機械学習をはじめとしたAI技術により、翻訳や自動運転、医療画像診断など広く活用されるようになりました。 現在のAIでは人間の認識能力や常識、感情など全てを理解することはできておらず、何でもできる存在にはなっていません。 あらゆる課題に対応できる汎用的なAIを実現することを目指して様々なアイデアが提唱されている発展途上の分野なのです。 ロボットとの違い ロボットとAIが混同してしまう方は多いと思います。 ロボットはあらかじめプログラムされたものをその通りに処理をしていくものです。一方、AIは外部からの命令がない限りは動くこともありません。 またAIは人間のように自ら考え学習し、どんどん人の言葉や行動を吸収することができるという特徴があります。学習して処理をするという部分に関しては人間を逸脱しています。 これらを踏まえると、ドラえもんやpepperは人工知能ロボットであると言えます。 AIの具体例 今やAIは様々な分野で活用されています。例えば以下のような分野で利用されています。 カテゴリー 活用領域の一例 コンピュータービジョン 画像分類・画像生成・オブジェクト検出 自然言語処理 機械翻訳・言語モデリング・質問への回答 医療 医療用画像セグメンテーション 方法論 分散表現(単語の埋め込み)・表現学習 ゲーム ビデオゲーム・ボードゲーム グラフ リンク予測・ノード分類 スピーチ 音声認識・音声合成 時系列 時系列分類・代入 オーディオ 音楽生成・オーディオ分類 ロボット キャリブレーション・自己位置認識 音楽 音楽情報検索・音楽モデリング コンピューターコード 次元削減・プログラム合成 推論 意思決定・常識的推論 知識ベース ナレッジグラフ・因果発見 敵対性 攻撃・防御・敵対テキスト その他 レコメンデーション・トピックモデル また、身近な分野でもAIは広がりを見せています。例えばApple製品の多くは「Siri」が搭載されています。音声アシスタントは「Googleアシスタント」なども身近なものになってますよね。 最近では人を感知できるセンターを搭載したエアコンが普及しています。人間がリモコンを操作しなくて良いのはAIが自動化してくれているからなのです。 また「ルンバ」が代表的なお掃除ロボットもAIで部屋の大きさや障害物の情報を収集しています。 AI研究の歴史 […]

DEHAオフショア開発 2022/11/21

DEHAは、11/26-27日にて開催された「在日ベトナム人学術ネットワーク会議2022」のスポンサーとして協賛

※会議のタイトル:「共生社会のための多様性」 ※開催日時: 2022年11月26-27日 9:00~17:00 (土日)  ※開催方法: 対面 (東京大学 本郷キャンパス)、オンライン ( Zoom/Slack) 新型コロナウイルスの影響を3年間受けた後、全世界がニューノーマルに適応するため、重要な進歩を遂 げました。各国は徐々に国境を緩め、経済を開放し、より包括的な未来を構築するための準備を整えてい ます。その発展を加速するにあたって、様々な原点を持つあらゆる階層の人々の貢献が必要とされていま す。共生社会は、一人一人の力が科学技術・経済・政治活動などに最大限に発揮できる最も重要な条件を 作り出すことを目指しています。  海外在住ベトナム人もその未来に積極的に貢献しているとみられます。ベトナム人の数は、在日外国人の 中、2番目となっています。 日本で活動しているベトナム人の数は約50万人で、そのうち多くの人は、科 学者や研究者であり、大学・研究機関・大手企業等に勤務しています。ベトナム人コミュニティ全体の成 長に伴い、研究者や専門家を含む学術コミュニティは、ベトナムと日本の発展、および日越関係に積極的 に貢献してきました。  在日ベトナム人学術ネットワーク (英語名: Vietnam Academic Network in Japan, VANJ) は、2016 年に設立され、日本に滞在しているベトナム人の学術者達のつながりを創り、学術交流を促進することを 目指している組織です。 2018年をはじめとして、毎年VANJは国際科学会議を開催し、日本とベトナムの みならず、世界中に知識の価値を広め、結びつけ、喫緊の社会問題を解決することを目的としています。  VANJ2018-2021の成功を受けて、パートナーであるベトナム青年獣医ネットワーク(VYVN)と生物医科 学コミュニティ(VBMC)と協力して、VANJとスピントロニクス学術連携研究教育センター(東京大学) は、「共生社会のための多様性」をテーマに、VANJ会議 2022(VANJ 2022)を開催します。  VANJ 2022 は、ベトナム、日本、および他の国々から来た様々な分野に活躍している科学者・研究者・ 企業が参加する学際的な会議です。VANJ 2022 は、各国の強みと発展を生み出すために向けて、多分野 における研究・連携の重要性を強調しています。本会議では、先端研究を共有し、ベトナムと日本との積 極的な研究協力を促進することを目的としています。 VANJ 2022 に参加される基調講演者・講演者は、大学・研究機関・国家機関・国際機関で働いている専 門家・教授・博士です。これらの機関は、両国の研究・管理・政策コンサルティングのリーダーです。 本 会議は、2022 年 […]

オフショア開発 2022/11/16

Googleツールの効率化!GASとは【特徴・メリット・やり方まで】

GASとは「Google Apps Script」のことで、Googleの他のサービスに様々な便利な機能を追加することが可能です。 この記事ではそんなGASに関して、どんなサービスなのか、どんなメリット・デメリットがあるのかなど徹底解説していきます。 GASに興味がある方 Googleのサービスを日常的に利用している方 簡単なWebサービスを構築したいと思っている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばGASとはどんなサービスなのか、どうやって構築するのかまで丸わかりですよ。 GASとは GASとは「Google Apps Script」のことで、Googleが提供する各種サービスの自動化を図ったローコード開発ツールです。 JavaScriptをベースに作成されているため、JavaScriptを日々学んでいる方は比較的容易に習得できるようになっています。 GoogleにはGoogleドライブ・Google スプレッドシート・Gmail・Google フォーム・Google カレンダーなど様々なサービスがありますよね。 GASを利用することで、これらをより便利に扱うことができるのです。 例えばGoogleスプレッドシート上に設置したボタンをクリックすることで一括変換をしたり、GoogleスプレッドシートのデータをGmailに取り込んで自動作成や送信することなどが可能です。 また各サービスが提供しているAPIを利用することで、Google以外のツールとの連携も可能。例えば特定の相手からのGmailをチャットツールで通知するなど。 GASはよくExcelなどのMicrosoft社が提供するOffice製品で用いられているVBAと同じように考えられがちですが、その実態は異なります。 VBAはオフラインでのローカルPCでの利用がメインであるのに対してGASはウェブ開発を中心に幅広く利用されているJavaScriptをベースにしているためクラウド上での利用が可能なのです。 GASでできること Googleサービス上での処理を自動化 何度も言っているようにGASではGoogleサービスの様々な処理を自動化することができます。 スプレッドシートであれば、ExcelのVBAのように、マクロを作成して色々な動作を自動で繰り返し実行させることができます。 またGmailであれば、決まった時間に毎日メールを送る、特定の件名のメールを自動で転送するなど。 さらにツールを組みあわせると、ファイルの共有管理なども可能です。  例えばチームで仕事をしていて、Gmailに届いた添付ファイルをGoogleドライブに共有しなければならないというケースであれば、Google Apps Scriptを利用、Gmailに届いたメールの添付ファイルを自動で共有フォルダにアップロードする設定ができます。 外部サービスとの連携 GASはGoogle以外のサービスとも連携が可能です。例えばChatworkと連携することで、Googleカレンダーの情報をChatworkで通知するといったような使い方が実現できます。 Webアプリケーションの開発 Google Apps Scriptには、作成したツール連携や機能をWebサイトとして公開する機能が備わっているため、簡単なWebものであればGASで開発が可能。 Google Apps Scriptの実行はGoogleのサーバーで行われるため、レンタルサーバーなどを用意する必要もありません。 基本的にGASで作成する場合は、ブラウザに表示されるHTMLファイルと裏で処理を行うGASのスクリプトファイルがセットになるかと思います。 HTMLを作成するにはメニューバーから「ファイル」>「新規作成」>「HTMLファイル」を選択すればOKです。 また公開にはメニューの「公開」から「ウェブアプリケーションとして導入…」をクリックします。 アプリケーションにアクセスできるユーザーを「自分だけ」にすれば、テスト用に表示をさせることができますよ。公開が完了するとUR Lが表示されるので、それにアクセスするだけです。 GASの開発方式 GASの開発方式にはコンテナバインド型、スタンドアロン型の2種類があります。 コンテナバインド型 GoogleスプレットシートやGoogleフォームなど他のGoogle サービスと連携する場合に利用されるスプリクトのことです。 業務フロー全体での効率化を図りたい場合は、コンテナバインド型がおすすめです。 一方、実装にかかる手間や工数が発生してしまうため、社内でのリソースが足りない場合は注意しましょう。 スタンドアロン型 スタンドアロン型は単体で動作するスプリクトのこと。GoogleスプレットシートやGoogleフォームなど他のGoogle サービスと連携をする必要がない場合に利用します。 他のサービスとの連携が発生しない分、工数や実装の手間が少ないのが特徴です。 GASの手順 ここからはコンテナバインド型、スタンドアロン型それぞれの開発の手順を紹介していきます。 コンテナバインド型 AppScriptを開く […]

オフショア開発 2022/11/15

開発効率アップ!APIを活用したシステム開発とは?

AP Iとは、2つのアプリケーションやソフトウェア同士の情報のやり取りの際に、プログラミング上で窓口になる場所のこと。 APIを活用することで既存の機能を自社システムに取り入れることができ、その分を1から開発する必要がなく、データ収集も不要。 開発効率を大きく上げることができるのです。 この記事ではそんなAPIに関してどんな仕組みなのか、どんなサービスがあるのかなど徹底解説していきたいと思います。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAPIがどんな仕組みなのかはもちろん、そのメリットやデメリットまで丸わかりですよ。 AP Iとは AP Iとは「Application Programming Interface」のことで、2つのアプリケーションやソフトウェア同士の情報のやり取りの際に、プログラミング上で窓口になる場所のことを指します。 ソフトウェアの一部をWEB上に公開し、それを外部の人が利用することで、自分のソフトウェアに他のソフトウェアの機能を埋め込むことが可能になります。 API自体はWEB上に公開されているので、誰でも無料で利用することができます。 外部のソフトウェアの機能を利用するといっても、内部のコードまでは公開していません。つまり外部からは機能の使い方がわからないため、使い方やルールもあわせて公開されているのが一般的です。 APIの仕組み APIサービスを利用する人は事前に定められた形式に従って、使いたい機能や情報をリクエスト(要求)します。するとサービス側はリクエストを受け取り、送信された条件を処理してレスポンス(応答)を行います。 リクエストの内容はAPIサービスの提供者が情報をまとめて定義し、利用者に提示します。 APIの種類 WEB API APIのうち、多くがインターネットを経由してやりとりが行われます。これをWEB APIと呼びます。広く利用されているため、ネット上の記事ではAPI=WEB APIとして取り扱っているものも多く存在します。 WEB APIはインターネット上で情報のやり取りに使われるHTTP/HTTPSを使用して、アプリケーション同士の連携を行います。 使用されるプログラミング言語の仕様にとらわれずに利用できるのが魅力です。 OSのAPI APIの中にはOS上でプログラミングを行うために用意されているAPIも存在します。 例えばWindowsAPI。WindowsAPIはその名の通り、Windows上でプログラミングをするために用意されたAPIです。 具体的には、様々なアプリケーションソフトが共通して使える機能を提供します。例えばウィンドウやフォントなど共通した機能を提供することで各種アプリケーションソフトの製作者は、全ての機能を作り込む作業から解放されます。 ランタイムのAPI プログラムを動かす環境であるランタイムが提供するAPIも存在します。例えばプログラミング言語のJavaはアプリケーションの開発に必要な標準機能がAPIとして提供されています。 このAPIがあればJavaでより効率的に作業をすることが可能です。Java SE APIの仕様については、Javaの開発を行なっているアメリカのオラクル社が提供する開発者ガイドの中で詳しく紹介されています。 Java学習者はAPIのドキュメントの構造や読み方を確認しておくと良いでしょう。 APIの活用事例 Facebook API Facebook APIはFacebookが提供しているAPIです。インスタグラムなどで利用されています。Facebook APIを利用することで、Facebookの友達がインスタグラムに登録した際に、通知がきたり、投稿のお知らせを送ることができます。 LINE API LINE APIはチャットボットの開発や、LINEでのログイン機能、IoT開発、音声アシスタント、LINE決済機能、ソーシャルボタン・通知機能などと言った機能を利用することができます。 このようにLINEは、Web開発に使えるものだけでなく、IoT開発など幅広い機能を公開しています。 特にチャットボット機能はLINEのトーク画面を利用して、ユーザーの反応に応じてあらかじめプログラムしておいた処理が可能というもの。 多くのサイトで利用されていて、使い方によってはお客様サポートの効率化に繋がります。 YouTube API YouTube APIでは動画の効果測定や制御、チャンネルデータの一括取得などと言った利用が可能です。 特にチャンネルデータの一括取得では、動画のタイトル、再生回数、いいね数などはもちろん、チャンネルの登録者数、チャンネルの再生リストなどの情報を取得することができます。 […]

オフショア開発 2022/11/14

ベトナム人IT人材が品質管理の面で他のオフショア先よりも優れている理由

ベトナム人IT人材の品質管理は他のオフショア国と比べ高いと言われています。 そもそもオフショア開発は中国やインドで広がり、今や東南アジアの多くの国で行われています。 なぜそれらのオフショア国と比べ、ベトナムは高いレベルの品質管理が行われているのでしょうか。 この記事ではそんなベトナムオフショアの品質管理に関して徹底解説していきます。 ベトナムオフショアが気になる方 品質の高い開発を外注したいと考えている方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムオフショアの品質管理の秘密が丸わかりですよ。 品質管理の重要性 オフショア開発において、プロジェクトの品質向上を目指すには品質管理チームが重要な役割を果たします。 品質管理チームとは、お客様が安心して気持ちよく商品を利用できるよう調査・管理するチームのことを指します。 要件定義の段階から参加することで開発期間と同時に要件を元にしたテストコードやテストケースを作成することが可能になります。これにより、開発チームからの依頼を受けても手早くテストを行えるのです。 一方、オフショア開発を依頼した企業がオフショア開発先に感じた課題は何かというアンケートによると、「品質管理」や「コミュニケーション力」が課題になっていることがわかります。 品質管理は重要ではあるものの、課題としている企業が多くあることがわかりますね。 ベトナムの品質管理 そんな品質管理ですが、ベトナムでは高い品質管理を行なっています。オフショア開発白書がオフショア開発企業100社に行なったアンケートによると、ベトナムのオフショア開発企業は「日本人対応」や「技術力」といった他の項目以上に「品質管理・プロジェクト管理」を強みに挙げるケースが最も多かったことが分かりました。 高い品質管理の秘密 オフショア開発を成功に導くためには、技術力やコスト管理のほかにも、顧客と開発会社間のコミュニケーションギャップの解決などといったオフショア開発に絡むさまざまな課題を熟知し、柔軟に対応する品質管理が重要だということがわかりましたね。 ところで、ベトナムの品質管理の高さはどこからきているのでしょうか。ここからはベトナムオフショアが高い品質管理である理由を紐解いていきます。 ベトナム人の性格 ベトナム人には以下のような性格があると言われています。これは高い品質管理を保つ上で重要な性格と言えます。それぞれ詳しく見ていきましょう。 器用 向学心旺盛 交渉上手 交渉力の高さ 器用 ベトナム人は手先が器用なため、サプライチェーン移転場所として注目を浴びています。これまで多くのグローバル企業は中国で生産活動を行なってきましたが、サプライチェーンの一部をベトナムへと移転しているのです。 また最近ではハイテク機器などの高付加価値の製造移転も進んでいます。サムスンは2008年にベトナム北部に6億7,000万ドルの携帯電話製造工場を設立。その後10年間でベトナム全国に173億ドルを投資しました。その影響か、ベトナムは世界第2位のスマートフォン輸出国となったそうです。 向学心旺盛 ベトナムは転職が当たり前の社会で、社会人になってからもスキルアップを目指す若者が多くいます。 こちらのグラフは各国の社外学習・自己啓発を行なっていない人の割合を表しています。日本は残念ながら約半数の人が社外学習を行なっていないですが、ベトナム人はわずか2%のみ。多くの人が社外学習・自己啓発を行なっていることがわかります。 こうした向上心が高い品質管理につながっているのですね。 交渉力の高さ 品質管理をしっかりと行うためには、顧客の希望をしっかりと聞き取るヒアリング力や交渉力が重要です。 ベトナムでは価格交渉を前提とした生産市場があり、話し合いの文化が古くから根付いています。また、歴史的にも中国やフランス、米国とも戦火を交えた国であることから外交でもバランス感覚を重視した交渉が行われています。 こうした背景から交渉力が高く、話し合いの文化が築かれています。 女性が活躍 ベトナムでは共働きが基本で、女性が社会の中で活躍しています。世界経済フォーラム(WEF)が発表している「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」(The Global Gender Gap Index=GGGI)によると、ベトナムは146か国83位で、日本の116位と比べると高い数値となっています。(参照:Global Gender Gap Report 2022) 人材不足が深刻化する日本と比べるとわかりやすいですが、女性の就労促進は経済成長にもつながります。 また、最近の研究では、女性が活躍する企業の方が総資産利益率(ROA)や全要素生産性(TFP)といったパフォーマンスが高いことが明らかになっているのです。 国策としてのIT教育 ベトナムでは政府がICT教育を推進していて、2030年にはITエンジニアを含めた150万人のIT人材輩出を目指しています。 STEM教育という科学、技術、工学、数学に力を入れた教育を進めていて、中学校からコーディングやIT科目を学ぶようです。 IT関連の教育を展開している大学が30校近くあり、エンジニアになる人は毎年5万人ほどいると言われています。 ベトナム人エンジニアの平均年齢は31歳と若いのが特徴です。日々発展する新しいテクノロジーをキャッチアップする能力が高く、高度IT人材の割合も高いと言われています。 日本語能力の高さ 国際交流基金がまとめた「2018年度 海外日本語教育機関調査報告書」によると、ベトナムにおける日本語学習人口は2018年時点で約17万5,000人と世界6位にランクしています。 […]

オフショア開発 2022/10/28

CMMIとは

CMMIとは、企業あるいは組織内の各プロセスをどれだけ機能させられているかを判定する指標のことで、プロジェクトマネジメントの状況を知り、業務改善を行うことが可能です。 DEHAソリューションズでもレベル3を取得しています。 この記事ではそんなCMMIに関して、その特徴をレベル別に詳しく解説していきたいと思います。 CMMIが気になる方 プロジェクトマネジメントを行っている方 プロジェクトマネジメントの手法が気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばCMMIの特徴はもちろん、注意しなければいけないことまで丸わかりですよ。 CMMIとは CMMIとは「Capability Maturity Model Integration」の頭文字をとった言葉で、企業あるいは組織内の各プロセスをどれだけ機能させられているかを判定する指標のことを指します。 アメリカのカーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所が公開したソフトウェア開発向けの指標(CMM)が前身でしたが、その内容を豊かにし、他の分野でも使いやすくしたのがCMMIなのです。 具体的な評価は以下の通り。 レベル1 初期:プロセスが場当たり的である レベル2 管理された:プロセスの基本が確立されている レベル3 定義された:プロセスが標準化されている レベル4 定量的に管理された:プロセスが管理されている レベル5 最適化する:プロセスが最適化されている 最初はプロジェクトレベルでプロジェクト管理の基礎を達成し、最終的には組織全体にわたる継続的な改善へと段階的に進んでいきます。 レベル1 初期:プロセスが場当たり的である この段階では各プロセスが場当たり的かつ無秩序になっている段階です。成功が個人の能力や努力に委ねられてしまっていて、業務に不備が多い状況はこのレベルと言われています。 多くの企業がこの状況であり、労働時間が長くなったり、同じミスを繰り返してしまう状況です。 組織がこの状況なのであれば、業務をマニュアル化するなどして改善をしていく必要があります。 レベル2 管理された:プロセスの基本が確立されている 過去の成功プロセスが管理されていて、反復できる状態にあります。他のプロジェクトを行う際も成功のプロセスを参考にすることが可能。 レベル3 定義された:プロセスが標準化されている プロセスが統合化され確立された状況です。この段階の組織は、異なるプロジェクトであっても、決められた手順に沿って効率的に遂行できるとされています。  万が一トラブルが発生したとしても、未然に防止が可能です。 またプロジェクト完了後、プロセスを振り返ることで知識やノウハウを組織間で共有することもでき、チームワークの形成にも役立ちます。 レベル4 定量的に管理された:プロセスが管理されている 作業の進捗状況、成果物の品質が数値化され、より客観的な管理が可能になります。 データの収集や分析はプロジェクトごとではなく、組織内で横断的に行う必要があります。これにより組織で一貫とした判断基準が保たれます。 レベル4では、品質の推測やスケジュール予測が簡単になり、安定したプロダクトの提供が可能になります。 ミスの兆候を察知してプロジェクトの失敗を未然に防ぐこともできます。 レベル5 最適化する:プロセスが最適化されている この段階はトラブルの危険予測、新しいプロジェクトの分析、ノウハウや知識の共有が最適化されている状態です。 この段階になったからといって終わりではありません。時代の変化や技術の変化とともに継続的に見直しをして、常にプロセスを最適化していきましょう。 CMMIを行う際の注意点 CMMIを取得することでプロジェクトマネジメントの状況を知り、業務改善を行うことが可能です。しかし、取得だけが目的になってしまっては意味がありません。 特に企業によっては対外向けのアピールとしてCMMIを捉えてしまっては、本来の目的と離脱してしまう可能性があります。 また、中にはレベル5を取得して満足してしまう企業がありますが、それでは意味がありません。 時代と共に技術や流行も変化していくため、常に改善を繰り返し良い状態を保つ努力が必要です。 まとめ いかがでしたか。本日は、企業あるいは組織内の各プロセスをどれだけ機能させられているかを判定する指標であるCMMIについて、その特徴をレベル別に解説していきました。 プロジェクトマネジメントの改善がされ、企業風土の向上や品質の向上が期待できます。また、それだけでなく企業のプロジェクトマネジメント力が共有できるといったメリットもありましたね。 DEHAソリューションズでもCMMIのレベル3を取得しています。 オフショア開発では外国人エンジニアが開発を行うためマネジメントに不安を覚える方もいるかもしれませんが、5年以上に及ぶ開発実績もあり安心して依頼をしていただくことが可能です。 オフショア開発に関して気になる方、本日紹介したCMMIについて気になることがある方はぜひお気軽にご相談いただければと思います。

オフショア開発 2022/10/16

オフショア開発とは!?ベトナム企業に発注するメリット・各国の価格相場の比較も解説

オフショア開発とは人件費の安いグローバル人材を活用して、ソフトウェア開発をアウトソーシングする開発手法です。 日本のIT人材不足が問題視される中、IT人材の確保だけでなく、開発効率アップやグローバルな観点が取り入れられるということで注目されています。 特に注目するべき国はベトナムです。ベトナムは国策としてIT人材の教育を行っていて、毎年IT関連学科から約5万人のエンジニアが輩出されています。 この記事ではそんなオフショア開発に関して主要なオフショア開発国の比較や、ベトナムオフショア企業に発注するメリットなど徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発がなぜ注目されているのかを知れるのはもちろん、具体的なコストも丸わかりですよ。 オフショア開発とは オフショア開発とは人件費の安いグローバル人材を活用して、ソフトウェア開発をアウトソーシングする開発手法です。 今までは日本のソフトウェア開発や事務作業がメインでしたが、近年ではAI開発やサイト制作の現場でもオフショア開発が活用されています。 ニアショアとの違い オフショア開発と似たものにニアショアがあります。ニアショアとは、開発業務を部分的もしくは全部を、比較的近い距離の場所にある企業に外注することをいいます。 主に、ニアショアの対象になるのは国内の地方都市です。 ニアショアは、国内の企業と事業を行うので、言葉の壁といったデメリットがないのもポイントです。 オフショア開発の種類 オフショア開発には以下の2つの種類があります。 自分にあったオフショア開発方法を選ぶためにも、1つずつ確認しておきましょう。 請負型開発(受託型開発) 請負型開発(受託型開発)とは、システム開発の明確な目標・目的があり、それを満たすことによって報酬を支払う契約形態になります。 顧客企業は開発プロジェクトの要件定義や仕様の策定、開発スケジュールの調整や進捗管理などを担当し、外部の企業や業者は開発作業を行います。 開発の成果物や納品物に対する品質や納期については、契約に基づいて明確に定められています。 ラボ型開発 ラボ型開発(準委任契約)とは、ある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。 長期的にチームでの開発を、エンジニアの採用コストなどを抑えながらすすめることができます。ラボ型開発は、アプリ開発やECサイト制作などのプロジェクトで用いられることがあります。 納品が完了したら開発企業の業務は終了します。そのため契約時には、完成責任や、瑕疵担保責任を事前に確認しておきましょう。 種類 請負型(一般的なオフショア開発) 準委任(ラボ型開発) 開発費用 低い 高め 開発期間 短めの納期 長めの納期 開発の柔軟性 基本的には途中変更は行われない 柔軟な対応をすることができる コミュニケーションの有無 基本的には、PMが開発チームとの直接コミュニケーションを取る場合が多い ブリッジSEと呼ばれる、エンジニアがPMと開発チームとの橋渡し役となる 日本での開発との比較 オフショア開発と日本での開発を比較すると、人件費や採用難易度が大きく異なることがわかります。詳しくは以下の表にまとめています。   日本人エンジニア ベトナム オフショア開発企業 コミュニケーション 日本語 日本語と英語 人件費 人月単価90万円~ 人月単価30万~ スキル・開発能力 不安定 安定 開発スケジュールの柔軟性 柔軟 […]

オフショア開発ラボ型開発 2022/10/10

ラボ型開発(ラボ契約)とは?メリット・デメリット、請負型開発との違いをご紹介

前回は、ラボ型開発の基礎的な知識についてお話しました。 今回は、そのメリット・デメリットについて簡単に説明したいと思いますので、下記の記事をどうぞご覧ください!

アジャイル開発オフショア開発 2022/10/09

【注目】アジャイル開発とは?オフショア開発に効果的!?

現在、「アジャイル」はIT業界の開発だけではなく、様々なビジネス分野でも注目され始めています。なぜ世界中でアジャイル開発が主流になってきているのでしょうか? 今回はアジャイル開発の概要を解説してみたいと思います。

DEHAオフショア開発 2022/09/25

【実績まとめ】オフショア開発でcms構築

オフショア開発でCMS構築をすると、国内で開発を行うよりもコストを抑えることが可能です。 DEHAソリューションズでもCMS構築の実績がございます。 そこでこの記事ではオフショア開発のCMS構築に関して、DEHAソリューションズの実績をご紹介しながらその特徴について解説していきたいと思います。 オフショア開発が気になる方 CMS構築を行いたい方 アクセスされるサイトを作りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばCMS構築をオフショア開発で行うメリットなど丸わかりですよ。 cms構築とは CMS構築とはContents Management Systemの頭文字のことで、Webサイトのコンテンツであるテキストや画像、デザイン、テンプレートなどを一時的に保存したり、管理することができるシステムのことです。 CMSではマスター画像やテキストなどをデータベースに保存しておけば、そのデータに他のデバイスからアクセスすることが可能です。 1セットの画像やテキストデータを元に、パソコンからはパソコン用のテンプレートで生成されたページを表示、スマートフォンからはスマートフォン用のテンプレートで生成されたページを表示できるなどといったマルチデバイス対応も可能ですよ。 実績まとめ ここからはDEHAソリューションズのオフショア開発によって開発されたCMSの実績を紹介します。 中古マンション売却サイト制作 中古マンションを探すための会社ホームページなどの情報を掲載。中古マンションを買いたい人・売りたい人をつなぐホームページです。 サイトにはHOME、中古マンション情報、会社情報、採用情報、お問い合わせなど設置しています。 HTML/CSS、Javascriptを用いて構築されました。 詳しくはこちら シーズニングマジックに関する口コミサイト制作 シーズニングマジックに関する口コミサイトを制作しました。日本料理はもちろん、世界の料理などを紹介しています。 HTML/CSS、Javascriptを用いて構築されました。 詳しくはこちら CMS構築をオフショア開発するメリット プラグインのカスタマイズなどプロにおまかせできる CMSには多くのプラグインがあります。このプラグインを利用すれば必要な機能を追加することができます。 多くのプラグインがあるからこそ、初心者にはどの機能をどう組み合わせていけば良いか迷ってしまいますよね。 開発をプロに任せることで、こういった初心者では難しい機能追加も簡単に行うことができますよ。 国内で外注するよりコストを抑えられる オフショア開発は人件費の安い海外のエンジニアが開発を行うため、国内で外注を行うよりも開発費用を抑えることができます。 実際、ベトナムオフショアなら、日本人1人のエンジニアに対して、ベトナムのエンジニアを3人雇うことができると言われています。 さらにベトナムは優秀なIT人材が多くいます。2020年時点で約40万人ものIT人材がいると言われています。 この背景には、ベトナムのICT産業の急成長があります。ベトナムではIT関連の教育を展開している大学が30校近くあり、毎年約5万人の新人エンジニアを輩出しているのです。 また日本と商習慣も似ていて、勤勉で真面目な国民性であること、日本語を話せる若者が多いことからも日本と相性の良い国と言えるでしょう。 日本でIT人材を探すのは困難 そもそも日本ではIT人材不足が深刻な問題になっています。経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できませんし、確保できたとしても人件費が高くつく場合が多いのです。 まとめ いかがでしたか。本日はCMS構築に関して、DEHAソリューションズでの実績なども交えながらその特徴などを紹介していきました。 CMS構築はコンテンツを一時的に保存したり管理したりできるシステムのことで、サイトの管理がしやすかったり、マルチデバイスに対応していくことなどが可能でしたね。 サイトに統一感を出したりSEO対策にも強みがあるCMS構築ですが、さまざまな機能を活用したり、多くの人にアクセスしてもらえるサイトを構築するのだったら構築を外注するのがおすすめです。 特にオフショア開発なら開発費を抑えてスキルの高いエンジニアを確保することが可能です。ベトナムは日本とも相性の良い国なので特におすすめですよ。 具体的なコストやスキル面など気になる点がございましたらぜひお気軽にお問合せください。DEHAソリューションズがサポートいたします。

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