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【ベトナム事業者向け】2020年11月よりインボイスが電子版に完全移行へ

by Mai Tran
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皆さん、こんにちは!

本記事はベトナム進出におけるビジネスの手続きに関する情報をお届けします。

ベトナムで施行された政令第119号/2018/NĐ-CPによると、

全ての事業者は商品販売及びサービス提供する際に2020年11月1日までに紙インボイスから電子インボイスへ完全に移行することが決定しました。

一方、2020年10月30日までは紙インボイスが引き続き認められます。

そこで今回はベトナムの通常の紙インボイス(公式領収書)の概要や、電子インボイスに関する情報を書かせていただきます。

ベトナムで一般的なレッドインボイス(紙インボイス)の概要

ベトナムで勤務されている方は「レッドインボイス」(ベトナム語で: Hoá đơn đỏ)を耳にしたことがあると思います。なぜレッドインボイスと呼ばれているかというと、この公式領収書が赤い色をしているからです。ベトナムではビジネスの際に取引価格が20万ドン(約1千円)以上の場合は、公式領収書を発行する義務があります。レッドインボイスがあれば、経費に算入できますし、付加価値税VAT10%(日本で消費税と呼ばれている)の支払い分と認められるためです。特に会社に対する、法人税金申告の際に、レッドインボイスが求められます。

日本の場合は領収書が欲しければ、簡単にもらうことができますね。しかし、ベトナムでは公式領収書の発行には必要な支払側の情報が多いです。そして、レッドインボイスを受け取りには時間がかかります。具体的には、下記のような情報を記載する必要があります。

・会社名・住所

・日付

・納税番号コード

・商品・サービス内容

・単価

・総数

・合計金額

・VAT率・額

・ VATを含めて合計

・ インボイス番号

・ 印鑑・サイン

上記の情報は一字でも誤った記載があった場合、法人税金申告で認められず、経費算入を行うことが出来ません。そのため、受け取りの時に必須記載項目には細心の注意をしてください。

こうお伝えすると、ベトナムのレッドインボイス受け取りは不便だと思ってしまう方が多いかも知れません。

上記のような不便さを改善するために、2019年から電子インボイスへの切り替えが開始し、2020年11月までに必ず電子インボイスへ完全移行しなくてはならなくなりました。

電子インボイスの使用について

そもそもベトナムでは紙インボイスが主流でしたが、

政令119号が有効となったので、2019年から電子インボイスの使用も一般的になってきました。

経費に算入する際に、納税番号だけを伝えれば、すぐに領収書を発行して貰えます。(納税番号以外の情報を自動的に記録されているので伝えなくても大丈夫です。)

電子インボイスの受け取りには基本的に四つ方法があります。

・メールでの送付

・メッセージでの送付

・USBメモリへのコピー

・郵送または手渡し (紙に印刷したもの)

コスト削減できますし、作業・待ち時間も節約できますね。

以前よりとても便利になりました!

会社として、電子インボイスを発行する際は下記3点にご注意ください。

・電子インボイスの使用後は残りの使用しない紙インボイスは必ず破棄する。

・取引価格が20万ドン未満の場合でも電子インボイスの発行が義務付けられます。

・書類保管のため電子インボイスは紙で印刷することが可能ですが、税務の上で取引または決済の目的としては利用できません。

電子インボイスのソフトウェアに悩んでいる場合は、

電子インボイスシステムを安全に導入できる下記5社がお勧めです。

・E―INVOICE技術(タイソンソフト会社)

・meInvoice.vn技術(MISA会社)

・S―Invoice技術(Viettel会社)

・Invoice技術(VNPT会社)

・EasyInvoice技術( Softdreams会社)

DEHAも上記のシステムを利用して電子インボイスを使用しています。とても便利ですし、安全性も高いので、ご検討ください!

まとめ

今年の10月末までに電子インボイスへ完全に移行するため、

早めに情報を収集しながら、一つ一つ準備することが必要です。

ベトナムでは経済の発展が進んでいるため、

今後も技術的な変化や改善が行われていくかと思います。

ベトナム進出に関する様々なお悩み・お困りなどがあれば、

DEHAにお気軽にご相談ください!

よろしくお願いいたします。

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