2021年5月頃から、GoogleとShopifyの提携が強化されたこともあり、GAFAのうち、GoogleとAmazonの競争が激化していると言われています。
今回は、GoogleとAmazonの競争についてまとめます。
GAFAなどのビッグテックは、Googleは検索広告、アップルはハードウェア、FacebookはSNS、AmazonはECサイトといったふうに、事業の棲み分けがはっきりとしていました。
ですが、規模の拡大に伴い、各社で他の事業領域への投資が拡大しています。
中でも、GoogleとAmazonの競争は、かなり激しくなっていると言えるでしょう。
検索結果などに連動した広告を検索広告と呼びます。
Googleアドセンスなどが分かりやすいですが、Amazonにも「Amazon広告」と呼ばれる広告キャンペーンが存在します。
2019年の検索広告市場の企業別売上を見ると、73%のシェアという圧倒的な差をつけてGoogleが1位ですが、Amazonがシェア12%で2位に躍り出ています。GoogleからAmazonに乗り換える企業も増えて来ており、2019年時点での予測値では、2021年にはAmazonのシェアが15%を超えると考えられています。
Amazonのシェアが広がれば広がるほど、Googleの顧客が減るため、GoogleとしてはAmazonを無視できない状況です。
一方でGoogleも、Googleショッピングの展開に加えて、Shopifyと連携するなど、EC事業へ進出しています。
Googleショッピングは2010年から展開されており、2021年の5月にはShopifyとの連携が強化されました。
GoogleとShopifyを連携させると、Shopifyに掲載している商品を、Googleが展開するさまざまなサービスの中で宣伝することができます。
ECサイトを運営する側にとっては、Google検索、Googleマップ、youtubeなどのユーザー数の多いサービスに一挙に広告を展開できるというメリットがあります。
また連携が強化されたことにより、Shopifyで構築したECサイトの在庫状況を、リアルタイムで広告に反映することも可能になりました。
現在、利用開始から一定期間の間は、無料でGoogle広告の機能を利用できるようですので、Shopifyを使っている方はぜひ一度試してみると良いでしょう。
自社商品をオンラインで販売したいと思った場合、自社でECサイトを作る、ShopifyなどのECプラットフォームを活用する、Amazonや楽天市場などのECモールに出品するなど、いくつかの選択肢があります。
Amazonに出品する場合と、ShopifyとGoogleを活用する場合を考えてみます。
Amazonへの出品は、非常に簡単です。
プログラミングなどの専門知識は不要ですし、サイトデザインなどを考える必要もありません。
また、FBAと呼ばれるサービスを活用することで、商品の管理や発送などもAmazonに任せることが可能です。
加えて、既にAmazonというプラットフォームが確立しているため、集客のコストも低いと言えるでしょう。
一方でデメリットは、オリジナルのサイトを作ることができない点です。
Amazonで販売すると、他の多くの出品者の商品と同列に商品が並べられるため、他の商品に埋もれてしまうリスクがあります。
自社ブランドを際立たせたい場合、独自のECサイトを持つのがおすすめです。
Shopifyは、ECサイトを製造管理するためのプラットフォームです。
他のECサイトプラットフォームと比べて、自由度が高い点、SNS連携を含めたマーケティング機能が充実している点、越境EC(海外向けに多言語化・外国通貨での決済が可能なECサイト)を構築しやすい点などを高く評価されています。
Amazonへの出品と比較した場合のメリットは、非常に自由度が高く、オリジナリティの高いサイトを作ることができる点でしょう。
実は、NetflixのECサイト「netflix.shop」も、Shopifyで構築されています。
一方でデメリットは、多機能すぎるがゆえに、扱いが難しい点です。
ただECサイトを作るだけなら、調べればできるかもしれませんが、高度なカスタマイズをするためにはプログラミングなどの専門知識が必須となります。
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