アジャイル開発は仕様書変更が柔軟に対応でき、リリース時間も短縮できることから、注目の開発手法ですが、近年世界的に見てどのような状況や動向なのでしょうか。 この記事ではそんなアジャイル開発の世界トレンドについて「15th State of Agile Report」を元に解説をしていきたいと思います。 アジャイル開発に興味がある方社内のIT人材が不足している方アジャイル開発の世界トレンドを知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばアジャイル開発の傾向や課題など丸わかりですよ。 15th State of Agile Report 15th State of Agile ReportとはDigital.ai社がアジャイルのトレンドを調査したレポートになります。毎年1回発表していて、今回の調査では2021年2月〜4月の間にのべ4,182人から回答を受けました。 レポートでは、アジャイルの経験から導入の課題、アプローチについてやテクニックについて、ツールなどあらゆる調査を行っています。 新型コロナウイルスでの多様な働き方…
プロトタイプ開発とは開発早期の時点で、試作品をユーザーに検証してもらうことで、開発工程を短縮することができる開発手法です。 開発工程の短縮だけでなく、ユーザーのフィードバックを早い時点で受け取ることができるので、満足度が高いシステムを構築することができるのも大きなメリットです。 この記事ではそんなプロトタイプ開発に関して、その特徴や種類など徹底解説していきます。 プロトタイプ開発が気になっている方満足度の高いシステム開発を行いたい方社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばプロトタイプ開発の特徴やそのメリットが丸わかりですよ。 プロトタイプ開発とは? プロトタイプ開発とは開発早期の時点で、システムの試作品(=プロトタイプ)を構築、それをクライアントやユーザーに提供し、フィードバックしてもらいます。そしてそれを受けシステムの改善をはかっていく手法のことです。 初期の段階から画面を共有することで出来上がりのイメージを共有することができるとあって話題の開発手法となっています。 プロトタイプ開発では、要件定義後に試作品の開発と検証を行っていきます。具体的には要件をもとに実際のシステムと同じ見た目で、操作も可能なプロトタイプを構築。 実際に開発チームとクライアントが検証を行い、完成イメージと違っているところはないか、不備はないかを確認していきます。そして、プロトタイプの修正を行い、検証を繰り返します。 このようにし、検証ができイメージが固まったところで実際の設計、開発を行っていきます。 プロトタイプ開発の特徴 初期の段階からイメージの共有が行える 先ほども言ったようにプロトタイプ開発手法では、初期の段階でイメージを共有することができます。 これにより、通常の開発で起こりがちな開発後半になってから、経営陣とイメージの共有ができておらず手戻りを行うなどと言った問題を未然に防ぐことができます。 要件への理解が深まる プロトタイプ開発ではプロトタイプを作る時点で要件をよく確認するため、要件に対する理解を深めることも可能です。 万が一、要件に曖昧な点があった時は、検証の時点でそれを明確にすることができるのもプロトタイプ開発の大きなメリットと言えるでしょう。 クライアントへの満足度が高まる プロトタイプを開発する時点で、クライアントのフィードバックを受けることができるので、クライアントの要望に近いシステムを開発することが可能です。…
サーバーレスアーキテクチャーが近年注目を浴びていますが、その中でもトップシェアを誇っているのがAWSが提供するLambdaです。 Lambdaはサーバーの管理不要で、API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることができるサービスです。 この記事ではそんなLambdaについてその特徴を徹底解説していきます。 Lambdaが気になっている方インフラのコストを抑えたい方サーバーレスアーキテクチャについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばLambdaの特徴はもちろん、似たサービスで多くの人が混合してしまうEC2との違いもわかりますよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができるのです。 サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? LambdaとはAmazonのAWSが提供するサーバーレスアーキテクチャーです。クラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めています。 ユーザーが自前でサーバーを持つ必要がなく、Amzonが所有するサーバーでサービスが提供されています。 Lambdaでは、Java、Ruby、Python、Goなどのプログラミング言語を用いて関数を登録するとプログラムを実行することが可能。 Lambdaの利用料金は従量課金制で、実行したリクエストとコンピューティング価格を支払う仕組みとなっています。その一方、リクエスト数が1,000,000件まで、コンピューティング価格は400,000GB/秒までは無料で利用できます。 また初期費用はかかりません。リクエストが少なければお金がかからないので、コストを大幅に抑えることが可能です。 Lambdaの特徴 仮想サーバーの管理が不要 LambdaはAWSが一元的に運用管理を行います。従来のインフラで必要だったセットアップや運用・保守などといった業務は一切不要になるのです。 イベント駆動…
近年、話題になっている言葉で「サーバーレスアーキテクチャー」というものがあります。 サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組みのことで、サーバー管理に使っていた時間やコストを削減することができるということで注目を浴びています。 この記事ではそんなサーバーレスアーキテクチャーについてどんな特徴があるのか、どんな仕組みなのか、メリットやデメリットは何なのかまで徹底解説していきたいと思います。 サーバーレスアーキテクチャーについて興味がある方サーバーレスアーキテクチャーの仕組みを知りたい方ITインフラに対する時間を削減したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばサーバーレスアーキテクチャーがどんな特徴なのかが丸わかりですよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 あくまでサーバーの管理が不要なだけで、サーバーを使わないわけではありません。リケーションの際は物理的なサーバーが必要です。 つまり、サーバーは裏で動いているものの、利用者にはわからないようになっているというものがサーバーレスアーキテクチャーなのです。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができます。 そんなサーバーレスアーキテクチャーの1つにFaaSというものがあります。 FaaSとはFunction as a Serviceの略で関数のコードを実装することで、関数を実行する環境を提供するサーバーレスアーキテクチャーです。 FaaSと似たような言葉でBaSSというものがあります。どちらのサービスもサーバーの運用を考慮する必要のないサービスですが、FaaSは独自のビジネスロジックを動作させるサービスである一方、BaSSは必要な機能を選択して利用することができるサービスという違いがあります。 サーバーレスアーキテクチャー誕生の秘密 サーバーの管理はエンジニアにとって大変なものでした。アプリケーションの開発や改善に時間を割きたいのに、サーバーの管理に多くの時間がかかってしまっては意味がありません。 そんなサーバーレスアーキテクチャーですが、実は新しいものではなく昔から提唱をされてきました。では何故近年注目を浴びるようになったのでしょうか。…
ローコードでエンジニアでない人でも、アプリ開発を行うことができるということで注目を浴びているMendixはご存じですか。 Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 この記事ではそんなMendixの学習の仕方や、Mendixに関する資格の取得方法を紹介していきます。 Mendixが気になる方Mendixの勉強の仕方が気になる方アプリ開発を効率的に行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMendixの学習の仕方はもちろん、Mendixがどういうローコードプラットフォームなのかまで丸わかりですよ。 Mendixとは Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 2005年に設立、2016年にIBM、2017年にSAPとグローバルリセラー契約を提携し各会社のクラウドサービス上で展開されるようになりました。 2018年シーメンスの傘下に入ったことで、より広範囲のローコードプラットフォームとして活躍しています。 そんなMendixはアジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、営業担当を開発に巻き込むことによって、開発スピードを加速することができます。 Mendixを導入することで、セキュリティ面も安心でスピーディーに品質の高いアプリを作成することができます。 また、OSアップデートに追随するメンテナンスなどは不要なため、運用・保守の時間やコストを抑えることも可能です。 合わせて読みたい>> ローコードプラットフォームとは?ノーコードとの違い、特徴をご紹介 Mendixの勉強方法 Mendixはプログラミング言語の知識は不要なため、初心者でも扱うことができます。 とは言え、いきなりアプリ開発はハードルが高いですから最低限の知識を習得するようにしましょう。 Alnetzでは月に2〜3回ほどMendixの無償セミナーを行っています。実際にMendixを触って簡単なアプリケーションを作成しています。 Mendixの資格の取得方法 Mendixには3つの認定があります。それぞれ見ていきます。…
Mendixは、アジャイル開発を行っている企業にもおすすめのローコードプラットフォームです。 近年はDXが重要視されるようになりエンジニア不足が問題になっています。 その中でローコード開発ならエンジニアではない人でもプログラミング技術不要で、シームレスに開発が行えるということで注目されるようになりました。 今回はそんなローコードプラットフォームMendixについて紹介していきます。 Mendixが気になる方プログラミング知識がない方アプリ開発初心者の方社内の業務をITの力を使って効率化させたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMendixがどんなシステムなのか、どんな特徴があるのかなど丸わかりですよ。 ローコードプラットフォームとは ローコードプラットフォームとは、プログラミング言語によるコーディングに代わり、ビジュアルモデリングにより構築を行う環境のことを指します。 アメリカのフォレスターリサーチ社が2014年に誰でも開発が行えるプラットフォームを称して利用したことから世の中に広まりました。 すでに完成された機能を組み合わせて開発を行うので、開発者ではない人でもアプリ開発が可能ということで注目されるようになったのです。 特に近年はDXが重要視されるようになり、企業文化やビジネスプロセス全体からデジタル化を行い競争力をつけていく必要があります。 しかしその一方で、多くの企業がDX化戦略を取ることによって、それだけのエンジニアを確保することが難しいのが現状です。 そういった時代背景もあり、ソフトウェア開発者ではない現場担当などでも開発を行えるローコードプラットフォームが企業の業務効率化に無くてはならないものになっているのです。 Mendixとは Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 2005年に設立、2016年にIBM、2017年にSAPとグローバルリセラー契約を提携し各会社のクラウドサービス上で展開されるようになりました。 2018年シーメンスの傘下に入ったことで、より広範囲のローコードプラットフォームとして活躍しています。 そんなMendixはアジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、営業担当を開発に巻き込むことによって、開発スピードを加速することができます。 今までの開発手法では、作りたいツールをわざわざ会社の開発部門に依頼をし、開発した成果物に対してチェック、改善依頼をしていかなければいけませんでした。 しかし、ローコードなら開発担当を通す必要がなくなるので、欲しい機能をすぐに実装することができるのです。…
ローコードプラットフォームとはプログラミング言語によるコーディングに代わり、ビジュアルモデリングにより構築を行う環境のことです。 様々なローコードプラットフォームがありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。 今回はおすすめのローコードプラットフォームを10個紹介していきます。 ローコードプラットフォームが気になっている方簡単に開発を行いたい方社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばローコードプラットフォーム、それぞれの特徴が丸わかりですよ。 Mendix Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 アジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、Developer Portal ではスクラム開発で使われる Sprint やUser story などの管理などが行えます。 アプリの構築、レビュー、共同作業はMendix Studioを利用しますが、Mendix Studio Pro をJavaやJavaScriptを使用すれば構築や拡張も可能です。 スクラムマスターの場合は、Mendix…
変化が激しい時代において、DX化が進められています。ビジネス要件に対してスピーディーに、そして柔軟な対応が必要ですが、そんな中ローコード開発が注目を浴びています。 ローコード開発とはソースコードの記述を減らし、GUIと呼ばれる完成された機能を組み合わせる開発手法のことを指します。 プログラミング知識がない方でもスピーディーに開発を行うことができるのです。 この記事ではそんなローコード開発やローコードプラットフォームに関して、メリットデメリットなども踏まえて徹底解説していきます。 ローコードプラットフォームについて知りたい方プログラミング知識がない方アプリ開発初心者の方社内の業務をITの力を使って効率化させたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばローコードプラットフォームがどんなものなのか、どんな特徴があるのかなど丸わかりですよ。 ローコードプラットフォームとは ローコードとは ローコードとはアプリケーションの開発の際に、ソースコードの記述を減らすことができるものです。 従来の開発では高いプログラミング技術が必要でしたが、ローコードでは少ないコードで開発が可能です。つまり、初心者の方でも開発がしやすくなっています。 ユーザーが必要な機能を自由に組み合わせて実装することができる他、クラウド環境にもデプロイすることができるなどその柔軟性が特徴です。 「手間と時間がかからず開発が可能」という点ではWordPressに似ている部分が多くあり、WordPressをイメージしてもらうと想像がしやすいでしょう。 世間の需要に合わせて素早くシステム構築を行いたい開発コスト抑えたい このような思いを持っている企業であればローコード開発はピッタリの手法だと言えるでしょう。 ノーコードとの違い ノーコードは全くコードを使用せずに開発を行う方法です。 一方、ローコードはユーザー側でコードを書くことができるので、ノーコードと違ってあらかじめ用意されている機能以外も、ユーザーで欲しい機能を自由に加えていくことができます。 ローコードプラットフォームとは ローコードプラットフォームとは、プログラミング言語によるコーディングに代わり、ビジュアルモデリングにより構築を行う環境のこと。 アメリカのフォレスターリサーチ社が2014年に誰でも開発が行えるプラットフォームを称して利用したことから世の中に広まりました。…
小売業界は新型コロナウイルスによる外出自粛による影響で、大幅な打撃を受けました。 その一方で、売上を着実に伸ばしている企業があります。それがWalmartです。2021年度のWalmartの売上高はなんと5592億ドル! そんな小売の帝王Walmart、成功の秘密はデジタル化とアジャイルへのシフトがあげられます。 今回の記事ではその秘密を徹底解説していきます。 アジャイル開発に興味がある方小売業界で働いている方デジタル化によってビジネスを成功させたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばWalmartの成功の秘密とアジャイル開発の仕組みについて丸わかりですよ。 小売業界の現状 新型コロナウイルスによる外出自粛や店舗の営業時間短縮などで、小売業界は大きな打撃を受けました。 アメリカの2020年4月の小売売上高は、新型コロナウイルス発生前の2019年12月と比べると23.1%減の4,039億4,600万ドルでした。 日本でも同様に小売業界は打撃を受け、特に百貨店の市場規模は2020年は前年よりも25%減少したとのことです。(4兆2000億円) これは、1975年以来45年ぶりの低水準でした。(参照:コロナ禍で世界の小売市場はどう変わった? キーワードはデジタル×サステナビリティ×ローカライゼーション) 一方、オンライン販売は好調で、世界のEC市場は2020年に4兆ドル規模になりました。 これは前年比25%増とのことです。 今後は実店舗の売上高も回復する見込みと言われているため。実店舗(オフライン)とオンラインをうまく組み合わせたサービスが注目されていくでしょう。 Walmartの軌跡 Walmartはアメリカで1962年に創業されたスーパーマーケットです。「EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)」を打ち出し、年間を通じて低価格を提供、34,763店もの店舗数を誇ります。(アメリカ国内~2018年度) そんなWalmartでは、2014年にダグ・マクミロンCEOが47歳の若さでトップに就任後、Walmartのデジタル化を進めました。 当時は巨大企業であるWalmartのデジタルシフトに対し、株式市場では懐疑の目が向けられ2015年7月には時価総額で米アマゾン・ドット・コムに抜かれ、2015年末の株価は前年比で3割弱低下してしまいます。 しかし、2021年度のWalmartの売上高は、5592億ドルとなりグローバルの小売トップに輝いているのです。 投資の内訳では、ITやECへの投資が68%となっていて、デジタルシフトが実行されたことがわかります。 店舗業務をデジタルツールで簡素化する…
新規でWebサービスを立ち上げる時、Rubyは優れた選択肢の一つです。 Ruby on Railsを用いることで、少人数で、大規模なWebサービスを立ち上げることができます。 当記事では「Ruby on Rails」の活用を得意としているベトナムのオフショア開発会社「DEHA」のエンジニアにインタビューし、Ruby on Railsを活用した開発に関して生の声をお届けします。 Q.自己紹介をお願いします DEHAエンジニアのヴー・スアン・ゴックです。27歳。3年以上のモバイルプログラミングの経験があります。スキルセットはMySql、AWS、Ruby on Rails、Service、MVC、JSを書いています。ちなみに、趣味はサッカーとゲームです。 Q. 普段の業務を教えて下さい チームとスクラム定例会を行います。日常のタスクを計画し、作業時間を調整します。Ruby on Railsを利用して、開発します。16時にチームメンバーのコードをレビューします。 Q. Ruby…