Webシステム開発

【2022年12月】PC・モバイルWEBブラウザシェアランキング(日本&グローバル)

WEBサービスを行う上で、どのWEBブラウザに対応できるようにするのかは重要です。

多くの人が利用しているブラウザに対応できるようになれば、それだけ利用者が増える可能性があるためです。

そこでこの記事ではWEBブラウザのシェアについて、グローバルと日本それぞれの特徴をご紹介していきます。

  • WEBサービスを構築したい方
  • 社内のIT人材が不足している方
  • WEBブラウザのシェアについて知りたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPC・モバイルそれぞれでのWEBブラウザの人気がわかりますよ。

Statcounter GlobalStats

今回のWEBブラウザシェアランキングのデータは「Statcounter GlobalStats」を参考にしています。

Statcounter GlobalStats」は世界的に有名なStat Counterというアクセス解析ソフトから得た、統計データを閲覧できるサイトです。

国別やデバイス別・期間を絞って表示することが可能で、より詳細な情報を得ることができます。

WEBブラウザシェアランキング:日本

PCとモバイル総計したWEBブラウザのシェアランキングをご紹介します。

まず日本。

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

日本ではChromeが50.4%でトップシェアとなっています。以降はsafariが27.61%、Edgeが12.69%、Firefoxは4.48%、Internet Explorer1.38%と続きます。

Chrome、Safari、Edgeで90%を占めています。

これまでと順位はさほど変わらず、国内におけるWEB ブラウザのシェアは安定していると言えます。

日本国内でPC・モバイルを問わないWEBサービスを作成する場合は、Chrome、Safari、Edgeは必須のブラウザとして対応させるようにしていきましょう。

WEBブラウザシェアランキング:世界

世界におけるWEBブラウザシェアランキングは以下の通りです。

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

Chromeが64.7%、safariが18.99%、Edgeが4.17%、Firefoxは3.42%、Samsung Internetが2.84%と続きます。

世界でも日本同様Chromeがトップシェアであり、上位4ブラウザは日本と同じ順位になっています。

これまでもシェアはさほど変わらないことから、世界でもこれらが安定的して人気と言えるでしょう。

PCのWEBブラウザシェアランキング:日本

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

PCのシェアではChromeが圧倒的シェアを誇っていて、続いてEdge、Firefox、Safari、Internet Explorerと続きます。

ChromeとEdgeは必須としてFirefox、Safari、IEまでを対応ブラウザにしておけば間違いないでしょう。

PCのWEBブラウザシェアランキング:世界

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

PCのシェアでは、日本同様Chromeが66.4%とトップシェアです。続いてEdge が10.3%、Safariが9.34%、Firefoxが7.89%と、Operaが2.99%と続きます。

PCモバイルの総計と比べると、2位がEdgeで3位がSafariと順序が入れ替わっていることがわかります。

モバイルのWEBブラウザシェアランキング:日本

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

モバイルの場合、Safariが61.37%で圧倒的なシェアを誇っています。Chromeは32.74%、Samsung Internetが2.75%と続きます。

日本はiPhoneの人気が非常に高いため、モバイルのシェアではSafariがずば抜けているのです。

SafariとChromeだけで94%のシェアになっていることから、モバイルでのWEBサービスを作成する場合は、この2つのブラウザへの対応はマストと言えるでしょう。

モバイルのWEBブラウザシェアランキング:世界

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

モバイルにおけるWEBブラウザのシェアはChromeが64.24%と日本とは異なる結果になりました。Safariが24.89%、Samsung Internetが4.89%、Operaが1.78%と続きます。

モバイル版のWEBサービスを構築する際は、グローバルと日本どちらに向けたサービスを展開するのかによってアプローチの仕方が変わっていく可能性があります。

まとめ

いかがでしたか。本日はWEBブラウザのシェア率に関して、日本とグローバルそれぞれに関して特徴を確認していきました。

全体的に見て、Chromeが圧倒的なシェアを誇っていることに間違いはありませんが、日本のモバイルではSafariがトップシェアになっていました。

このように国やデバイスによって使われるWEBブラウザに特徴があります。WEBサービスを構築する際は、どの国に向けてどのデバイスに向けてサービスを展開するのかをよく吟味していく必要があります。

WEBサービスを構築したいという方は、オフショア開発を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ベトナムのオフショア開発では優秀なエンジニアをコストを抑えて確保することができます。

DEHAでは5年以上にも及ぶ開発実績があり、数多くの企業の方にご利用いただいております。

エンジニアの質、価格に関してもっと聞いてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。

makka

Recent Posts

オフショア開発におけるテスターの役割?QAとQCの違い

オフショア開発では異なる国や地域のチームと開発を行うため、コニュニケーションロスによる品質力の低下が問題視されがちです。 そこでテスターという存在が質を確保する上で重要な役割を果たします。この記事ではそんなオフショア開発におけるテスターの役割について解説していきます。 オフショア開発に興味がある方 開発効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発におけるテスターがどんなメリットをもたらすのかや、QAとQCの違いについても丸わかりですよ。 (more…)

6 days ago

生成AI活用で社内業務システム効率化のメリットや注意点

企業が競争力を維持し、業務効率を高めるために、AI(人工知能)の導入はますます重要になっています。 特に、生成AIを活用した社内業務システムの効率化は、企業の成長を促進する大きな要因となり得ます。 この記事では、生成AIを導入することによるメリットや、導入時に注意すべき点について詳しく解説します。 生成AIを活用して業務効率化を図りたい方 社内のIT人材が不足している方 生成AIの使い方を知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AI活用を活用するメリットや気をつけるべきことが丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

【2024年版】ベトナムでERPシステム市場の現在・展望

ベトナムにおけるERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)システム市場は、近年急速な成長を遂げています。 この急速な市場拡大は、デジタルトランスフォーメーションの推進、クラウドERPの普及、中小企業のニーズの高まりなど、さまざまな要因によって支えられています。 この記事では、ベトナムでのERP市場の現状と今後の展望について詳しく見ていきます。 ベトナムでのERP市場の現状について知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばERPシステム市場 の今後の展望が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

AI技術を活用してデータドリブン経営を支援

データドリブン経営が成功するためには、膨大なデータを効果的に分析し、価値あるインサイトを引き出すことが重要です。 AI技術は、これを実現する強力なツールとして注目されています。 この記事では、AIがデータドリブン経営を支援する具体的な方法を紹介します。 データドリブン経営に興味がある方 データドリブン経営×AIの方法を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIを活用したデータドリブン経営の方法が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

データドリブン経営とは?DX推進でメリット、成功ポイントや注意点

デジタル変革(DX)が進む現代、企業経営において「データドリブン経営」の重要性がますます高まっています。 データドリブン経営とは、企業の意思決定や戦略立案をデータに基づいて行う経営手法です。 この記事では、データドリブン経営の概要、DX推進におけるメリット、成功のためのポイント、そして注意すべき点について解説します。 データドリブン経営に興味がある方 DX化をすすめている企業の方々 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデータドリブン経営がどういうものなのかや、データドリブン経営を成功させるためのポイントが丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

【2024年版】ベトナムのDX市場の状況と動向

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業や国の競争力を左右する重要な要素となっています。 特にベトナムは、急速な経済成長とテクノロジーの革新により、東南アジアの中で注目される存在です。 この記事では、そんなベトナムのDX市場の現状と今後の動向について、具体的なデータとトレンドを基に詳しく探っていきます。 ベトナムDX市場に興味がある方 社内のIT人材が不足している方 オフショア開発に興味がある方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのDX市場の状況やトレンドについて丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago