WEBサービスを行う上で、どのWEBブラウザに対応できるようにするのかは重要です。
多くの人が利用しているブラウザに対応できるようになれば、それだけ利用者が増える可能性があるためです。
そこでこの記事ではWEBブラウザのシェアについて、グローバルと日本それぞれの特徴をご紹介していきます。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPC・モバイルそれぞれでのWEBブラウザの人気がわかりますよ。
今回のWEBブラウザシェアランキングのデータは「Statcounter GlobalStats」を参考にしています。
「Statcounter GlobalStats」は世界的に有名なStat Counterというアクセス解析ソフトから得た、統計データを閲覧できるサイトです。
国別やデバイス別・期間を絞って表示することが可能で、より詳細な情報を得ることができます。
PCとモバイル総計したWEBブラウザのシェアランキングをご紹介します。
まず日本。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
日本ではChromeが50.4%でトップシェアとなっています。以降はsafariが27.61%、Edgeが12.69%、Firefoxは4.48%、Internet Explorer1.38%と続きます。
Chrome、Safari、Edgeで90%を占めています。
これまでと順位はさほど変わらず、国内におけるWEB ブラウザのシェアは安定していると言えます。
日本国内でPC・モバイルを問わないWEBサービスを作成する場合は、Chrome、Safari、Edgeは必須のブラウザとして対応させるようにしていきましょう。
世界におけるWEBブラウザシェアランキングは以下の通りです。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
Chromeが64.7%、safariが18.99%、Edgeが4.17%、Firefoxは3.42%、Samsung Internetが2.84%と続きます。
世界でも日本同様Chromeがトップシェアであり、上位4ブラウザは日本と同じ順位になっています。
これまでもシェアはさほど変わらないことから、世界でもこれらが安定的して人気と言えるでしょう。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
PCのシェアではChromeが圧倒的シェアを誇っていて、続いてEdge、Firefox、Safari、Internet Explorerと続きます。
ChromeとEdgeは必須としてFirefox、Safari、IEまでを対応ブラウザにしておけば間違いないでしょう。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
PCのシェアでは、日本同様Chromeが66.4%とトップシェアです。続いてEdge が10.3%、Safariが9.34%、Firefoxが7.89%と、Operaが2.99%と続きます。
PCモバイルの総計と比べると、2位がEdgeで3位がSafariと順序が入れ替わっていることがわかります。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
モバイルの場合、Safariが61.37%で圧倒的なシェアを誇っています。Chromeは32.74%、Samsung Internetが2.75%と続きます。
日本はiPhoneの人気が非常に高いため、モバイルのシェアではSafariがずば抜けているのです。
SafariとChromeだけで94%のシェアになっていることから、モバイルでのWEBサービスを作成する場合は、この2つのブラウザへの対応はマストと言えるでしょう。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
モバイルにおけるWEBブラウザのシェアはChromeが64.24%と日本とは異なる結果になりました。Safariが24.89%、Samsung Internetが4.89%、Operaが1.78%と続きます。
モバイル版のWEBサービスを構築する際は、グローバルと日本どちらに向けたサービスを展開するのかによってアプローチの仕方が変わっていく可能性があります。
いかがでしたか。本日はWEBブラウザのシェア率に関して、日本とグローバルそれぞれに関して特徴を確認していきました。
全体的に見て、Chromeが圧倒的なシェアを誇っていることに間違いはありませんが、日本のモバイルではSafariがトップシェアになっていました。
このように国やデバイスによって使われるWEBブラウザに特徴があります。WEBサービスを構築する際は、どの国に向けてどのデバイスに向けてサービスを展開するのかをよく吟味していく必要があります。
WEBサービスを構築したいという方は、オフショア開発を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ベトナムのオフショア開発では優秀なエンジニアをコストを抑えて確保することができます。
DEHAでは5年以上にも及ぶ開発実績があり、数多くの企業の方にご利用いただいております。
エンジニアの質、価格に関してもっと聞いてみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。
システム開発の現場では、「納期が守れない」「コストが膨らむ」「品質にばらつきがある」といった課題が常に発生します。 こうした問題の根底にあるのが、QCD(Quality・Cost・Delivery)のバランスです。 QCDは製造業を中心に使われてきた概念ですが、現在ではシステム開発やITプロジェクトの世界でも不可欠な管理指標として定着しています。 この記事では、QCDの意味とそれぞれの要素がプロジェクトに与える影響、さらに現代的な最適化の方法までを詳しく解説します。 システム開発を行いたい方 QCDについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発のQCDについて丸わかりですよ。 QCDとは何か──システム開発を支える3本柱 まずはQCDの各要素について詳しく見ていきましょう。 Quality(品質) 品質とは、システムが要求仕様を正確に満たし、安定して動作することを指します。ここでいう安定性とは、想定外の入力や負荷にも耐え、継続的に正しい処理を行えることを意味します。 また性能面では、レスポンスの速度や処理効率、同時接続数への対応力などが評価されます。ユーザビリティは操作のしやすさや直感的なインターフェースを含み、セキュリティは不正アクセスや情報漏えいを防ぐ仕組みを指します。 さらに、保守性や拡張性も品質の重要な要素であり、将来的な機能追加や変更に対応できる設計であるかも考慮されます。 品質が低い場合、ユーザーの信頼を失うだけでなく、後工程での手戻り作業や修正工数が増大し、結果として開発コストや納期に大きな影響を与えます。…
システム開発の現場では、プロジェクトの進め方として「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」が広く知られています。 どちらも目的は同じ──高品質なシステムを納期内に完成させることですが、そのアプローチはまったく異なります。 この記事では、特に「リスク」と「スピード」という2つの視点から両者を徹底比較し、それぞれの長所・短所、そしてどんなプロジェクトに向いているかを解説します。 アジャイル開発やウォーターフォール開発の違いを知りたい方 社内のIT人材が不足している方 システム化開発を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアジャイル開発とウォーターフォール開発のそれぞれの特徴が丸わかりですよ。 ウォーターフォール開発とは ウォーターフォール開発(Waterfall Model)は、上流から下流へと「滝のように」工程が流れる開発手法です。 要件定義 → 設計 → 実装…
システム開発の現場では、「ウォーターフォール開発」や「アジャイル開発」といった言葉をよく耳にします。 その中でもウォーターフォール開は、最も古くから使われている伝統的な開発手法の一つです。 この記事では、ウォーターフォール開発の流れ、特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。 システム開発を行いたい方 ウォーターフォール開発のメリットデメリット知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばウォーターフォール開発の進め方や特徴が丸わかりですよ。 (more…)
製品やシステムの開発においてデモは、単なる機能紹介ではなく、顧客との信頼構築・製品改善・市場理解のすべてを支える重要なプロセスです。 特にAI技術が進化した現在、従来型のデモ手法では捉えきれない顧客のニーズを可視化し、より精密に対応するための「次世代型デモ」が求められています。 この記事では、DEHAが提供するAI活用型デモソリューション「SmartDemo」を中心に、システムデモの意義とその効果を詳しく解説します。 AIのデモンストレーションが気になる方 デモンストレーションの活用方法が気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデモがもたらす効果が丸わかりですよ。 (more…)
「リーンスタートアップ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 従来のように「時間と資金をかけて完璧な製品を作る」方法では、変化の激しい現代の市場に対応しづらくなっています。 そんな中、少ないリソースで、素早く学び、改善しながら成功確率を高める方法論として注目を集めているのが、リーンスタートアップ・フレームワークです。 この記事では、リーンスタートアップの基本的な考え方から、実際に事業計画へ落とし込むための手順までをわかりやすく解説します。 リーンスタートアップ・フレームワークについて気になる方 事業計画の書き方についてお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばリーンスタートアップ・フレームワークの概要がわかるだけでなく、実践方法も丸わかりですよ。 (more…)
システム開発の現場では、「納期に間に合わない」「仕様変更が頻発して混乱する」「優先順位が曖昧でチームが迷走する」といった課題が少なくありません。 これらの多くは、プロジェクトの全体像の欠如に起因しています。 開発プロジェクトを成功に導くためには、関係者全員が同じゴールと進行方向を共有することが欠かせません。 そのための強力なツールが「システム開発ロードマップ(Development Roadmap)」です。 そこでこの記事では、ロードマップの必要性、作成の手順、そして実務で役立つコツを詳しく解説します。 システム開発をしたい方 社内のIT人材が不足している方 効率よくプロジェクト管理を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばプロジェクト管理のコツがわかりますよ。 システム開発ロードマップとは システム開発ロードマップとは、開発プロジェクトの全体像を時系列で可視化した計画図のことです。単なるスケジュール表ではなく、以下のような情報を統合的にまとめた「戦略的な地図」です。 開発の目的・ゴール 主要なマイルストーン(例:要件定義完了、テスト開始、リリース予定日) フェーズごとの作業内容…