オフショア開発は安価で高品質の開発ができる開発手法ですが、コミュニケーションの問題が発生しがちです。
そんなコミュニケーションロスの問題を解決するツールとして、今回紹介したいのがプロトタイプツールです。
プロトタイプツールを利用することで、会話型のコミュニケーションから視覚的なコミュニケーションに移行することができ、よりわかりやすく情報を共有することができるのです。
この記事ではそんなプロトタイプツールのおすすめ7つを紹介していきます。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば、オフショア開発のコミュニケーション問題を解決する方法がわかりますよ。
このようにオフショア開発では安価で高品質の開発が行えるなどメリットは大きいですが、その一方で、物理的な距離や言語の違いがある外国で開発を進めるため、コミュニケーションによる問題が発生しやすくもあります。
オフショア開発では共通言語が英語になります。
母語ではない言語なので、ニュアンスがうまく伝えられず、要件通りの開発ができない可能性がでてきます。
また開発メンバーがプロジェクトの目的や内容を正確に理解していなければ納期も守られないなどの問題も起こりかねません。
そんなオフショア開発でのコミュニケーションロスの問題を解決するためにプロトタイプで視覚的なコミュニケーションを行う方法があります。
視覚的なコミュニケーションにより、言葉による認識のズレをなくし、商習慣や文化の違いによる齟齬を減らしていくのです。
ここからは視覚的なコミュニケーションツールとしてのプロトタイプをいくつか紹介していきます。
inVisionは世界シェアNo1のプロトタイプツールです。UIやUXなどのプロトタイピングを複数のプロジェクトメンバーで作成、確認することができます。
アップされたデザインに関して、コメントやログを共有することも可能。
操作が簡単で、直感的なのが特徴で、公式サイトでも「5分以内にプロトタイピングの基本が完成する」と表記されています。
inVisionのプランは5つあり、フリープランでは無料で利用をすることができます。
Prottは日本企業の株式会社グットパッチが開発したプロトタイプツールです。
パーツがテンプレートとして用意されているので、それをドラッグ&ドロップで簡単にプロトタイピングすることができます。
また手書きで作成したものを撮影することでプロトタイプを作成することもできるので、プロトタイピング初心者の人にもおすすめのツールとなっています。
MarvelAppは無料で無制限に利用できるプロトタイプツールです。ブラウザーで簡単に編集ができ、完成したプロトタイプはURLやQRコードでシェアが可能です。
モバイルアプリもあり、手書きのワイヤーフレームなどを撮影し、アプリ上で読み込むとスマホでプロトタイプが簡単に作成できます。
もちろんブラウザで作成したプロトタイプとも同期ができるので、場所を選ばず、自由に操作が可能です。
Figmaは、クラウドベースのデザインおよびプロトタイピングツールで、リアルタイムの共同作業が可能な点が特徴です。
特に、デザイナー同士やデザイナーと開発者が同時に作業できるため、チーム全体の効率を大幅に向上させます。
Figmaのインターフェースは直感的で使いやすく、ベクターデザイン、インタラクションの設定、アニメーション作成が簡単に行えます。
また、コンポーネントやスタイルガイドを活用したデザインシステムを作成し、統一感のあるUIデザインが可能です。
プロトタイピング機能では、遷移やインタラクションの設定が直感的にでき、デザインをインタラクティブに動かせるため、ユーザー体験の確認が容易です。
Adobe XDは、ユーザーインターフェース(UI)デザインとプロトタイピングを統合したツールで、デザイナーにとって直感的で効率的な作業環境を提供します。
特に、デザイン、プロトタイピング、共有のワークフローを一つのアプリケーション内で完結できる点が特徴です。
Adobe XDは、ベクターデザインツールとしての優れた機能を持ち、シンプルで洗練されたインターフェースを提供しながら、高度なインタラクションやアニメーションの作成もサポートします。
Adobe Creative Cloudとの連携により、PhotoshopやIllustratorなど、他のAdobe製品との相互運用性が高く、デザインの編集や素材の共有も容易です。
Axure RPは、プロフェッショナルなプロトタイピングツールで、特に複雑なインタラクションや動的なコンテンツを扱う際に強力です。
ノーコードでインタラクティブなプロトタイプを作成でき、ドラッグ&ドロップで簡単にUI要素を配置し、複雑な遷移やアクションを視覚的に設定できます。
高度な条件分岐やロジック(IF/ELSEのような条件設定)が可能で、ユーザーの入力に応じて動的に変化する画面を作成できるため、実際のアプリケーションに近い体験を再現できます。
Axure RPでは、リッチなインタラクションやアニメーションを作成するだけでなく、デザインの中でシミュレーションすることで、ユーザビリティテストやフィードバックの収集も行えます。
共有機能も充実しており、オンラインでチームメンバーとプロトタイプをリアルタイムで共有でき、レビューや修正も簡単に行えます。
Balsamiqは、迅速なワイヤーフレーム作成に特化したプロトタイピングツールで、特にアイデアを素早く形にしたいデザイナーに人気があります。
シンプルで直感的なインターフェースを提供し、手書き風のデザインを作成することが特徴です。
このスタイルは、初期段階のアイデア出しや、クライアントとのフィードバックセッションに非常に適しています。
Balsamiqでは、豊富なUIコンポーネントライブラリを活用して、ドラッグ&ドロップで簡単にワイヤーフレームを組み立てられます。
画面遷移やインタラクションをシンプルに設定でき、動的な動作を確認しながらデザインを改善することが可能です。
全体的に、迅速なアイデア出しやコミュニケーションを重視したプロジェクトに最適なツールとなっています。
Framerは、デザイナーや開発者向けの強力なプロトタイピングツールであり、コード不要で直感的にWebサイトやインタラクティブなUIを作成できるプラットフォームです。
従来のデザインツールと異なり、Framerはアニメーションやインタラクションを簡単に設定でき、リアルな動作を持つプロトタイプを短時間で作成可能です。
特に、レスポンシブデザインの管理やコンポーネントベースの設計がしやすく、デザイナーと開発者の間のギャップを埋める役割を果たします。
ノーコード環境ながら、カスタムコードを追加できる柔軟性も備えており、Reactベースの開発と連携可能です。
また、Framer Sitesでは、ドラッグ&ドロップで本格的なWebサイトを構築でき、公開やホスティングも簡単に行えます。
スピーディなデザインワークフローと実装力を兼ね備えたFramerは、特にモダンなWeb開発やUIデザインに適したツールとして注目されています。
UXPinは、デザイナーと開発者がシームレスに連携できるよう設計された高度なプロトタイピングツールです。
特徴的なのは、静的なデザインだけでなく、本物のインタラクションやロジックを備えたプロトタイプを作成できることです。
特に「コードベースのデザイン(Code-Based Design)」を採用しており、実際のHTML、CSS、JavaScriptを活用したプロトタイプを構築できるため、デザインと実装の乖離を最小限に抑えます。
また、コンポーネントベースの設計が可能で、デザインシステムを活用した一貫性のあるUI開発を支援します。
ユーザビリティテストを行いやすく、FigmaやSketchなどのデザインツールとも連携できるため、チームのワークフローを効率化できます。
Origami Studioは、Facebook(現Meta)が開発した高度なプロトタイピングツールで、特にインタラクティブでリアルなUIアニメーションやマイクロインタラクションの作成に優れています。
プログラミング不要で視覚的にロジックを組める「パッチ」システムを採用し、細かい動作や条件分岐を直感的に設定可能です。
FigmaやSketchとの連携に対応し、既存のデザインデータを活用しながら、リッチなプロトタイプを作成できます。
また、iOSやAndroid向けに直接プレビューでき、タップやスクロールなどのネイティブな操作感を再現可能です。
無料で利用できるため、高度なプロトタイピングを求めるデザイナーやエンジニアに適したツールです。
いかがでしたか。本日はオフショア開発で起こりがちなコミュニケーションロスの問題を解決するおすすめのプロトタイプを紹介していきました。
プロトタイプを使用することで視覚的なコミュニケーションが可能となり、チームメンバーがイメージの相違なく、要件通りの開発を行うことができましたね。
ぜひこの記事を参考にプロトタイプツール選びの参考にしてくださいね。
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