オフショア開発

開発リソースの大型調達を実現した成功事例とは?オフショア開発が有効な選択肢?

開発リソースの調達はさまざまな方法があります。

しかし大型案件ともなるとそのリソース調達に苦労される方も多いのではないでしょうか。

この記事ではそんな開発リソースの調達方法に関して、成功事例も交えながらご紹介していきます。

  • 開発リソース調達に苦労されている方
  • 大規模な開発案件をお持ちの方
  • 社内のリソース不足にお悩みの方
  • オフショア開発に興味がある方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば開発リソースの調達に関してどのような方法があるのかがわかるのはもちろん、リソース調達を成功させるための方法が分かりますよ。

開発リソースの調達方法

開発リソースを調達する方法として以下の方法があります。それぞれ解説します。


  • 外部にチームを構築する
  • 人材採用
  • オフショア開発

外部にチームを構築する

開発リソース不足の解決策として、外部にIT部門としてチームを構築する方法があります。

社内にチームを作ると採用や育成などの手間がかかってしまいますが、この方法を使えば素早く質の高い人材をまとめて用意することが可能です。

外部にチームを構築する場合、一般的には月額制でリソースを確保することができます。月額制であれば知識・スキルを保有した人材を必要な人数だけ集めて自社のチームと同様に開発を行うことができます

チーム構築までのコストを削減できるのはもちろん、柔軟な仕様変更にも対応することが可能です。

人材採用

開発リソース確保のために人材採用を検討される方は多いのではないでしょうか。

人材採用ではスキルや知識を持った人材を見つけ出す必要があり、即戦力のある人材を素早く確保するには不向きとも言えます。

ただし人材を適切に見極めることができれば、その効果を発揮するでしょう。

オフショア開発

オフショア開発とは国内よりも人件費の安い海外のエンジニアが開発を行う開発手法です。

IT教育が盛んなベトナムは若いエンジニアが多く、最新の技術に長けています。

また商習慣も勤勉で真面目で日本人と似ていると言われているため、おすすめの開発国と言えます。

国内エンジニア不足の現状

IT市場の拡大の影響もあってか、IT業界はエンジニア不足やプログラマー不足と言ったリソース(人材)不足が問題視されています。

経済産業省によるとIT人材は2030年までに最大で79万人にまで陥ってしまうと予測されています。さらに2019年の調査では、国内IT人材の需要130万人のうち供給は約100万人であり、約20%が不足しているとのことです。

開発リソースの大型調達にはオフショア開発がおすすめ?

開発リソースの大型調達にはオフショア開発がおすすめです。

先ほど紹介したリソースの確保の手段の中でも、もっともコストを抑えることが可能だからです。

人件費は日本のエンジニアと比べると3分の1程度に抑えることができます。

さらにオフショア開発では優秀なエンジニアを調達できるのもメリットです。人材採用ではエンジニアの質が見えづらく、雇ってみてから想定していた技術力ではなかったという場合も。

一方、オフショア開発国のうち特にベトナムは、IT教育が盛んで毎年IT関連学科から約5万人のエンジニアが卒業しています。

こうした大学に通う若者たちは、在学中にOJTなどを通じて実践的な教育を受けており、卒業すればすぐに企業などで即戦力として活躍する資質を持っています。

そういうこともあってか、ベトナムで活躍するエンジニアは20代〜30代前半が多くいます。

若いエンジニアは上昇志向が強いエンジニアが多く、流行の技術や最新技術への興味関心が高いのも特徴です。

開発リソースの大型調達を実現した成功事例とは?

DEHAソリューションズではベトナムIT人材を調達することができるIT人材調達サービス「チョータツ」を運営しています。

約200名のIT人材の中からユーザーの課題にあったスキルや経験を持つリソースをアサインしています。

開発リソースの大型調達の成功事例として、以下の実績があります。


  • 東証一部上場の情報通信企業における新規事業、新規プロダクト開発(220人月+)
  • 大型資金調達済みBtoBSaaS企業における既存プロダクトの改修と新規構築(80人月+)
  • マザーズ上場情報通信企業における既存プロダクトの全面リニューアル(120人月+)
  • 不動産企業における新規AIプロダクト構築(90人月+)

大型のプロダクト開発では開発ラインを2つ用意し、ユーザーの要求に基づきモックアップ作成や基本・詳細設計を並行して行い、開発・検証をパラレルに実施いたしました。

まとめ

いかがでしたか。本日は開発リソース調達に関してどのような方法があるのかや、大型調達での成功事例などをご紹介していきました。

開発リソース調達にはさまざまな方法がありますが、おすすめはオフショア開発です。

オフショア開発なら優秀なエンジニアをコストを抑えて確保することができます。

DEHAソリューションズの人材調達サービス「チョータツ」では、ベトナム人エンジニアの大型調達について数多くの実績があります。

エンジニアの質や費用面など気になることがございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

makka

Recent Posts

CRMのタイプ別?特徴や基本機能を紹介

企業が顧客関係を管理し、ビジネスの成長を促進するために欠かせないツールのひとつがCRM(Customer Relationship Management)です。 CRMは単なる顧客管理システムではなく、営業、マーケティング、カスタマーサポートなど多岐にわたる機能を提供します。 CRMにはいくつかのタイプがあり、それぞれの目的や特徴が異なります。 そこで記事では、クラウド型CRM、オンプレミス型CRM、自社向け開発型CRMの種類と特徴、基本機能について詳しく解説します。 CRMの導入を検討されている方 業務の効率化を図りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばそれぞれのCRMの特徴がわかるのはもちろん、導入のメリットなども丸わかりですよ。 (more…)

7 hours ago

2025年の崖:その後の課題と企業が取るべき対策

「2025年の崖」とは、2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」において示された概念です。 2025年には企業の基幹系システムの約6割が導入から21年以上経過し、適切な対策を講じなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘されました。 この警鐘を受け、多くの企業がレガシーシステムの刷新やERP(Enterprise Resource Planning)の導入を進めました。 しかし、2025年を迎えた現在、単なるシステムの更改では企業の競争力向上には不十分であることが明らかになっています。 この記事では、「2025年の崖」を乗り越えた企業が直面する新たな課題と、それに対する具体的な対策について詳しく考察します。 2025年の崖に対する具体的な課題や解決策を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば2025年の崖が現状どのような状況なのかやその対策などが丸わかりですよ。 (more…)

5 days ago

MESとERFの違い?

製造業において、生産管理の効率化は競争力を維持するために欠かせません。 その中でも、MES(Manufacturing Execution System)とERF(Enterprise Resource Planning for Factories)は重要な役割を果たします。 この記事では、そんなMESとERFについて、それぞれのシステムの概要、特徴、利点、そして違いについて詳しく解説します。 MESとERFについて気になる方 製造業の方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMESとERFについてそれぞれの特徴がわかるのはもちろん、も分かりますよ。 (more…)

1 week ago

MESシステムとは?特徴、役割やメリットを紹介

MESシステムは製造業において、生産現場の管理などを行うシステムです。MESシステムを導入することで、生産効率や品質の向上が期待されます。 本日はそんなMESシステムについて、どのような特徴があるのかやその役割やメリットなど徹底解説していきます。 MESシステムが気になっている方 製造業の方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMESシステムについて詳しくなるのはもちろん、導入の際に気をつけるべきことまで丸わかりですよ。 (more…)

1 week ago

【2025年版】オフショア開発で発生しがちな認識のズレを埋めるプロトタイプツール7選

オフショア開発は安価で高品質の開発ができる開発手法ですが、コミュニケーションの問題が発生しがちです。 そんなコミュニケーションロスの問題を解決するツールとして、今回紹介したいのがプロトタイプツールです。 プロトタイプツールを利用することで、会話型のコミュニケーションから視覚的なコミュニケーションに移行することができ、よりわかりやすく情報を共有することができるのです。 この記事ではそんなプロトタイプツールのおすすめ7つを紹介していきます。 オフショア開発に興味がある方 プロトタイプツールを詳しく知りたい方 オフショア開発のコミュニケーションの問題に悩まれている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば、オフショア開発のコミュニケーション問題を解決する方法がわかりますよ。 (more…)

2 weeks ago

2025年注目のモバイルアプリ開発フレームワーク 5選

スマートフォン市場がますます進化する中で、モバイルアプリの開発技術も飛躍的に向上しています。 特に、クロスプラットフォーム開発の重要性が増し、開発スピードやコスト削減を実現するフレームワークが次々と登場しています。 この記事では、2025年に注目されるモバイルアプリ開発フレームワークを5つ紹介し、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。 モバイルアプリ開発を行いたい方 モバイルアプリ開発フレームワークについて最新情報を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばモバイルアプリ開発のフレームワークについて注目のものが何なのか丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago