オフショア開発に関して調査、検討していると、ODC開発と言う言葉を耳にするのではないでしょうか。
ODCとはOffshore Development Center(オフショア開発センター)の略で、別名「ラボ型開発(ラボ契約)」と呼ばれる契約形態を言います。
企業のシステム開発部門を、国外に置くことで、IT人材における人的コスト(採用・雇用・教育)を削減することができる為、近年はベトナムオフショアを中心に注目されています。
では、オフショア開発において、最近注目されている『ODC開発(ラボ型開発)』と何なのでしょうか?
そこで、今回はラボ型開発の基礎的な知識についてお話します。
合わせて読みたい >> ラボ型開発とは~メリット・デメリット・向いている開発内容まとめ【保存版】
2005年頃から、日本企業がシステム開発を海外の企業に委託することが増えてきました。それをオフショア開発と呼びます。
オフショア開発が選ばれる理由は、日本と比べて中国やインド、東南アジアの安価な人件費を利用することにより、開発のコストダウンができるという点が挙げられます。
現在は、中国やインドよりも人件費が安いベトナムが、オフショア開発先として注目されています。
ODC(別名:ラボ型開発)とは、基本的にある 一定期間(半年〜1年)の間、お客さんの専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。
まずは、ラボ型開発と受託開発の違いは何でしょうか?
現在の日本の多くは、開発を他社に依頼する場合、『受託開発』の方法が取られます。
受託開発はお客さんから仕事を受注し、開発することで、納品したら終了というスタイルのことです。デメリットとして、納品後に修正が必要な場合、追加料金が必要こともあり、コストが増えてしまうことです。
その点、ラボ型開発は期間内であれば、 随時修正依頼もでき、コストも抑えられやすいのです。
ラボ型開発には、以下の種類があります。
① お客様のプロジェクト・マネージャー(略称:PM)が開発現場に駐在する場合
この場合なら、現地の細かな状態(例:プロジェクトの進歩、作業の効率など)が確認でき、発生した問題にも急速に対応できます。
また、チームの中でのコミュニケーションミスを最小限に抑えることができます。
さらに、お客さんもリモートよりも意図が伝えやすいと思います。
② お客様のPMが日本で対応される場合
このパターンが一番多いです。
この場合、さらに二つに分かれます。
・開発チームのブリッジエスイー(略称:BrSE)が日本にいる場合
・開発チームのブリッジエスイー(略称:BrSE)が現地にいる場合
この場合、BrSEの役割のとても重要になります。技術や日本語の理解力以外にも、チームメンバーに対してリーダーシップのスキルなどが必要です。
ラボ型開発についての基礎的な知識はいかがだったでしょうか?
次回はラボ型開発のメリット、デメリットまたBrSEの役割についてお話ししますね。
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