COBOL・VB6・WebForms 等の旧システムを理解する技術者が定年退職。社内に引き継ぐ人材がおらず、外部の保守人員も確保できない。
設計書が紛失・未更新でシステム内部を誰も把握していない。「不用意に変更すると全体が停止する」恐怖から、必要な機能改修に踏み切れない。
オンプレ機器保守や古いライセンス費用がIT予算の7〜8割を占有。本来投資すべきDXや新規事業に資金を回す余裕がない。
古いデータ構造が孤立化しているため、API接続や柔軟なデータ連携が行えず、最新のAI技術を活用できない。
レガシーコードベースを「検索可能で、常に最新の、生きたナレッジ資産」へ。取り込むだけで、AIが解析・可視化します。
提供中の機能と開発ロードマップを曖昧に語ることはいたしません。現在、ナレッジ基盤、COBOL解析・ドキュメント化、およびJava設計とトレーサビリティ機能はすでに提供を開始しています。一方で、コード自動生成はロードマップ上の構想段階です。この開発順序には明確な理由があります。システム構造の正確な理解を経ないコード生成は、かつての「一括自動変換」と同じ失敗を繰り返すリスクがあるためです。
ZIP一括アップロード、またはGit・SVNリポジトリへの直接接続(差分同期)。
Codebase Profilerが方言・環境を自動判定し、CALL/COPY/PERFORMの依存関係グラフを構築。
該当行への引用と確信度スコア付きのドラフトを、エンジニアが確認・承認。
承認済みドキュメントから設計案(controller/ service/ entity/ batch)とCOBOL→Java対応表を生成。
現在は提供していません。検証済みの理解の上にのみコードを生成すべきである — それが当社の設計思想です。
デモ用コードベース「COBOL-AIRLINES」を取り込み、解析からJava設計までを実行した実例です。本システムに搭載されている解析エンジンは、AWSが公開するモダナイゼーション検証用のベンチマークアプリ「CardDemo」を用いた動作検証も完了しています。
移行の概要 — プログラム数・依存関係・環境構成・ドキュメント検証率と、移行パイプライン全体を一画面で把握
環境/Codebase Profiler — COBOL方言・ソース形式とCICS・DB2・IMS・VSAM・MQの使用を自動検出し、ファイル内訳を可視化
ドキュメントワークベンチ — COBOLドキュメントとJava設計をタブで切り替え、ソースコードと対比しながら検証・承認
アーキテクチャ — システム構成図・サブシステム目次を自動生成。Markdown出力・Claude Code向けエクスポートに対応
影響分析 — 呼び出し元・使用先(CALL/COPY)の依存関係グラフで、変更の影響範囲を即座に把握
欠陥・移行リスク — Javaへきれいに対応付けできない構造(REDEFINES・CICS・埋め込みSQL等)を重要度順に提示
コードベースに質問 — 関係図・関連表を交えて回答。ナレッジベース必須モードで根拠のない回答を抑制
BIZ ModAIは、DEHAの5ステップ・モダナイゼーションプロセスの全工程を支えます。
既存システム全体を網羅的に分析し構造を可視化。潜在リスクの洗い出しとROI予測。
クラウドネイティブ/マイクロサービス中心の将来像を設計。段階的移行計画を策定。
重要機能を先行して試験移行。実現可能性検証と性能測定でリスクを排除。
生成AIツールでコードを最適変換。AI自動テストの仕組みも構築。
最新設計ドキュメントとともに引き渡し。社内技術者の自走を支援。
レガシーシステムの刷新には、一括変換ツール、大手ベンダーへの一元委託、海外クラウド製AI移行ツール、あるいは人手による現行調査など、多くの選択肢が存在します。それぞれに合理性があり、私たちはそのいずれも否定しません。
異なるのは、「出発点」です。
BIZ ModAIは、変換や移行にいきなり着手するのではなく、まず「現行システムに何が実装されているのか」をソースコードの該当行という明確な根拠とともに可視化する分析基盤をお客様の閉域環境内に構築します。
モダナイゼーションの成否を分けるのは、単なる「変換の速さ」ではなく、「現行理解の精度」である ── これが私たちの信念です。
短期間で動作するコードを得る手段として、一括変換は有効な選択肢です。なお、BIZ ModAIはソースコードを機械的に変換するツールではなく、本番コードの自動生成も現時点では提供していません(開発ロードマップ上の構想です)。本製品が提供するのは、エンジニアが承認したドキュメントに基づくJava設計案と、COBOL→Javaの対応表(トレーサビリティ付き)です。
一方で、一括変換は不要なコードや過去の暫定対応までそのまま新言語に写し取るため、旧言語の構造を引きずったコードが生まれ、保守性の課題が次の20年に持ち越されるおそれがあります。BIZ ModAIは、変換の前段で「何を移し、何を捨て、何を作り直すか」を判断するための現行仕様の可視化を行います。分析成果物(仕様書・依存関係・デッドコード一覧)は、どの変換ツール・どのベンダーの移行にもそのままご活用いただけます。
基幹系システムの移行実績や体制の厚みにおいて、大手ベンダー様に強みがあることは事実です。
ただし、現行調査の成果が報告書として納品される形では、プロジェクトの終了とともに知見の多くが社内に残らないままになりがちです。BIZ ModAIは、お客様の環境内に分析基盤そのものを構築します。仕様書・依存関係マップ・業務ルールは御社の資産として残り続け、御社のチームがいつでも検索・質問できます。特定の移行先技術やベンダーを前提としない、中立的な分析である点も特長です。
移行先を特定のクラウドに決めている場合には、有力な選択肢の一つです。
ただし、こうしたツールの多くは、ソースコードを外部環境に置くことと、当該クラウドへの移行を前提としています。BIZ ModAIは、インターネットから遮断された完全クローズド環境でも動作可能であり、ソースコードを社外に出さない構成を実現できます。移行先アーキテクチャにも利用するLLMにも依存せず、分析から移行の実行までを支援する体制と一体でご提供します。
そのとおりです。有識者の判断や、長年システムを支えてこられた方々へのヒアリングは、AIでは代替できません。最終的な判断は、人が担うべきものと考えています。
一方で、数百万行規模の全量読解を人手のみで行う場合、期間と費用は大きく膨らみ、調査の網羅性にもばらつきが生じがちです。BIZ ModAIはソースコード全量を走査し、業務ルールを該当行の根拠付きで抽出します。有識者の役割を「ゼロから文書を書く」ことから「根拠を検証する」ことへ変えることで、調査の期間と工数を大きく圧縮します。確信度スコアと権限管理に基づく確認ワークフローにより、「誰が・いつ・何を承認したか」が記録として残ります。
そのとおりです。有識者の判断や、長年システムを支えてこられた方々へのヒアリングは、AIでは代替できません。最終的な判断は、人が担うべきものと考えています。
BIZ ModAIで構築した分析基盤は、移行完了後、そのまま全社AIナレッジ基盤「BIZナレッジ」としてご活用いただけます。「2025年の崖」を越えるレガシー再生から、ベテラン技術者の知見の承継、その先のAI活用まで — 御社の資産として残り続けます。
現行分析・移行支援
全社AIナレッジ基盤
BIZ ModAIの第一歩は、読み取り専用の現行分析です。本番システムには一切手を加えず、閉域環境の中で、現行仕様書という「移行の有無にかかわらず必要な資産」が残ります。監査対応・障害対応・技術承継にもそのままお役立ていただけます。現行分析フェーズは、範囲と金額を事前に確定した固定価格でご提供します。まずは現状の可視化から、ご相談ください。
監査ログ、ドキュメントの版管理(差分・ロールバック)、COBOL→Java対応表は、内部監査や当局への説明に活用いただけることを想定して設計されています。ワークスペース単位で強制可能な二要素認証(TOTP)、スキーマレベルのデータ分離にも対応。銀行・保険をはじめ、説明責任が求められるすべての業種でご利用いただけます。
レガシーシステムのAI解析・可視化・モダナイゼーション支援。BIZナレッジをコアエンジンとして、レガシー移行をAIで加速します。
はい。オンプレミス、またはお客様指定のクラウドリージョンに導入可能です。ローカルLLM(Ollama等)の活用により、インターネットを完全に遮断した閉域環境での運用にも対応します。
COBOL・PL/I・VB6・旧世代ASP/.NET・Java などに対応しています。プログラムソース以外に、設計書・Excel・PDF等のドキュメント資産も取り込み可能です(スキャン文書はOCR対応)。
すべての回答に参照元(該当コード・文書箇所)を明示します。ナレッジベース必須モードにより、登録資産のみに基づく回答を強制でき、AI特有の「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」を徹底的に排除します。
いいえ。属人化解消・ナレッジ再生のためのツール単独利用も可能です。もちろん、DEHAによるJava・C#・Node.js・Python/AWS・Azureへの移行プロジェクトと一体でのご利用が最も効果的です。
ありません。お客様のソースコードやデータを外部公開AIモデルの学習に一切使用しません。ISO 27001を取得した体制のもと、専用環境で安全に運用します。
まず概念実証(PoC)として、お客様のレガシーシステムの一部を取り込み、ドキュメント自動生成・影響分析・Q&Aを実際のコードでご体感いただきます(通常2〜4週間)。その後、対象システムの全量取り込み・本格導入へ進みます。