オフショア開発

2030年に向けて変化する労働需要【迫りくる雇用減にどう立ち向かう?】

AI技術の発展や脱炭素化の動きによって、労働の在り方は将来変化していくことは必須です。 そんな中、あらゆる人が時代の変化を察知し、能力やスキルを絶えず更新していく必要があります。 そこでこの記事では、2030年に必要な労働需要は何なのかを予測していきます。 自分のライフシフトを考えたい方需要のある職種やスキルを知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば2030年の日本においてどういったスキルが求められるのか、どんな未来が待っているのかなどわかりますよ。 生産年齢人口は、2050年には現在の2/3に減少 日本の生産年齢人口は現在の約7400万人から2050年には約5300万人に減少すると言われています。 これは加速する少子高齢化が要因と言えるでしょう。 外国人労働者は2030年に日本の至る所で不足する 日本は高度外国人の魅力度ランキングが他の先進国に比べ低い状況があります。 こちらの表は高度人材を誘致・維持する魅力度ランキングです。 経済産業省「未来人材ビジョン」 この表を見れば日本の魅力度が他の先進国に比べ、圧倒的に低いことがわかりますね。 国内人口が減っていく中、外国人労働者も少なくなってしまっては日本の経済状況がより危機的な状況になることは言うまでもありません。 外国人から「選ばれる国」になる意味でも、社会システム全体の見直しが重要となっています。 2030年に向けて変化する労働需要 経済産業省の「未来人材ビジョン」では、2030年、2050年に必要な能力が何なのか、56の能力を職種別の従事者数、各職種ごとの分布状況などで算出しています。 それによると現在は「注意深さ・ミスがないこと」「責任感・まじめさ」などが重視されていますが、2030年には「問題発見力」や「的確な予測」「革新性」などが重要になっていく見込みです。 経済産業省「未来人材ビジョン」 職種別に見ると事務や販売従事者などが減少する傾向にあり、情報処理や通信技術者、開発技術者などが増加する予測がされています。だからこそ、求められる能力も「問題発見力」や「的確な予測」になってくるわけなのです。…

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日本の高度IT人材不足 未来予測と解決方法

日本の高度IT人材は不足の一途を辿っています。 このままでは国内でIT人材を確保するのが難しくなり、納期を守ったり、仕様書通りの構築が困難になってしまうでしょう。 この記事ではそんな日本の現状と、その問題を解決するための方法を紹介していきます。 社内のIT人材が不足している方高度IT人材を確保したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば日本の高度IT人材の課題とその解決策がわかりますよ。 日本の高度IT人材の未来予測 経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できませんし、確保できたとしても人件費が高くつく場合が多いです。 もし未経験からエンジニアを育てたとしても、一人前になるまで教育する余裕を取れない場合がほとんどです。 特に「IT人材の需要増加」と「採用面接と働き方の変化」は、IT人材の取り合いを激化させており、地方の中小企業にとって、国内でのIT人材獲得が非常に難しい状況になってしまいました。 出典「我が国におけるIT人材の動向」 上記のグラフのようにIT人材は東京に集中しており、地方の人材不足が顕著に表れています。 そもそも高度IT人材とは 高度IT人材とはシステムに新しい付加価値を与えてサービスに革新をもたらす人材のこと。 一口にITと行っても、求められている人材は年々高度化しています。そうした中、IT人材を以下のように区別を行い、スキルの見える化を行っているのです。 従来型IT人材システム請負開発や運用・保守などに携わる人材高度IT人材システムに新しい付加価値を与えてサービスに革新をもたらす人材先端IT人材AI、IoT、ビッグデータなどに関する高いスキルをもつ人材 日本の高度IT人材不足の要因 高度IT人材不足の1つの要因として、日本の処遇の低さがあります。下の表は日本とアメリカの年代別年収分布です。 アメリカに比べ日本は給与が低い傾向があり、また年功序列型に推移していることがわかります。 出典「我が国におけるIT人材の動向」…

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ベトナムソフトウェア協会(VINASA)とは?DEHAの受賞歴

ベトナムソフトウェア協会(VINASA)はベトナムのソフトウェアを支える協会のことで、ベトナムのプログラマーの約65%を占めています。その数はベトナム最大! この記事ではそんなベトナムソフトウェア協会(VINASA)とはどんな団体なのか、なぜベトナムが注目をされているのかについて解説していきたいと思います。 ベトナムソフトウェア協会(VINASA)が気になる方ベトナムオフショアが気になる方ベトナムのエンジニアの質が気になる方社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムソフトウェア協会(VINASA)の特徴や、ベトナムエンジニアの特徴などが丸わかりですよ。 ベトナムソフトウェア協会(VINASA)とは? ベトナムソフトウェア協会(VINASA)はハノイに拠点を置く、ベトナム最大のソフトウェアビジネス協会のこと。 2002年4月に設立され、ベトナムで活躍している270以上のソフトウェア企業が会員として登録されています。エンジニアの数で言うと、ベトナム全土のプロフェッショナルなプログラマーの約65%を占めています。 ベトナムソフトウェア協会(VINASA)では政治とソフトウェアビジネスコミュニティの架け橋として機能していて、トレーニングプログラムやワークショップ、ビジネスマッチング、情報提供などを通し、ベトナムソフトウェア産業の発展をサポートしています。 DEHAソリューションズも受賞 DEHAソリューションズも、2021年から2025年任期の第5回ベトナムソフトウェアITサービス協会(VINASA)の大会でベトナム情報通信産業の発展において貢献した14企業の1つとして情報通信省の大臣から表彰されました。 このイベントは全部で438社ある会員企業から260名の代表者が参加し、オンライン中継で開催されました。 ヴードゥックダム副首相の他、情報通信省のグエン・マン・フォン大臣、中央企業団のファム・タン・コン党委員会副書記、内務省の代表者、指導者、省庁および中央支部の元指導者の方々なども会議に出席されていました。 この2021年から2025年任期の第5回ベトナムソフトウェアITサービス協会(VINASA)の大会ではVINASAの会長職として、FPTソフトウェアのグエン・バン・コア取締役社長が就任を発表。 若い経営者の参加が増えたことにより、理事会の年齢層は一層若くなりました。運営戦略に関しては、テクノロジー・デジタルトランスフォーメーション・スマートシティの3つを主要な領域としていくことに決定。 また新しい目標としてテクノロジーエコシステムを構築すること・ プラットフォームを開発すること・ AI戦略に焦点を当てること・ IT人材育成に参加することの4つがテーマとして選ばれました。 なぜベトナムが熱いのか こうしたベトナムソフトウェア協会(VINASA)の活動からもわかるように、ベトナムは今ソフトウェアやICTの領域で注目をされています。…

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DX推進の拠点として、今ベトナムが熱い!

企業におけるDX化が加速している今、新しい開発拠点としてベトナムが話題になっています。 ベトナムなら日本語話者も多く、オフショア開発会社を利用することで、海外進出のハードルを下げることができます。 この記事ではそんなベトナムに関して、なぜ今「熱い」のか、その理由を深堀りしていきたいと思います。 DX化を進める企業 社内のIT人材が不足している方 ベトナムオフショアが気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばDX化が進む企業が参考になるベトナムの特徴がわかりますよ。 合わせて読みたい:ホワイトペーパー「デジタルトランスフォーメーション戦略とサステナビリティ目標の統合に不可欠な柱」 ベトナムが熱い理由①公共交通事業者が相次ぎハノイに拠点を 近年非IT系のサービス企業がベトナムに開発拠点をおく事案が増加しています。2021年には大手高速バス事業者WILLERや、遠州鉄道株式会社などでハノイに開発拠点を新設する動きがありました。 遠州鉄道は日本国内でITエンジニアの人材確保が難しくなっていることがベトナム進出への要因の1つになったと言われています。同社は浜松市を地盤に運輸や小売を行う伝統企業です。 こうした地方でのIT人材不足は顕著にあります。下の表は産業別の東京、神奈川、愛知、大阪に占める従業員数を表したグラフです。 出典 我が国におけるIT人材の動向 このグラフによるとIT産業では東京が51.1%と半数以上を占めています。他の地域との差は言うまでもありませんね。 IT企業が多く東京にあることから、優秀なIT人材が東京に流れてしまうといった悪循環が背景に考えられます。国内IT人材がそもそも不足しているので、こうした状況は極めて深刻と言えるでしょう。 日本のIT人材不足 前述した通り、日本のIT人材は地方を中心に不足しています。経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 AIやデータサイエンスなどの先端ITのニーズが高まっているのにもかかわらず、少子高齢化によって若者が不足していることが要因と言えるでしょう。 合わせて読みたい>>IT人材不足の解決手段は、オフショアのラボ型開発が最適な理由 ベトナムが熱い理由②オフショア開発会社でハードルを下げる…

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【円安で影響を受けた事業者へ】事業再構築補助金の申請方法とは?【オフショア開発】

円安が進む日本。オフショア開発を依頼する事業者様もその影響を大きく受けていることかと思います。 この記事ではそんな円安による影響を受けた事業者様向けに中小企業庁が行っている補助金制度について紹介していきます。 円安により影響を受けた事業者新型コロナによる影響を受けた事業者 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば、事業再構築補助金のことが丸わかりですよ。 事業再構築補助金の種類 事業再構築補助金は、中小企業の事業再構築への挑戦を後押しするための補助金であり、申請者は事業計画の作成、実行、成果達成に責任を持って取り組む必要があります。 2022年7月1日に発表された第7回の公募要領では、「原油価格・物価高騰等緊急対策枠(緊急対策枠)」が新たに設置されています。 こちらは長期化しているウクライナとロシアの攻防による不安定な世界情勢や、円安などの影響での物価高などで、煽りを受けている中小企業への支援策となっています。 通常枠中小企業者等、中堅企業等ともに【従業員数20人以下】100万円~2,000万円【従業員数21~50人】100万円~4,000万円 【従業員数51~100人】100万円~6,000万円 【従業員数101人以上】100万円~8,000万円大規模賃金引上枠中小企業者等、中堅企業等ともに 【従業員数101人以上】8,000万円超~1億円回復・再生応援枠中小企業者等、中堅企業等ともに 【従業員数5人以下】100 万円 ~ 500 万円 【従業員数6~20 人】100 万円…

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オフショアのシステム開発会社を選定する時は品質評価に注目しよう

オフショア開発において品質評価をきちんと行っている会社であればあるほど、高品質の開発を行うことができます。 しかしそんな品質評価にはさまざまな要素があり、システム開発会社選定で利用するには難しい側面もあります。 そこで品質評価を見える化したさまざまな国際規格が存在するのです。 この記事ではそんなオフショア開発の品質評価について、どんなものなのか、国際規格とはどういうものがあるのかなど徹底解説していきます。 オフショア開発が気になる方 オフショア開発の会社選定に迷われている方 社内のIT人材が不足している方 高品質のシステムを開発したいと思われている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発の会社選定で注目したい品質評価のポイントと参考になる国際規格がわかりますよ。 そもそもシステム開発の品質評価とは システム開発では、プログラミングの工程だけで高品質が問われるのではなく、要求仕様を聞き出す際の品質、テスト、納品後の保守やメンテナンスなど、各段階で品質評価を行っていかなくてはなりません。 特にオフショア開発はエンジニアとの物理的距離も遠く、言語も異なるせいか、要求通りの開発ができなかったなんて声もあったりします。 ここからは要求仕様、テスト、保守・メンテナンス各段階の品質評価に関して、それぞれどういうものなのか解説していきます。 要求仕様段階 システム開発では要求仕様過程の段階から品質評価はスタートしています。 要求定義の段階では、いかに発注者の希望や目的を引き出せるかが重要となっていきます。 そもそもなぜその開発投資を行っているのか、課題は何なのか、課題解決のために何が必要なのか…。 このようにシステムプロジェクト開発の課題を洗い出していくことで高品質の開発に繋がっていくのです。 設計段階 設計過程では要求仕様で明確化された課題や目的に関してITシステムを利用し、どうやって解決していくのかで品質が決まっていきます。…

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オフショア開発のデメリットと対策について

オフショア開発はコストを抑えて優秀なエンジニアを確保できるとあって注目されていますが、その良さだけに惹かれていざ利用してみると、思っていなかった問題や課題に直面することも少なくありません。 そこでこの記事では良いところだけではないオフショア開発のデメリットの側面に触れ、その対策を徹底解説していきます。 オフショア開発に興味がある方社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発でどんな面に気をつけなければいけないのか、オフショア開発を成功させるための秘訣がわかりますよ。 オフショア開発のデメリット 小規模開発ではコストメリットが感じづらい オフショア開発国では、現地の単価が上昇しています。以前のようなコスト削減だけを目的にしたオフショア開発よりも今や、リソース確保の側面が強くなっています。 オフショア開発の場合、開発エンジニアの以外にもブリッジSEやコミュニケーターを配置することが多く、その人件費も発生してしまいます。 そのため、小規模な案件だと削減できた人件費以上の費用がかさんでしまう恐れがあるのです。 言語の問題がある オフショア開発では、コミュニケーションが重要な役割を果たします。 海外に開発を委託するので当たり前ですよね。オフショア開発は基本的には英語が共通語です。 コミュニケーションがうまくできず、仕様書通りの開発ができなかったなんて声も…。 また直接打ち合わせをすることができないため、コミュニケーションはチャットツールやオンライン会議など。物理的な距離が離れている面からも、コミュニケーションがしづらいのです。 時差の問題 時差が大きく異なってしまうと、オンラインでの打ち合わせの時間も限られてきてしまいます。 またトラブルが発生してすぐに確認したいことが発生しても、すぐに対応ができないなんてことも。 文化の違い 国が違えば文化も異なります。 例えば海外では残業はあまり行いません。日本では一般的なことかもしれませんがそれを現地のエンジニアに求めるには難しいでしょう。…

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マイグレーションとは?効果やメリット、注意点とは?

マイグレーションとはシステムやデータを別の環境に移転したり、新しい環境に移行することを指します。 日常的に使用しているシステムやアプリケーションを新しいコンピュータに移行する際など、さまざま場面で活用することができます。 この記事ではそんなマイグレーションについて、どんな効果やメリットがあるのかなど徹底解説していきます。 新しいシステムを導入しようと思っている企業の方 社内のIT人材が不足している方 マイグレーションについて気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばマイグレーションとは何なのか、どんなことに注意をすれば良いのかなどがわかりますよ。 (more…)

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【オフショア開発】良い開発会社に会うためのポイント【社内調整も大事】

オフショア開発ではさまざまな開発会社があります。開発会社によって技術力や予算、強みもバラバラ…。 この記事ではそんな数ある開発会社選びを成功させるためにおすすめの選定ポイントを紹介していきたいと思います。 オフショア開発に興味がある方社内のIT人材が不足している方オフショア開発会社選びに悩まれている方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めば開発会社選びを失敗しないために重要視したいポイントがわかりますよ! 良いオフショア開発会社に出会いたい方におすすめの選定ポイント オフショア開発会社選びを失敗しないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。 ズバリおすすめの選考ポイントはこの3つです。 類似案件の開発実績の有無ラボ型開発かどうかブリッジSEの有無・クオリティ それぞれ詳しく見ていきます。 類似案件の開発実績の有無 開発会社を選ぶ際に多くの人が気になっているのがその会社の実績ですよね。 「オフショア開発白書」によると、実際オフショア開発を成功した企業はオフショア開発会社選定において、「日本企業との取引実績」「エンジニアの実績やスキルセット」を最重要視してしているとのこと。 類似の開発実績があるということは、その開発会社に対応可能な人材が在籍していることの証明になりますし、開発ノウハウやナレッジが蓄積していることも期待できます。 日本企業との取引実績がある企業であれば、日本の文化を理解していることも多いですし、日本語対応ができることもあります。 ラボ型開発かどうか 同グラフでは「ラボ型開発の対応可能か」を成功企業があげています。ラボ型開発とは、基本的にある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことを指します。 ラボ型開発では契約期間内であれば仕様変更や修正も追加費用なしで対応可能な上に、知識やノウハウを蓄積することができるので開発効率の向上が期待できます。コスト削減にも直結しやすいと言ったメリットもあります。 成功企業がより重要視している=オフショアの開発にはラボ型開発の観点が重要だと言えそうです。 ちなみに、成功企業がその他で挙げた回答としては「会社の雰囲気」「カルチャーフィットするかどうか」「開発の目的がしっかりと共有できているか」などがありました。…

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オフショア開発成功の鍵【プロジェクト管理が肝】

オフショア開発を行う際にはプロジェクト管理が重要です。 特に発注企業側とオフショア開発会社でのコミュニケーションが疎かになっていたり、発注企業側の社内での理解がきちんとなされていないと要件通りの開発ができないなんてことも… この記事ではそんなオフショア開発におけるプロジェクト管理に関して、徹底的に解説をしていきたいと思います。 オフショア開発に興味がある方オフショア開発がうまくいっていない企業の方社内のIT人材が不足している方IT人材を確保しようとしている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発を成功に導くポイントが丸わかりですよ。 オフショア開発の種類 オフショア開発の成功のポイントを語る前に、そもそもオフショア開発の種類について整理しておきましょう。 オフショア開発には「請負型」と「ラボ型契約」の2種類があります。「請負型」は、プロジェクトごとに開発依頼を行う契約です。開発チームは、決められた納期・工数にしたがって、依頼されたプロジェクトの開発を行います。 一方、ラボ型契約は基本的にある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のこと。 コスト削減の目的で利用されることの多いオフショア開発ですが、コスト面から考えるとラボ型契約がおすすめです。その他にも優秀な人材を長期間確保できたり、仕様変更にも柔軟に対応できるなどといったメリットがありますよ。 そんなラボ型契約では、プロジェクト管理が非常に重要です。ラボ型契約に慣れていない企業では、うまくそれを活用することができずプロジェクトが失敗してしまうケースも少なくありません。 オフショア開発に必要なプロジェクト管理とは? 下のグラフは「オフショア開発白書」で調査した「オフショア開発企業に感じた課題」のアンケートです。これによると、「品質管理」や「コミュニケーション力」が課題になっていることがわかります。 特に品質管理を課題として上げる声は去年よりも増加しています。これは昨年よりもオフショア開発が一般化したため、新規参入企業が増えたことが要因と言えるでしょう。 この課題を解決するためには、品質管理を強みにしているオフショア開発企業に依頼を行うことが重要です。しかしその一方で、そのような企業に発注側が開発を任せてしまって、イメージ通りの開発が行われないリスクがあります。 最終的な成果イメージをベンダに任せきりにするのではなく、コミュニケーションをしっかりと取り双方が納得のいく開発を行っていくことが重要なのです。 コミュニケーションのコツ さて、コミュニケーションが重要だと言ったものの、海外のオフショア開発国に依頼するためコミュニケーションがスムーズに行われない恐れがあるかもしれません。 そこで、ここではオフショア開発国とうまくコミュニケーションを取るためのコツをご紹介します。…

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