LaravelとはWEBアプリの開発でよく使われる開発言語「PHP」のフレームワークのことです。フレームワークとはシステム開発を楽に行えるように用意された、プログラムとかのひな形のことを指します。
LaravelはPHPフレームワークの中では後発ですが徐々にシェアを増やして行き、2019年には利用率世界1位となりました。
当記事ではそんな「Laravel(ララベル)」の活用を得意としているベトナムのオフショア開発会社「DEHA」のエンジニアにインタビューし、Laravelを活用したWEBアプリの開発に関して生の声をお届けします。
DEHAのテクニカルマスターのChu Hoai Linh (チュー・ホアイ・リン)と申します。
25歳です。2018年からインターン含め3年間DEHAで働いています。
主にPHP・フレームワーク「Laravel」を活用し、Webアプリケーションの開発を行っています。
2020年に国際的な資格「Certified Laravel Developer」を取得する等、積極的にLaravelの習得に努めています。
仕様書とDBの確認、コーディング、コードレビュー、テスト等の開発の仕事全般を行っています。
リリースの時にコードをサーバーにデプロイし、開発環境でテストをクリアしてから、お客様に納品しています。
私はPHP Laravelを使った開発を得意としており、3年間の間に何度も更新されたバージョン(5.6、5.7、5.5,6.0、7.0、8.0 )のプロジェクトに携わり、フレームワークが提供する最新の機能を学習して参りました。
例えば、APIを使用する場合、Laravelはバージョン5.xからバージョン8.0までのPassportを提供し、Sanctumを使用してAPIを使用することが可能。と言った具合です。
DEHAに入る前は、ITの経験は全くありませんでした。DEHAにインターンとして参加し初期教育プログラムでプログラミングの基礎とPHPとLaravelについて学びました。
その後、OJTという形でチームリーダーを始めとする経験豊富な先輩エンジニアの指導の下、PHPLaravelの実践スキルを身につけることができました。
PHP Laravelでの開発を初めて約1年後、私の最初の目標は、Laravel認定試験(https://certification.laravel.com/)を取得することでした。
Laravel認定試験に関する情報から試験の参考資料、模擬テストを通じて、Laravelでの開発に関する知識及びLaravelが提供する高度な機能について知識を得ることができました。
このプロセスを通じて、Laravelのドキュメントを作業プロセスで最も効果的に活用することができました。
Laravelは優れたフレームワークです。開発時間を節約するための、多くのライブラリを提供しています。
例えば、API操作用のPassportとSanctum、高速で安全なデータベース操作用のEloquentなどです。
Laravelの組み込み機能のおかげで、メール送信、キューイング、ファイルの保存、cronjobに関連する機能も簡単に開発できます。
さらに、Laravelに大規模な開発者コミュニティもあり、特定の問題を解決するための多くのライブラリを提供しています。
また、製品ごとに最適な方法(ベストプラクティス、デザインパターンなど)も選択することができる為、高品質なプロダクトを開発できるメリットもあります。
特別な理由がないのであれば、WEBシステムの開発はPHP Laravelを活用することをお勧めします。
Laravelで開発するときに直面する問題は、古いバージョン(5.xなど)の場合、一部のライブラリに互換性がないか、存在しないためにいくつかの難しいバグが発生することです。その場合、テクノロジーフォーラムで回答を検索する必要があります。回答がなければ、チームまたは会社の経験豊富なメンバーにサポートを依頼することになります。
WEBシステムの開発をする際に、Laravelは非常に有効なフレームワークと言えます。効率的かつ高品質な開発を実現する為には、このフレームワークを最大限に活用すべきだと考えています。
いかがでしたか。本日はDEHAのエンジニア「リン」のインタビューを通じて、ベトナムオフショア開発におけるLaravelでの開発の状況をご紹介していきました。
DEHA社では高品質な成果物をスピーディーに納品する為に、Laravelの習得を積極的に取り入れています。
エンジニアを1から採用するよりも、効率的で低コストな、ラボ型契約もおこなっています。
ベトナムオフショアについて知りたい方、エンジニアについて知りたい方などはぜひご気軽にお問い合わせください。
2025年8月時点におけるドル/円(USD/JPY)の為替レートは、およそ ¥146.9です。 円安傾向は続いており、過去数十年のトレンドとも重なりつつ、依然として投資・政策動向から注目を浴びています。 この記事ではそんな円安に着目してオフショア開発に与える影響を見ていこうと思います。 オフショア開発を始めたい方 社内のIT人材が不足している方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発に円安がどう影響するのかがわかるのはもちろん、いつ始めるべきかまで丸わかりですよ。 (more…)
近年、生成AI(Generative AI)はビジネスの在り方を大きく変革する技術として急速に普及しています。 文章、画像、音声、コードなど、多様なコンテンツを自動生成できるこの技術は、従来の業務効率化だけでなく、新たな価値創出や顧客体験の革新にも直結します。 特にエンタープライズ(大企業)においては、膨大なデータ資産や高度なセキュリティ要件、複雑な業務プロセスを背景に、生成AIの導入が戦略的な投資対象として注目されています。 この記事ではそんなエンタープライズ向け生成AIについて具体的な活用事例や導入ステップなど徹底解説していきます。 (more…)
近年、生成AI(Generative AI)は文章生成、画像生成、音声合成、プログラムコードの自動生成など、幅広い分野で実用化が進んでいます。 業務効率化や新しい価値創造の手段として注目され、さまざまな業種で導入が加速しています。 しかし、生成AIサービスを導入するにあたり、どのような形態で利用するかは企業の戦略や要件によって異なります。 この記事では、主な導入形態としてSaaS型の生成AIサービス、オンプレミス型生成AIサービス、API/PaaS活用型生成AIサービスに着目し、それぞれの特徴・メリット・デメリット・選び方のポイントを整理します。 生成AIサービスを導入したい方 生成AIサービスのタイプを知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AIサービスについてどんな特徴があるのかがわかるのはもちろん、適切な選び方まで丸わかりですよ。 (more…)
2025年、生成AIはビジネスと社会の在り方を大きく変えつつあります。 大規模言語モデル(LLM)、マルチモーダルAI、RAG、AIエージェントといった技術革新が進み、企業の業務効率化から新しい価値創造まで、その活用範囲は急速に広がっています。 この記事ではそんな生成AI市場について、今後の展望や業務への活用について動向などを見ていきます。 生成AIを活用したい企業の方 業務を効率化したい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AI市場について現状と今後の展望が丸わかりですよ。 (more…)
近年、AI技術の進化とともに、業務効率化やサービス向上を目的とした「AIエージェント」の導入が急速に進んでいます。 弊社でも、この流れを受けてAIエージェントの導入を進め、多くの現場で業務の質とスピードの両立を実現することができました。 この記事では、実際に弊社が取り組んだAIエージェントの活用事例を紹介しながら、AI導入によるメリットとその可能性についてご紹介いたします。 AIエージェントが気になる方 AIエージェントの事例が知りたい方 社内の人材不足にお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIエージェントの成功事例が丸わかりですよ。 (more…)
近年、業務効率化や顧客対応の高度化を目的として、企業や自治体、教育機関など多くの組織で「AIエージェント」の導入が進んでいます。 AIエージェントとは、人工知能を活用して自動的に応答や処理を行うシステムの総称で、チャットボットやバーチャルアシスタント、RPA(Robotic Process Automation)などが含まれます。 しかしながら、AIエージェントの導入には多くの期待が寄せられる一方で、現場ではさまざまな課題に直面するケースも少なくありません。 この記事では、AIエージェント導入によくある課題とその解決方法について、具体的に解説していきます。 AIエージェントに興味がある方 AIエージェントの導入に不安がある方 社内の人材不足にお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIエージェントの特徴がわかるのはもちろん、うまく活用するための方法もわかりますよ。 (more…)