スピーディーでクオリティの高い開発を行うためには優秀なIT人材の確保が必要不可欠です。
特にスタートアップ企業ではIT人材をうまく活用して、生産性や作業効率を上げることでライバルとの差をつけていきたいところです。
今回はそんな優秀なIT人材を調達するための方法をご紹介していきます。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばIT人材の採用ノウハウが丸わかりですよ。
IT人材の採用は年々難しくなっています。その理由として以下が考えられます。
「せっかく採用をしたのに、スキル不足だった」などの事象が多く発生しています。IT技術というのは流動的で常に新しいものが生まれ、古い技術は淘汰されていくものです。
そのため、ITエンジニアとして経験がある人だったとしても、そのスキルが古いものである可能性があるのです。
さらに、エンジニア側も業務内容が想像と異なっていたなんてことが発生しがちです。これは一括りにITと言っても、さまざまな技術や業務内容が含まれている点に原因があると考えられます。
これらのミスマッチを防ぐためには、企業側は業務内容をしっかりと整理をし、採用される側も自分のスキルをしっかりと整理しておくことが重要です。
IT人材の採用手段として主にあげられるのは以下の通りです。それぞれ解説します。
人材確保の主要なルートである求人サイト。エンジニア職を探したい場合は、エンジニア専門の求人サービスを活用することをおすすめします。
IT職以外も掲載されている総合的な求人サイトは、業務内容やスキルの定義が曖昧であることが多く、優秀なエンジニアはあまり利用しない傾向にあります。
人材会社とは求職者を登録し、求人を行っている企業へ紹介してくれるサービスのことを指します。
人材をスピーディーに見つけることができます。人材の年収の2~3割ほどの紹介料が必要になるため、採用コストが高くなる点はデメリットですが、成功報酬型なので、採用が長期間になってしまったとしてもコストは一定なのが嬉しいポイントです。
多くのエンジニアが転職の際にこうした人材会社に登録を行うため、安定的に人材を確保することが期待できます。
IT人材の派遣を行っている派遣会社や、自社のエンジニアを顧客企業に常駐させるSESなども、一般的な採用方法の1つです。
人材のレベルによって単価が変わりますが、必要なスキルにあったエンジニアを柔軟に調達することが可能です。
自社の社員になるわけではないので、命令系統や業務内容は派遣元の企業に責任があります。そのため指示内容には注意が必要です。
その一方、採用において発生する社会保険などを企業側が負担する必要がなかったり、社内教育の必要がないのは大きなメリットと言えるでしょう。
その他の方法としては、SNSを利用した交流や、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用する方法などがあげられます。
これらの方法はフリーランスのエンジニアを見つけやすいといったメリットがある一方、その人のスキルレベルが見えづらいといったデメリットがあります。
ここからはIT人材を確保するためのポイントを紹介していきます。採用の際の見極めとしてご利用ください。
IT人材のスキルを見極める際は、「分野」「レベル」「やりたいこと・できること」を分け、それぞれの視点からチェックをすることがポイントです。
先ほども言ったように、ミスマッチの原因としてITという分野の広さがあります。保有資格や前職の業務内容などを参考に分野を整理するようにしましょう。
レベルに関しての見極めは難しい部分があります。例えば自分の作成したプログラミングを見せてもらったり、ポートフォリオなどをチェックするのも1つの方法です。
ただし、そのためには採用側もそのレベルを把握するスキルが必要になってしまいます。
過去の実績などをチェックするのが、最も簡単な見極めポイントと言えそうです。この実績に関しては、書類だけで細かいことを把握するのが難しいです。
面接の際に、どのぐらいの仕事をどのくらいの期間で行い、どのような結果をもたらしたのかを詳しく聞き取るようにしましょう。
転職を希望するエンジニアの多くが「できること」と「やりたいこと」が異なっています。
採用側は「やりたいこと」も参考にしつつ、「できること」をしっかり把握することが重要です。採用候補の絞り込みの際には、書類に書かれている「できること」を確認して選定するようにしましょう。
この人間性に関しては、面接で確認することができます。技術面だけに注目をして、仮に人間性に問題がある人材を採用をしてしまうと、チームとして問題が発生する場合があります。
特にスタートアップでは、企業理念や商品への共感が重要です。ITスキルの基礎知識があり、人間性に良好な人材がいたら、ポテンシャル採用を行うのも1つの手かもしれません。
いかがでしたか。本日はIT人材を調達する場合の具体的な手段と気を付けるべきことについて紹介していきました。
求人サイトだけでなく、人材会社や派遣会社など採用にはさまざまな手段があります。コストもそれぞれ異なるので、気になるものに関して複数見積もりを取ってみることをおすすめします。
IT人材不足でお悩みの方はラボ型契約も検討されてはいかがでしょうか。
ラボ型開発では、期間を決めて契約を行います。その期間であれば仕様変更に柔軟に対応可能です。
日本ではIT人材が不足している一方で、ベトナムではスキルを持ったエンジニアが多くいます。
ラボ型契約が気になる方はお見積りも行えますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ビジネスや社会のあらゆる場面でシステムが欠かせない現代において、システム開発を効率的かつ確実に進めるための枠組みとして「システム開発ライフサイクル(SDLC:System Development Life Cycle)」が存在します。 SDLCは、システムを企画・開発・運用・保守するまでの一連の流れを定義したもので、開発プロジェクトを成功させるための道しるべといえます。 この記事では、システム開発ライフサイクルの基本的な考え方と、主要な開発フェーズ、さらに代表的な開発モデルについて解説します。 システム開発を発注・管理する立場の方 IT人材が不足している方 システム開発ライフサイクルの具体的内容が知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発を効率的に進める方法が丸わかりですよ。 (more…)
システム開発が完了した後、安定して稼働させるためには「システム保守」が欠かせません。 しかし実際に見積もりを取ると、費用が高いと感じる企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、システム保守の費用相場を解説するとともに、コストを抑えるための具体的な方法を徹底的に紹介します。 これから保守契約を検討する方 すでに保守契約しているが見直したい方 システム保守の費用について知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム保守にいくらかかるのかや、費用を抑えるためのポイントも丸わかりですよ。 (more…)
2017年の起業から今まで、DEHA SOLUTIONSが歩んできた9年間は、お客様と社員の皆様からのご支援とご協力なくしては語ることができません。心より感謝申し上げます。 私たちはこの間、ベトナムを開発拠点とするシステム開発企業として、日本国内のIT市場向け様々な課題に真摯に向き合ってまいりました。2019年に発表された経済産業省によるIT人材需給に関する調査によると、2030年の日本国内におけるIT人材は最大で約79万人が不足すると予測されています。この深刻な状況の中、多くのSIer企業様や中小・大企業様の開発パートナーとしては、高品質で開発及びソリューションを安定的に提供することで、日本のIT業界の成長を支える一翼を担っています。 >>関連記事:日本経済産業省によると2030年には最大で約79万人のIT人材が不足 近年、ビジネス環境は急速に変化し、DXの波が隅々にまで浸透することに加え、AI技術も全産業を席巻しています。DEHAマガジンでも度々記事を取り上げてきたように、現在AIは単なるトレンドではなく、未来の社会を形作る基盤となりつつあります。 そんな大きな時代の変化を捉え、私たちDEHA SOLUTIONSはこれまでの9年間で培ってきた豊富なナウハウで、AI分野に注力を決意しました。単なる技術ベンダに留まらずに、お客様にとって最も信頼性があるAI総合ソリューション開発パートナーとしては、共に課題解決及びビジネス発展にしていくことを目指してまいります。 (more…)
開発の現場では「人が足りない」「スキルが合わない」「今すぐ増強したい」が日常茶飯事です。 そこでこの記事では、①オフショア開発 ②ニアショア開発 ③フリーランス・業務委託 ④SES ⑤社内のリソース強化(社員育成・ノーコード/ローコード・AI活用)の5つ手段を、スピード/コスト/品質確保/管理負荷/機密性/拡張性で徹底比較し、選び方の指針まで一気通貫で整理します。 開発を効率化させたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば開発リソースを確保するためのそれぞれの手段について、特徴がわかりますよ。 (more…)
近年、IT人材不足が深刻化する日本市場では、オフショア開発の活用がますます一般的になっています。 なかでも、ベトナムは高い技術力とコスト競争力を兼ね備えた国として、依然として人気を維持しています。 この記事では、2025年最新のベトナムオフショア開発における人月単価相場を役割別に解説し、最新動向までを詳しくご紹介します。 ベトナムオフショアに興味がある方 開発コストを抑えたいとお考えの方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムオフショアの具体的なコストがわかりますよ。 (more…)
2025年8月時点におけるドル/円(USD/JPY)の為替レートは、およそ ¥146.9です。 円安傾向は続いており、過去数十年のトレンドとも重なりつつ、依然として投資・政策動向から注目を浴びています。 この記事ではそんな円安に着目してオフショア開発に与える影響を見ていこうと思います。 オフショア開発を始めたい方 社内のIT人材が不足している方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発に円安がどう影響するのかがわかるのはもちろん、いつ始めるべきかまで丸わかりですよ。 (more…)