オフショア開発

ベトナムのブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)5選!Axie Infinityなど。

ベトナムでは近年、ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が相次いで登場しています。

その資金はなんと数百億USD(100億USD=約1兆1400億円)にも及ぶと言われています。

この記事ではそんなベトナムのブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)に関して5つご紹介していき、その特徴を深堀りしていきたいと思います。

  • ブロックチェーン技術が気になる方
  • ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が気になる方
  • ベトナムエンジニアの技術力が知りたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が何なのか、注目のゲームが何なのかが丸わかりですよ。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)とは

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)とはブロックチェーンを基盤に作られた「遊びながら稼げるゲーム」のことを指します。

ブロックチェーンを基盤に作られていますが、ゲームを遊ぶ方法としては既存のものと変わらず、スマートフォンやPCなどで誰でも簡単に始めることができます。

それでは従来のゲームとの大きな違いはなんなのでしょうか。それは、ゲームをマネタイズすることができる点にあります。

ゲーム中に手に入れたアイテムを第三者に販売し、仮想通貨に変えることができるのです。また、ゲームの種類によっては、ゲームをプレイする中で仮想通貨を直接入手することができるものもあります。

①Axie Infinity

Axie InfinityはAxie(アクシー)というモンスターを使ってバトルするゲームです。

プレーして稼ぐゲームとしてブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)を注目の的にしたブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)の代表とも言っても過言ではないでしょう。

ゲームをプレイすることで、SLPやAXSというような仮想通貨を入手することができ、それを日本円に変えることでマネタイズが可能になります。

2021年には時価総額が25億USD(約2,700億円)になり、世界で最も収益を上げているオンラインゲームとなりました。

②Meeb Master

Meeb Masterはモンスターを戦わせるゲームです。モンスターはMEEBトークンとして売買することができます。

ポリゴンネットワーク上にあり、購入にはMetaMaskなどのウォレットと手数料として、仮想通貨のPolygonが必要です。

③Widiland

Widilandはベトナムのスタートアップ企業レリパが2022年1月にリリースしたブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)です。

環境汚染と食料・エネルギーの枯渇が原因で人類存続の危機に瀕している2130年の未来の地球を舞台に、新しい星探しにいったクルーは生き延びるためにサバイバル生活を行うゲームです。

農民や採掘者、建築家などを操作しアイテムなどを活用し、Widilandで平和な環境を作り上げていくのがミッションです。

キャラクターやアイテムはNFTとして売買することができ、2023年には未来のWidilandのルール作りにも参画できるようになります。

開発企業レリパは2016年の創業以降、日本企業に特化したオフショア開発で事業を行っていましたが、2021年1月からはブロックチェーンサービスに参入しました。

④My DeFi Pet

My DeFi Petは2021年5月にスタートしたゲームです。Axie Infinityのようにモンスターの育成を行い、さらに土地開発も行って行きます。

Axie InfinityではEthereumネットワーク上で実行されるので、モンスターの価格が高くなりがちですが、My DeFi PetではBinanceSmart Chainネットワーク上にあるため料金が安く初心者向きと言えます。

⑤Thetan Arena

Thetan Arenaはeスポーツのブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)です。

友達を作ってチームを組んで、他の人と戦ったり、自分のスキルだけで稼ぐことも可能です。Thetan Coin(THC)を利用しキャラクターガチャを行ったり、ストリーマーへの報酬を行うことが可能です。

なぜベトナムでブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が盛り上がっているのか

ベトナムでは政府や教育機関の支援や取り組みなどもあり、毎年IT関連学科から約5万人のベトナム人エンジニアが卒業しています。

こうした大学に通う若者たちは、在学中にOJTなどを通じて実践的な教育を受けており、卒業すればすぐに企業などで即戦力として活躍する資質を持っています。

そういうこともあってか、ベトナムで活躍するエンジニアは20代〜30代前半が多くいます。

若いエンジニアは上昇志向が強いエンジニアが多く、流行の技術や最新技術への興味関心が高いのも特徴です。

こうしたことがブロックチェーンなどの最先端技術に精通している理由と言えそうですね。

まとめ

いかがでしたか。本日はベトナムで盛り上がっているブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)5つを紹介していきました。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)はさまざまな種類があり、従来のゲームのように気軽に遊べるのにもかかわらず仮想通貨でマネタイズすることも可能でした。

ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)は今後もますます盛り上がっていくに違いありません。

そしてそれに伴い、ベトナムの技術力もますます注目されていくでしょう。

makka

Recent Posts

請負型とは?メリット・デメリットから活用シーンまで徹底解説

近年、開発コスト削減やリソース確保を目的として「オフショア開発」を導入する企業が増えています。 その中でも開発スタイルとして注目されているのが「請負型(受託型)」の契約形態です。 この記事では、請負型の基本的な概要から、メリット・デメリット、向いているプロジェクトの特徴、活用シーンまでを徹底解説します。 オフショア開発が気になる方 請負型について気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発の請負型について メリットデメリットがわかるだけでなく活用できるシーンまで丸わかりですよ。 (more…)

18 hours ago

【2025年版】「ベトナムIT企業トップ10」から見るベトナムIT企業の現状と課題|オフショア開発

ITの進化が止まらないベトナム。国策としてのIT教育が充実していて、若者のIT人口が多いのも特徴です。 そんなベトナムIT企業のランキング指標として、毎年発表されているのが「ベトナムIT企業トップ10」(前身:ベトナムIT企業 トップ50+10社)というものです。 この記事ではそんな「ベトナムIT企業トップ10」を参考に、ベトナムのIT企業の現状と課題について見ていきましょう。 ベトナムのIT事情が気になる方 オフショア開発が気になる方 ベトナムITの課題を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのIT企業の現状が丸わかりですよ。 (more…)

4 days ago

オフショア開発でベトナムが選ばれる7つの理由

安価な労働力を利用して開発コストの削減ができるオフショア開発は中国とインドが中心でしたが、近年ベトナムオフショアに注目が集まっています。 この記事ではそんなベトナムオフショアが選ばれる7つの理由について解説しています。 ・オフショア開発が気になる方・社内のIT人材が不足している事業者の方・ベトナムオフショアについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば今大注目のベトナムオフショアのことがまる分かりですよ。 (more…)

2 weeks ago

PWAとは?機能、導入メリットと実装事例

近年、スマートフォンの普及とともに、ユーザーにとって使いやすく、企業にとっても効果的なウェブ体験の提供が求められています。 そうした中で注目されているのが「PWA(Progressive Web Apps)」です。 この記事では、PWAの概要や機能、導入によるメリット、そして具体的な導入事例についてわかりやすく解説します。 PWAが気になる方 アプリ開発をしたい方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPWAの特徴や導入のメリットなども分かりますよ。 (more…)

2 weeks ago

【保存版・発注者向け】アプリ開発の方法についてゼロから解説

アプリ開発を検討する企業や個人にとって、最初に直面する課題は「どのようにアプリを作るか」です。 そこで本記事ではアプリ開発について、どのような工程があるのかゼロから徹底解説していきたいと思います。 アプリ開発をしたい方 アプリ開発初心者の方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアプリ開発の効率の良い方法が丸わかりですよ。 アプリ開発に関わるすべての工程や手法を理解することで、発注者としてより良い判断ができ、プロジェクトを円滑に進めることが可能になります。 (more…)

3 weeks ago

チャイナプラスワンとは?製造業だけではなく、IT業界も注目

近年、製造業を中心に広がってきた「チャイナプラスワン(China Plus One、中国+1)」戦略が、IT業界でも注目され始めています。 中国に依存しすぎない経営体制を構築するためのこの動きは、製造業の枠を越え、ソフトウェア開発やITインフラといったデジタル領域にも拡大しています。 この記事では、チャイナプラスワンの概要から背景、IT業界における注目理由、そしてオフショア開発との関係性や活用事例までを詳しく解説します。 チャイナプラスワンについて知りたい方 オフショア開発に興味がある方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばチャイナプラスワンの概要がわかるだけでなく、今後の展望も分かりますよ。 (more…)

3 weeks ago