EC開発

Commerce+ 2021に見る、越境ECの未来

ShopifyのオンラインイベントCommerce+ 2021が11月4日に開催されました。

このCommerce+ 2021では越境ECのこれからがわかる話題が議論されました。本日はそんなCommerce+ 2021の内容を紹介していきます。

  • Commerce+ 2021の内容が知りたい方
  • 越境ECの未来を知りたい方
  • ネットショップを運営したい方
  • 社内のIT人材が不足している方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば越境ECはもちろん、他のCommerce+ 2021の内容もわかりますよ。

Commerce+ 2021とは

Commerce+ 2021とはShopifyを利用する事業者とパートナー向けに行うオンラインイベントです。

6月29日に行われた「Shopify Unite 2021」を受けて、日本に特化したコンテンツを加えて開催されました。Shopifyの最新動向を知ることができたり、コミュニティをつくる機会を提供します。

Commerce+ 2021に見る、越境ECの未来

ネットショップは今や世界中に機会が広がっています。実際にShopify公式でも以下のような情報がシェアされています。

2020年にShopify最大のマーチャントは、国際ドメインや複数通貨といった既存ツールを活用して200億ドルの越境売上をうみだしています。

越境ECの課題となるのは、通貨や言語、ローカルな支払い方法、関税や輸入税などですよね。また、ローンチする場所をどうするのか、どんな商品を販売するか、ターゲットとするべきでもグラフィックをどうするかなど考えるべきことが多くあります。

Shopifyではこれらの課題を解決するべく、Shopify Marketsをローンチしました。

Shopify Markets

Shopify Marketsは先ほど紹介した越境ECの障壁を解消するために立ち上がったサービスです。

通貨や言語の変更、支払い方法の変更や関税などと言った越境ECに必要な面倒な作業をShopify Markets1つに集約し、管理することができるようになりました。

デフォルトで越境EC用の機能があり、簡単に海外用のネットショップを構築することが可能です。

ネットショップにおいて言語や通貨を購入者に合わせてローカライズすると、コンバージョンがそれぞれ13%から40%と大幅に増加すると言われています。そのような市場に合わせたローカライズがShopify Marketsでは簡単にできます。

Shopify Marketsでできること

Shopify Marketsでできる主なことは以下の通りです。越境ECに必要な機能が集約されているのがShopify Marketsの魅力です。

  • 市場別のショップを一元管理
  • 通貨の変更
  • 言語の変更
  • 関税の自動計算
  • 決済方法の選択
  • 市場別の価格設定
  • グローバルな在庫のロケーション
  • 市場別の分析

他にもあるCommerce+ 2021で議論されたこと

越境EC以外にもネットショップの未来を予測する様々な議論がなされました。簡単に紹介していきます。

自分のブランド、自分のビジネスを構築する

Commerce+ 2021ではお客様に信頼を得て深い関係を築くために、どのような投資が必要かが議論されました。その中で注目されたのがオンラインストア2.0とDawnです。

オンラインストア2.0とDawn

Shopify Unite 2021で発表されたオンラインストア2.0では、事業者がテーマのカスタマイズを簡単に行えるようになったり、メタフィールドを直接adminで定義、表示、編集できるようになったりと柔軟性が向上するようなアップデートが行われした。

また、Dawnという無料テーマがローンチされました。Dawnはモバイルファーストであり、処理スピードも速いテーマです。Dawnの柔軟なレイアウトによって簡単に設定を行うことが可能です。

次世代の消費者とつながる

デジタルコマースが浸透していくと同時に次世代の消費者とのつながりや関係性は重要なものとなっています。

世界中で月間平均ユーザー数10億人を誇るTikTokで商品を購入することが可能です。実際、25%のTikTokユーザーが、TikTokを視聴した後に商品を購入したり、商品の検索をしていると言われています。

ShopifyでもTikTok Shoppingをローンチしました。Shopify内でマーチャントがTikTokのカタログの同期や動画広告を作成することができます。

TikTokはフォロワー数に依存せず、そのコンテンツにもっとも関心があるオーディエンスにシェアされるので、新規のオーディエンスに広告をリーとすることができるといったメリットがあります。

データとオートメーションでよりスマートに

Commerce+ 2021では、よりスマートなコマースを設計するためのツールや技術なども議論がなされました。

これらのツールを用いて、ネットショップの課題解決時間を節約することができれば、商品や集客など他のことに時間を使うことができ、よりスマートな運営が実現します。

ShopifyQL Notebooks

ShopifyQL Notebooksな2022年にローンチ予定のサービスです。ShopifyQL Notebooksによって、事業者は単一のインターフェースで、複数ソースによるデータセットを検索してビジュアル化することができます。

ショップから直接データを取得して、テキストや画像、マークアップなどのフォーマットのビジュアライズによって調査を続けることが可能です。

まとめ

いかがでしたか。本日はShopifyが11月4日に開催したCommerce+ 2021の内容について紹介していきました。

さまざまな議論の中でも越境ECに関しては、Shopify Marketsのローンチにより、Shopifyの管理画面から一元管理することができるようになりました。

これにより越境ECにあった障壁を取り除くことが可能に。ますます越境ECが身近なものになっていきそうですね。

Shopify構築を外注してみるのはいかがでしょうか。

dehaでは、オフショア開発で開発費を抑えてShopify構築を行うことができます。国内開発の相場から3割ほどコストを抑えた提案が可能です。

もし、Shopify構築についてもっと知りたい、エンジニアの質を知りたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問いわせください。

お問い合わせはこちらから

makka

Recent Posts

【2026年版】ベトナム デジタル状況、最新動向

2026年のベトナムは、東南アジアの中でも特に「デジタル化が成熟段階に入りつつある国」として注目を集めています。 スマートフォンの普及、ソーシャルメディアの浸透、高速通信インフラの整備、そして若く人口ボーナス期にある社会構造が相まって、デジタル技術はすでに人々の日常生活、経済活動、情報収集の中核となっています。 この記事では、DataReportal「Digital 2026 Vietnam」レポートをもとに、2026年のベトナムにおけるデジタルデバイス、インターネット、ソーシャルメディア、主要プラットフォームの利用状況とその背景、そして今後の方向性について総合的に解説していきます。 ベトナムのデジタルの最新情報が気になる方 社内のIT人材が不足している方 ベトナムのIT人材が気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのデジタルの最新情報や動向が丸わかりですよ。 関連記事: 【2024年版】ベトナムのDX市場の状況と動向 2025年のベトナム デジタル状況、最新動向 (more…)

6 days ago

コードを書く時代から「制約」を設計する時代へ

ソフトウェア開発の歴史において、エンジニアの核心的な能力は「コードを書く力」で測られてきました。しかし、AI技術が飛躍的に進歩し、人間よりも速く一貫性のあるコードを生成できるようになった今、その価値の軸が大きくシフトしています。 これからのエンジニアに求められるのは、単なるプログラミングスキルではなく、いかに高度なAI活用を行い、システムに何を許し、何を許さないかという「制約」を正しく設計できるかという点にあります。 (more…)

7 days ago

2026年のクラウド市場シェアと動向【世界及び日本国内】

クラウドコンピューティングは、企業や政府のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支える基盤です。 データ保存、アプリケーション実行、AI・データ分析など、あらゆるITインフラがクラウドを通じて提供されるようになった現代において、クラウド市場の動向は企業戦略の要です。 2026年は世界的に5G、AI、IoT(モノのインターネット)、機械学習などがクラウド活用を加速させ、市場全体が大きく成長すると予測されています。 この記事では、2026年のクラウド市場について世界市場の最新シェアや日本国内のクラウド市場シェアとその特徴などを紹介していきます。 企業の IT戦略・DX推進担当者の方 クラウド関連ビジネスに関わる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば2026年のクラウド市場のシェアやトレンドが丸わかりですよ。 (more…)

1 week ago

2030年までに日本のIT市場はどう変わるのか?

2030年に向けて、日本のIT市場は単なる成長産業ではなく、社会全体を支える基盤(インフラ)としての性格を一層強めていくと考えられます。 背景には、世界規模で進行するデジタル化、AI技術の急速な発展、クラウドサービスの定着、そして日本固有の人口減少・地方分散という社会構造の変化があります。 この記事では、世界のICT市場動向を起点に、日本のソーシャルメディア、メタバース、クラウド、データセンター、情報セキュリティといった分野が、2030年に向けてどのように変化していくのかを多角的に整理していきます。 IT市場の未来が気になる方 AI技術がどのように発展していくか気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば日本のIT市場の未来が丸わかりですよ。 (more…)

1 week ago

【経産省公表】2040年にAI人材326万人不足。デジタル時代を生き抜く「グローバル開発」のおすすめ

日本は2030年代に入ると急激に人口が減少し、労働力全体の供給が縮小するとの構造的な課題を抱えています。 特にデジタル技術の中心となるAI(人工知能)やロボットの開発・利活用を担う人材の不足が深刻になるとの推計が経済産業省の将来試算で示されています。 現在の教育・採用のままでは、2040年にAI・ロボット関連の人材が約326万人不足する可能性があるとされています。 この数字の背景には、生成AIの急速な普及やデジタル技術の社会インフラ化がある一方で、既存の人材供給は追いつかず、求められるスキルとのミスマッチが拡大している実態があります。 この記事では、こうした人材リスクの本質を整理しつつ、デジタル人材減少時代を生き抜く方策として、オフショア(海外)によるグローバル開発チームの構築戦略をご紹介します。 人材不足にお悩みの方 オフショア開発に興味がある方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデジタル人材減少時代をどう生き抜くかその方法がわかりますよ。 (more…)

3 weeks ago

【製造業におけるIFS活用】統合プロセスによる生産管理自動化の方式とプロセスモデル

近年、製造業はかつてないほどの環境変化に直面しています。 需要変動の激化、多品種少量生産への対応、グローバルサプライチェーンの複雑化、人手不足、原材料価格の高騰など、経営・現場の両面で不確実性が増大しているのです。 このような状況下において、多くの企業が課題として挙げるのが生産管理の属人化・分断化です。 販売計画と生産計画が連動していない 在庫情報がリアルタイムに把握できない 工程進捗が見えず、計画変更が後手に回る システムは導入しているが、Excelや紙運用が残っている これらの問題は、部分最適なシステム導入や、部門ごとに分断された業務プロセスによって引き起こされることが多いです。 こうした背景の中で注目されているのが、IFS(Industrial and Financial Systems)を活用した統合型生産管理の自動化。 この記事では、IFSの特長を踏まえながら、製造業における生産管理自動化の方式と、それを支えるプロセスモデルについて詳しく解説していきます。 (more…)

1 month ago