経済発展が続き、伸びゆくベトナムですが、IT業界も活性化が続いています。
ベトナムの大商都であるホーチミンでも、官民を挙げてIT人材の育成を推進しています。
ホーチミンでの高等教育機関である主要なIT系の大学についてみていきましょう。
人口約900万人と、ベトナム最大の都市でもあるホーチミンでは、政府や行政などの支援もあり、大学教育に力を入れています。
ホーチミンでの主な大学は次のようなものがあります。
(uni RankのTop Universities in Southeast Regionという調査結果に基づいて、ランキング形式で記載します)
1.ホーチミン市工科大学*
2.ホーチミン市情報技術大学*
3.フーテック大学**
4.ホーチミン市経済大学**
5.ホーチミン市技術師範大学**
6.ホーチミン市科学大学*
7.ホーチミン市校*
8.ホーチミン市 人文社会科学大学*
9.ホーチミン市 農林大学(ノンラム大学)**
10.ホーチミン市国際大学*
11.ヴァンラン大学***
12.ホーチミン市教育大学**
13.ホーチミン市経済法科大学*
14.サイゴン大学***
15.ホーチミン市交通大学**
16.ホーチミン市法科大学**
17.ホーチミン市医科薬科大学**
18.ホーチミン市外国語情報技術大学**
19.ホンバン国際大学***
20.ホーチミン市建築大学**
(*は国家大学、**は市立大学、***は私立大学)
多くの大学は国家大学(日本の国立大学)や市立大学で占められています。
ホーチミンにおけるIT系の大学(主なもの)
ホーチミンには、IT分野で優秀な人材を多数輩出しているIT系の大学が多くあります。
ここでは、そのごく一部ですが、主な大学についてみていきましょう。
ホーチミン大学ランキングのトップで、マンモス大学でもあります。
IT分野でもトップ大学として高く評価されています。
主要な国立大学でもあります。
学科としては、IT、電気、機械、建設業, 材料工学などを専修します。
ホーチミンでは有名な大学の1つで、こちらもマンモス大学です。
ベトナム市内の各企業と連携し、ベトナム国内外での就職活動を積極的に支援しています。
日本の金沢工業大学と連携しており、日本語教育や日本の「ものづくり」のスキル導入に努めているのが特徴です。
ホーチミン市総合大学から分離し、1996年に設立された大学で、ホーチミンでもトップクラスの評価を得ています。
多くのIT分野を専修でき、先進設備をもつ研究所などに積極的に投資しています。
2006年に設立された、比較的新しい大学で、特にICT教育に力を入れています。
2013年にはベトナムのIT部門でトップ5にランキングされており、ITの専門課程を8,000人もの学生が専攻しています。
ベトナム最大のIT企業であるFTP社により、2006年に設立された大学です。
IT人材の早期育成と企業への貢献を目的とし、実践的なトレーニングを提供することが特徴となっています。
1962年の設立で、ホーチミン市ではトップクラスの工学大学です。
エンジニアや技術教師の教育に特化し、技術専門学校の上位機関として評価されています。
近代的な各種設備を有し、キャンパスも美しくのびのびとしており、学生に人気です。
研究力において非常に高い評価を得ている研究教育機関です。
情報通信技術に関する大学院を持ち、大学院教育も実施しています。
ここのアカデミーは、ベトナム情報通信省の訓練機関としても機能しています。
2004年12月24日に設立されたベトナム産業貿易省の教育機関で、産業経済学と産業工学を専門に教育します。
電気技術、機械工学技術、IT、さらにはマーケティングまで、様々な分野を専修できます。
ホーチミン市10区にある私立大学で、1994年に設立されています。
ITと外国語教育に特化しており、日本、中国、韓国の教育水準が高いのが特徴です。
ベトナム教育訓練省に属し、ベトナムでの経済およびビジネス部門においてトップブランドの地位にある大学です。
卒業後は、輸出入ビジネスや貨物輸送、マーケティング・広報など、IT以外でも様々な分野で活躍しています。
ホーチミンで60年以上の歴史を誇る国立大学で、(旧)サイゴン時代から数えても最も古い名門大学です。
社会科学と人文科学の分野で最大の研究施設を有し、国際関係やジャーナリズム、日本研究などにおいて最高級のレベルにあります。
各種施設に対して積極的な投資を行い、起業家との交流も盛んな大学です。
ベトナム労働総同盟に所属しており、情報技術学部や薬学部、電気学部などがあります。
官民を挙げて若きIT技術者の育成に注力しているベトナム。
その最大の都市であるホーチミンにおける主なIT系大学についてみてきました。
これ以外にもまだまだ多くの大学や専門教育期間がありますが、今後のベトナムIT業界の更なる発展を支える人材の育成に期待したいものです。
AI(人工知能)は、世界各国の経済成長を支える基盤技術として注目されています。 とりわけベトナムでは、政府が国家戦略としてAIの導入を明確に位置づけ、経済、教育、公共行政、スタートアップ育成まで多岐にわたる分野で取り組みを強化しています。 この記事では、「ベトナムAI経済2025年」レポートをもとに、マクロ経済との接続性、国家戦略、セクター別の導入状況、スタートアップ・投資動向、そして将来の展望について解説します。 ベトナムのAIが気になる方 最新のベトナムの経済動向が気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIがもたらすベトナム経済の進化と、その背景にある政策と市場構造を総合的に理解することができます。 (more…)
近年、開発現場では「品質」「スピード」「セキュリティ」のすべてを高次元で実現することが求められています。 特に、高度な専門性や情報セキュリティが重要視される分野では、国内同様の品質と体制が前提となります。 そんな中、「No-BrSEオフショア開発」をご紹介します。 これは従来のオフショア開発におけるブリッジSE(BrSE)を介さず、日本語で直接やり取りができる完全日本語対応のラボ型開発チームを導入するモデルです。 この記事ではそんなNo-BrSE開発の特徴、メリット、適した活用シーンまでを詳しく解説します。 No-BrSEオフショア開発が気になる方 社内のIT人材が不足している方 開発の品質を高めたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばNo-BrSEオフショア開発のメリットや活用方法が丸わかりですよ。 (more…)
近年、開発コスト削減やリソース確保を目的として「オフショア開発」を導入する企業が増えています。 その中でも開発スタイルとして注目されているのが「請負型(受託型)」の契約形態です。 この記事では、請負型の基本的な概要から、メリット・デメリット、向いているプロジェクトの特徴、活用シーンまでを徹底解説します。 オフショア開発が気になる方 請負型について気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発の請負型について メリットデメリットがわかるだけでなく活用できるシーンまで丸わかりですよ。 (more…)
ITの進化が止まらないベトナム。国策としてのIT教育が充実していて、若者のIT人口が多いのも特徴です。 そんなベトナムIT企業のランキング指標として、毎年発表されているのが「ベトナムIT企業トップ10」(前身:ベトナムIT企業 トップ50+10社)というものです。 この記事ではそんな「ベトナムIT企業トップ10」を参考に、ベトナムのIT企業の現状と課題について見ていきましょう。 ベトナムのIT事情が気になる方 オフショア開発が気になる方 ベトナムITの課題を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのIT企業の現状が丸わかりですよ。 (more…)
安価な労働力を利用して開発コストの削減ができるオフショア開発は中国とインドが中心でしたが、近年ベトナムオフショアに注目が集まっています。 この記事ではそんなベトナムオフショアが選ばれる7つの理由について解説しています。 ・オフショア開発が気になる方・社内のIT人材が不足している事業者の方・ベトナムオフショアについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば今大注目のベトナムオフショアのことがまる分かりですよ。 (more…)
近年、スマートフォンの普及とともに、ユーザーにとって使いやすく、企業にとっても効果的なウェブ体験の提供が求められています。 そうした中で注目されているのが「PWA(Progressive Web Apps)」です。 この記事では、PWAの概要や機能、導入によるメリット、そして具体的な導入事例についてわかりやすく解説します。 PWAが気になる方 アプリ開発をしたい方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPWAの特徴や導入のメリットなども分かりますよ。 (more…)