システム開発

Mendixの勉強方法と、資格の取得方法 

ローコードでエンジニアでない人でも、アプリ開発を行うことができるということで注目を浴びているMendixはご存じですか。

Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。

この記事ではそんなMendixの学習の仕方や、Mendixに関する資格の取得方法を紹介していきます。

  • Mendixが気になる方
  • Mendixの勉強の仕方が気になる方
  • アプリ開発を効率的に行いたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMendixの学習の仕方はもちろん、Mendixがどういうローコードプラットフォームなのかまで丸わかりですよ。

Mendixとは

Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。

2005年に設立、2016年にIBM、2017年にSAPとグローバルリセラー契約を提携し各会社のクラウドサービス上で展開されるようになりました。

2018年シーメンスの傘下に入ったことで、より広範囲のローコードプラットフォームとして活躍しています。

そんなMendixはアジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、営業担当を開発に巻き込むことによって、開発スピードを加速することができます。

Mendixを導入することで、セキュリティ面も安心でスピーディーに品質の高いアプリを作成することができます。

また、OSアップデートに追随するメンテナンスなどは不要なため、運用・保守の時間やコストを抑えることも可能です。

合わせて読みたい>> ローコードプラットフォームとは?ノーコードとの違い、特徴をご紹介

Mendixの勉強方法

Mendixはプログラミング言語の知識は不要なため、初心者でも扱うことができます。

とは言え、いきなりアプリ開発はハードルが高いですから最低限の知識を習得するようにしましょう。

Alnetzでは月に2〜3回ほどMendixの無償セミナーを行っています。実際にMendixを触って簡単なアプリケーションを作成しています。

Mendixの資格の取得方法

Mendixには3つの認定があります。それぞれ見ていきます。

Rapid Developer

Rapid DeveloperはMendixプラットフォームの知識を持っているかどうかの認定試験です。

運転免許の筆記試験のようなものをイメージすると良いかもしれません。テストは基本レベルを50問、オンライン上で英語で行われます。

Advanced Developer

Advanced Developerはより実践的な認定です。運転免許の実地試験のようなもので、Rapid Developerの認定を持ち、実務経験があれば受験が可能になります。実務経験の期間は平均すると6ヶ月ほど。

課題をもとにアプリケーションを作成をし、スキルがあるのかどうかをチェックします。

Expert Developer

Expert Developer認定はMendixで他の開発者を導くことができるかを認定します。運転免許で例えるなら、大型免許のようなもの。経験や専門知識が必要です。

今まで開発したアプリケーションやプロジェクトの要約、プロジェクトにおける業績をMendixに送る必要があります。

Expert Developerではプロジェクトで主体的な行動をしたこと、課題をコミュニケーションによって解決、開発チームを導いたことを証明していく必要があります。併せて、Advanced Developerの認定をもち、2年以上のMendixがあることも条件になります。

まとめ

いかがでしたか。本日はローコードプラットフォームの中でも、アジャイル開発などにも向いている

Mendixの学習方法や資格情報などを徹底解説していきました。

MendixはAlnetz主催のセミナーなどに参加することで、初心者の方でもアプリ開発が行えましたね。

Rapid DeveloperやAdvanced Developer、Expert Developerなどレベルに応じた資格もあるので、まずはRapid Developerを目指して学習を進めていきましょう。

DehaソリューションではMendixを利用してローコード開発にも対応することが可能です。ローコード開発が気になる方、Mendixが気になる方はぜひお気軽にお問合せください。

makka

Recent Posts

オフショア開発でベトナムが選ばれる7つの理由

安価な労働力を利用して開発コストの削減ができるオフショア開発は中国とインドが中心でしたが、近年ベトナムオフショアに注目が集まっています。 この記事ではそんなベトナムオフショアが選ばれる7つの理由について解説しています。 ・オフショア開発が気になる方・社内のIT人材が不足している事業者の方・ベトナムオフショアについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば今大注目のベトナムオフショアのことがまる分かりですよ。 (more…)

3 hours ago

PWAとは?機能、導入メリットと実装事例

近年、スマートフォンの普及とともに、ユーザーにとって使いやすく、企業にとっても効果的なウェブ体験の提供が求められています。 そうした中で注目されているのが「PWA(Progressive Web Apps)」です。 この記事では、PWAの概要や機能、導入によるメリット、そして具体的な導入事例についてわかりやすく解説します。 PWAが気になる方 アプリ開発をしたい方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPWAの特徴や導入のメリットなども分かりますよ。 (more…)

4 days ago

【保存版・発注者向け】アプリ開発の方法についてゼロから解説

アプリ開発を検討する企業や個人にとって、最初に直面する課題は「どのようにアプリを作るか」です。 そこで本記事ではアプリ開発について、どのような工程があるのかゼロから徹底解説していきたいと思います。 アプリ開発をしたい方 アプリ開発初心者の方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアプリ開発の効率の良い方法が丸わかりですよ。 アプリ開発に関わるすべての工程や手法を理解することで、発注者としてより良い判断ができ、プロジェクトを円滑に進めることが可能になります。 (more…)

2 weeks ago

チャイナプラスワンとは?製造業だけではなく、IT業界も注目

近年、製造業を中心に広がってきた「チャイナプラスワン(China Plus One、中国+1)」戦略が、IT業界でも注目され始めています。 中国に依存しすぎない経営体制を構築するためのこの動きは、製造業の枠を越え、ソフトウェア開発やITインフラといったデジタル領域にも拡大しています。 この記事では、チャイナプラスワンの概要から背景、IT業界における注目理由、そしてオフショア開発との関係性や活用事例までを詳しく解説します。 チャイナプラスワンについて知りたい方 オフショア開発に興味がある方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばチャイナプラスワンの概要がわかるだけでなく、今後の展望も分かりますよ。 (more…)

2 weeks ago

【2025年版】スマホ(iPhone/Android)OS端末シェアランキング(世界と日本市場)

スマートフォン市場におけるOS(オペレーティングシステム)は、ユーザー体験の根幹を担う要素のひとつです。 特に「Android」と「iOS」の二大OSは、長年にわたって競争を続けており、地域によってその勢力図は大きく異なります。 この記事では、2025年4月時点における世界および日本のスマホOSシェアを、StatCounterの最新データをもとに詳しく解説します。 OS端末シェアについて知りたい方 スマホOS別に広告出稿の戦略を立てたい人 国や地域ごとのユーザー属性やシェア構造を把握したい人 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば世界と日本のOSシェアの特徴や違いが丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

【2025年版】ハイブリッドアプリ開発のおすすめフレームワークランキング5選

スマートフォンアプリ開発において、iOSとAndroidの両方に対応するハイブリッドアプリは、開発コストや工数を抑えられる点で多くの企業や開発者に選ばれています。 2025年現在、技術の進化によりハイブリッドアプリ開発フレームワークも多様化・高機能化が進み、それぞれの強みを活かす選定が重要になってきました。 この記事ではそんな2025年におすすめのハイブリッドアプリ開発フレームワークをランキング形式で5つご紹介します。 ハイブリットアプリに興味がある方 最新のハイブリットアプリについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばハイブリットアプリの最新情報が丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago