Salesforce(セールスフォース)は、まさに呼んで字のごとく「販売員」のことです。
具体的には、営業業務を支援する様々なツールが備わったサービスのことを指します。
本日は、米国をはじめ日本やその他海外各国でも非常に広く普及し支持されている、この優れた営業支援ツールについて、詳しくみていきたいと思います。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばSalesforceがどんなサービスなのか丸わかりですよ。
営業支援ツールは、SFA(Sales Force Automation)とも呼ばれ、あらゆる営業・販売活動の効率性を最大化させるためのツールとして、国内外の多くの企業が採用しています。
こうしたSFAは何故必要なのでしょうか?
単純な解答としては「利益を最大化させるため」に必須なツールだからです。
例えば、ある企業が、お客様に自社の製品を販売するため、営業活動を実施するとします。
その企業は、対象となるお客様の詳細にわたる情報と、自社の営業マンが働きかけた履歴や結果、そして競合他社の動向、その他、ありとあらゆる情報を蓄積します。
一方、こうした情報の管理が、個々の営業マンに委ねられ、社内で共有されない場合はどうなるでしょうか。
その営業マンが辞めて、それまでに得た様々な情報が社内に共有できなかったら、またゼロからの繰り返しです。
非効率極まりないですね。大切なお客様に関する、あらゆる情報を管理・分析し、社内で共有、そして柔軟に利活用するためのデータベースを構築することは、企業にとっての生命線です。
そのために、SFAもあらゆる角度から検証を重ね、現在では大きく進歩し、システムとして共有化されています。
そんなSFAの代表格が、今回分析するsalesforceなのです。
受注を増やして売上に貢献するため、営業マンは日々、顧客対応に奔走しています。
営業マンが、限られた時間内で確実に成果を上げるには、正確な情報に基づき、有望な見込み顧客に対して適切にアプローチできるかどうかが大きなポイントとなります。
こうした背景にあって、的確な情報をいかにスムーズに共有・展開できるか。
この命題に対する解決策を示すのが、今回ご紹介するsalesforceです。
Salesforceはこれまでに全世界で15万社以上もの企業が導入している、世界No.1のプラットフォームです。
冒頭に述べたSalesforceの開発元であるセールスフォース・ドットコム社は、1999年3月に米国CAで設立された企業で、日本法人もあります。
2017年には「世界で最も革新的な企業100社」で1位を獲得し、世界的に高い評価を得ています。
Salesforceの主なラインアップは、主たるカテゴリーである営業支援に関するものと、その他の製品に大別されます。
それぞれについて、製品名と概要だけみていきましょう。
製品名 | 概要 |
Sales Cloud | 見込み客の発掘から成約を管理 |
Pardot | マーケティングを自動化 |
Salesforce CPQ | 見積もり業務の自動化 |
Sales Cloud Einstein | AIを活用した顧客データの分析、業務の効率化 |
製品名 | 概要 |
Service Cloud | 電話対応から現場作業までのFS業務の効率化 |
Marketing Cloud | Eメール、モバイル、SNS、Web広告など |
Commerce Cloud | SNSやWebサイト、モバイルサイトとEコマースの連携 |
Heroku | salesforceに接続するカスタムアプリの構築 |
こちらも冒頭に述べましたが、SFAとは営業のプロセスや進捗状況を可視化し、営業の効率化を図ることを目的とした営業支援ツールのことを指します。
セールスフォース・ドットコム社が提供するSFAは、主に、以下のような機能を搭載しており、各社の営業部門全体で情報を管理・共有することが可能となります。
上記に主な項目を述べましたが、SFAを導入することで、簡単に各営業同士で顧客情報の集約・分析・共有を実施することが可能となり、顧客への積極的かつ効果的なアプローチができるようになります。
これまで苦労していた、営業活動の記録や報告など、面倒くさい事務作業も非常に簡略化できるので、営業マンにとっても、時間の節約となり、業務改善を図るためにも最適です。
ともすれば「気合と根性」「やる気あるのか」といった、精神論に頼っていた多くの日本企業にとっては、営業活動全般における科学的アプローチ手法として、活用を考えるべきではないでしょうか。
今回、セールスフォース・ドットコム社が提供するsalesforce(セールスフォース)について解説してきました。
salesforceは、顧客管理や営業日報作成、営業活動管理など様々な業務を行うことができました。
利便性にも富んでいて優れたシステムだと言えます。「営業を徹底的に科学する」という見地からも、ぜひご活用してみてはいかがでしょうか。
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