DEHA

コロナで在宅勤務を推進すべき? 在宅勤務だと生産性が下がる? IT会社が在宅勤務にして感じた事

Xin Chao ! 皆さんこんにちは!

コロナウイルスの感染が世界中で広がり、各企業それぞれ感染拡大を防ぐための対応で頭を悩ませていると思います。

DEHAでも通勤によるコロナの感染を防ぐために、社員全員を在宅勤務にさせる対応を取っています。

弊社はIT企業なので比較的在宅勤務に対応しやすい企業体質であります。

それでも最初の頃はやはり社員全員を在宅勤務にさせるには不安もありました。

在宅勤務は生産生が下がる?

在宅勤務にして一番不安に思う事はやはり従業員の生産性の低下じゃないでしょうか。

オフィスでは、周りの同僚や上司の目が届き仕事をサボりにくく、他人の目が届かない自宅で働く事は自分に甘くなり仕事の生産生が下がると思いがちじゃないでしょうか?

しかし、アメリカのスタンフォード大学による9ヶ月に渡る研究結果では在宅勤務の方が生産生が上がるという研究結果が示されています。

詳しい研究条件はこちらをご覧ください。

  • 在宅勤務者の生産性は12%上昇した。このうち8.5%は、休憩時間が短くなり、病欠日数が減ったことによる、勤務時間の増加がもたらしたものだ。残る3.5%の上昇は、1分当たりの仕事量の増加によるものだった。これは、勤務環境が静かになったためだと研究チームは推測している。
  • 在宅勤務の希望に反してオフィス勤務となったグループには、勤務への悪影響は見られなかった。
  • 在宅勤務グループの離職率は50%低下した。
  • 在宅勤務グループに調査した結果、仕事への満足度は有意に高かった

引用:WIRED 【「在宅勤務者は生産性が高い」:研究結果】

スタンフォード大学の研究結果によると在宅勤務の方が生産性が上がるだけでなく、離職率も低下し仕事への満足度も上がっているようです。

実際弊社でも在宅勤務に切り替えてから、感覚的ですが在宅勤務前後と比較して従業員のパフォーマンスが悪くなったという印象はありません。

むしろコロナで在宅勤務にしてから、たくさんの在宅勤務の良い点に気づくことができました。

コロナでDEHAが在宅勤務にして良かったこと

・通勤に時間がかからないので従業員のプライベート時間が増えた

・従業員への交通費の支払いが減った

・オフィスの光熱費が安くなった

・無駄な会議が減った

・オンラインMTGになった事で会議中の無駄話が減り、会議時間が短くなった

在宅勤務でサボらないために

ですが、やはり自宅でも高いパフォーマンスで仕事が出来るかできないかはその人次第であると思います。

在宅勤務になって自由になったことから、サボってしまいパフォーマンスが落ちてしまう人もいると思います。

自己管理ができる人だけではないので、そこは会社がある程度管理する必要もあります。

そこで弊社では以下のようにして従業員の在宅ワークを管理しています。

・各個人の日々のタスクを設定し、管理する

・日報を出す

・各チームの毎週ミーティング

・課題などがあったらなるべく早くチームで相談する

まとめ

今まではオフィスで同僚と共に働く事で、コミュニケーションがよくできて仕事もスムーズにできましたが、今は在宅勤務になり他人に頼りにくくなった事で各個人が自分の仕事と向き合える時間が増えました。

DEHAではコロナで状況が変わった事を良い事だととらえ、生産性の向上だけでなく、自己スキルの向上にも役立つのではないかと期待しています。

Van Nguyen

Recent Posts

システム開発のQCDは?プロジェクト管理を最適化

システム開発の現場では、「納期が守れない」「コストが膨らむ」「品質にばらつきがある」といった課題が常に発生します。 こうした問題の根底にあるのが、QCD(Quality・Cost・Delivery)のバランスです。 QCDは製造業を中心に使われてきた概念ですが、現在ではシステム開発やITプロジェクトの世界でも不可欠な管理指標として定着しています。 この記事では、QCDの意味とそれぞれの要素がプロジェクトに与える影響、さらに現代的な最適化の方法までを詳しく解説します。 システム開発を行いたい方 QCDについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発のQCDについて丸わかりですよ。 QCDとは何か──システム開発を支える3本柱 まずはQCDの各要素について詳しく見ていきましょう。 Quality(品質) 品質とは、システムが要求仕様を正確に満たし、安定して動作することを指します。ここでいう安定性とは、想定外の入力や負荷にも耐え、継続的に正しい処理を行えることを意味します。 また性能面では、レスポンスの速度や処理効率、同時接続数への対応力などが評価されます。ユーザビリティは操作のしやすさや直感的なインターフェースを含み、セキュリティは不正アクセスや情報漏えいを防ぐ仕組みを指します。 さらに、保守性や拡張性も品質の重要な要素であり、将来的な機能追加や変更に対応できる設計であるかも考慮されます。 品質が低い場合、ユーザーの信頼を失うだけでなく、後工程での手戻り作業や修正工数が増大し、結果として開発コストや納期に大きな影響を与えます。…

2 weeks ago

アジャイル開発とウォーターフォール開発でリスクとスピードを徹底比較

システム開発の現場では、プロジェクトの進め方として「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」が広く知られています。 どちらも目的は同じ──高品質なシステムを納期内に完成させることですが、そのアプローチはまったく異なります。 この記事では、特に「リスク」と「スピード」という2つの視点から両者を徹底比較し、それぞれの長所・短所、そしてどんなプロジェクトに向いているかを解説します。 アジャイル開発やウォーターフォール開発の違いを知りたい方 社内のIT人材が不足している方 システム化開発を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアジャイル開発とウォーターフォール開発のそれぞれの特徴が丸わかりですよ。 ウォーターフォール開発とは ウォーターフォール開発(Waterfall Model)は、上流から下流へと「滝のように」工程が流れる開発手法です。 要件定義 → 設計 → 実装…

2 weeks ago

ウォーターフォール開発は?システム開発の進め方、特徴

システム開発の現場では、「ウォーターフォール開発」や「アジャイル開発」といった言葉をよく耳にします。 その中でもウォーターフォール開は、最も古くから使われている伝統的な開発手法の一つです。 この記事では、ウォーターフォール開発の流れ、特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。 システム開発を行いたい方 ウォーターフォール開発のメリットデメリット知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばウォーターフォール開発の進め方や特徴が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

【必見】AIを活用した高度なデモが製品改善と市場理解にもたらす効果解説

製品やシステムの開発においてデモは、単なる機能紹介ではなく、顧客との信頼構築・製品改善・市場理解のすべてを支える重要なプロセスです。 特にAI技術が進化した現在、従来型のデモ手法では捉えきれない顧客のニーズを可視化し、より精密に対応するための「次世代型デモ」が求められています。 この記事では、DEHAが提供するAI活用型デモソリューション「SmartDemo」を中心に、システムデモの意義とその効果を詳しく解説します。 AIのデモンストレーションが気になる方 デモンストレーションの活用方法が気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデモがもたらす効果が丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

リーンスタートアップ・フレームワークは?基礎知識と実践的な計画の書き方

「リーンスタートアップ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 従来のように「時間と資金をかけて完璧な製品を作る」方法では、変化の激しい現代の市場に対応しづらくなっています。 そんな中、少ないリソースで、素早く学び、改善しながら成功確率を高める方法論として注目を集めているのが、リーンスタートアップ・フレームワークです。 この記事では、リーンスタートアップの基本的な考え方から、実際に事業計画へ落とし込むための手順までをわかりやすく解説します。 リーンスタートアップ・フレームワークについて気になる方 事業計画の書き方についてお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばリーンスタートアップ・フレームワークの概要がわかるだけでなく、実践方法も丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago

プロジェクト管理におけるシステム開発ロードマップの必要性、作り方コツ

システム開発の現場では、「納期に間に合わない」「仕様変更が頻発して混乱する」「優先順位が曖昧でチームが迷走する」といった課題が少なくありません。 これらの多くは、プロジェクトの全体像の欠如に起因しています。 開発プロジェクトを成功に導くためには、関係者全員が同じゴールと進行方向を共有することが欠かせません。 そのための強力なツールが「システム開発ロードマップ(Development Roadmap)」です。 そこでこの記事では、ロードマップの必要性、作成の手順、そして実務で役立つコツを詳しく解説します。 システム開発をしたい方 社内のIT人材が不足している方 効率よくプロジェクト管理を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばプロジェクト管理のコツがわかりますよ。 システム開発ロードマップとは システム開発ロードマップとは、開発プロジェクトの全体像を時系列で可視化した計画図のことです。単なるスケジュール表ではなく、以下のような情報を統合的にまとめた「戦略的な地図」です。 開発の目的・ゴール 主要なマイルストーン(例:要件定義完了、テスト開始、リリース予定日) フェーズごとの作業内容…

4 weeks ago