DEHA

DEHAのスクラムマスター、タンさん。〜仕事への強い〜

DEHAベトナムでスクラムマスターとして働く社員を紹介します。勉強熱心な彼はインターン生からSMを任されるまでになりました。
そんな彼に仕事に対する想いをインタビューしたので是非ご覧下さい。

名前     レー・ミン・タン

生年月日   1995

役割     Scrum Master(SM)

経歴     

・12/2016 インターン生 

・03/2017 DEV 

・ 6/2019 スクラムマスター 

私はレー・ミン・タンと申します。デベロッパーとスクラムマスターとしてDEHA Software JSCで働いています。2016年にインターン生としてDEHAで仕事を始めました。現在は正社員として働き、4年目になります。PHP言語とそのフレームワークの一部、特にLARAVELで作業しています。

1.入社後、どの部門で働いていますか?

他の社員と同じく、コンピューターを専門として、FPT大学を卒業してから、DEHAに応募して研修しました。3か月の研修が終わってから正社員になり、PHPデベロッパーとして働いていました。

2.DEHAで最初の従業員の一員として働き、DEHAを選択した理由を教えてください。

DEHAで働き始めた理由は、”一目ぼれ”です。インターンのインタビューの日に他の会社では専用の待ち合わせ室で待たされますが、DEHAでは他の社員が働くオフィスで待たされました。その時会社の雰囲気や社員同士のコミュニケションの取り方を見てとても働きやすい環境だと知る事ができ、DEHAで働くことを決めた。さらに今までDEHAで働き続けている理由はDEHAが日々社員たちの学習と成長を助けてくれるからです。そして大切なことは会社のプロジェクトを完成するために常にお互いを助け合うたくさんの良い同僚がいるということです。そのため私はいつもDEHAという会社と仲間を大切にし、会社に対して心から感謝しています。私が新インターン生にいつも”もしDEHAがなければ私は工場の現場で生産のお仕事に携わっていたことだろう”と伝えています。

3.あなたは会社の課外活動、特にサッカーに参加することに非常に熱心だと思います。それはあなたがストレスの多い仕事の後に自分自身をリフレッシュする為ですか? 

スポーツは、仕事でストレスの多い日の後に行うことでリラックスできます。さらに、サッカーのチームワーク精神が仕事や日常でも活きることがあります。ご存知のように、サッカーは私たちが心と体の両方を使うチームスポーツです。サッカーを通して私たちはお互いをよりよく理解する事ができます。また、DEHAではサッカーは男性だけでなく、毎年の女性サッカートーナメントも開催しています。各トーナメントの後に、パーティーをすることで、仕事は関係ないプライベートの話をすることで仲間と仲良くなることもできます。

4.ハノイのDEHAからフェのDEHUへ転勤をしましたが、フェのDEHUに初めて勤めた時に困難なことはありましたか?

はい、新しい職場環境ですがDEHUDEHAは同じDEHAのスピリットを共有しています。なので働き方や会社の雰囲気は似ていて特に大きな困難はありませんでした。私は単に職場が生まれたハノイから新しい都市に変わっただけという感覚でした。 

フェで新しく支社拡大する話はソフトウェアが中心となるDEHAの戦略的開発計画の一部であり、ハイクオリティなIT人材開発をDEHAとプースアン大学の協力のもとで行いました。フェ省はITトレーニングを強化しているだけでなくフェで投資および運営している企業に対して多くのサポート行っています。私は今回の作戦開発計画に貢献できるパイオニアの一人であることに嬉しく思っています。

6.インターン生を起点としたDEHASMとして、DEHAのヒューマントレーニングモデルについてどう思いますか?

DEHAでは前任者が新入社員に自分の経験を共有する機会を多く与えられます。トレーニングを開始して以降、DEHAは従業員に新たな仕事に取り組む事に対する自信を与えてこれたと感じます。個人的には、仕事の能力よりも精神的なトレーニングを大切にしています。積極的な意思があれば才能もどんどん伸ばすことができます。ここでの積極性とは素直な熱意を示しており、常に率先して実行する事や、指摘を素直に受け入れて改善する事を言います。社員はいつも「一生学び、2倍上うまくなるこために学ぶ」という言葉に動機づけられ頑張っています。専門的なスキルトレーニングに関しては、DEHAでは設立5年を経て、技術的および専門的なトレーニングを担当するDEHAアカデミーを設立しました。これは、新入生の為だけでなく先輩社員を含めて、DEHAアカデミーは会社全体ががさらに成長する為に設立されました。社員11人の成長は会社の持続可能な発展のためにも大切な事だと思います。

7.SMとして経験した困難を教えていただけますでしょうか。またその時にどのように解決しましたか?

開発者として働き始め、1年以上経った後、当時まだチームをマネジメントする経験は全くありませんでしたが、弊社のCEOに信用して頂きSMとして昇進しました。しかし、やはり最初のプロジェクトは少しストレスに悩まされました。今でもですが、プロジェクトの質を確保し、SMとしての役割を担うためにさらに勉強と経験を積まないといけないと思っています。

8.SMとしてチームメンバーに意思を伝えり各個人に指示を正しく伝えるために何をしましたか?

私たちの仕事は個人の緊密な関係を必要とするので、対立の発生は避けられません。特にお互いの考えやアイディアに対する対立がよく起こります。そのため、私たちは通常、職場の問題を解決し、お互いのアイデアを結び付けるために、1日2回のレビューセッションを開催しています。結果は、個人の力ではなく、集合的な力によって達成するという事を常に念頭に入れチームメンバーとコミュニケーションを行います。

9.今後5年間の目標を教えていただけますでしょうか。

今後5年間で情報技術やIT関連の分野で大学院で学位を取得する予定です。 また、ご存知のように、DEHA弊社は日本から来ている顧客が9割なので、日本語を身につけたいと思っています。 IT技術の知識を持っているSMとしての役割だけでなく、最先端製品を開発するために、顧客ニーズを直接理解する事がDEHA全体の発展にも貢献することだと考えます。

Van Nguyen

Recent Posts

TQA(技術品質保証)とは? 開発プロセスにおけるその役割と導入メリット

ソフトウェア開発において、品質の確保はプロジェクト成功の最重要テーマの一つです。 市場のニーズは高度化し、リリースサイクルは短期化し、開発チームの構成は複雑化しています。このような状況の中で注目されているのが TQA(Technical Quality Assurance:技術品質保証) です。 TQAは従来のQAと異なり、単にテスト工程で不具合を検出するだけではなく、開発工程全体の技術的な品質を可視化し改善するという役割を担います。 この記事では、TQAとは何か、その役割から導入メリットまで詳しく解説します。 TQAが気になる方 TQAの開発プロセスが気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばTQAとは何かがわかるのはもちろん、導入メリットもわかりますよ。 TQA(技術品質保証)とは? TQAとは、技術的視点から開発プロセス全体の品質を管理・保証する取り組みを指します。従来のQA(Quality Assurance)が主に「プロセス管理」や「テスト計画・品質基準の策定」を担当していたのに対し、TQAはさらに踏み込んで、…

3 days ago

プロジェクト品質管理サービスとは?重要性とプロセスを解説

近年、システム開発・建設・製造・マーケティングなど、あらゆる分野でプロジェクトの複雑化が進んでいます。 市場の変化は速く、顧客の期待値も高まり続けるなか、企業に求められるのは「限られたコストと期間で、高い品質を確保した成果物を提供すること」です。 しかし実際には、品質のばらつき、手戻り、要件の理解不足、工程管理の不徹底などにより、多くのプロジェクトが計画どおりに進まず、結果的にコスト増や納期遅延という課題を抱えています。 こうした背景から注目されているのが プロジェクト品質管理サービス です。専門家による品質管理プロセスの整備・運用支援を通じて、プロジェクト全体の成功確率を高めるサービスとして、大企業から中小企業まで導入が広がっています。 この記事では、プロジェクト品質管理サービスの概要、必要性、導入メリット、サービス内容、実際の運用プロセスまでを詳しく解説します。 品質管理にお悩みの方 プロジェクト品質管理システムに興味がある方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めば、品質問題で悩んでいる組織やプロジェクトリーダーにとって、具体的な改善ヒントとなる内容がわかりますよ。 プロジェクト品質管理サービスとは? プロジェクト品質管理サービスとは、外部の専門チームやコンサルタントが、企業のプロジェクトにおける品質管理プロセスを整備し、品質向上やリスク低減を支援するサービスです。主に以下のような内容が提供されます。 品質基準・品質計画の策定 プロジェクト管理プロセスの構築・改善…

1 week ago

生成AIチャットボットは?従来のチャットボットの違い

近年、企業や教育機関、自治体を中心に「生成AIチャットボット」の導入が一気に広がっています。 ChatGPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM)が急速に発展したことで、これまでのチャットボットでは実現できなかった高度な対話や柔軟な問題解決が可能になりました。 しかし、「生成AIチャットボット」と「従来型のチャットボット」は何が違うのか、具体的に説明できる人は意外と多くありません。 本記事では、両者の仕組みや特性、メリット・デメリット、そして導入時のポイントまで分かりやすく解説しています。 生成AIに興味がある方 チャットボットを導入したい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AIチャットボットが、従来と比べてどう違うのかが丸わかりですよ。 チャットボットとは何か? チャットボットとは、ユーザーとの会話を自動で行うプログラムのことです。 ウェブサイトの問い合わせ窓口やアプリ内のサポート、コールセンターの一次対応など、さまざまな場所で活用されています。 従来のチャットボットは、多くの場合「ルールベース型」「FAQ型」「シナリオ型」と呼ばれる仕組みで動いていました。 これは、あらかじめ作成された回答やシナリオに沿って、決められたパターンの会話を実行する仕組みです。 一方、生成AIチャットボットは、文章を理解し、新たな文章を自動生成する能力を持つ「大規模言語モデル(LLM)」によって動作します。 これにより、従来型とはまったく異なる会話体験を提供できるようになりました。…

2 weeks ago

AI活用でコーディングが効率化し、開発のスピード3倍アップ

いま、ソフトウェア開発の現場で“静かな革命”が起きています。それは、AIがエンジニアの相棒としてコーディングを支援する時代の到来です。 「AIがコードを書くなんて、まだ先の話」と思われていたのはもう過去のこと。今ではAIが自然言語での指示を理解し、数秒でプログラムを提案・修正してくれるのが当たり前になりました。 その結果、開発スピードが従来の3倍に向上したという事例も続々と報告されています。 この記事では、AIがどのようにしてコーディングを効率化し、開発現場を変えているのかを具体的に解説します。 開発をしたい方 コーディングの効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばコーディングにAIを活用する方法が丸わかりですよ。 コーディング現場の課題と限界 ソフトウェア開発の現場では、長年にわたって「納期の短縮」「品質の維持」「コスト削減」という三大課題がエンジニアを悩ませてきました。 近年では、ビジネス環境の変化がますます激しくなり、リリースサイクルの短期化が当たり前になっています。 特にWebサービスやモバイルアプリ開発の世界では、「スピードこそ競争力」と言われるほど、開発速度が事業の成否を左右します。 しかし、スピードを優先すれば品質が犠牲になり、品質を重視すれば納期が延びる――このジレンマに多くの開発チームが直面してきました。 加えて、エンジニアの人手不足は深刻であり、教育やナレッジ共有に割く時間も限られています。 限られたリソースでいかに生産性を高めるかが、開発現場における共通のテーマとなっています。…

2 weeks ago

要件定義フェーズをAI活用で解決する7つの問題と解決案

システム開発において最も重要であり、同時に最も難しい工程は何でしょうか。 多くのプロジェクトで共通して挙げられるのが 「要件定義」 です。 要求が曖昧なままプロジェクトが進むと、後工程での手戻りが一気に増え、QCD(品質・コスト・納期)は簡単に崩壊します。 実際に、プロジェクトが失敗する原因の6〜7割は、この初期工程である要件定義に起因すると言われています。それほど、要件定義は重要かつリスクの高いフェーズなのです。 しかし近年、AI技術の急速な進化により、従来の要件定義で「時間がかかる」「認識が揃わない」「情報が不足している」といった課題に対し、新たな解決策が生まれています。 この記事では、要件定義フェーズで頻発する7つの課題を取り上げ、それらをAIを活用してどのように改善できるのかを、具体例を交えて解説します。 要件定義フェーズでお悩みの方 AIを活用して開発効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば要件定義で起こりうる問題とそれを解決する方法がわかりますよ。 問題1:要求が曖昧で担当者ごとに認識がズレる 要件定義で最初に直面する課題が「要求の曖昧さ」です。 ユーザー自身が課題を把握していても、機能としてどのように落とし込むべきか正確に説明できないケースは非常に多いです。…

3 weeks ago

システム開発のQCDは?プロジェクト管理を最適化

システム開発の現場では、「納期が守れない」「コストが膨らむ」「品質にばらつきがある」といった課題が常に発生します。 こうした問題の根底にあるのが、QCD(Quality・Cost・Delivery)のバランスです。 QCDは製造業を中心に使われてきた概念ですが、現在ではシステム開発やITプロジェクトの世界でも不可欠な管理指標として定着しています。 この記事では、QCDの意味とそれぞれの要素がプロジェクトに与える影響、さらに現代的な最適化の方法までを詳しく解説します。 システム開発を行いたい方 QCDについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発のQCDについて丸わかりですよ。 (more…)

1 month ago