SaaS

「Kintone」とオフショア開発で業務改善が加速する!

「Kintone(キントーン)」は数ある業務効率化システムの中でも特にシェアを広げ、IT業界の中でも人気となっています。

様々な業務を一括で管理することができ、導入も簡単な「Kintone」。

この記事ではそんな「Kintone」とはどんなツールなのか、どんなメリットがあるかなどを徹底解説していきます。

  • 社内の業務効率を上げたい方
  • 「Kintone」が気になる方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば社内の業務改善を簡単に行う方法がまるわかりですよ。

「Kintone」ってどんなツール?

「Kintone」はCybozu(サイボウズ社)が開発・販売するクラウド型の業務アプリ構築システムです。

従来業務アプリを使用したい時にはパッケージの業務ソフトを購入するか、システム開発会社に1から開発を発注する必要がありました。

しかし「Kintone」を導入すれば簡単な業務アプリを自社内で開発できるようになり普及し、2018年に導入者数10,000社を突破しました。

「Kintone」のスゴイところ

「顧客管理」「案件管理」「勤怠管理」などがひとまとめになっている

社内にあるさまざまなファイル、システム、ツールにバラバラに登録されていることは多くあると思います。

どこを見ればいいのか、情報共有ができない、などの不便が生じ、業務効率が低下している企業も多いのではないでしょうか。

 「Kintone」にはあらかじめ業務に必要な「顧客管理」「案件管理」「勤怠管理」などのよくある機能が搭載されています。業種別から選択することも可能です。これらの機能を活用し、現場業務のファイルやシステムをスムーズに移管することができます。

情報共有も可能

「Kintone」の強みには「コミュニケーション」と「情報共有」というキーワードがあります。色々なところにバラバラに点在しているデータ・情報を「Kintone」でまとめることができます。

「Kintone」を見ればすべてわかる、という状態を作り出せるのです。さらにコミュニケーション機能も搭載されているのでチャットなどでリアルタイムな情報共有が可能となります。

アプリ構築が簡単!

「アプリ構築」と聞くとプログラミングの知識やスキルが必要なら無理!と敬遠したくなりますが、「Kintone」は違います

ドラッグ&ドロップで直感的にアプリを構築することができます。

導入にかかる費用や時間も大幅に短縮されるのも大きなメリットです。

APIで他システムとの連携も!

「Kintone」のスゴイところはまだまだあります。他システムとの連携がスムーズなのところも特長の1つです。

「Kintone」で登録されたデータを「BIツール」とスムーズに連携することができます。

「Kintone」にもグラフ作成や集計機能は搭載されていますが、「BIツール」と連携させることでより詳細にさまざまな角度からの分析ができ、「見える化」を推進することができます。

さらに現在利用中のシステムはそのままで「Kintone」の便利な機能と連携をさせたい、といった要望にも応えることができます。

そこで登場するのが「API」です。

現在利用中の業務システムと「Kintone」を独自に開発した「API」でつなげば業務システムが古くても最新の「Kintone」との連携が可能になります。

クラウド上の「Kintone」から業務システムへデータを入力したり、業務システムのデータを「Kintone」で読み込んだりと業務の幅が広がります。外出先や自宅からもアクセスができるようになり働き方改革にもつながります。

「Kintone」のAPIはオフショア開発で!

APIの開発は社内に情報システム担当や社内SEが担当することもよくありますが、社外のシステム開発会社に開発を発注することも多くあります。

「Kintone」も基本的には日本企業向けなので、日本の文化や業務を理解し、経験の多い日本のシステム開発会社に発注すれば間違いないと考える方が多いと思いますが、開発コストが高くなる傾向があります。

「APIを作りたいけど、できるだけコストは抑えたい」という企業ももちろん多いと思います。

そこで検討いただきたいのが「オフショア開発」です。海外のシステム開発会社もオフショア開発が広がるにつれて、日本の文化や業務の経験を積み、しっかりとコミュニケーションが取れるようになっています。

納期やコストがかかってしまう日本のシステム開発会社よりも「Kintone」のAPI開発経験のある海外のシステム開発会社に「オフショア開発」を依頼することも選択肢の1つに加えることをオススメします。

まとめ

このように「Kintone」はさまざまな規模や業種に柔軟に対応し、クラウド環境で提供されることで業務効率を飛躍的に向上するツールです。

「顧客管理」「案件管理」「勤怠管理」など社内のあらゆる業務を1つのシステムで管理することができ、導入も簡単でしたね。

APIを開発して現在利用中の業務システムと「Kintone」を連携させることができます。

オフショア開発なら開発費を抑えることが可能。

dehaでは、5年間にわたりベトナムオフショア開発を行ってきました。

ベトナムオフショアでは国内開発の7割〜半額程度のコストで、優秀なエンジニアを登用することができます。

気になる方は、ぜひ一度dehaにお問い合わせください。

Van Nguyen

Recent Posts

TQA(技術品質保証)とは? 開発プロセスにおけるその役割と導入メリット

ソフトウェア開発において、品質の確保はプロジェクト成功の最重要テーマの一つです。 市場のニーズは高度化し、リリースサイクルは短期化し、開発チームの構成は複雑化しています。このような状況の中で注目されているのが TQA(Technical Quality Assurance:技術品質保証) です。 TQAは従来のQAと異なり、単にテスト工程で不具合を検出するだけではなく、開発工程全体の技術的な品質を可視化し改善するという役割を担います。 この記事では、TQAとは何か、その役割から導入メリットまで詳しく解説します。 TQAが気になる方 TQAの開発プロセスが気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばTQAとは何かがわかるのはもちろん、導入メリットもわかりますよ。 TQA(技術品質保証)とは? TQAとは、技術的視点から開発プロセス全体の品質を管理・保証する取り組みを指します。従来のQA(Quality Assurance)が主に「プロセス管理」や「テスト計画・品質基準の策定」を担当していたのに対し、TQAはさらに踏み込んで、…

3 days ago

プロジェクト品質管理サービスとは?重要性とプロセスを解説

近年、システム開発・建設・製造・マーケティングなど、あらゆる分野でプロジェクトの複雑化が進んでいます。 市場の変化は速く、顧客の期待値も高まり続けるなか、企業に求められるのは「限られたコストと期間で、高い品質を確保した成果物を提供すること」です。 しかし実際には、品質のばらつき、手戻り、要件の理解不足、工程管理の不徹底などにより、多くのプロジェクトが計画どおりに進まず、結果的にコスト増や納期遅延という課題を抱えています。 こうした背景から注目されているのが プロジェクト品質管理サービス です。専門家による品質管理プロセスの整備・運用支援を通じて、プロジェクト全体の成功確率を高めるサービスとして、大企業から中小企業まで導入が広がっています。 この記事では、プロジェクト品質管理サービスの概要、必要性、導入メリット、サービス内容、実際の運用プロセスまでを詳しく解説します。 品質管理にお悩みの方 プロジェクト品質管理システムに興味がある方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めば、品質問題で悩んでいる組織やプロジェクトリーダーにとって、具体的な改善ヒントとなる内容がわかりますよ。 プロジェクト品質管理サービスとは? プロジェクト品質管理サービスとは、外部の専門チームやコンサルタントが、企業のプロジェクトにおける品質管理プロセスを整備し、品質向上やリスク低減を支援するサービスです。主に以下のような内容が提供されます。 品質基準・品質計画の策定 プロジェクト管理プロセスの構築・改善…

1 week ago

生成AIチャットボットは?従来のチャットボットの違い

近年、企業や教育機関、自治体を中心に「生成AIチャットボット」の導入が一気に広がっています。 ChatGPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM)が急速に発展したことで、これまでのチャットボットでは実現できなかった高度な対話や柔軟な問題解決が可能になりました。 しかし、「生成AIチャットボット」と「従来型のチャットボット」は何が違うのか、具体的に説明できる人は意外と多くありません。 本記事では、両者の仕組みや特性、メリット・デメリット、そして導入時のポイントまで分かりやすく解説しています。 生成AIに興味がある方 チャットボットを導入したい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AIチャットボットが、従来と比べてどう違うのかが丸わかりですよ。 チャットボットとは何か? チャットボットとは、ユーザーとの会話を自動で行うプログラムのことです。 ウェブサイトの問い合わせ窓口やアプリ内のサポート、コールセンターの一次対応など、さまざまな場所で活用されています。 従来のチャットボットは、多くの場合「ルールベース型」「FAQ型」「シナリオ型」と呼ばれる仕組みで動いていました。 これは、あらかじめ作成された回答やシナリオに沿って、決められたパターンの会話を実行する仕組みです。 一方、生成AIチャットボットは、文章を理解し、新たな文章を自動生成する能力を持つ「大規模言語モデル(LLM)」によって動作します。 これにより、従来型とはまったく異なる会話体験を提供できるようになりました。…

2 weeks ago

AI活用でコーディングが効率化し、開発のスピード3倍アップ

いま、ソフトウェア開発の現場で“静かな革命”が起きています。それは、AIがエンジニアの相棒としてコーディングを支援する時代の到来です。 「AIがコードを書くなんて、まだ先の話」と思われていたのはもう過去のこと。今ではAIが自然言語での指示を理解し、数秒でプログラムを提案・修正してくれるのが当たり前になりました。 その結果、開発スピードが従来の3倍に向上したという事例も続々と報告されています。 この記事では、AIがどのようにしてコーディングを効率化し、開発現場を変えているのかを具体的に解説します。 開発をしたい方 コーディングの効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばコーディングにAIを活用する方法が丸わかりですよ。 コーディング現場の課題と限界 ソフトウェア開発の現場では、長年にわたって「納期の短縮」「品質の維持」「コスト削減」という三大課題がエンジニアを悩ませてきました。 近年では、ビジネス環境の変化がますます激しくなり、リリースサイクルの短期化が当たり前になっています。 特にWebサービスやモバイルアプリ開発の世界では、「スピードこそ競争力」と言われるほど、開発速度が事業の成否を左右します。 しかし、スピードを優先すれば品質が犠牲になり、品質を重視すれば納期が延びる――このジレンマに多くの開発チームが直面してきました。 加えて、エンジニアの人手不足は深刻であり、教育やナレッジ共有に割く時間も限られています。 限られたリソースでいかに生産性を高めるかが、開発現場における共通のテーマとなっています。…

2 weeks ago

要件定義フェーズをAI活用で解決する7つの問題と解決案

システム開発において最も重要であり、同時に最も難しい工程は何でしょうか。 多くのプロジェクトで共通して挙げられるのが 「要件定義」 です。 要求が曖昧なままプロジェクトが進むと、後工程での手戻りが一気に増え、QCD(品質・コスト・納期)は簡単に崩壊します。 実際に、プロジェクトが失敗する原因の6〜7割は、この初期工程である要件定義に起因すると言われています。それほど、要件定義は重要かつリスクの高いフェーズなのです。 しかし近年、AI技術の急速な進化により、従来の要件定義で「時間がかかる」「認識が揃わない」「情報が不足している」といった課題に対し、新たな解決策が生まれています。 この記事では、要件定義フェーズで頻発する7つの課題を取り上げ、それらをAIを活用してどのように改善できるのかを、具体例を交えて解説します。 要件定義フェーズでお悩みの方 AIを活用して開発効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば要件定義で起こりうる問題とそれを解決する方法がわかりますよ。 問題1:要求が曖昧で担当者ごとに認識がズレる 要件定義で最初に直面する課題が「要求の曖昧さ」です。 ユーザー自身が課題を把握していても、機能としてどのように落とし込むべきか正確に説明できないケースは非常に多いです。…

3 weeks ago

システム開発のQCDは?プロジェクト管理を最適化

システム開発の現場では、「納期が守れない」「コストが膨らむ」「品質にばらつきがある」といった課題が常に発生します。 こうした問題の根底にあるのが、QCD(Quality・Cost・Delivery)のバランスです。 QCDは製造業を中心に使われてきた概念ですが、現在ではシステム開発やITプロジェクトの世界でも不可欠な管理指標として定着しています。 この記事では、QCDの意味とそれぞれの要素がプロジェクトに与える影響、さらに現代的な最適化の方法までを詳しく解説します。 システム開発を行いたい方 QCDについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発のQCDについて丸わかりですよ。 (more…)

1 month ago