Webシステム開発

Ruby on RailsによるWebアプリ開発をオススメする理由4選 !

WEBアプリ開発にはRubyのフレームワークであるRuby on Railsをおすすめします。

Ruby on Railsは短いコードで作ることができ、シンプルなのも魅力です。

本日はそんなRuby on Railsをおすすめする理由について徹底解説していきます。

  • Ruby on Railsが気になる方
  • WEBアプリ開発をしたい方
  • 効率よく開発する方法を知りたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば、Ruby on Railsにどんな特徴があるのか、どう言ったところが魅力なのかが丸わかりですよ。

Ruby on Railsをおすすめする4つの理由

早速、Ruby on Railsのメリットを、Ruby on Railsの特徴を踏まえてまとめます。

短いコードで、Webアプリケーションのベースを作れる

Ruby on Railsは、非常に短いコマンドで、多くの処理を作成することができることで有名です。

たとえば、Ruby on Railsを使えば、5行ほどのコマンドでブログサービスを立ち上げることができます。

もちろん基本的な機能しか入っていないため、実際に使うには幾つかカスタマイズすべきですが、ブログやSNSといった良くあるウェブサービスの基本機能は、非常に少ないコマンドで作成可能です。

Ruby on Railsを用いれば、短いコードで骨格を組み上げることができるため、差別化となる機能の開発に集中できたり、少ない人数でも大規模サービスを製造できたりします。

規約に基づいた綺麗な設計ができる

Ruby on Railsの設計理念には、CoC(Convention over Configuration)=「設定より規約」というものが含まれています。

これは普通のフレームワークで要求されがちな、たくさんの設定を省略し、あらかじめ決まっている規約に則ってアプリケーションを構築してくれます。

簡単に言うと、ルールさえまもっていれば、深く考えずに作ってもある程度綺麗な設計(MVCモデルなどのデザインパターンに沿った)アプリケーションを作ることができるという意味です。

デザインパターンに沿ったアプリケーションは、機能追加や仕様変更にも対応しやすく、中長期的な運用にも耐えます。

シンプルでわかりやすいコードになる

Ruby on Railsは、Rubyをベースにしています。

Rubyは、日本人プログラマーのまつもとゆきひろ氏によって作られた言語ですが、「英語を記述するように、直感的にわかりやすいコーディングが可能」「他のプログラミング言語に比べて、記述するコード量が少なくて済む」といった特徴があります。

結果として、Ruby on Railsのコードも、シンプルでわかりやすいものになります

シンプルなコードで作られたシステムは、バグも少なくなりがちですし、複数人で開発するときに、メンテナンスしやすいというメリットにも繋がります。

情報が豊富で開発しやすい

Ruby on Railsは、非常に情報が多いため、開発がしやすいです。

国内で有名な開発情報サイトのQiitaでは、「Rails」のタグが付いた記事が、3万2千記事以上あります。

これは、他のフレームワークの記事数と比べても、非常に多いです。(Laravelで1万弱、Djangoで4千弱、Springで1400弱)

開発中は、思わぬところで躓いたり、公式情報だけではどうしたらよいかわからないことが多々あります。

そういったときに、先駆者の情報が多いと、解決策が見つかりやすく、開発速度の向上に繋がるでしょう。

Ruby on Railsを使うときの注意点

ここまでRuby on Railsのメリットを見てきましたが、採用する際の注意点もいくつかあります。

重い

Ruby on Railsは、サーバーへの負荷が大きく、比較的重いフレームワークです。

開発自体はサクサク行うことができますが、完成物のWebアプリケーションがやや遅いです。

小規模なサービスであればそれほど気にならないと思われますが、大規模サービスでかつ速度が重要になるサービスの場合、サーバーリソースの確保が必要になります。

規約を覚える必要がある

Ruby on Railsは、規約を守ることによって、すばやく美しいアプリを作ることができますが、扱うためには規約そのものを覚える必要があります。

開発メンバーが、Ruby on Railsの使用経験が浅い場合、学習コストが発生する可能性がありますので、注意が必要です。

Webアプリ開発ならdehaにご相談ください

いかがでしたか。本日はRubyのフレームワーク、Ruby on Railsのメリットとデメリットをみてきました。

Ruby on Railsはシンプルで短いコードで書くことができました。学習もしやすいのも魅力ですよね。

新規Webアプリケーションの立ち上げに関わっている場合は、ぜひRuby on Railsでの開発を検討してみてください。

もし「社内のIT人材がいない」「素人では難しい」などのお悩みをお持ちならウェブ開発を委託してみるのもおすすめです。

dehaでは、5年間に渡りオフショア開発を行ってきました。

ウェブ開発の開発実績も多数あります。ベトナムオフショアでは、国内開発よりも低コストで、高レベルな技術者を登用できるのが魅力です。

Ruby案件を受注したが開発リソースが不足しているという場合や、新しく自社のウェブアプリを開発したいという場合は、ぜひ一度dehaにご相談くださいませ。

>> お問い合わせはこちら

kataokayusuke

Recent Posts

オフショア開発におけるテスターの役割?QAとQCの違い

オフショア開発では異なる国や地域のチームと開発を行うため、コニュニケーションロスによる品質力の低下が問題視されがちです。 そこでテスターという存在が質を確保する上で重要な役割を果たします。この記事ではそんなオフショア開発におけるテスターの役割について解説していきます。 オフショア開発に興味がある方 開発効率を上げたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発におけるテスターがどんなメリットをもたらすのかや、QAとQCの違いについても丸わかりですよ。 (more…)

7 days ago

生成AI活用で社内業務システム効率化のメリットや注意点

企業が競争力を維持し、業務効率を高めるために、AI(人工知能)の導入はますます重要になっています。 特に、生成AIを活用した社内業務システムの効率化は、企業の成長を促進する大きな要因となり得ます。 この記事では、生成AIを導入することによるメリットや、導入時に注意すべき点について詳しく解説します。 生成AIを活用して業務効率化を図りたい方 社内のIT人材が不足している方 生成AIの使い方を知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば生成AI活用を活用するメリットや気をつけるべきことが丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

【2024年版】ベトナムでERPシステム市場の現在・展望

ベトナムにおけるERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)システム市場は、近年急速な成長を遂げています。 この急速な市場拡大は、デジタルトランスフォーメーションの推進、クラウドERPの普及、中小企業のニーズの高まりなど、さまざまな要因によって支えられています。 この記事では、ベトナムでのERP市場の現状と今後の展望について詳しく見ていきます。 ベトナムでのERP市場の現状について知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばERPシステム市場 の今後の展望が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

AI技術を活用してデータドリブン経営を支援

データドリブン経営が成功するためには、膨大なデータを効果的に分析し、価値あるインサイトを引き出すことが重要です。 AI技術は、これを実現する強力なツールとして注目されています。 この記事では、AIがデータドリブン経営を支援する具体的な方法を紹介します。 データドリブン経営に興味がある方 データドリブン経営×AIの方法を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIを活用したデータドリブン経営の方法が丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

データドリブン経営とは?DX推進でメリット、成功ポイントや注意点

デジタル変革(DX)が進む現代、企業経営において「データドリブン経営」の重要性がますます高まっています。 データドリブン経営とは、企業の意思決定や戦略立案をデータに基づいて行う経営手法です。 この記事では、データドリブン経営の概要、DX推進におけるメリット、成功のためのポイント、そして注意すべき点について解説します。 データドリブン経営に興味がある方 DX化をすすめている企業の方々 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデータドリブン経営がどういうものなのかや、データドリブン経営を成功させるためのポイントが丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

【2024年版】ベトナムのDX市場の状況と動向

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業や国の競争力を左右する重要な要素となっています。 特にベトナムは、急速な経済成長とテクノロジーの革新により、東南アジアの中で注目される存在です。 この記事では、そんなベトナムのDX市場の現状と今後の動向について、具体的なデータとトレンドを基に詳しく探っていきます。 ベトナムDX市場に興味がある方 社内のIT人材が不足している方 オフショア開発に興味がある方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのDX市場の状況やトレンドについて丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago