コロナ禍により、これまでオフラインでの営業を中心に行っていた中小企業もオンラインでの活動に乗り出しました。そのため、Web開発の需要は非常に高くなっています。
この記事ではバックエンド(サーバーサイド)で使われているフレームワークを解説しています。Web開発はフロントエンドだけでなく、サーバーに対して行われるバックエンドも重要なのです。
・バックエンドに使えるフレームワークを知りたい方
・Web開発を行いたい方
・もしくはWeb開発に対する人材をお探しの方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば目的別のバックエンドで使えるフレームワークがまるわかりですよ。
▶︎フロントエンドのフレームワークはこちらで紹介しています。
Webサービスを作る際は、ユーザーからみたUIを構成するフロントエンドの処理と、フロントから受け取ったデータを管理するバックエンドの処理が必要です。
バックエンドの処理はサーバーで行われるため、PythonやPHPといったサーバーサイド言語によって動くフレームワークが用いられます。
Ruby on Railsは、2005年ごろに発表された、Rubyのフレームワークです。
Rubyは、日本人開発者のまつもとゆきひろさんにより開発されたことで有名で、スタートアップ界隈で人気のプログラミング言語です。
Ruby on Railsの最大の特徴は、コードの自動生成機能です。さまざまな機能を、非常に少ないコードから自動で作り上げてくれます。
その機能は「15分で本格ウェブアプリが作れる」と言われるほどであり、個人やスタートアップといったマンパワーが少ない開発現場で、非常に重宝されます。
その分自由度は低いですが、とても人気のフレームワークです。
クックパッドやGitHubといった有名サイトでも用いられています。
Laravelは、PHPで人気なフレームワークの1つです。
PHPではCakePHPやSymfonyといった他のフレームワークもありますが、Laravelは他のフレームワークの良いところを取り入れることで、豊富な機能があるため人気を集めています。
また開発コミュニティの動きも活発であり、ここ数年で一気に知名度を上げた技術です。
Django(ジャンゴ)は、2005年ごろに発表された、Pythonで用いられるフレームワークです。
Djangoは一般的なWebアプリを作るのに必要な機能が揃っているフレームワークで、Python特有の豊富な機械学習関連のライブラリを使えるということで人気です。
Ruby on Railsと異なり、コードの自動生成はそこまで強くなく、ある程度開発者自身で手を動かす必要がありますが、その分見通しの良いコードを書きやすいです。
また管理画面が組み込まれているため、データベースの閲覧・編集の管理画面を簡単に作れるというメリットもあります。
Instagramの開発などでも使われている技術です。
Flask(フラスク)は、Django同様にPythonのウェブフレームワークの1つです。Pythonフレームワークの中では、Djangoに次ぐ人気があり、軽量でシンプルなフレームワークとなっています。
最低限の機能を備えており、必要に応じて機能を拡張するという作りになっており、コードの管理がしやすいです。
またドキュメントも豊富であったり、Google App Engineと互換性があったりと、開発者へのサポートも充実しています。
Uberなどでも使われている技術です。
Node.jsは、正確にはフレームワークではなく、JavaScript実行環境の1つで、サーバーサイドでJavaScriptを動かすことができます。
Node.jsはただの実行環境ではなくウェブサーバーの代わりとしても役立ちます。
ApacheやNginxといったウェブサーバーなしに動作することができ、大量の同時アクセスを捌くことができるため、素早いレスポンスを返すシステムを作りたい場合に重宝されます。
サーバーサイド以外でも、アプリ開発やIoT開発などでも活用可能なため、今、IT業界で非常に注目されている技術の1つです。
今回は、上記5つのフレームワークについて解説しました。
実際にはフレームワーク単体で考えるのではなく、プログラミング言語やウェブサーバー、データベースなどの相性も含めて技術選定を行うため、目的やリソースによってベストな選択肢は異なるかと思います。
dehaでは、日本企業様向けのベトナムオフショア開発を5年間行ってきました。
ベトナムオフショア開発は、国内開発より低いコストで、優秀なエンジニアを登用できるのが魅力です。
Webを用いた営業活動に興味のある企業担当者さま、またそういったクライアント様からの依頼を受けているITベンダーの方、今回紹介したフレームワークに関して聞きたいことがある方、ぜひお気軽にdehaにお問い合わせください。
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2017年の起業から今まで、DEHA SOLUTIONSが歩んできた9年間は、お客様と社員の皆様からのご支援とご協力なくしては語ることができません。心より感謝申し上げます。 私たちはこの間、ベトナムを開発拠点とするシステム開発企業として、日本国内のIT市場向け様々な課題に真摯に向き合ってまいりました。2019年に発表された経済産業省によるIT人材需給に関する調査によると、2030年の日本国内におけるIT人材は最大で約79万人が不足すると予測されています。この深刻な状況の中、多くのSIer企業様や中小・大企業様の開発パートナーとしては、高品質で開発及びソリューションを安定的に提供することで、日本のIT業界の成長を支える一翼を担っています。 >>関連記事:日本経済産業省によると2030年には最大で約79万人のIT人材が不足 近年、ビジネス環境は急速に変化し、DXの波が隅々にまで浸透することに加え、AI技術も全産業を席巻しています。DEHAマガジンでも度々記事を取り上げてきたように、現在AIは単なるトレンドではなく、未来の社会を形作る基盤となりつつあります。 そんな大きな時代の変化を捉え、私たちDEHA SOLUTIONSはこれまでの9年間で培ってきた豊富なナウハウで、AI分野に注力を決意しました。単なる技術ベンダに留まらずに、お客様にとって最も信頼性があるAI総合ソリューション開発パートナーとしては、共に課題解決及びビジネス発展にしていくことを目指してまいります。 (more…)
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