大注目の開発手法アジャイル。アジャイルを利用することで仕様書変更が柔軟に対応でき、リリース時間も短縮可能。
実際、IT業界の開発だけではなく、様々なビジネス分野でも注目されています。
そんなアジャイル開発はオフショア開発にもおすすめです。
この記事ではそんなアジャイル開発について紐解いていきたいと思います。
オフショア開発国の中でも注目されているベトナムのオフショア開発の注意点や費用・他の国との比較については「【保存版】ベトナムのオフショア開発まとめ~メリットデメリット・費用・会社選び~」で解説しています。
まず、「アジャイル」を直訳すると「機敏」・「素早い」・「頭の回転が速い人」という意味になります。
そして、アジャイル開発とは、顧客の要求に素早く柔軟に対応できるように、短期間でシステム・ソフトウェアの実装とテストを繰り返して開発を進める手法のことを指します。
アジャイル開発という概念の誕生は、2001年2月に17名の技術者がアメリカ、ユタに集まり、開発手法に関する重要な論文を出しました。その論文が「アジャイルソフトウェア開発宣言」と呼ばれています。
この宣言では、ソフトウェア開発とそれに基づいて12つの原則が定義されています。12つの原則はこちらで確認できますよ。
アジャイル開発の最大の特徴は、プロジェクトの実施中に、小さな開発のサイクルを何度も繰り返すことです。それはイテレーションと呼ばれます。
機能単位を小さなサイクルに分け、「要求決定→設計→開発→実装→テスト→リーリス」の開発工程を繰り返します。
仕様書変更も柔軟に対応でき、普通の開発手法よりもリリース時間も短縮可能。途中で仕様書や設計の変更・追加などが予想されるプロジェクトと相性が良いです。
また、先ほど紹介した「アジャイルソフトウェア開発宣言」の中に「顧客との協調」があります。
アジャイル開発は、顧客とコミュニケーションを取り仕様書変更や進捗状況を共有することが何よりも重要なのです。
オフショア開発においてもこのアジャイル開発は有効です。
しかし、先ほども言ったようにアジャイル開発では円滑なコミュニケーションが必須です。
オフショア開発でアジャイル開発を行う場合は、開発側とのコミュニケーションがしっかり取れるように開発会社を選択していくようにしましょう。
アジャイル開発には、様々な手法があります。例えば、Scrum (スクラム), XP(エクストリーム・プログラミング)、FDD(ユーザー機能駆動開発)等があります。本記事ではその中でも代表的なScrum (スクラム)について、お話したいと思います。
スクラム開発は、共通のゴールに到達するため、開発チームが一体となって働くことを枠組みとしています。
「スクラム」という名前は、ラグビーの「スクラム」から来ており、その名の通り、チームでしっかりとコミュニケーションをとり、全員が協力して活動することを重視しています。
アジャイル開発の流れは一般的に以下の通りに行います。
①発注者と開発者が共同で開発チーム作る。
②開発計画を詳細に決定する。
※業務を2週間程度の短期間で実行可能な小単位に分け、業務のプロセスの優先度を考えて、開発順番を決定します。
③だいたいの計画を決めたら、小単位の開発 を進める。
※小単位での設計→開発→実装→テスト→リリースを行う。そのサイクルを繰り返して開発を進めていき、プロジェクトの完成度を高めていきます。
オフショア開発国の中でも注目されているベトナムのオフショア開発の注意点や費用・他の国との比較については「【保存版】ベトナムのオフショア開発まとめ~メリットデメリット・費用・会社選び~」で解説しています。
長期間かつ柔軟な開発が可能であるというラボ型開発(ラボ契約)の費用や注意点・ポイントについては「ラボ型開発(ラボ契約)とは~メリット・デメリット・向いている開発内容まとめ~【保存版】」で解説しています。
今回は、アジャイル開発の基礎的な情報についてご紹介しました。その情報を基に、プロジェクトに合わせて、アジャイル開発を検討してみてはいかがでしょうか?検討されている方はお気軽にご相談ください!
dehaソリューションズではオフショア開発によって低コストで迅速な開発をサポートしてきました。
数多くの案件を開発してきたdehaへの開発相談や無料お見積り相談はこちらから! AI開発・アプリ開発実績豊富のdehaなら高品質のオフショア開発を実現します。
オフショア開発は、コスト削減や専門的なスキルの活用を目的として、多くの企業が採用している手法です。 しかし、オフショア開発にはセキュリティに関する特有の課題が伴います。 この記事では、オフショア開発におけるセキュリティ課題を明確にし、それに対する効果的な対策を検討します。 オフショア開発に興味がある方 オフショア開発のセキュリティ対策について知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発を行う際に気をつけるべきセキュリティ問題とその対策方法が丸わかりですよ。 (more…)
2025年、データセンター市場とクラウド市場はさらなる進化を遂げています。デジタル化の加速や生成AIなどの新技術の普及により、データ処理能力の需要が急増。 これに伴い、世界および日本国内での市場規模とプレイヤーの動きが注目されています。 この記事では、最新の市場データとトレンドをもとに、データセンターおよびクラウド市場の現状と今後の展望を詳しく解説します。 データセンターおよびクラウド市場の現状や展望が知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば国内の2025年最新のデータセンター市場やクラウド市場の動向だけでなく、世界の動向まで丸わかりですよ。 (more…)
近年、業務のデジタル化が進む中、手書きや印刷された文書を効率的にデータ化する技術が注目を集めています。 その中でも、AI(人工知能)を活用したOCR(光学文字認識)技術であるAI-OCRは、従来のOCRを大きく進化させ、多様な業界で導入が進んでいます。 この記事では、AI-OCRとは何か、従来のOCR技術との違い、その種類や具体的な導入メリットについて詳しく解説します。 AI-OCRが気になっている方AIをビジネスに取り入れたい方社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAI-OCRがどのように業務効率を向上させ、現代のビジネスにどのような価値をもたらすのかがわかりますよ。 (more…)
システム開発の外注は、効率的なソリューションを提供し、コストを節約するために非常に有益な方法です。 しかし、外注のプロジェクトは失敗する可能性もあり、それを防ぐためにはいくつかの重要なコツがあります。 そこでこの記事では、システム開発の外注プロジェクトを成功させるための5つの重要なコツを説明します。 システム開発の外注をしたい方 社内のIT人材が不足している方 オフショア開発を検討している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発を成功させるための方法が丸わかりですよ。 (more…)
コスト削減や、IT人材確保の面で注目されるオフショア開発。 実はアプリ開発にももってこいの開発手法なのです。 「人件費は下がったとしても、他の面で費用がかかったりしないか?トータルコストは本当に下がるのか?」 「コストを抑えた結果、質の悪いアプリを納品されないか?」 など不安を抱えている方向けに、この記事ではアプリをオフショア開発する際のポイントを紹介していきます。 オフショア開発に興味がある方 アプリ開発を行いたい方 社内のIT人材が不足している方 オフショア開発の予算が知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となってこれを読めば、オフショア開発初心者の人でも会社選びを失敗することなく、アプリ開発を行うポイントが丸わかりですよ。 (more…)
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、手書き文書をデジタル化する技術であるOCR(Optical Character Recognition)が注目を集めています。 この記事では、そんなOCRの基本的な仕組みやその活用方法、さらに業務効率化のメリットについて解説します。 OCRに興味がある方 デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めている方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばOCRがどのような技術なのかがわかるのはもちろん、具体的な活用方法まで丸わかりですよ。 (more…)