スマートフォン・タブレットなどのスマートデバイス向けにネイティブアプリを開発する場合は、「Java」を使用するのが最適です。
「Java」は強固なセキュリティで処理速度の速いので、大量に配布・インストールされるスマートデバイス向けのネイティブアプリの開発と相性が良いのです。
この記事ではそんなスマートデバイス向けにネイティブアプリ開発と「Java」の関係性についてシェアしていきます。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば「Java」を利用するメリットが分かりますよ。
「ネイティブアプリ」はスマートフォン、タブレットなどの端末にインストールして利用するアプリケーションです。端末ごとのアプリストアからダウンロード・インストールをして利用します。
ネイティブアプリの開発・販売・運用を行う際には以下のメリット・デメリットを考慮する必要があります。
・インターネットが繋がらない状況でも使用できる
・Webアプリよりも動作速度が速いものが多い
・デバイスの機能を使える(速度センサー、位置情報、カメラ、通知など)
・アプリをインストールしてくれるユーザーはWebアプリより濃いユーザーが多い
・ストアで課金・検閲・審査される
・アプリがインストールされていないとサービス・情報を提供できない
・Android,iOS用それぞれを開発すると時間とコストがかかる
・アプリ内の情報を最新にするためにはアプリの更新・バージョンアップが必須
「ネイティブアプリ」のデメリットをカバーできるのが「Webアプリ」です。もちろんその分、「ネイティブアプリ」のメリットが「Webアプリ」のデメリットとなるため、開発するアプリケーションの機能・サービスの内容を考慮した判断が必要です。
デバイスの機能が活用できる「ネイティブアプリ」はスマートデバイスと相性が良いアプリとなっています。
スマートでマイスのネイティブアプリの開発言語はAndroidとiOSで異なります。
Androidでは「Java」「Kotlin」「C言語」「Ruby」の4つの言語が主流で、iOSではほぼ「Swift」となっています。
これらの開発言語の中でも特に汎用性が高いと言われているのが「Java」です。
Google社が多く利用する3つの開発言語(Java、C++、Pyhton)に含まれていることからも、重要な存在であることがご理解いただけるのではないでしょうか。
「Java」は「C言語」をベースに開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語で、さまざまな特長があります。
「Java」で開発されたソフトウェア・アプリケーションはWindows、MacOS、さらにLinuxなど、OSに依存することなく幅広いデバイスで動作することができます。
オブジェクト指向なので大規模なシステムや銀行などのセキュリティを重視する必要があるシステムにも対応できる信頼性を持っています。
またハッキングされにくいことも評価が高い一因となっています。
「Java」はコンパイラ言語でもあるため前述の「Ruby」や最近注目度が高い「Python」などよりも処理速度が速いことも重要なポイントです。
前章で紹介したのような「Java」の特長は、大量に配布・インストールされるスマートデバイス向けのネイティブアプリの開発に最適です。
強固なセキュリティ、処理速度の速さは開発者にとっても、ユーザーにとっても安心で便利です。
さらにプラットフォームに依存しないということはAndroid用でもiOS用でも利用できるため別々の言語で別々に開発をするといった手間・コスト・時間がかからなくなるため開発する側にとっては大きなメリットとなります。
ただ「Java」にもデメリットがあります。
それは習得までに時間とコストがかかることです。「Java」のベテランエンジニアの多くが「オブジェクト指向の概念を理解するのが大変」と指摘しています。
初めてプログラミングを学ぶ方が「Java」を選択することはあまりお薦めされないようですが、
初めに「Java」でオブジェクト指向を理解できると、その他のオブジェクト思考のプログラミング言語(Python、Rubyなど)を習得する際にスムーズである、という考え方もあります。
新しい開発言語が数多く誕生する中で、「Java」は1995年の誕生以来、今でも多数の企業・エンジニアが採用している開発言語です。
スマートデバイスが普及し、ビジネスや生活に欠かせないアイテムとなっている中、ネイティブアプリを開発・提供する側にとっても重要な役割を果たすプログラミング言語であることは間違いありません。
「どんなアプリを開発するか」「どの言語で開発しようか」といった議論をする際に、「Java」が候補に入る機会も多いと思います。
また発注するクライアント側も「Javaの開発ができる会社か」「Javaが使えるエンジニアが多くいる会社か」を選定基準に含めるのも重要になるのではないでしょうか。
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