2021年現在、コロナ禍の影響もあり、Web開発への需要は非常に高いものとなっています。
Web開発の分野では、2010年ごろからJavaScriptをベースとした、フロントエンドフレームワークが盛り上がっていました。
フロントエンドフレームワークの数が増えたことで、技術選定が難しくなっているかと思います。
今回は、特に有名なフロントエンドのWeb開発フレームワークを5つピックアップし、特徴などをまとめます。
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばおすすめのWeb開発フレームワークが分かりますよ。
早速、フロントエンドのフレームワークをみていきます。
いずれも、JavaScriptがベースとなっているフレームワークです。
React.jsは、2013年にFacebookによって開発されました。
世界的にみても非常に人気が高く、2021年現在では、最も導入率の高いフロントエンド技術となっています。
React.jsは、正確には、フレームワークではなくライブラリにあたります。
フレームワークとライブラリの違いは分かりにくいですが、フレームワークは「処理全体の流れ」を提供しており、ライブラリは「特定処理のためのパーツ」を提供しているイメージです。
いずれにしても、スムーズに開発を進めるために役立ちます。
▶︎合わせて読みたい「【厳選】「React Native」の頼れる・使えるライブラリ7選【UIやデザイン開発に!】」
React.jsはUIを構築するために作られたライブラリで、SPA(シングルページアプリケーション)の開発などに用いられます。
また派生した技術に、React Nativeがあり、アプリ開発に使用できるのも魅力です。Facebook、Netflix、Airbnbなど、多くのウェブアプリで採用されています。
▶︎合わせて読みたい「【徹底比較】React Native対 Flutter【アプリ開発に必要な5つのポイント】」
Vue.jsは、世界的にはReact.jsより勢いがありませんが、日本国内でとても人気のあるフレームワークです。
ドキュメントが整備されていたり、開発者同士のコミュニティが活発だったりします。
Vue.jsはReact.jsと異なり、記述方法に癖が少ないため、React.jsよりも学習コストが低いと言われています。
一方で、複雑な処理を作る際は、React.jsの方が良いと言われています。
ソース管理ツールを提供するGitLabや、NintendoのMy Nintendoプロジェクト、ホテル検索サイトのTrivagoなどで採用されています。
Angularは、2010年にGoogleが開発した、フロントエンドフレームワークです。
以前、Angular JSというものがありましたが、欠点が多かったため、Angular JSの開発者本人が改めて作ったのがAngularです。Angularは、現在バージョン11まで出ています。
Angularの特徴の1つとして、マルチプラットフォームが挙げられます。
Angularのコードを使うことで、Web、モバイルWeb、モバイルのネイティブアプリ、デスクトップPCでのネイティブアプリなど、複数のプラットフォームに対応したアプリを作ることが可能です。
React.jsやVue.jsと比べて下火ですが、複数プラットフォームに跨がるプロジェクトや、大規模プロジェクトでは、十分選択肢に入る技術です。
PayPalやGmailなどで採用されています。
Ember.jsは、2011年後半に生まれたフレームワークで、MVCモデルを前提とした技術です。
2015年にリリースされた安定版のEmber.jsでは、保守・再利用がしやすいフレームワークとして人気になりました。
多機能なフレームワークであり、学習コストが高いものの、使いこなせれば生産性の大幅な向上を見込めるでしょう。
React.js、Vue.js、Angularと比較すると人気は下火ですが、現在でも盛んにアップデートされています。Apple MusicやLinkedinで採用されています。
Backbone.jsは、CoffeeScriptも開発したジェレミー・アシュケナス氏によって作られたフレームワークです。
非常に軽量であるのが特徴で、学習コストが低く、比較的自由にかけるのが魅力です。
タスク管理ツールのTrelloや、動画サイトのHuluで採用されています。
コロナ禍の影響で、オフラインでの営業活動に専念していた業界も、Webを活用した事業展開に乗り出しています。
今後も、Web開発案件は増えていくことでしょう。
本日紹介したフレームワークはあくまで一例ですが、どれも使いやすいフレームワークなのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
dehaではこれらのフレームワークを利用し、日本企業様向けのベトナムオフショア開発を5年間行ってきました。
Web開発の開発実績も多数あり、JavaScriptに習熟したエンジニアも多数在崎しています。
ベトナムオフショア開発は、国内開発より低いコストで、優秀なエンジニアを登用できるのが魅力です。
Web開発に向けた、エンジニアリソースの確保をお考えでしたら、ぜひdehaにご相談ください。
▼ dehaソリューションへの簡単見積もりの依頼はこちら
ビジネスや社会のあらゆる場面でシステムが欠かせない現代において、システム開発を効率的かつ確実に進めるための枠組みとして「システム開発ライフサイクル(SDLC:System Development Life Cycle)」が存在します。 SDLCは、システムを企画・開発・運用・保守するまでの一連の流れを定義したもので、開発プロジェクトを成功させるための道しるべといえます。 この記事では、システム開発ライフサイクルの基本的な考え方と、主要な開発フェーズ、さらに代表的な開発モデルについて解説します。 システム開発を発注・管理する立場の方 IT人材が不足している方 システム開発ライフサイクルの具体的内容が知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発を効率的に進める方法が丸わかりですよ。 (more…)
システム開発が完了した後、安定して稼働させるためには「システム保守」が欠かせません。 しかし実際に見積もりを取ると、費用が高いと感じる企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、システム保守の費用相場を解説するとともに、コストを抑えるための具体的な方法を徹底的に紹介します。 これから保守契約を検討する方 すでに保守契約しているが見直したい方 システム保守の費用について知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム保守にいくらかかるのかや、費用を抑えるためのポイントも丸わかりですよ。 (more…)
2017年の起業から今まで、DEHA SOLUTIONSが歩んできた9年間は、お客様と社員の皆様からのご支援とご協力なくしては語ることができません。心より感謝申し上げます。 私たちはこの間、ベトナムを開発拠点とするシステム開発企業として、日本国内のIT市場向け様々な課題に真摯に向き合ってまいりました。2019年に発表された経済産業省によるIT人材需給に関する調査によると、2030年の日本国内におけるIT人材は最大で約79万人が不足すると予測されています。この深刻な状況の中、多くのSIer企業様や中小・大企業様の開発パートナーとしては、高品質で開発及びソリューションを安定的に提供することで、日本のIT業界の成長を支える一翼を担っています。 >>関連記事:日本経済産業省によると2030年には最大で約79万人のIT人材が不足 近年、ビジネス環境は急速に変化し、DXの波が隅々にまで浸透することに加え、AI技術も全産業を席巻しています。DEHAマガジンでも度々記事を取り上げてきたように、現在AIは単なるトレンドではなく、未来の社会を形作る基盤となりつつあります。 そんな大きな時代の変化を捉え、私たちDEHA SOLUTIONSはこれまでの9年間で培ってきた豊富なナウハウで、AI分野に注力を決意しました。単なる技術ベンダに留まらずに、お客様にとって最も信頼性があるAI総合ソリューション開発パートナーとしては、共に課題解決及びビジネス発展にしていくことを目指してまいります。 (more…)
開発の現場では「人が足りない」「スキルが合わない」「今すぐ増強したい」が日常茶飯事です。 そこでこの記事では、①オフショア開発 ②ニアショア開発 ③フリーランス・業務委託 ④SES ⑤社内のリソース強化(社員育成・ノーコード/ローコード・AI活用)の5つ手段を、スピード/コスト/品質確保/管理負荷/機密性/拡張性で徹底比較し、選び方の指針まで一気通貫で整理します。 開発を効率化させたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば開発リソースを確保するためのそれぞれの手段について、特徴がわかりますよ。 (more…)
近年、IT人材不足が深刻化する日本市場では、オフショア開発の活用がますます一般的になっています。 なかでも、ベトナムは高い技術力とコスト競争力を兼ね備えた国として、依然として人気を維持しています。 この記事では、2025年最新のベトナムオフショア開発における人月単価相場を役割別に解説し、最新動向までを詳しくご紹介します。 ベトナムオフショアに興味がある方 開発コストを抑えたいとお考えの方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムオフショアの具体的なコストがわかりますよ。 (more…)
2025年8月時点におけるドル/円(USD/JPY)の為替レートは、およそ ¥146.9です。 円安傾向は続いており、過去数十年のトレンドとも重なりつつ、依然として投資・政策動向から注目を浴びています。 この記事ではそんな円安に着目してオフショア開発に与える影響を見ていこうと思います。 オフショア開発を始めたい方 社内のIT人材が不足している方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発に円安がどう影響するのかがわかるのはもちろん、いつ始めるべきかまで丸わかりですよ。 (more…)