システム開発

「.NET」で「ハイブリッドアプリ」を開発するならオフショアで!

「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」の両方の特徴や機能を兼ね備える「ハイブリッドアプリ」はiOSとAndroidのどちらにも対応するため開発者にとってもさまざまなメリットがあります。

この記事では、そんな「ハイブリッドアプリ」を「.NET」で開発する方法について紹介します。

  • ハイブリッドアプリの開発方法を知りたい方
  • .NETが気になる方
  • オフショア開発に興味がある方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばハイブリッドアプリを開発する際に気を付けるべきことが分かりますよ。

「ハイブリッドアプリ」のフレームワーク

アプリを開発する際は通常、顧客のビジネス・リクエストに応じて「ネイティブアプリ」か「Webアプリ」を選択することになります。

一方、「ハイブリッドアプリ」ならフレームワークを利用し開発工数・コストの短縮・縮小を実現することができます。

「ハイブリッドアプリ」の開発の際に必要なクロスプラットフォームのフレームワークで人気が高いのはフェイスブック社の「React Native」やマイクロソフト社の「Xamarin(ザマリン)」ですが、最近ではグーグル社の「Flutter(フラッター)」が登場し競争が激しくなっています。

開発者側としては、フレームワークの習得までの時間と労力はかかってしまいますが、顧客のニーズに合うアプリを開発するためにフレームワークの選択肢が多くなることで、よりよい提案ができるようになってきました。

そこで今回は「ハイブリッドアプリ」のクロスプラットフォームフレームワークの中でも.NET環境で開発ができる「Xamarin」について解説します。

「Xamarin」の特長

「Xamarin(ザマリン)」はC#、.NET、Visual Studioでの開発に慣れている方にはすぐに始められます。

Windowsを中心に開発を学び、経験を積んできたエンジニアでもAndroidやiOSといったクロスプラットフォームでの開発が可能になるため多くのデベロッパーからの注目を集めています。

アプリの動作スピードを重視する場合は圧倒的に「ネイティブアプリ」の方が有利ですが、「Xamarin」は「ネイティブアプリ」に近いスピードを実現できるのが最大の特長です。

これは「Xamarin」以外のクロスプラットフォームフレームワークよりも、ネイティブの機能をすばやく簡単に呼び出し、実行できる仕組みによるものです。

また「Xamarin」は異なるプラットフォームでもほぼ同じUIを実現していることもメリットの一つです。

「Xamarin」自体は無料で利用できますが、開発の際には「Microsoft Visual Studio」の購入が必要となるのでご注意ください。

「.NET」とオフショア開発

マイクロソフト社はWindowsでパソコンやサーバーのOSのシェアでトップを走り続けていますが、スマートフォンの普及によりデバイス全体を含めたOSのシェアは下降しています。

そこでデバイス側のOSよりもサーバー側、あるいはWindows以外のOSでもマイクロソフト社の製品やサービスの技術を提供できる仕組みとして考えられたのが最近特に力を入れている「.NET Core」の存在です。

「.NET Core」は「C#」「Visual Basic」「F#」をサポートしています。特に「C#」や「Visual Basic」を扱えるエンジニアは多いため、スムーズに委託先を選定することができるでしょう。

もちろん委託先によって得意な業種・規模は異なりますが、日本国内のシステム開発会社に委託する場合、開発費用や開発期限にあまり大きな差は生じません。

そこでコストを抑えたい場合や「日本企業にはない発想がほしい」という場合には日本国内のシステム開発会社よりもオフショア開発を選択するのがオススメです。

コストを抑えられることはもちろん、さまざまな国や企業から委託されてきた実績・経験を基にアプリ開発を進められます。

オフショア開発の場合にもレベルの高い「C#」や「Visual Basic」に対応するエンジニアが多数存在するので、顧客のニーズに的確に対応したシステム・アプリケーションの開発が可能です。

まとめ

ビジネスや生活が多様化し、ITツール・スマートフォン・IoTが進化していく中で、システムやアプリを開発する側もさまざまな対応が求められます。開発言語やフレームワークも選択しきれないほど増え続けています。

今後クロスプラットフォームフレームワークやOSのシェアがどうなっていくのか、どの開発言語がいくのかは誰にも予測ができません。「ネイティブアプリ」「Webアプリ」「ハイブリッドアプリ」のどれが生き残っていくかも判断できません。

しかし「.NET」はゲーム開発やクラウド環境を提供する「Microsoft Azure」にも対応することで今後もエンジニアやユーザーの基盤を支えていく存在になると言われています。(もちろんそれがどのくらい続くのかもわかりません)

さまざまな開発会社・エンジニアが存在する中で、特に「.NET」にも「ハイブリッドアプリ」の開発にも強いオフショア開発企業への委託が増えれば、オフショア開発が委託先として有力な候補となっていくでしょう。

dehaでは、5年ほど前から、ベトナムオフショア開発を行っています。

ベトナムでオフショア開発を行う際の費用や、エンジニアの質を知りたい方は、無料で見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから


Van Nguyen

Recent Posts

AIエージェントの活用による弊社の成功事例をご紹介

近年、AI技術の進化とともに、業務効率化やサービス向上を目的とした「AIエージェント」の導入が急速に進んでいます。 弊社でも、この流れを受けてAIエージェントの導入を進め、多くの現場で業務の質とスピードの両立を実現することができました。 この記事では、実際に弊社が取り組んだAIエージェントの活用事例を紹介しながら、AI導入によるメリットとその可能性についてご紹介いたします。 AIエージェントが気になる方 AIエージェントの事例が知りたい方 社内の人材不足にお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIエージェントの成功事例が丸わかりですよ。 (more…)

1 day ago

AIエージェント導入によくある課題と解決方法

近年、業務効率化や顧客対応の高度化を目的として、企業や自治体、教育機関など多くの組織で「AIエージェント」の導入が進んでいます。 AIエージェントとは、人工知能を活用して自動的に応答や処理を行うシステムの総称で、チャットボットやバーチャルアシスタント、RPA(Robotic Process Automation)などが含まれます。 しかしながら、AIエージェントの導入には多くの期待が寄せられる一方で、現場ではさまざまな課題に直面するケースも少なくありません。 この記事では、AIエージェント導入によくある課題とその解決方法について、具体的に解説していきます。 AIエージェントに興味がある方 AIエージェントの導入に不安がある方 社内の人材不足にお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIエージェントの特徴がわかるのはもちろん、うまく活用するための方法もわかりますよ。 (more…)

1 day ago

AIエージェントとは?特徴、活用のメリット

近年、AI技術の進化により、私たちの生活やビジネスのあらゆる場面で人工知能(AI)が活用されるようになっています。 その中でも注目されているのが「AIエージェント」です。音声アシスタント、チャットボット、カスタマーサポートなど、さまざまな場面で導入が進むAIエージェントは、業務効率化やユーザー体験の向上に大きな可能性を秘めています。 この記事では、AIエージェントの基本的な定義から、その特徴、導入メリット、さらに活用事例や今後の展望までを網羅的に解説します。 AIエージェントが気になる方 社内の人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIエージェントの特徴や具体的な活用メリットがわかりますよ。 (more…)

6 days ago

ベトナムAI経済2025年|最新経済市場動向を読み解く

AI(人工知能)は、世界各国の経済成長を支える基盤技術として注目されています。 とりわけベトナムでは、政府が国家戦略としてAIの導入を明確に位置づけ、経済、教育、公共行政、スタートアップ育成まで多岐にわたる分野で取り組みを強化しています。 この記事では、「ベトナムAI経済2025年」レポートをもとに、マクロ経済との接続性、国家戦略、セクター別の導入状況、スタートアップ・投資動向、そして将来の展望について解説します。 ベトナムのAIが気になる方 最新のベトナムの経済動向が気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAIがもたらすベトナム経済の進化と、その背景にある政策と市場構造を総合的に理解することができます。 (more…)

3 weeks ago

No-BrSEオフショア開発とは?メリット、活用シーンを徹底解説

近年、開発現場では「品質」「スピード」「セキュリティ」のすべてを高次元で実現することが求められています。 特に、高度な専門性や情報セキュリティが重要視される分野では、国内同様の品質と体制が前提となります。 そんな中、「No-BrSEオフショア開発」をご紹介します。 これは従来のオフショア開発におけるブリッジSE(BrSE)を介さず、日本語で直接やり取りができる完全日本語対応のラボ型開発チームを導入するモデルです。 この記事ではそんなNo-BrSE開発の特徴、メリット、適した活用シーンまでを詳しく解説します。 No-BrSEオフショア開発が気になる方 社内のIT人材が不足している方 開発の品質を高めたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばNo-BrSEオフショア開発のメリットや活用方法が丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago

請負型とは?メリット・デメリットから活用シーンまで徹底解説

近年、開発コスト削減やリソース確保を目的として「オフショア開発」を導入する企業が増えています。 その中でも開発スタイルとして注目されているのが「請負型(受託型)」の契約形態です。 この記事では、請負型の基本的な概要から、メリット・デメリット、向いているプロジェクトの特徴、活用シーンまでを徹底解説します。 オフショア開発が気になる方 請負型について気になる方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発の請負型について メリットデメリットがわかるだけでなく活用できるシーンまで丸わかりですよ。 (more…)

1 month ago