SaaS

HubSpotで営業部門をDXしよう

インバウンドマーケティングを効率化してくれるプラットフォームHubSpotを利用すれば営業活動のDXを行うことができます。

DXはデジタルトランスフォーメーションの略で、ITツールを活用し、ビジネスの効率化を図る取り組みのことを指します。

つまり、HubSpotを利用することで営業部門が効率化され、よりスピーディーに管理も簡単になるのです。

この記事ではそんなHubSpotについて紹介していきます。

  • 営業部門の業務を効率化したい方
  • DXに興味がある方
  • HubSpotについて詳しく知りたい方
  • 社内のIT人材が不足している方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばHubSpotで業務効率化をする方法が丸わかりですよ。

HubSpotで営業部門をDXしよう

HubSpotは、インバウンドマーケティングを効率化してくれる、アメリカ発のプラットフォームです。

といっても、初めて聞いた方もいらっしゃるかと思うので、HubSpotとDXについてもう少し詳しく説明します。

そもそもDX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

経済産業省「DX 推進ガイドラインver1.0」

上記は、経済産業省の「DX 推進ガイドラインver1.0」に記載されているDXの定義です。

DX=ITツールの導入と思われがちですが実際にはそうではなく、ツール導入後に業務フローそのものを刷新して、組織自体の改革まで行うのがDXです。

うまくDXを行うことができれば、自社ビジネスのあらゆる面を改善・効率化することができ、競争力を獲得することができます。

HubSpotとは?

HubSpotは、2005年にアメリカで開発されたインバウンドマーケティングのプラットフォームです。

インバウンドマーケティングとは、顧客に対して価値のあるコンテンツを提供して、サービスや商品に対する興味と信頼感を育てるマーケティング手法のことを指します。

HubSpotでは、CRM(顧客関係管理)ツールを主軸に、マーケティング、セールス、カスタマーサポートなどをまとめて効率化できる仕組みを提供しています。

HubSpotでインサイドセールスを効率化できる

HubSpotは、様々な場面で営業活動をサポートしてくれますが、とりわけインサイドセールスの効率化に対して強いです。

インサイドセールスとHubSpotの連携について詳しくみてみます。

インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、クライアントに訪問せずに、自社内から行える営業活動のことを指します。

skype・zoomといったツールを使ったWeb会議、メールやチャットツールなどを活用した営業活動です。

インサイドセールスには、フィールドセールスにはない以下のようなメリットがあります。

  • 時間を効率的に使える
  • 商談サイクルが短くなる
  • 多様な働き方につながる

インサイドセールスでは、クライアントへ訪問する必要がないため、移動時間や待ち時間などが発生しません。
そのため、時間を効率よく使うことにつながります。

また、商談にかかる時間が短くなることで、商談サイクル自体も小さくなります。

短い間で多くの商談を行うことができるため、PDCAサイクルを多く回すことができ、営業フローの改善や担当者のレベルアップも早くなるでしょう。

インサイドセールスを主体にすると、テレワークなど、場所にとらわれない働き方が可能になります。

コロナ禍以降、フィールドセールスを大事にしてきた会社でも、インサイドセールスを導入するようになりました。

インサイドセールスは、ポストコロナの社会ニーズにあった営業活動と言えるかもしれません。

ワークフローの自動化

HubSpotは、インサイドセールスの効率化に力を発揮してくれます。

たとえば、ワークフローの自動化機能などが挙げられます。

ワークフロー機能は、事前にトリガーを決めておくことで、HubSpotの他の機能を自動で呼び出してくれる機能です。

具体的には、以下のようなことが可能になります。

  • HubSpotに登録しているクライアントのステータスが、「契約中」に切り替わったら、サービスの使い方のメールを自動送信する
  • HubSpotで運営しているウェブサイトのデザインを、午前と午後で切り替える
  • サイトから資料をダウンロードしてくれたクライアントに、お礼のメッセージを自動送信する
  • クライアントの行動から、購買欲の高そうなクライアントをチェックし、営業部門にメールでリマインドする

メールの送信やデザインの切り替えなどを自動化することで、手間を削減するだけでなく、作業漏れを防ぐこともできます。

マーケティングとフィールドセールスの連携強化

HubSpotは、マーケティングからセールスまでの多くの機能を、1つのプラットフォームで管理できます。

たとえば、HubSpotのCMSツールで作成できるブログ経由で、クライアントがアクションを起こしたら、そのクライアントの情報がCRMツールの方にも自動登録されます。

さらに、そのクライアントの行動と次のアクションを紐付けれるので、「資料をダウンロードした3日後にアンケートメールを送信する」なども自動で行うことが可能です。

集客から成約、顧客管理とアフターフォローまで、一括で行えるのがHubSpotの強みと言えるでしょう。

HubSpotの導入を検討中なら、dehaに相談してみては?

以上、HubSpotによる営業活動のDXについてまとめました。

ポストコロナの時代では、インサイドセールスの重要性はますます上がっていくでしょう。HubSpotは、インサイドセールスの効率化のためにおすすめできるプラットフォームです。

そんなHubSpotの導入をベトナムオフショアで行ってみるのはいかがでしょうか。

dehaでは、5年ほど前から、ベトナムオフショア開発を行っています。

ベトナムでオフショア開発を行う際の費用や、エンジニアの質を知りたい方、HubSpotの導入を検討している方は、無料で見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

kataokayusuke

Recent Posts

システム開発のライフサイクルとは?主要な開発フェーズと代表なモデルを解説

ビジネスや社会のあらゆる場面でシステムが欠かせない現代において、システム開発を効率的かつ確実に進めるための枠組みとして「システム開発ライフサイクル(SDLC:System Development Life Cycle)」が存在します。 SDLCは、システムを企画・開発・運用・保守するまでの一連の流れを定義したもので、開発プロジェクトを成功させるための道しるべといえます。 この記事では、システム開発ライフサイクルの基本的な考え方と、主要な開発フェーズ、さらに代表的な開発モデルについて解説します。 システム開発を発注・管理する立場の方 IT人材が不足している方 システム開発ライフサイクルの具体的内容が知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発を効率的に進める方法が丸わかりですよ。 (more…)

5 days ago

システム保守の費用相場は?費用を抑えるポイントも徹底解説

システム開発が完了した後、安定して稼働させるためには「システム保守」が欠かせません。 しかし実際に見積もりを取ると、費用が高いと感じる企業も多いのではないでしょうか。 この記事では、システム保守の費用相場を解説するとともに、コストを抑えるための具体的な方法を徹底的に紹介します。 これから保守契約を検討する方 すでに保守契約しているが見直したい方 システム保守の費用について知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム保守にいくらかかるのかや、費用を抑えるためのポイントも丸わかりですよ。 (more…)

6 days ago

AI総合ソリューションで業務を革新。DEHAが届ける確かな信頼と価値

2017年の起業から今まで、DEHA SOLUTIONSが歩んできた9年間は、お客様と社員の皆様からのご支援とご協力なくしては語ることができません。心より感謝申し上げます。  私たちはこの間、ベトナムを開発拠点とするシステム開発企業として、日本国内のIT市場向け様々な課題に真摯に向き合ってまいりました。2019年に発表された経済産業省によるIT人材需給に関する調査によると、2030年の日本国内におけるIT人材は最大で約79万人が不足すると予測されています。この深刻な状況の中、多くのSIer企業様や中小・大企業様の開発パートナーとしては、高品質で開発及びソリューションを安定的に提供することで、日本のIT業界の成長を支える一翼を担っています。  >>関連記事:日本経済産業省によると2030年には最大で約79万人のIT人材が不足  近年、ビジネス環境は急速に変化し、DXの波が隅々にまで浸透することに加え、AI技術も全産業を席巻しています。DEHAマガジンでも度々記事を取り上げてきたように、現在AIは単なるトレンドではなく、未来の社会を形作る基盤となりつつあります。  そんな大きな時代の変化を捉え、私たちDEHA SOLUTIONSはこれまでの9年間で培ってきた豊富なナウハウで、AI分野に注力を決意しました。単なる技術ベンダに留まらずに、お客様にとって最も信頼性があるAI総合ソリューション開発パートナーとしては、共に課題解決及びビジネス発展にしていくことを目指してまいります。  (more…)

1 week ago

開発リソース不足を解決する5つ方法を徹底比較

開発の現場では「人が足りない」「スキルが合わない」「今すぐ増強したい」が日常茶飯事です。 そこでこの記事では、①オフショア開発 ②ニアショア開発 ③フリーランス・業務委託 ④SES ⑤社内のリソース強化(社員育成・ノーコード/ローコード・AI活用)の5つ手段を、スピード/コスト/品質確保/管理負荷/機密性/拡張性で徹底比較し、選び方の指針まで一気通貫で整理します。 開発を効率化させたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば開発リソースを確保するためのそれぞれの手段について、特徴がわかりますよ。 (more…)

2 weeks ago

【2025年版】ベトナムオフショア開発の人月単価相場

近年、IT人材不足が深刻化する日本市場では、オフショア開発の活用がますます一般的になっています。 なかでも、ベトナムは高い技術力とコスト競争力を兼ね備えた国として、依然として人気を維持しています。 この記事では、2025年最新のベトナムオフショア開発における人月単価相場を役割別に解説し、最新動向までを詳しくご紹介します。 ベトナムオフショアに興味がある方 開発コストを抑えたいとお考えの方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムオフショアの具体的なコストがわかりますよ。 (more…)

3 weeks ago

【2025年】円安がいつまで続く?オフショア開発に与える影響

2025年8月時点におけるドル/円(USD/JPY)の為替レートは、およそ ¥146.9です。 円安傾向は続いており、過去数十年のトレンドとも重なりつつ、依然として投資・政策動向から注目を浴びています。 この記事ではそんな円安に着目してオフショア開発に与える影響を見ていこうと思います。 オフショア開発を始めたい方 社内のIT人材が不足している方 開発効率を上げたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発に円安がどう影響するのかがわかるのはもちろん、いつ始めるべきかまで丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago