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RPAで業務効率化するメリット・デメリットとは
2019/12/02
RPAとはロボットによって業務を自動化できるツールのことです。
「毎回同じようなデータ入力作業に手間がかかる」 「見込み客の洗い出しやリスト化をもっと短時間でやりたい」などと言ったお悩みをお持ちではいませんか。
こうしたお悩みを解決してくれ、業務効率化できるのがRPAなんです。
この記事ではそんなRPAのメリット・デメリットなどを具体的に解説していきたいと思います。
- 社内のIT人材が不足している事業者様
- 社内の業務改善を行いたい方
- RPAに興味がある方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば面倒なタスクをIT技術によって解決する方法が丸わかりですよ。
RPAとは
RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略 で、ロボットによって業務を自動化できるツールのことです。
PC操作をソフトウェアのロボットにコピーさせることで、今まで人間が手作業で行っていた事務 作業などの定型業務を、代わりに行ってくれるのです。
RPAが得意とする作業としては、一定のルールによって繰り返し行うものやマニュアル化された 作業のもの、大人数のリソースがかかるもの、人的ミスが起こりやすいものなどがあげられます。
RPAができること
具体的な業務でみてみると以下のような作業で役立てることができます。
- データの入力作業や集計
- インターネット上からのデータ収集やシステムへの登録
- メールの自動応答
- 請求書の処理や作成
- 勤怠管理や給与計算の処理 ・異なるアプリケーション内でのデータの移行
こうした作業をRPAに任せることで、ミスなく効率的に処理する一方、人間は他の業務に時間を 割くことができるのが大きな特長です。
RPAのメリット
RPAの導入には、様々なメリットがあります。
人件費の削減
これまで人が行っていた作業をRPAが代行してくれる為、作業工数や残業、休日出勤を減らすこ とができ、結果的に人件費を削減することにつながります。
生産性の向上
処理する速度が人間よりもはるかに速い上、24時間稼働できる為、圧倒的な業務の効率化につな がります。
人はそこに割いていた時間を他の付加価値を生み出す業務にあてることができます。
人的ミスの防止
人の手で行う作業には抜け漏れやミスが発生することもあります。
RPAは精度がさがることな く、指示を正確に実行するため、そうした人的ミスを防ぐことができるのです。
RPAのデメリット
では、RPAのデメリットとしてはどんなものがあるでしょうか。
情報漏洩のリスク
不正アクセスによる情報漏洩の危険性もゼロではありません。
導入の際はそうしたセキュリティの対策もしっかり行う必要があります。
システム障害による停止
システム障害が発生してしまうと作業が停止してしまう可能性もあります。
作業中のデータを失うこともあるので、データのバックアップをとり安全に運用できる環境を整えましょう。
まとめ
RPAを導入するにあたり、どういった作業を自動化したいのか、業務を洗い出してみてみましょう。
人の手で作業する方がよい場合もあるかもしれませんし、今一度整理することで見直すべき ところが見えてくるかもしれません。
様々なメリットをもたらしてくれるRPA。作業の効率化や人材不足の解消を考えている企業の担当者は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
DEHA SOLUTIONSではAIソリューション事業を展開しており、特に画像処理とRPAを得意としております。
「自社の煩雑な業務を効率化したい!」とお考えの方、「RPAに関してもっと詳しく聞きたい」という方はぜひご気軽にお問い合わせくださいませ。