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Azure DevOps活用で開発効率を向上させる!開発から運用まで一気通貫の環境構築
2023/09/13

ソフトウェア開発およびプロジェクト管理が行えるAzure DevOpsなら、開発から運用までのプロセスを一貫して管理することができます。
この記事ではそんなAzure DevOpsについて、どんな特徴があるのか、具体的にどんなことができるのかなど徹底解説していきます。
- 開発プロセスを効率化させたい方
- Azure DevOpsに興味がある方
- プロジェクト管理を効率よく行いたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばAzure DevOpsで何ができるのかがはもちろん、具体的なプロセスも丸わかりですよ。
Azure DevOpsとは?
Azure DevOpsは、ソフトウェア開発およびプロジェクト管理のための包括的なプラットフォームです。主要なコンポーネントは以下の通りです。
Azure Boards | プロジェクトの計画、追跡、タスク管理を支援するツール。アジャイル、スクラム、またはカンバンのプロジェクト管理方法をサポートし、タスクやバグの追跡、優先順位付け、進捗の監視などが可能。 |
Azure Repos | プライベートなGitリポジトリをホストできるサービスで、コードのバージョン管理、コラボレーション、コードレビューが可能。複数の開発者が協力してコードを管理し、変更を追跡できます。 |
Azure Pipelines | CI/CD(継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー)を実現するツール。コードのビルド、テスト、デプロイを自動化できます。さまざまなプラットフォームやクラウド上のターゲットにアプリケーションをデプロイできます。 |
Azure Test Plans | テストケースの計画、管理、実行、トラッキングを行うためのツール。アプリケーションの品質管理やテストカバレッジの追跡に役立ちます。 |
Azure Artifacts | パッケージ管理とアーティファクトのホスティングを提供。アプリケーションの依存関係を管理し、再利用可能なコンポーネントを保存できます。 |
これらのツールとサービスを統合して、ソフトウェア開発ライフサイクル全体をサポートします。
開発者、テスター、プロジェクトマネージャーなど、異なる役割のチームメンバーが協力してプロジェクトを進め、高品質なアプリケーションを素早く提供するための効率的な手段を提供します。
Azure DevOpsなら開発から運用まで一貫できる
Azure DevOpsなら開発から運用までのプロセスを一貫して管理することができます。Azure DevOpsを利用することで品質の向上、素早いリリース、効率的なチームコラボレーションが可能となり、ソフトウェア開発プロジェクトの成功に寄与します。
具体的にできることは以下の通りです。
開発プロセスの統合
Azure DevOpsは、プロジェクト全体を統合的に管理できるプラットフォームです。ソフトウェアの企画、設計、開発、テスト、デプロイ、運用まで、すべての段階をシームレスに結びつけることができます。これにより、開発プロセス全体での効率性が向上します。
CI/CDの自動化
継続的インテグレーション(CI)と継続的デリバリー(CD)は、ソフトウェア開発の要となります。
Azure DevOpsを使用すると、コードのビルド、テスト、デプロイが自動化され、素早いリリースサイクルが実現します。これにより、バグの早期発見と迅速なリリースが可能になります。
監視とトラブルシューティング
アプリケーションが運用段階に入ると、Azure DevOpsは監視ツールとしても機能します。
システムの健全性を監視し、トラブルシューティングのためのデータを提供します。運用の自動化もサポートし、運用コストを削減します。
チーム作業の効率化
Azure DevOpsは複数の開発者や関係者が協力しやすい環境を提供することができます。具体的にはコードの共有、タスクの割り当て、コミュニケーションツールの統合などが可能です。
クラウドベースの柔軟性
Azure DevOpsはクラウドベースで提供されており、必要なリソースを柔軟にスケーリングできます。
プロジェクトの成長に合わせてリソースを増減させることができ、クラウドのセキュリティと可用性も利用できます。
Azure DevOpsを使用して、コードのビルド、テスト、デプロイを自動化する方法
Azure DevOpsを使用することで、コードのビルド、テスト、デプロイなどを自動化することができます。これはソフトウェア開発プロセスを効率化し、高品質のアプリケーションを素早くリリースすることができます。
ここからはそんなコードのビルド、テスト、デプロイを自動化する方法について解説します。
プロジェクトのセットアップ
まずAzure DevOpsプロジェクトを作成します。プロジェクト内で、リポジトリ(コードの保存場所)を作成し、必要なアプリケーションやサービスをプロビジョニングします。
ビルドパイプラインの設定
ビルドパイプラインは、コードのビルドプロセスを定義します。
コードの変更や定期的なスケジュールなどビルドのトリガー、コードをビルドするサーバー、ビルド手順を設定します。
テストの統合
ビルドプロセスにテストステップを統合します。これにより、ビルドが成功した場合でも、コードに問題がないかどうかを確認できます。
単体テスト、結合テスト、ユーザー受け入れテストなど、さまざまなテストを実行できます。
デプロイパイプラインの設定
ビルドが成功したら、デプロイパイプラインを設定します。
デプロイパイプラインは、アプリケーションを実際の環境に展開する手順を定義します。ステージング環境や本番環境へのデプロイ手順をカスタマイズできます。
リリースのトリガー
リリースのトリガーを設定して、自動化を強化します。特定のビルドが成功した場合や、特定の条件が満たされた場合に自動的にデプロイをトリガーできます。
監視と通知
デプロイが実行されると、監視と通知を設定してアプリケーションのパフォーマンスを追跡し、問題が発生した場合に通知を受け取ります。
継続的な改善
デプロイ後のパフォーマンスやユーザーフィードバックを収集し、継続的な改善を行います。ビルドとデプロイプロセスの最適化を進め、品質と効率性を向上させます。
まとめ
いかがでしたか。本日はAzure DevOpsについて、どう言った特徴があるのかや具体的なプロセスなどについて解説していきました。
Azure DevOpsを利用することで開発プロセス全体を管理することができます。またクラウドベースでチーム作業を効率化することができ、柔軟な開発を実現します。
ぜひAzure DevOpsを活用してみてはいかがでしょうか。