deha magazine / ベトナム経済
ベトナム経済
Samsung会社、東南アジア最大のR&Dセンターをベトナムに開設
Samsung会社は、大規模な研究開発の戦略的拠点となることを目指して、ハノイに R&D センターを開設しました。 研究開発センターの開所式で、Samsung会社は、センターの建設を通じて、同社はベトナムを「グローバル生産拠点の役割を超え、大型研究開発の重点戦略拠点へ」ように引き上げると述べました。 これは産業革命4.0時代のベトナムの産業能力向上にも貢献します。 Samsung会社 R&D センターの開所式でのPham Minh Chinh首相、 Samsung電子のLee Jae Yong会長、各省庁のリーダー(画像:Luu Quy) 本イベントで、Pham Minh Chinh首相は、三星会社がベトナムにR&Dセンターを開設したことは、同社のベトナムでの長期事業への志向とコミットメントの証であると強調しました。 センターの投資規模は 2 億 2000 万ドル、設計は 16 階建て、地下 3 階、総建築面積は 11,603 m2、床面積は 79,511 m2 です。 このセンターは、新型コロナウイルス感染の期間中の 2020 年 3 月に建設を開始し、2年後に完成し、1 日平均 1,300 人の従業員が働いています。 Samsung電子グループのゼネラルディレクターであるRoh Tae Moon氏は、センターがベトナムと世界のエリート情報技術人材を育成するゆりかごになることを望んでいます。 在ハノイSamsung研究開発センター(画像:Luu Quy) ※本記事は各ベトナムでのニュースソースを参考に編集・制作しています。
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ベトナム産コーヒーの輸出状況と今後の見通し
コーヒーといえば、南米やアフリカ産の品を思い浮かべますが、実はベトナムはコーヒー豆の生産量がブラジルに次ぐコーヒーの一大輸出国です。そして、コーヒーはベトナムにとって、米や水産養殖品と並ぶ主要な輸出農産品となっています。 1986年のドイモイ開始以降、ベトナムのコーヒー輸出量は飛躍的に増加し、2000年から現在に至るまで、世界で第2位のコーヒー輸出国の地位を維持しています。 この記事では、ベトナム産コーヒーの輸出状況と今後の見通しについて詳しく解説します。
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「ベトナムIT企業トップ10」から見るベトナムIT企業の現状と課題
ITの進化が止まらないベトナム。国策としてのIT教育が充実していて、若者のIT人口が多いのも特徴です。 そんなベトナムIT企業のランキング指標として、毎年発表されているのが「ベトナムIT企業トップ10」(前身:ベトナムIT企業 トップ50+10社)というものです。 この記事ではそんな「ベトナムIT企業トップ10」を参考に、ベトナムのIT企業の現状と課題について見ていきましょう。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばベトナムのIT企業の現状が丸わかりですよ。
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ベトナム・ダナンのIT産業 現状と今後
はじめに 発展を続けるベトナム経済とIT産業。 その中心を担うのは北の首都ハノイと南の大商都ホーチミンですが、その中間に位置する中堅都市・ダナンにおけるIT産業の発展が注目されています。 その理由と現状、また今後の課題などについてみていきましょう。
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日本のベトナム人労働者数は40万人超、国籍別では第2位で、増加率はトップ
はじめに 先日、厚生労働省(日本)は、2019年10月末における外国人雇用届出状況を公表しました。 それによれば、日本でのベトナム人労働者数は40万1,326人で、最も多い中国に次ぐ第2位であり、増加率をみると、前年同期比では+26.8%増と、最大の伸び率を示しています。 これについてみていきましょう。
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ベトナム人技能実習生の実態
はじめに 近年、日本に在留するベトナム人は増加の一途をたどっています。 在留ベトナム人の多くを占めるのが、留学生と技能実習生です。 これは、日本政府の在留外国人受け入れ促進政策によるものですが、在留ベトナム人の増加に伴い、様々な問題点も浮き彫りになっています。 今回は、その中でも問題が深刻だといわれる、技能実習生の実態についてみていきましょう。
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ベトナムでのビジネス環境について
はじめに まだまだ伸びるベトナム経済。 好調な製造業が市場を引っ張り、昨年のGDP成長率は7.1%と、とても高い水準にあります。 今後ますます、日系企業の進出も盛んになるでしょう。