SaaS

Shopifyでお問い合わせフォームをカスタマイズする方法とは?

Shopifyでは標準機能として装備されているお問い合わせフォームを自由にカスタマイズすることができます。

お問い合わせフォームのカスタマイズによって、ユーザーが、よりネットショップを利用しやすくなります。これにより満足度をあげることができます。

ユーザーの満足度が上がればショップの離脱率を下げることにもつながります。

この記事ではそんなShopifyでできるお問い合わせフォームのカスタマイズ方法について紹介しています。

  • Shopifyが気になる方
  • ネットショップを始めてみたい方
  • ECサイト構築を行いたい方
  • ユーザーの満足度を上げたい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばお問い合わせフォームをより見やすく、わかりやすくすることができますよ。

Shopifyのお問い合わせフォーム

Shopifyのお問い合わせフォームは、以下の項目が標準設定されています。

  • 名前
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • メッセージ

管理画面からオンラインストアに移動し、「テンプレート」からコンタクトフォーム用のテンプレートを選択するをクリックすることで、お問い合わせフォームを作成することができます。

お問い合わせを受信するアドレスは、「設定」の中の「一般設定」、「送信元のメールアドレス」に記載されているものが該当します。

設定後は、実際に設定したメールアドレスにお問い合わせが届くかどうか、テストを行うことが大切です。

Shopifyでお問い合わせフォームをカスタマイズする方法とは?

先ほど紹介したようにShopifyのデフォルトのお問い合わせフォームは、最低限の項目しかありません。

細かい部分をカスタマイズするには、Liquidを編集する方法とアプリでカスタマイズする2つの方法があります。

LiquidとはShopifyで利用されているプログラミング言語です。オープンソースとして、GitHubで公開されています。

プログラミングの知識がある方はLiquidを利用することをおすすめします。

Liquidのカスタマイズ方法

Liquidのカスタマイズ方法は、Shopifyの管理画面の「オンラインストア>テーマ>アクション>コードを編集する」から行います。

その後、Templatesより「page.contact.liquid」を選択して内容を編集します。

アプリでのカスタマイズ方法

プログラミング知識がない方は、アプリを利用してカスタマイズをすることをおすすめします。

Shopifyには機能を拡張することができるアプリが6000以上あると言われています。お問い合わせフォームをカスタマイズするアプリも沢山あります。

ここでは4つのアプリを紹介します。

  • ​​Improved contact form
  • Powerful Contact Form Builder
  • Contact Form
  • Wholesale + Ambassador Form

​​Improved contact form

​​Improved contact formはShopifyのどのページからでも問合せフォームにアクセスできるポップアップを追加できます。

ポップアップなので、お客様が質問したいタイミングですぐにお問い合わせフォームにアクセスすることが可能になるのです。

無料のプランから月額29ドルまであり、有料プランでは保存しておける問合せフォームの数を増やすことができます。

どのページから顧客がアクセスしたのかや、直前に見ていたページを調べるのに役立ちます。

Powerful Contact Form Builder

Powerful Contact Form Builderは無料のものと月額9.9ドルのものがあります。有料プランでは、自動返信、フォームの作成数を無制限に行うことができます。

ショートコードで好きなページに簡単にお問い合わせフォームを設置できるところが魅力です。

お問い合わせフォーム以外にも、アンケートフォームや応募フォーム、会員登録フォームなどさまざなフォームにも対応させることができます。

完全日本語対応のところも安心ですね。

Contact Form

Contact Formは無料のものから月額12.99ドルのものまでがあります。

どんなテーマにもマッチするデザインが作成可能です。任意のページにフォームを追加することができ、MailChimpやKlaviyoなど、メールマーケティングサービスとの連携が可能です。

Wholesale + Ambassador Form

Wholesale + Ambassador Formは無料プランで月に25件のお問い合わせに対応することができます。その他にも月額8.99ドル、15.99ドル、79.99ドルがあります。

標準のお問い合わせフォームとは別に任意の項目を追加したり、プルダウンを追加できるなどバリエーションに富んだカスタマイズが可能です。

細部までこだわって、オリジナリティ溢れるお問い合わせフォームを作成したい方におすすめのアプリですよ。

まとめ

いかがでしたか。本日はShopifyでお問い合わせフォームをカスタマイズする方法を紹介していきました。

お問い合わせフォームにこだわることで、ユーザー満足度を上げ、ECサイト離脱率を下げることができました。

ShopifyではLiquidでのカスタマイズとアプリを利用したカスタマイズ方法がありました。

ぜひ今回紹介した内容を元にお問い合わせフォームのカスタマイズを行ってみてください。

本日紹介したような内容を外部に委託してみるもおすすめです。

DEHAソリューションズは、shopifyの公式パートナーとして、構築サービスを提供しています。

オフショア開発だからこそ、相場より安い価格でより質の高いサイトを構築できます。shopify構築を考えている方は、無料で見積もりをお出しすることができるため、こちらからお問い合わせください。

makka

Recent Posts

システム開発のQCDは?プロジェクト管理を最適化

システム開発の現場では、「納期が守れない」「コストが膨らむ」「品質にばらつきがある」といった課題が常に発生します。 こうした問題の根底にあるのが、QCD(Quality・Cost・Delivery)のバランスです。 QCDは製造業を中心に使われてきた概念ですが、現在ではシステム開発やITプロジェクトの世界でも不可欠な管理指標として定着しています。 この記事では、QCDの意味とそれぞれの要素がプロジェクトに与える影響、さらに現代的な最適化の方法までを詳しく解説します。 システム開発を行いたい方 QCDについて知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばシステム開発のQCDについて丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

アジャイル開発とウォーターフォール開発でリスクとスピードを徹底比較

システム開発の現場では、プロジェクトの進め方として「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」が広く知られています。 どちらも目的は同じ──高品質なシステムを納期内に完成させることですが、そのアプローチはまったく異なります。 この記事では、特に「リスク」と「スピード」という2つの視点から両者を徹底比較し、それぞれの長所・短所、そしてどんなプロジェクトに向いているかを解説します。 アジャイル開発やウォーターフォール開発の違いを知りたい方 社内のIT人材が不足している方 システム化開発を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアジャイル開発とウォーターフォール開発のそれぞれの特徴が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

ウォーターフォール開発は?システム開発の進め方、特徴

システム開発の現場では、「ウォーターフォール開発」や「アジャイル開発」といった言葉をよく耳にします。 その中でもウォーターフォール開は、最も古くから使われている伝統的な開発手法の一つです。 この記事では、ウォーターフォール開発の流れ、特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。 システム開発を行いたい方 ウォーターフォール開発のメリットデメリット知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばウォーターフォール開発の進め方や特徴が丸わかりですよ。 (more…)

2 weeks ago

【必見】AIを活用した高度なデモが製品改善と市場理解にもたらす効果解説

製品やシステムの開発においてデモは、単なる機能紹介ではなく、顧客との信頼構築・製品改善・市場理解のすべてを支える重要なプロセスです。 特にAI技術が進化した現在、従来型のデモ手法では捉えきれない顧客のニーズを可視化し、より精密に対応するための「次世代型デモ」が求められています。 この記事では、DEHAが提供するAI活用型デモソリューション「SmartDemo」を中心に、システムデモの意義とその効果を詳しく解説します。 AIのデモンストレーションが気になる方 デモンストレーションの活用方法が気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばデモがもたらす効果が丸わかりですよ。 (more…)

3 weeks ago

リーンスタートアップ・フレームワークは?基礎知識と実践的な計画の書き方

「リーンスタートアップ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 従来のように「時間と資金をかけて完璧な製品を作る」方法では、変化の激しい現代の市場に対応しづらくなっています。 そんな中、少ないリソースで、素早く学び、改善しながら成功確率を高める方法論として注目を集めているのが、リーンスタートアップ・フレームワークです。 この記事では、リーンスタートアップの基本的な考え方から、実際に事業計画へ落とし込むための手順までをわかりやすく解説します。 リーンスタートアップ・フレームワークについて気になる方 事業計画の書き方についてお悩みの方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばリーンスタートアップ・フレームワークの概要がわかるだけでなく、実践方法も丸わかりですよ。 (more…)

4 weeks ago

プロジェクト管理におけるシステム開発ロードマップの必要性、作り方コツ

システム開発の現場では、「納期に間に合わない」「仕様変更が頻発して混乱する」「優先順位が曖昧でチームが迷走する」といった課題が少なくありません。 これらの多くは、プロジェクトの全体像の欠如に起因しています。 開発プロジェクトを成功に導くためには、関係者全員が同じゴールと進行方向を共有することが欠かせません。 そのための強力なツールが「システム開発ロードマップ(Development Roadmap)」です。 そこでこの記事では、ロードマップの必要性、作成の手順、そして実務で役立つコツを詳しく解説します。 システム開発をしたい方 社内のIT人材が不足している方 効率よくプロジェクト管理を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばプロジェクト管理のコツがわかりますよ。 システム開発ロードマップとは システム開発ロードマップとは、開発プロジェクトの全体像を時系列で可視化した計画図のことです。単なるスケジュール表ではなく、以下のような情報を統合的にまとめた「戦略的な地図」です。 開発の目的・ゴール 主要なマイルストーン(例:要件定義完了、テスト開始、リリース予定日) フェーズごとの作業内容…

4 weeks ago