deha magazine / DEHA / コロナで在宅勤務を推進すべき? 在宅勤務だと生産性が下がる? IT会社が在宅勤務にして感じた事
コロナで在宅勤務を推進すべき? 在宅勤務だと生産性が下がる? IT会社が在宅勤務にして感じた事
2020/04/08
Xin Chao ! 皆さんこんにちは!
コロナウイルスの感染が世界中で広がり、各企業それぞれ感染拡大を防ぐための対応で頭を悩ませていると思います。
DEHAでも通勤によるコロナの感染を防ぐために、社員全員を在宅勤務にさせる対応を取っています。
弊社はIT企業なので比較的在宅勤務に対応しやすい企業体質であります。
それでも最初の頃はやはり社員全員を在宅勤務にさせるには不安もありました。
在宅勤務は生産生が下がる?
在宅勤務にして一番不安に思う事はやはり従業員の生産性の低下じゃないでしょうか。
オフィスでは、周りの同僚や上司の目が届き仕事をサボりにくく、他人の目が届かない自宅で働く事は自分に甘くなり仕事の生産生が下がると思いがちじゃないでしょうか?
しかし、アメリカのスタンフォード大学による9ヶ月に渡る研究結果では在宅勤務の方が生産生が上がるという研究結果が示されています。
詳しい研究条件はこちらをご覧ください。
- 在宅勤務者の生産性は12%上昇した。このうち8.5%は、休憩時間が短くなり、病欠日数が減ったことによる、勤務時間の増加がもたらしたものだ。残る3.5%の上昇は、1分当たりの仕事量の増加によるものだった。これは、勤務環境が静かになったためだと研究チームは推測している。
- 在宅勤務の希望に反してオフィス勤務となったグループには、勤務への悪影響は見られなかった。
- 在宅勤務グループの離職率は50%低下した。
- 在宅勤務グループに調査した結果、仕事への満足度は有意に高かった
引用:WIRED 【「在宅勤務者は生産性が高い」:研究結果】
スタンフォード大学の研究結果によると在宅勤務の方が生産性が上がるだけでなく、離職率も低下し仕事への満足度も上がっているようです。
実際弊社でも在宅勤務に切り替えてから、感覚的ですが在宅勤務前後と比較して従業員のパフォーマンスが悪くなったという印象はありません。
むしろコロナで在宅勤務にしてから、たくさんの在宅勤務の良い点に気づくことができました。
コロナでDEHAが在宅勤務にして良かったこと
・通勤に時間がかからないので従業員のプライベート時間が増えた
・従業員への交通費の支払いが減った
・オフィスの光熱費が安くなった
・無駄な会議が減った
・オンラインMTGになった事で会議中の無駄話が減り、会議時間が短くなった
在宅勤務でサボらないために
ですが、やはり自宅でも高いパフォーマンスで仕事が出来るかできないかはその人次第であると思います。
在宅勤務になって自由になったことから、サボってしまいパフォーマンスが落ちてしまう人もいると思います。
自己管理ができる人だけではないので、そこは会社がある程度管理する必要もあります。
そこで弊社では以下のようにして従業員の在宅ワークを管理しています。
・各個人の日々のタスクを設定し、管理する
・日報を出す
・各チームの毎週ミーティング
・課題などがあったらなるべく早くチームで相談する
まとめ
今まではオフィスで同僚と共に働く事で、コミュニケーションがよくできて仕事もスムーズにできましたが、今は在宅勤務になり他人に頼りにくくなった事で各個人が自分の仕事と向き合える時間が増えました。
DEHAではコロナで状況が変わった事を良い事だととらえ、生産性の向上だけでなく、自己スキルの向上にも役立つのではないかと期待しています。