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オフショア開発

オフショア開発 2021/02/22

【相性バツグン】ソフトウェアテストBPOにはベトナムオフショアを!

ベトナムオフショアは低コストで本格的な開発を委託できるとあって近年人気が出ています。 そんなベトナムオフショアはソフトウェアテストにも相性が良いと言われています。 プロダクトの質を担保するために、ソフトウェアテストは非常に重要な工程ですよね。しかし、テクノロジーの発展に伴ってシステムが複雑になったことで、ソフトウェアテストの難易度とコストは高くなり続けています。 そこで今回は、そんなソフトウェアテストBPOと相性の良いベトナムオフショアについてまとめました。 新しいアプリの企画があるが、テストに割くリソースが足りない 既存のアプリの改善点を探すために、継続的にテストを行う体制が欲しい 上記のような課題を抱えている事業者様におすすめの記事となっています。 ベトナムオフショアがソフトウェアテストBPOと相性が良い理由 ベトナムオフショアは、ソフトウェアテストBPO(ソフトウェアテスト・ビジネスプロセスアウトソーシング、ソフトウェアテストを外注すること)と相性が良いです。 その理由は、ソフトウェアテストの持つ課題と、ベトナムオフショアの特徴の合致にあります。 ソフトウェアテストとは、開発するアプリやシステムに不具合がないか、ユーザーが使いやすいか、などを検証する工程のことです。 システム開発において、プログラムを書いてそのままリリースということはまずあり得ません。プロダクトの品質を担保するためにも、システム開発全体の工数の3割程度はソフトウェアテストに割くのが一般的です。 ビジネスのデジタル化が加速するにつれ、webアプリやスマホアプリの導入は、事業を展開する上で当たり前の一つなってきています。 webアプリやスマホアプリがポピュラーになったことで、エンドユーザーの視線も厳しくなっており、小さなバグや使いにくさが離脱の原因になりかねません。 そのため、プロダクトの品質をあげるためのソフトウェアテストの重要性は、年々上がってきていると言えるでしょう。 ソフトウェアテストの3つの課題 ソフトウェアテストの重要性が上がりましたが、ソフトウェアテストの強化には以下のような課題があります。 どこまでやれば良いかわからない(基準がない) コストが高くなり続けている(コストの増加) テストに求められるスキルが高くなっている(人材不足) どこまでやれば良いかわからない(基準がない) 一つは、ソフトウェアテストの基準です。ソフトウェアテストには、目的によって、複数の視点が存在します。 仕様通りに動くかどうかや、不具合の有無を重点的に確認するテストもありますし、画面の表示速度などの確認や、UIやUXの改善など、「仕様」自体を変えていくためのテストもあるでしょう。 目的を定めず、闇雲に全てのテストを行っていくと、テスト量は膨大になっていき、その分開発期間とコストが増大してしまいます。 またソフトウェアテストは、リリース前に一度行えば終わりというものではなく、品質改善のためのテストや、アプリのアップデートに伴うテストなど、継続的に行われます。 そのため、基準を持ってテストを行わなければ、大きなコストになってしまうでしょう。しかし、目的にそったテスト基準を見極めることは、専門的な知識がないと難しいです。 コストが高くなり続けている(コストの増加) テクノロジーの発展に伴い、webアプリやスマホアプリのレベルは年々上がってきており、それに比例してソフトウェアテストの工数も増大しています。 現代のwebアプリやスマホアプリで、単一の機能だけで完結するものはほぼなく、受発注システムや顧客管理システムなどの他のシステムと連携して動くものも少なくありません。 ソフトウェアテストでは、機能毎に正しく操作したときの動作(正常系)と、誤った操作をした時の動作(異常系)の双方をテストします。 いずれのテストも、1パターンで終わることは少なく、1つの機能が増えると、複数パターンのテストを増やす必要があります。他のシステムと連携している場合は、さらに複雑なテストが必要です。 このように、ソフトウェアテストにかかる工数は大きくなっている傾向があります。 テストに求められるスキルが高くなっている(人材不足) システムが複雑化したことで、テストエンジニアにも、プログラミングスキルや自動テストの技術など、高度なスキルが求められるようになってきました。 国内でIT系人材の不足が叫ばれる中、高いスキルをもったテストエンジニアを国内で確保するのは難しくなってきています。 ベトナムオフショアでソフトウェアテストBPOを行うメリット ベトナムでのオフショアには、ソフトウェアテストの課題を解決できる可能性があります。 IT人材のレベルが高い ベトナムのGDPの約4割をICT産業が占めており、オフショア開発の市場規模だけでみても4100億円を超えると思われます。そのため、ベトナムでは国をあげて、IT系人材の育成に取り組んでいます。 ベトナムのエリート層にはエンジニアを目指している人が多く、大学などでエンジニアリングを専門に学んだ人材が毎年輩出されています。 最新のテクノロジーを学んでいるため、新卒でも即戦力レベルの人材が多いです。ソフトウェアテストの重要性上昇に伴い、国際的なソフトウェアテスト団体であるISTQBが出している認定資格を持っている人材も増えてきています。 日本国内ではIT人材そのものを確保することが難しいですが、毎年優秀なIT人材を排出しているベトナムでは、日本国内で探すよりも容易に高度なテストスキルをもったテストエンジニアを登用できるでしょう。 人件費を抑えられる またベトナムは、他のアジアのオフショア開発先と比較しても、人件費を抑えることができます。 中国やインドなど、他のアジアのオフショア開発先では、人件費が高騰しており、すでに人件費の面でメリットを得るのが難しくなってきています。 ベトナムも以前と比べて、人件費は高くなりましたが、まだ国内の開発会社に委託するのの半額〜7割ほどの費用で依頼することが可能です。 開発自体は国内で行い、工数がかさみがちなソフトウェアテストのみベトナムオフショアでアウトソーシングするという方法を行えば、ソフトウェアテストの費用を抑えることができます。 日本と地理的に近い ベトナムは、日本と地理的に近い距離に位置します。飛行機で6時間ほどで行き来することができ、時差は2時間程度です。時差が小さいことで、双方の業務時間中に打ち合わせを行うことができます。 また上記のように好条件なので、ベトナムは、日本からのオフショア開発先としてとても注目されています。ベトナムにとっても、日本は大きなクライアントの一つですので、日本語で対応できるオフショア開発会社も多いです。 ベトナムオフショアで、ソフトウェアテストBPOをするならdehaにご相談ください いかがでしたか。ソフトウェアテストの重要性は年々高まってきていますが、以下のような課題がありソフトウェアテストを充実させるのはなかなか難しいのが現状です。 テストの基準がない コストの増加 テストエンジニアの人材不足 […]

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オフショア開発システム開発 2021/02/10

第三者検証の重要性とソフトウェアテストBPOの潮流

システム開発においてテストは非常に重要です。 そもそもシステム開発は、以下のような流れで進みます。 仕様の決定 設計 実装(実際にプログラミングを行う) テスト リリース 運用 一見、仕様の決定〜実装までが注目されがちですが、テストは開発工程の中でも比較的工数が大きい為、大切な項目になります。 今回は、そんな開発におけるテストについて第三者検証を行う重要性について解説をしていきたいと思います。 システム開発を効率よく行いたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば第三者検証がなぜ必要なのかが丸わかりですよ。 第三者検証の重要性とソフトウェアテストBPOの潮流 開発におけるテストは、大きく分けて2種類存在します。 1つは単体テストで、もう1つは統合テストです。 単体テストは機能ごとに行うテストで、開発者側で実施することが多いです。 仮のデータでテストすることも多く、予定していた機能が正しく動くことを確認します。 統合テストは、複数の機能を連結し、実際の動きに近い形で行うテストです。エンドユーザー視点で、動作の速度に問題がないか、使いにくくないかなどに関しても検証します。 単体テスト〜統合テストまで開発者自身が全て行うこともありますが、開発者が全てのテストを行うのは、あまりよくないです。 開発者はシステムのことを熟知しているが故に、「ここは大丈夫だろう」という思い込みや、ユーザー視点が疎かになってしまうことがあります。 テストは、システムの品質を担保する非常に大事な工程なので、本来であればQA(Quality Assurance、品質保証)チームをおくなどして、第三者検証を行うのが好ましいです。 QAチームを社内におくのが難しい場合、外部のテストベンダーにソフトウェアテストをアウトソーシングすることも可能です。 テストをアウトソーシングする、第三者検証サービスという選択肢 外部にテストを依頼する際は、第三者検証サービスを活用するのはおすすめの選択肢の一つです。 第三者検証サービスは、一部のベンダー(開発会社)が提供しているサービスで、テストへの専門的な知見を持ったチームが、第三者視点から客観的に対象のシステムをテストしてくれるサービスです。 第三者検証サービスを活用するメリットは、以下の3点です。 自社にQAチームを用意しなくて良い点 自社のエンジニアに、開発に集中してもらえる点 テストへの専門的な知見があるため開発者が見落としがちなバグを発見できる点 国内のIT人材の不足が叫ばれていますが、自社でエンジニアを雇用しようとすると、人件費が高くつきがちです。 せっかく自社でエンジニアを雇っている場合でも、テストに多く工数を割いてしまえば、その分開発期間がのびてしまいます。 第三者検証サービスを用いることで、開発期間を短縮し、むしろコストを抑えることができるかもしれません。 また優れた第三者検証サービスを用いることで、システムの品質を格段に向上させることができるでしょう。 第三者検証のメリット 開発者ではなく、第三者がテストを行うのには、以下のようなメリットがあります。 先入観なしで、テストに臨ことができる エンドユーザー視点でテストを実施できる 客観的な視点からバグを見つけることができる 開発者は、開発に専念できる 開発と並行してテストを行うことができる 開発者も人間なので、どんなに努力したとしても、熟知したシステムを客観的にテストするのは難しいです。 QAチームやテストベンダーといった第三者をおくことで、エンドユーザーに近い視点でテストを行うことができます。 また第三者に検証をしてもらうことで、その間、開発者はプログラミングやドキュメント作成といった開発業務に専念することができます。 第三者検証サービスの選び方 第三者検証サービスを提供しているベンダーは、近年増えてきています。 国内だけでなく、オフショア開発会社でも、提供している場合があり、第三者検証サービスの選び方も重要になってきています。 テストベンダーごとの特性を理解する 開発会社ごとに得意なシステムが異なるのと同様に、テストベンダーごとに得意とする分野は異なります。 例えば、フロントエンドのテストの場合、ウェブサイトのレイアウト崩れや、リンク切れなどの確認が必要です。 またスマホアプリのテストであれば、使い心地の確認や、速度の確認といったエンドユーザー視点のことだけでなく、プッシュ通知のテスト、各画面遷移のテストなどスマホ特有の箇所が存在しますし、業務システムであれば業務に対して知識がある方が正確なテストができます。 フロントエンドのテストが得意なテストベンダーに業務システムのテストを依頼すると満足いくサービスが受けられないかもしれませんし、スマホアプリのテストを業務システムが得意なテストベンダーに依頼しても同様です。 自社のシステムにあったテストベンダーを探すようにしましょう。 効率的なテストを行ってくれる […]

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オフショア開発ラボ型開発 2021/02/08

雇用からラボ契約へ。テレワーク推進に伴いベトナム人気が上昇するのは必然かもしれない

コロナの影響を受け、テレワークを導入した企業も少なくないと思います。コロナ禍やそれにともなうテレワーク推進は、働き方に大きな変化をもたらしました。 今回は、テレワーク推進がされる中での、ベトナムオフショア開発の魅力について解説します。 エンジニアのリソースを確保したいが、新しく雇用するのはリスクかもしれない…と感じているのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。 雇用からラボ契約へ。テレワーク推進に伴いベトナムIT人材が人気上昇するのは必然かもしれない テレワークでは、単にオフィスに出勤しなくなるだけでなく、下記のような面で働き方が変わります。 「どれだけ働いたか?」より「どんな成果を出したか?」が重要になる 従業員側の主体性がより重要になる 数よりも質が大事になる 「どれだけ働いたか?」より「どんな成果を出したか?」が重要になる テレワークに移行すると、時間単位で従業員をマネジメントするのが難しくなります。 スカイプやzoomなどを常時つなげて、監視体制をつくる方法もありますが、この方法ではマネージャー側、従業員側の両方にとって負担が大きいです。監視を徹底すると、従業員側としては、「信頼されていない」という感覚と強いストレスが生まれ、離職率が上がる原因になりかねません。またマネージャー側としても、監視を行う手間がかかるため、効率的とは言えないでしょう。 そのため時間拘束が難しい状況下では、アウトプットで評価せざるをえません。テレワークの導入に伴い、成果主義に移行する企業増えてきています。 従業員側の主体性がより重要になる オフィスで勤務している場合は、動きが止まっていたり、悩んでいそうであれば、マネージャーから声をかけられますが、テレワークでは難しいです。 そのため、従業員側の主体性が重要になります。テレワークでは、詰まっている点や改善すべき点を見つけたら、都度報告や提案をしてくれるような主体的な従業員が求められるでしょう。 数よりも質が大事になる 従業員側の主体性が求められる状況では、従業員の数よりも質の方が大事になってきます。テレワーク下では、主体性のない従業員が十人いるより、主体的な従業員が五人いたほうが良いことが多いでしょう。 エンジニアのリソースを確保する方法 企業側がエンジニアのリソースを確保するためには、大きく分けて以下の2つの方針があります。 従業員(正社員、契約社員)として雇用する 外部の開発会社に委託する 従業員として雇用する場合、マネジメントが容易である、教育して成長してもらうことができる、長い目でみるとコストが低いといったメリットがあります。 しかし、テレワークを導入する場合、マネジメントの手間が増大します。また従業員として雇用する場合、固定費が増大してしまうというデメリットもあり、コロナ禍という先の読めない状況下においてはリスクが大きいです。 一方で、外部に委託する場合、短期的な費用は高いですが、小回りが利くというメリットがあります。ただプロジェクトごとに外部委託する場合、毎回、新しい開発チームと信頼関係を気づくところから始めないといけません。 このようにテレワーク下では、従業員を新しく雇用するというのは、なかなか難易度が高い選択肢ですし、毎回外部委託するのも手間と費用がかかります。 そこで従業員の雇用と外部委託の中間にある方法として、ラボ契約という第三の選択肢があります。 ラボ契約という選択肢 ラボ契約は、オフショア開発の契約方法の一つです。オフショア開発には「請負契約」と「ラボ契約」の2つの契約方法があります。 請負契約:プロジェクト毎の契約 ラボ契約:一定期間、開発チームに専属として動いてもらう契約 ラボ契約では、外部委託と異なり、ノウハウや信頼関係の蓄積が可能です。新しくエンジニアを確保したいと考えている場合、ラボ契約は、「従業員として雇用する」のの代替案の一つとなりえます。 以前は、従業員として雇用するメリットも大きかったと思いますが、テレワークが推進されたことにより、オフショア開発との差が小さくなってきています。従業員として雇用する場合も、オフショア開発をする場合も、直接会うことが難しいという点では同じです。 ベトナムオフショア開発を選ぶメリット オフショア開発は、様々な国で行われていますが、中でもベトナムが最も注目を集めています。 ベトナムが注目される理由は以下の3点です。 国策としてIT人材強化に努めているから ベトナムは国策として、IT人材の強化に努めているため、ベトナム国内のエリート層はこぞってITエンジニアを目指しており、毎年優秀なエンジニアが多数輩出されています。 エンジニアとしてのレベルが高い人材が多く、国内のベテランエンジニアと遜色ないレベルのエンジニアを、登用することができます。 また、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、ブロックチェーンなどの最新技術において、ベトナムは世界から注目されています。最新技術では、日本国内を探すより、優秀なエンジニアを登用することが可能でしょう。 他のオフショア先と比べても人件費が低い 日本国内では、エンジニアの数が不足しており、国内でエンジニアを新規採用する場合、人件費が高くつきます。ベトナムオフショア開発では、国内よりも低いコストで優秀なエンジニアを登用可能です。 ベトナムは、他のオフショア先と比べても人件費が抑えられます。たとえば、インドや中国といったオフショア先は、年々人件費が高騰しており、すでにコスト面でのメリットを得るのが難しくなってきています。 一方ベトナムでは、まだ日本国内の半額〜7割程度の費用で、開発を行うことが可能です。 日本と地理的に近い またベトナムは、日本と地理的にも近く、連携もしやすいです。 オフショア開発において、一番ネックとなるのは、信頼関係の構築です。信頼関係を築くためには、実際にあって打ち合わせを行うか、オンラインだとしても高頻度で打ち合わせを行うといった工夫が必要になります。 日本からベトナムまでは、飛行機で約6時間程度て行くことができ、時差も2時間しかありません。 やろうと思えばオフラインで打ち合わせをすることもできますし、オンラインでの打ち合わせも、双方の業務時間中に行うことが可能です。 ベトナムオフショア開発ならdehaにご相談を テレワークの推進により、従業員を雇用するのと、オフショア開発でラボ契約をするのの差が小さくなってきている ベトナムのIT人材は国内のエンジニアと遜色なく優秀である。特に最新技術に関しては、世界で注目されるレベルである。 ベトナムのIT人材は他のオフショア開発国と比べても人件費が低い 上記のような理由で、エンジニアリソースの確保の方法の一つとして、ベトナムオフショア開発のラボ契約がおすすめです。 dehaでは、5年間に渡り、ベトナムオフショア開発を行ってきました。 ウェブ制作から、スマホアプリの開発、AIを用いた画像処理システムの開発など、様々な実績があります。 […]

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DEHA 2021/01/29

ベトナムのコロナの最新状況・DEHAベトナムの運営状況

みなさんこんにちは! 久しぶりのベトナムの新型コロナウィルスの最新情報です。 前回DEHA Magazineでベトナムの新型コロナウィルスの現地情報を出したのは昨年の9月末です。今回はそれから約4ヶ月ぶりの更新となります。 と言うのも、その間ベトナムでは目立った感染が発生しておらず、昨日まで市中感染は57日間0人だったのです。 検疫体制を強め、国内でのクラスターの発生に努めてきたベトナムですが、昨日28日に大規模な集団感染が発生したので、その最新状況を説明します。 1/28午前 57日ぶりに2名の市中感染者が見つかる 1/28日午前、ハイズオン省1人とクアンニン省で1人、計2人の陽性者が見つかりました。 ハイズオン省の1人は1月27日にハノイから来日し、日本の関西国際空港で新型コロナウィルスの異変株が確認されたベトナム人と接触がありました。 その接触者として検査を受けたところ陽性となったようです。異変株かどうかは現在検査中です。 もう1人はクアンニン省のバンドン国際空港の職員で、風邪の症状があったため自主的に診察を受けたところ、陽性と判明しました。 1/28午後 82人の新規陽性者が見つかる そしてその2人の接触者として確認された人のうち、82人(72人ハイズオン省、10人クアンニン省)が1/28午後に陽性と判明しました。 ハイズオン省の72人は全員、午前に見つかった陽性者と同じ職場での集団感染となります。コンホア工業団地のベトナムポーユン電子で働く2340人を検査した結果です。 しかし、まだこれ以上に陽性者が出る可能性はあるでしょう。 ベトナム政府の対応 この状況を受けて、ハイズオン省は28日午後から社会的隔離措置を取っています。 特に集団感染が発生したチーリン市では首相指示の最も厳しい措置を実施し、21日間の封鎖を実施しました。 クアンニン省では、陽性者が出たバンドン国際空港を15日間封鎖。フライトは全て他の空港利用に切り替わりました。 今回陽性者が判明したベトナム北部の2つの限定的な地域で厳しい措置を取っていますが、現在ハノイやホーチミンなどのその他の地域では個人間で感染に気をつけながら通常通りの生活を送っています。 今までも、今回のようなクラスターが発生した時もベトナム政府は早急な対策を講じて感染拡大を防いできました。 ベトナム政府はその他の地域については10日間の監視機関を置いて、これから迎えるテト(旧正月)は安心して迎えられるように努力をしています。 ハノイとフエにあるDEHAも政府の指示を守りながら通常通り営業しております。コロナ対策もしっかり行っており仕事への影響の心配は現時点ありません。 ベトナムでは発生源を徹底的に封鎖し、発生源の根絶に向けて動いています。 また、ベトナムにおける新型コロナウィルスの状況が変わりましたらDEHA Magazineで最新状況をお届けしたいと思います。 (アイキャッチ画像ソース:BBC Vietnam)

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オフショア開発 2021/01/25

オフショア開発においてJavaScriptを技術選定するメリット

オフショア開発を行う際、JavaScriptはとても優秀な選択と言えます。 フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリなど様々な開発に利用することができ、海外でもメジャーな言語だからです。 今回は、そんなJavaScriptを選ぶメリットについて解説をしています。 ・システム開発を行いたい方・オフショア開発に興味がある方・JavaScriptが気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばJavaScriptを利用するメリットが丸わかりですよ。 オフショア開発においてJavaScriptを技術選定するメリット 当然ですが、作りたいシステムによって、選ぶべき技術は異なります。webアプリケーションまたは、スマートフォンアプリを作る場合、JavaScriptはとても優秀な選択肢です。 フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリの全てに使うことが可能 JavaScriptは、様々な開発に使うことができる技術です。 webアプリを作るには、ブラウザに表示する画面を作るフロントエンドと、ユーザーから受け取った情報を適切に処理するバックエンドの2つのプログラムを書く必要があります。 フロントエンドでは、画面の骨格を作るHTML、画面の装飾を行うCSS、画面に動きをつけるJavaScriptの3つの技術が必要です。 バックエンドのプログラムを作るプログラミング言語は多数ありますが、Java , PHP , Ruby , Python , Perlなどがポピュラーです。 JavaScriptは、元々もブラウザ上でしか動かないプログラミング言語でしたが、近年Node.jsというサーバーでJavaScriptを動かせる環境ができました。 Node.jsが有名になったことで、フロントエンドからバックエンドまでJavaScriptだけで書くことができるようになりました。 JavaScriptのフレームワークの一つに、Reactと呼ばれるフレームワークがあります。 Reactを使えばSPA(シングルページアプリケーション)と呼ばれる、ページ遷移なしで様々動作を行うことができる、高度なwebアプリを作ることが可能です。 またReactには、React Nativeと呼ばれる技術があります。React Nativeを使えば、スマートフォンのネイティブアプリの開発も行うことができます。 React Nativeで作ったスマートフォンアプリは、iOS / Android の両方で使うことが可能なため、通常の半分の工数でスマホアプリ開発をすることができます。 このようにJavaScriptだけで、フロントエンド、バックエンド、スマートフォンのネイティブアプリといった、webアプリに必要な部分を全て作ることが可能です。 JavaScriptをメインにして技術選定を行うと、JavaScriptに習熟したエンジニアを確保できれば、そのチームだけで全てを作ることもできます。 合わせて読みたい>>はじめてでもわかる!React Nativeの開発環境の整え方 コンパイルなしで実行できる プログラミング言語には、実行前にコンパイルという作業が必要なコンパイラ型言語と、ソースコードをそのまま実行環境におけば実行できるスクリプト言語に分かれています。 コンパイラ型言語は、動作確認を行うために、いちいちコンパイルが必要なので、少し開発速度が遅くなります。 JavaScriptはスクリプト言語です。 またJavaScriptをフロントエンドで使う場合、ブラウザがあればすぐに動作確認できるので、素早くPDCAを回すことができます。 ラボ型開発でオフショア開発を進める場合、アジャイル開発(小さく開発とテストを繰り返す開発手法)をとることもあるでしょう。JavaScriptは、アジャイル開発とも相性が良い技術といえます。 海外でも良く使われている JavaScriptは、フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリの全てで使えるという特徴や、ReactやVue.jsといったフレームワークの優秀さから、開発技術のトレンドになっています。 そのため、海外でも使えるエンジニアが多く、オフショア開発でもエンジニアを見つけやすいでしょう。 ベトナムオフショア開発ではJavaScriptが特におすすめ ベトナムでは、国をあげてIT人材の育成に取り組んでいます。 優秀なベトナム人にとって、エンジニアになるのはエリートコースの一つなので、若いうちから学校などで開発に使える知識を学んでいます。 ReactやVue.jsといったJavaScriptの高度なフレームワークは、比較的最近使われ出した技術であり、需要がとても高いためベトナムでも積極的に学ばれている技術の一つです。 そのため、ベトナムには、JavaScriptを得意とするエンジニアが多いといえます。 オフショア開発なら費用を抑えてJavaScriptが得意なエンジニアを確保できる 一方で、国内で使いこなせるエンジニアを探すのは難しいです。 これは、日本国内で求められていた技術がJavayPHPだったことが理由です。 従来のJavaScriptは、画面に動作をつけるためだけに使われており、比較的需要が低い技術でした。 現在でも、案件数の数だけで言えば、JavaScriptよりPHPやJavaの方が多いでしょう。 […]

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オフショア開発 2021/01/19

WITHコロナ時代に再注目されるベトナムオフショア開発という選択

WITHコロナ時代では、実はベトナムオフショア開発がおすすめです。 それはテレワークとベトナムオフショア開発が相性がいいからなのです。 この記事ではそんなWITHコロナ時代で最注目されるベトナムオフショアがなぜ今の時代にぴったりなのかという点について深堀をしていきたいと思います。 ・オフショア開発に興味がある方・IT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばWITHコロナ時代でオフショア開発がどんな面に役立つのかが丸わかりですよ。 WITHコロナ時代に再注目されるベトナムオフショア開発という選択 新型コロナウイルスの影響で、テレワークを本格的に導入した企業も多いと思われます。 実は、オフショア開発は、テレワークのノウハウととても相性が良い開発手法です。 テレワークのノウハウを活かすことで、これまで問題視されていた、オフショア開発の問題点のいくつかを解決することが可能です。 問題点を一つ一つみていきます。 ベトナムオフショア開発の問題:コミュニケーションが難しい オフショア開発で一番問題視されるのが、コミュニケーションの問題です。 言語の壁や文化の壁があり、コミュニケーションが難しそう オンラインでのやりとりが多くなりそうで、意思疎通できるか不安 コミュニケーションが問題視されているのは、上記のような理由だと思われます。確かにベトナムオフショア開発では、ベトナムに開発を依頼するため、言語の壁・文化の壁はあります。 ベトナム人の担当者が日本語を話せるのか?あるいは、自社の担当者が英語で意思疎通できるのか?など、多くの不安があることでしょう。 またオフショア開発では、日本の担当者とベトナムの担当者がやりとりします。 毎回出張して、オフラインで打ち合わせするわけにもいきませんから、当然オンラインでのコミュニケーションが増えるでしょう。 これらの問題は、テレワークを円滑に進めるノウハウを用いることで、解決できます。 国内でテレワークをやってみるとわかると思うのですが、日本語が通じても、確実な意思疎通をすることは難しいです。 コミュニケーションは言語の問題だけでなく、プロジェクトのゴールやプロセス、優先すべき価値観などを共有した上で初めて成立します。 確実な意思疎通をするためには、事前に資料を渡す、口頭で細かなニュアンスを伝える、チャットで補足する、適切なフィードバックを行うなど細かな工夫が必要不可欠です。 このような工夫を行えば、オフショア開発でも問題なくコミュニケーションをすることができます。 また、言語の問題に関しては、チャットでのやりとりの方がスムーズに進むかもしれません。近年、オンライン上の翻訳技術は発達しており、無料で使えて違和感のない翻訳結果を返してくれるサイトが多数あります。 テレワークでオンラインコミュニケーションを行える企業であれば、問題なくオフショア開発でのコミュニケーションを行えると思われます。 ベトナムオフショア開発の問題:細かい指示・ドキュメントが必要である オフショア開発で懸念される問題の1つとして、どのくらい細かい指示やドキュメントが必要なのか?ということです。 オフショア開発を行う上で、仕様などについて指示を出すために細かなドキュメントが必要になります。 実際、丁寧なドキュメントがあった方が、開発はスムーズに進むでしょう。 しかし、これらの手間は「ベトナムオフショア開発だから発生する」というより、オンライン上でのコミュニケーションをメインに行う場合に発生する問題点です。 コロナ収束の見通しが立っていない以上、日本国内で開発を行う場合でも、可能な限りオフラインでの打ち合わせを減らすのが主流になっていくでしょう。 日本国内で、テレワークで開発を行う場合でも、程度の差はあれ、ある程度細かな指示やドキュメントが必要になってきます。 ベトナムのオフショア開発会社のレベルは年々上がってきており、海外とのプロジェクトのノウハウも蓄積されているため、日本国内の企業に依頼するのと同程度の手間でオフショア開発を行うことも可能です。 テレワークで、日本の開発会社と問題なくやりとりできるのであれば、ベトナムオフショア開発でも問題ないでしょう。 ベトナムオフショア開発なら、国内開発の問題点をクリアできる ここまでみてきた通り、テレワークに慣れた企業であれば、オフショア開発も問題なく行えると思われます。 さらに、ベトナムオフショア開発なら、日本国内での開発の問題点も合わせてクリアすることが可能です。 大きいのはIT系人材の不足です。 経済産業省の発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には需要に対して約45万人の不足になります。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できませんし、確保できたとしても人件費が高くつく場合が多いです。 ベトナムでは、国をあげてIT系人材の育成に取り組んでおり、毎年優秀な技術者が輩出されています。 ベトナムオフショア開発なら、国内開発の半額〜7割程度の費用で、優秀なエンジニアを起用できる可能性があります。 またベトナムは、最先端技術への取り組みも強く、AIやブロックチェーンなどの技術者に関しては、世界的にも注目されているようです。 AIエンジニアや、ブロックチェーンのエンジニアは、日本国内では費用をかけたとしても確保が難しいです。ベトナムオフショア開発なら、最新技術を扱える技術者の層が厚いので、国内よりも登用しやすいです。 コロナ禍において、ベトナムでのオフショア開発がおすすめな理由 ベトナムはコロナを早期に押さえ込んだ ベトナムはかなり早期にコロナの押さえ込みに成功しています。 コロナの押さえ込みは現時点でも続いており、2021年1月4日〜1月17日の期間の新規感染者数は43人と、日本の85422人と比べると圧倒的です。 コロナ禍においても国が安定しているということは、コロナの影響でプロジェクトの進行が滞りにくいということでもあります。 コロナの押さえ込みに成功し続けているベトナムは、オフショア開発先として非常に魅力的と言えるでしょう。 ベトナムは日本と距離が近く連携しやすい またベトナムは日本と地理的に近い位置にあります。 飛行機で5時間半程度で行くことができ、時差も2時間です。 コロナの影響もあり、ベトナムに行くこと自体は難しいですが、時差が小さいのはオフショア開発において大きなメリットになります。 日本が朝10時の時、ベトナムは朝8時です。 […]

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オフショア開発 2021/01/18

2020年のオフショア開発事情・ベトナムが熱い理由

昨年は新型コロナウイルスの影響もあった1年でした。 しかしそんな混乱の2020年でも、オフショア開発、特にベトナムオフショアが盛り上がっていました。 この記事は「なぜ2020年のオフショア開発が盛り上がっていたのか」「なぜベトナムオフショアが熱いのか」について徹底解説をしていきたいと思います。 ・ベトナムオフショアが気になる方・最近のオフショア事情が知りたい方・社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばなぜ近年のオフショア開発がここまで注目を浴びているのかが分かりますよ。 2020年のオフショア開発事情・ベトナムが熱い理由 以下の2点より、2020年もオフショア開発自体は魅力的な選択肢でした。 日本国内でのITエンジニアの確保が難しい 低コストでの海外進出が可能になっている また、オフショア開発を検討するなら、ベトナムをおすすめしたい理由は以下通りです。 IT人材が豊富 最先端技術に強い 低コスト開発が可能 日本との相性が良い それぞれ詳しく解説します。 日本国内でのITエンジニアの確保が難しい 日本国内では、深刻なIT系人材の不足が続いています。 経済産業省の発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には需要に対して約45万人の不足になるとのことです。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できず、未経験からエンジニアを育てたとしても、一人前になるまで教育する余裕を取れない場合がほとんどです。 人材不足により、既存のベテランエンジニアに負担がかかり、さらなる離職に繋がるという悪循環もあります。 そこで解決策の一つとして、海外で開発を行うオフショア開発が注目されています。2020年のコロナ禍においても、IT業界の需要は衰えていないため、今後もIT系人材の不足は続くと思われます。 低コストでの海外進出が可能になっている Skypeやzoomなどのオンラインコミュニケーションツールの発達により、非常に低コストで、海外の開発会社と連携できるようになりました。 従来は海外進出自体に多額の投資が必要だったため、資金に余裕のある大企業のみが海外進出していましたが、近年では中小企業の海外進出も実現可能です。 このような状況の変化により、エンジニアチームを持つ企業でも「可能な部分はオフショアで」と分業するスタンスもみられるようになってきています。 ベトナムはIT人材が豊富 オフショア開発先の中でも、ベトナムはとても人気があります。理由の一つが、人材の豊富さです。 ベトナムは、東南アジアでもトップクラスに人口が多い国であり2018年時点では、9600万人いる人口の半数以上が30歳以下と非常に若い国でもあります。 国策としてITの推進を行っており、毎年新しいIT技術者が増えていっている状況です。そのためIT人材の宝庫として、非常に注目を集めています。 ベトナムは最先端技術の開発力が高い ベトナムのオフショア開発で特に注目されているのが、最先端技術の開発力です。 AI(人工知能)開発 自動運転 ブロックチェーン技術 AR(拡張現実) VR(仮想現実) MR(複合現実) IoT (もののインターネット) 上記のような最先端技術は、日本だけでなく、世界からも注目を集めています。これらは、金融、製造業、健康など多くの分野での活躍が期待されている技術です。 ベトナムでは、日本と同等以上に最先端技術の開発が進んでおり、国内のエンジニア不足と相まって、最先端技術での開発力を期待されている状況です。 低コスト開発が可能 ベトナム人エンジニアは、高品質を保ちながらも、アジアの他の国に比べて低賃金です。 ベテランエンジニアでも月に2000ドル前後(20万円弱)であり、これはタイやマレーシアの半分ほどです。 新卒者であれば月に280ドル(3万円弱)と、日本や韓国の5分の1程度の賃金にあたります。 このように、日本とベトナムでは物価の差があるため、間接費用などを考えても国内で開発するよりも大幅にコストを下げて開発することが可能です。 ベトナム全体の経済成長に伴い人件費は少しづつ上がっていく傾向にありますが、現時点では十分なコストメリットがあります。 日本と相性が良い ベトナムは、日本と物理的に近く、時差が2時間ほどしかありません。 日本の朝10時に、ベトナムは朝の8時、という状況なので、双方の終業時間内で打ち合わせなどを行うことが可能です。 また、ベトナムは日本向けの開発市場として、急速に発展しているという状況もあります。 以前から、ベトナムは、オフショア先の一つとして候補に上がっていましたが、当初はコミュニケーションやクオリティの問題があり、日本向けの開発ができる開発会社は多くありませんでした。 しかし近年では、日本企業との取引実績がある開発会社は増加しており、ベトナム全体としても日本企業向けのオフショア開発を推進する動きがあります。 そのため、日本語対応可能の開発会社が増えていたり、日本の文化に合わせた開発スタイルに対応できる開発会社も増えてきています。 ベトナムという国の特徴 […]

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オフショア開発ラボ型開発 2021/01/14

【スッキリ解説】請負契約とラボ契約の違い【開発のメリット・デメリット】

新しくシステムを開発したいのに、エンジニアが確保できない 新規でアプリを作りたいが、自社にエンジニアがいない 上記のように、エンジニアのリソースが確保できない場合、ラボ契約でのオフショア開発がおすすめです。 今回は、オフショア開発における請負契約とラボ契約の違いについてまとめました。 ぜひ最後までご覧ください。 請負契約とラボ契約のメリット・デメリット オフショア開発は海外で開発することで、国内開発よりコストを下げることができる開発手法です。 オフショア開発には、「請負契約」と「ラボ契約」の2つの契約形態があります。 一つずつ、メリットをみていきます。 請負契約のメリット・デメリット 請負契約とは、プロジェクトごとに開発依頼を行う契約です。開発チームは、決められた納期・工数にしたがって、依頼されたプロジェクトの開発を行います。 請負契約のメリットは、以下の通りです。 納期や品質の担保責任が、開発チーム側にある 要件定義が明確なら、依頼してからは、ほとんどお任せで開発できる 予め要件定義を行い、納期、工数、求める品質を明確にできるので、コミュニケーションを頻繁に取らずとも、依頼通りに開発を進められる可能性が高いです。 一方で以下のようなデメリットもあります。 要件を明確にする必要がある 追加修正や仕様変更を依頼すると、追加の費用が発生する 依頼者側にも開発チームにもノウハウが蓄積されない プロジェクトごとの契約になるため、最初に取り決めた仕様を変更することは難しいです。また別のプロジェクトを立ち上げる際は、別の開発チームと連携する可能性が高く、一からコミュニケーションを取らなければいけません。 システムの運用に伴う、継続的な改修の依頼も難しいでしょう。 ラボ契約のメリット・デメリット 一方でラボ契約は、半年〜1年程度の期間、開発チームを確保して開発業務を行う契約です。ラボ型開発とも呼ばれます。 請負契約とは異なり、1つのプロジェクトが終わっても開発チームを解散せず、継続して次のプロジェクトに取り組むことができます。 ラボ契約のメリットは、以下の点です。 仕様変更や追加対応に対応できる ノウハウや信頼関係の蓄積ができる 優秀な人材を長期間にわたって登用できる ラボ契約では、同じチームと長期にわたって仕事をすることができます。そのため、信頼関係やノウハウを蓄積することが可能です。 また、一度優秀なエンジニアを確保できれば、そのまま次のプロジェクトも継続して依頼できます。開発チーム自体を抑えているので、契約期間内であれば、仕様変更や追加依頼にも対応できるのも大きなメリットでしょう。 一方で以下のようなデメリットもあります。 もし依頼したい仕事がなくてもコストがかかる コミュニケーションコストがかかる 相性が悪いメンバーとも継続して付き合う必要がある ラボ契約では、依頼がなかったとしても、契約期間内は費用が発生します。もし単発のプロジェクトしか依頼する予定がないのであれば、請負契約の方が適しているかもしれません。 またラボ契約では、仕様や納期、工数などが変動するため、積極的にコミュニケーションし、仕様の決定、進捗の確認、成果物のレビューなどに関わる必要があります。 ラボ契約に向いているプロジェクト ラボ契約は、プロジェクトの要件が決まりきっておらず、進捗をみながら進行させたい場合に適しています。 以下のような条件下では、ラボ契約のほうが向いているでしょう。 プロジェクトの要件や方向性が決まりきっていない 自社にオフショア開発の経験を蓄積したい 開発とテストを短いサイクルで回したい(アジャイル開発) 途中で仕様変更する可能性がある 中長期で連携して、新規事業として立ち上げたい プロジェクト完了までの全てを委託する請負契約と異なり、ラボ契約では進捗状況をみながら随時仕様変更ができるため、依頼者側にもオフショア開発のノウハウが蓄積されます。 また開発チームと連携して、共にプロジェクトを推進するラボ契約は、アジャイル開発のような開発手法とも相性が良いです。 リリース後に顧客の反応をみながらの機能追加や改修を行えるため、中長期的に伸ばしたい新規プロジェクトの開発にも適しています。 一方で、以下のような状況なら、請負契約の方が適しているでしょう。 すでにプロジェクトの要件や方向性が明確である 途中で仕様変更はないと言い切れる 単発で発注したい オフショア開発では、自社の方向性にあった契約であれば、国内開発の半額〜7割程度の費用で開発を行うことができます。逆に自社の方向性にあっていない方法で依頼すると、余計な費用がかかってしまい、思ったようなコストパフォーマンスは見込めません。 ラボ契約で失敗しないためのポイント ラボ契約で失敗しないためには以下のポイントを意識すると良いでしょう。 自社の方向性にあっているか確かめる […]

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オフショア開発 2021/01/12

市場規模は4,100億円超!ベトナムのオフショア開発を分析!

ベトナムオフショアは安価で優秀なIT人材が確保できるとあって近年人気が出ています。 なんとその市場規模は4,100億円とのこと! この記事では今回は、ベトナムにおけるオフショア開発の将来性について、市場規模を交えて解説いたします。 オフショア開発での開発に興味があるが、決めかねている方 ベトナムオフショアについて知りたい方 IT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。 これを読めばベトナムオフショアにどういった魅力があるのか、丸わかりですよ。 市場規模は4,100億円超!ベトナムのオフショア開発を分析! ベトナムのオフショア開発の市場規模は、概算で4,100億円を超えると言われています。 ベトナムのGDPの4割を占める情報通信産業の売り上げ ベトナム情報通信省による発表などによると、2019年のベトナムの情報通信産業の総売り上げは1,123億5000万ドルでした。2019年の平均為替レート109.56円をベースに考えると、日本円にして12兆2300億円です。 2019年のベトナムのGDP(国内総生産)は、約2,590億ドル(28兆2400億円)ですので、情報通信産業の売り上げはGDPの約4割を占めていることになります。 2019年度の情報通信産業からの税収も、23億ドルと非常に大きく、今後も国をあげて情報通信産業を強化していく可能性が高いです。 ベトナムの情報通信産業の成長 ベトナムの情報通信産業は、成長度合いもすごいです。 ・2016年:680億ドル・2017年:758億ドル・2018年:1,023億ドル・2019年:1,123億ドル 2016年から3年間で約1.7倍に成長している状況になっています。 また、ベトナムの国策として2025年までに情報通信産業の輸出総額を1200億ドル、IT企業数5万、情報通信産業の従業員数130万人に引き上げる計画があるという話もあります。 ベトナムのオフショア開発の市場規模 上記の数字は情報通信産業全体の売り上げになります。こちらの数字には、ハードウェア産業の売り上げも多く含まれており、オフショア開発の売り上げとイコールではありません。 オフショア開発は、情報通信産業の中でも、「ソフトウェアの輸出」という風に分類されます。 情報通信産業全体をみた時、国外向けの輸出が915億ドルあり、総額の81.5%が国外向けの輸出であることがわかります。 また情報通信産業における、ソフトウェアの総売上は50億ドルと、全体の4.5%ほどであることがわかります。 これらの数字からオフショア開発の市場規模を概算すると、以下のようになります。 50億ドル(ソフトウェアの総売上)x81.5%(輸出の割合)=38.2億ドル(4,187億円) オフショア開発市場そのものの売り上げ金額は公表されていないため、おおよその金額になってしまいますが、4,100億円以上の市場規模があると考えて良いでしょう。 ベトナムのオフショア開発の市場規模が大きいことで得られるメリット ベトナムのオフショア開発市場が4,100億円もの規模があること ベトナムの情報通信産業は年々急成長している 今後も、国をあげて情報通信産業を盛り上げていくと思われる ここまでベトナムにおけるオフショア開発の市場規模の大きさについてまとめました。 ここからは、このの市場規模の大きさが、オフショア開発で委託開発を行う際にどのようなメリットをもたらすかを解説します。 ベトナム国内でオフショア開発会社が増える 一つ目のメリットは、オフショア開発会社の増加です。 ベトナムでは今後も、オフショア開発会社が増えていくと思われます。 オフショア開発会社が増えることで、開発会社間での競争が激しくなり、それに伴いサービスの向上が期待できます。 オフショア開発を行う優秀なエンジニアが増える 二つ目のメリットは、優秀なエンジニアの増加です。 現時点でも、ベトナムには優秀なエンジニアが多数いますが、情報通信産業の発展に伴い、今後もベトナムのエリート層がエンジニアを目指す傾向は続くでしょう。 またベトナムには、AIやブロックチェーン領域に強いエンジニアが多数いますが、優秀なエンジニアが増えることに伴って、最先端技術を扱えるベトナム人エンジニアもさらに増えると思われます。 ベトナムでのオフショア開発が注目される理由 今まで見てきたようにベトナムオフショアは高い市場規模を確立しています。 その理由は何でしょうか。ここからはベトナムでのオフショア開発が注目される理由を解説します。 様々なニーズに答えられるオフショア開発会社がある ベトナムには、以下のような領域に対応した開発会社が多数あります。 スマホアプリ開発 AIを用いた画像処理 WEBシステム開発 ソーシャルゲームの開発 これらの領域は日本国内での開発需要が高いため、日本企業にとってベトナムは良いパートナーとなり得ます。 優秀なエンジニアが多い ベトナムでは、現在でも国策としてIT人材の教育育成に努めています。IT系の大学や専門学校が多くあり、多くのエンジニアが生まれています。 またベトナム人は勉強熱心な国民性を持っていることで知られており、質の高いエンジニアが多いです。 弱点としては、ベトナムのIT業界自体が若いため、古い技術に関しての知識が浅いことが挙げられます。 […]

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DEHA 2021/01/09

DEHAが歩んだ5年間とこれからの5年の未来計画

今週、DEHA グループでは5周年を迎える誕生パーティーが行われました。 5年という月日は企業としてはまだまだ序章。短い始まりのページに過ぎません。 しかし若いスタートアップ企業の私たちとしては決して短い道のりではありませんでした。 今回の記事ではそんなDEHAが歩んできた5年間を振り返りたいと思います。 そして、今後の5年間のDEHAの未来を語りたいと思います。 DEHAが歩んだ5年間 2016年 DEHAの誕生 DEHAグループは株式会社DEHA SOFTWAREとして2016年にベトナムの首都ハノイに立ち上げられました。 『To deliver happiness to our clients and staffs~顧客と従業員に幸福を届ける~』 この言葉を理念とし、Deliver Happiness の頭文字を取り”DEHA”という企業名になりました。 創業当初、代表幹部達を入れてDEHAの従業員数はたったの20人ほどしかいませんでした。 また、現在と違い当時はオフショアだけを事業としており、年間売上も数千万円ほどでした。 2017年 日本市場を活動の中心に 2017年に日本市場の拡大の為に、日本にビジネスの拠点を立ち上げる事を決めました。 そして2017年1月に日本拠点として東京の築地にDEHA SOLUTIONSを立ち上げました。 当時、日本の拠点には日本側の代表も含み2人しかいませんでしたが、必死に営業活動を行い、日本の市場を開拓して行きました。 2018年 人材育成をDEHAの成長の要に DEHAグループの代表者4人は共に技術系出身なので世の中の技術の変化の激しさをよく理解していました。その為、人材の大切さを理解し、人材育成に力入れて来ました。 社内では勉強会や育成計画の作成、試験制度も設け、社員のモチベーションも上がるように社員教育制度を改革しました。 そして、高い技術力で商品の品質を上げ、既存顧客の信頼を得る事で受注案件数を増やすことに成功しました。既存顧客のだけでなく売り上げ目標を達成する為に、新規顧客の取得にも力を入れました。積極的な展示会の参加や交流会の開催で新規顧客と出会う機会を広げて行きました。そこで出会った企業様とは現在でもご贔屓していただく事もあり、顧客との出会いの大切さを実感致しました。 そしてそのおかげか、2020年までDEHAグループの売り上げは毎年2倍以上の成長を4年連続で記録する事が出来ました。 2019年 ベトナムのテクノロジー先進都市フエで開発拠点の立ち上げ DEHAは困難を乗り越えながらも順調に発展し、2019年にはベトナム政府が最もテクノロジーの発展に力を入れる都市”フエ”でDEHAの開発拠点を立ち上げました。 また、同じ年にDEHAの自社商品の開発専門の子会社 ”DEHA TECHNOLOGIES” をベトナムのハノイに立ち上げました。 そして、2019年からはDEHA TECHNOLOGIESが市場要望を研究し、お客様の課題を解決する商品を開発から運用までサポートする独立商品の紹介にも力を入れるようになりました。 今ではコスト✖️品質✖️安心のフルサポートがDEHAの強みであり、お客様の多くに独立商品をお取引をさせていただくようになりました。フルサポートで提案させて頂く事で品質を保証し、長期的な顧客との関係づくりを築く事が出来ます。この取組は今後さらに広げていく予定です。 2020年 コロナに負けない会社づくり 昨年2020年はご存知の通り世界中が新型コロナウィルスの感染拡大に様々な影響を受けました。DEHAも例外ではありませんでした。 2020年は創業して初めて売上目標を達成出来ない年となりました。しかし、そこに早めに見切りを付け、2020年は今後のグループの成長の為にこれまで以上に人材育成に集中して来ました。 おかげで、今後の成長計画を見据えた人材と技術の準備をしっかりと行うことが出来ました。また、提案商品も感染対策に直面する企業に向けて、それらの課題を解決する商品を今までDEHAが培ってきた技術を発展させてご提案する事が出来ました。 それによりお客様だけでなく私たちもコロナ後のニューノーマル社会に必要な多くの事に気づくことが出来ました。 IT業界では人材の入れ替えがとても激しいとよく言われます。 しかしDEHAでは『To deliver happiness to our clients […]

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