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オフショア開発
オフショア開発の失敗を防ぐ!開発会社の選び方
オフショア開発に不安を感じてはいませんか? オフショア開発は失敗する…そんな噂を聞いたことがあるかもしれません。「納期を守ってもらえなかった」「タスクの共有がうまくいかなかった」など…。 これらの問題は主にコミュニケーションが原因です。 この記事ではそんなオフショア開発での失敗をしないために、適切な開発会社の選び方を紹介します。 社内のIT人材が不足している方 コストを抑えてIT人材を確保したい方 WEBサービスの構築を行いたいと思っている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。 開発会社選びのポイントはズバリ「実績」。これを読めばオフショア開発への不安がある方も、安心してオフショア開発を行う方法が分かりますよ。 ベトナムオフショア開発の現状と課題 政治的不安や人件費の高騰などによって、中国やインドといったオフショア開発先の魅力が半減したことから、次なるオフショア開発先としてベトナムが注目され始めました。 2007年ごろのベトナムオフショアは「コストは安いが質が低い」というイメージが強く、低単価かつ簡単なタスクを委託する企業が多かったようです。 実際、以前のベトナムオフショアで、失敗を経験した日本企業も多くあるでしょう。 ですが、現在のベトナムオフショアは、かなり状況が改善しています。 ベトナムオフショア開発の現状 まずベトナムのIT人材のレベルは、年々上がってきています。ベトナムは国策として、IT人材の育成を押し進めており、年間5万人のペースで若手IT人材が輩出されています。 IT系の大学も増えており、大学のカリキュラムで最新技術を学んだ優秀なITエンジニアが多く、新人エンジニアでも即戦力になる人材が多いです。 経済産業省の「未来人材ビジョン」では社外学習や自己啓発を行っていない人の割合を国別で紹介しています。 これによると日本の45%が自己啓発を行えていない一方、ベトナムはわずか2%。ベトナムがいかに勤勉な国なのかということがわかりますね。 こうした背景から、ベトナムでは日本企業とのやりとり実績があるオフショア開発会社が増えています。 そうした日本企業との実績があるオフショア開発会社は日本の文化への理解もあるので、そうでないオフショア開発会社よりも、スムーズにプロジェクトを進めてくれます。 オフショア開発失敗の原因はコミュニケーション 以前より状況は良くなりましたが、それでもまだ課題はあります。 下のグラフは「オフショア開発白書」で調査した「オフショア開発企業に感じた課題」のアンケートです。これによると、「品質管理」や「コミュニケーション力」が課題になっていることがわかります。 特に品質管理を課題として上げる声は増加傾向です。オフショア開発が一般化してきたことにより、新規参入企業が増えたことが要因と言えるでしょう。 この課題を解決するためには、品質管理を強みにしているオフショア開発企業に依頼を行うことが重要です。 しかしその一方で、そのような企業に発注側が開発を任せてしまって、イメージ通りの開発が行われないリスクがあります。 最終的な成果イメージをベンダに任せきりにするのではなく、コミュニケーションをしっかりと取り双方が納得のいく開発を行っていくことが重要なのです。 失敗しないオフショア開発会社の選び方【実績が重要!】 それでは失敗しないオフショア開発会社とは何なのでしょうか。ポイントはズバリ以下の3つです。 それぞれ見ていきましょう。 依頼したい内容と類似の開発実績があるかどうか? 自社が行いたい契約形態を取れるか? どのくらいのリソースがあるか? 依頼したい内容と類似の開発実績があるかどうか? 一番重要なのは、オフショア開発会社の開発実績です。 自社が依頼したい内容と類似の開発を行ったことがあるか? 日本企業との取引実績があるか? 上記のような質問にYESと言える開発会社を選ぶと、失敗確率を下げることができます。 類似の開発実績があるということは、その開発会社に対応可能な人材が在籍していることの証明になりますし、開発ノウハウやナレッジが蓄積していることも期待できます。 日本企業との取引実績がある企業であれば、日本の文化を理解していることも多いですし、日本語対応ができることもあります。 開発実績は、最優先で確認すべき項目と言えるでしょう。 自社が行いたい契約形態を取れるか? オフショア開発には、請負契約とラボ契約の2つの契約方法があります。 請負契約は、案件ごとに契約を行い、期限までに依頼した成果物を納品してもらう形の契約です。ラボ契約は、開発チームを一定期間専属で抑える契約です。 依頼したい案件が単発なら請負契約を、エンジニアのリソースを強化したいならラボ契約を選ぶようにしましょう。 どちらの契約方法にも、メリットとデメリットがあるので、自社にあった契約方法を選ぶことが大事です。 オフショア開発会社によって、請負契約のみの開発会社、ラボ契約のみの開発会社、両方できる開発会社など状況が異なります。開発会社を選ぶ際は、契約形態の確認も必要です。 どのくらいのリソースがあるか? オフショア開発会社によって、在籍しているエンジニアの数と得意分野、レベル感は全く異なります。 たとえば、PHPエンジニアが多い開発会社に、Pythonでの開発案件を依頼すると、スムーズにプロジェクトが進まないこともありえます。 またアプリエンジニアがいない開発会社にスマホネイティブアプリの開発を依頼すると、コストや開発期間の割りにプロダクトの質が低いということも起こり得るでしょう。 開発実績をみると共に、依頼先のオフショア開発会社に、どのようなエンジニアが在籍しているのかはチェックしておくべきです。 ベトナムオフショア成功のコツ 自社とマッチする開発会社と契約しても、その後の進め方に問題があれば、スムーズにプロジェクトが進まないこともありえます。 […]
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テレワーク時代のITエンジニア外注術【外注でラボ型開発がおすすめ】
今は昔、ITのシステム開発の世界でも、同じオフィスで顔を合わせて開発するのがポピュラーとされてきました。 それが、コロナ禍により、一変。 今では、リモートで仕事をするのが当たり前になりましたね。 リモート環境の相手への仕事の外注が当たり前になった今、このテレワーク時代のエンジニアリソースを確保する方法の一つとして、オフショア開発のラボ型開発が注目されています。 今回は、ラボ型開発のコツについてまとめました。 ラボ型開発に興味のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。 コロナ禍で変わった開発のカタチ 2020年2月頃からのコロナ禍により、政府もテレワーク推進による出勤者の7割削減などを掲げ、多くの企業がテレワークへの切り替えを行ったと思います。 オフィスに出勤してからの業務と、テレワークでは、異なる点が多いです。具体的には以下のような変化があります。 時間管理から、成果主義へ メンバーの主体性の重要性が上がる 数よりも質が重要になる 1つ目の、「時間管理から成果主義へ」についてですが、テレワークになると、メンバーを直接見ることができなくなるため、時間単位での評価が難しくなります。ビデオ通話アプリを常時接続し監視する、という方法もあるにはありますが、メンバー側のストレスや中間管理職の手間を考えると、ベストな選択肢だとは思えません。 テレワークにより時間管理が難しくなることで、アウトプットベースで評価する成果主義の傾向が強くなります。 2つ目の「メンバーの主体性の重要性が上がる」について、オフィスに出勤している時は、気軽に声をかけられるため、細かな進捗確認やアドバイスなどができます。ですが、テレワークではどちらかが主体的声をあげなければ、進捗確認などがすすみません。詰まっている時に主体的に動ける、という能力の重要性がオフィスにいた時よりも上がっています。 最後の「数よりも質が大事になる」というのは、メンバーの能力についてです。 「時間管理から成果主義へ」や「メンバーの主体性の重要性が上がる」にも関連するのですが、マネージャーがメンバーを見ることのできない状況下では、各個人の主体性や能力が重要になってきます。特に開発の場面では、個人間の実力差が大きいため、優秀なエンジニアを登用することの重要性が、オフィス勤務の時よりも上がっているでしょう。 上記のような変化に対応するには、「成果主義による人事評価制度」や「オンラインコミュニケーションのノウハウ蓄積」が必要です。 逆にいえば、テレワークをうまく回せている企業は、「成果主義による人事評価制度」や「オンラインコミュニケーションのノウハウ蓄積」といった下地があると言えるでしょう。 ラボ型開発で開発を外注するメリット 「成果主義による人事評価制度」や「オンラインコミュニケーションのノウハウ蓄積」といった下地がある場合、オフショア開発のラボ型開発(=ベトナムなどの遠隔地とオンラインコミュニケーションを取りながら開発する)も十分に行うことが可能です。 テレワーク時代に、あえてラボ型開発を選ぶ理由についてまとめます。 国内開発より人件費を抑えることができる ラボ型開発に限りませんが、オフショア開発では国内開発より、人件費を抑えられる傾向にあります。これは開発国と日本の間にある物価の差や賃金格差が理由です。特にベトナムオフショア開発では、国内でのエンジニア登用の半額〜7割程度の費用で登用できます。 国内では長らくIT人材の不足が叫ばれており、まともなエンジニアを登用しようと思ったら、多額の人件費が発生してしまいます。人件費を抑えたいと思っているのであれば、オフショア開発はシンプルにおすすめです。 優秀なエンジニアを登用できるチャンスがある こちらもベトナムオフショア開発の話になりますが、国内より、優秀なエンジニアを登用するチャンスが多いです。ベトナムはIT人材の輩出を国策として掲げており、毎年IT分野の経済成長が目覚ましいです。ベトナムのエリート層にとって、エンジニアは狙い目の職業の一つであり、毎年優秀な新人エンジニアが輩出されているのも背景としてあります。 特に、流行のJavaScriptフレームワークやアプリ開発、AI開発といった最新の流行にのった技術に関して得意なエンジニアが多いです。 ノウハウや信頼関係を蓄積できる オフショア開発の中でも、ラボ型開発は、開発チームを一定期間専属で雇い入れる形式です。そのため、自社でエンジニアを雇用した時と同様に、開発チームと自社の間で、ノウハウや信頼関係の蓄積ができます。 ラボ型開発で開発を外注する際の課題と解決策 優秀なエンジニアを、国内相場より低い費用で、自社メンバーのように登用できるのが、ラボ型開発のメリットです。エンジニアリソースの確保をしたい、という場合、非常におすすめの選択肢と言えます。 次にラボ型開発で、課題となりがちな点についてまとめます。 ゴールやタスクの共有が難しい ラボ型開発では、ゴールやタスクを、開発チームに共有するのが難しいです。言語の壁や文化の壁があり、かつ一度も顔を合わせていない状態では、なかなかこちら側の意図を正確に伝えることができません。 リモートで協働する場合、依頼者側とオフショア側の双方がゴールやタスクを理解し、主体的に取り組むことが必要になります。 ゴールやタスクの共有を確実に行うには、やはり、こまめなコミュニケーションが必要です。現在のコロナ禍では、現地に赴き、定期的に打ち合わせをするというのは現実的ではありません。その代わりにビデオ通話でミーティングを重ね、繰り返しゴールやタスクを共有するのがおすすめです。 コミュニケーションコストがかかりやすい ラボ型開発などのオフショア開発では、日本人同士でテレワークをする時より、誤解やすれ違いといったコミュニケーションロスが発生しやすいという課題もあります。 言語の壁や文化の違いといった前提条件が異なるので、完全に解消するのは難しいですが、チャットやドキュメントの活用、図解の活用などをすることでコミュニケーションロスを減らすことが可能です。 特に開発案件では、UMLといった共通言語を使ったり、図解を駆使したりすることで、正確にこちらの意図を伝えることができるでしょう。 ラボ型開発でエンジニアのリソースを確保するならdehaにご相談ください ラボ型開発では優秀なエンジニアを、国内相場より低い費用で、自社メンバーのように登用できる こまめにコミュニケーションをとり、ゴールやタスクについての共通理解を深めることがラボ型開発のコツ チャット、ドキュメント、図解などを交えることで、コミュニケーションロスを減らすことができる テレワークで、「成果主義による人事評価制度」や「オンラインコミュニケーションのノウハウ蓄積」といった下地を作れた企業であれば、ラボ型開発でのエンジニアリソース確保はかなり現実的な手段です。 dehaでは、5年間に渡り、ベトナムオフショア開発を行ってきました。ラボ型開発も請け負っており、日本のクライアントとのやりとりの中で得たノウハウの蓄積があります。 お問い合わせいただければ、より具体的な事例を交えて、ラボ型開発の進め方やコツについてご説明させていただけます。
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運用・保守もベトナムで!オフショア先に委託できる業務とは?
低コストで本格的な開発を委託できるベトナムオフショアは、開発以外にも運用保守など様々な業務に対応しています。 日本国内でのIT人材不足が叫ばれており、2030年には最大で79万人も不足すると予測されています。 国内でエンジニアを確保するのが年々難しくなる中、ベトナムオフショア開発によるシステム開発は注目を浴びています。 今回の記事では、そんなベトナムオフショアでどんな業務を委託できるのか、徹底検証しています。 ・IT人材不足でお悩みの事業者様・コストをかけずに開発や運用保守を行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばオフショア開発がどんなものなのかがまるわかりですよ。 運用・保守もベトナムで!オフショア先に委託できる業務とは? オフショア開発といえば、開発業務が思い浮かびますが、それ以外の様々な業務を委託することが可能です。オフショア開発で委託可能な業務について、1つ1つみていきます。 開発業務 オフショア開発で委託される代表的な業務です。 業務システムの開発、Webアプリの開発、ECサイトの開発、スマホアプリの開発、AIを用いたシステムの開発など、様々なシステムの開発業務を委託します。 2つの契約方法があり、プロジェクトごとに依頼を行う請負契約と、一定期間開発チームを確保するラボ型開発があります。 企画・仕様が固まっており、途中で仕様変更がないと断言できる場合は、請負契約がおすすめです。一方、継続的に業務を依頼したい場合や、エンジニアのリソースを確保したい場合は、ラボ型開発がおすすめです。 運用・保守 システム運用・システム保守とは、サービスを支えるサーバーやネットワークを監視し、安全性と安定性を担保する業務です。 具体的には、サーバーやネットワークの性能を安定・向上したり、トラブルが起きた際にリカバリーを行ったり、セキュリティホール(セキュリティ的に問題のあるバグ)を発見した際に対策を打ったりします。 運用保守は、長期にわたって行う業務になりますので、ラボ型開発で契約をすることが多いです。 テスト・検証 システム開発を行う際、リリース前にシステムの動作テストや機能の検証を行います。 テスト・検証は、プロダクトの品質を担保する非常に重要な業務であり、開発チームとは独立したQAチーム(Quality Assurance、品質保証)を立ち上げるのが望ましいとされています。 独立したQAチームを立ち上げる理由は、テストの独立性を確保するためです。QAチームを用意できない場合、開発チームがテストと検証を行いますが、開発者はシステムに熟知しているが故にユーザー視点が欠けてしまうことがあります。 また、開発者も人間なので「ここは大丈夫だろう」といった思い込みから、バグの見落としが発生することもあります。こういった漏れを避けるために、独立したQAチームを用意するのがおすすめです。 ベトナムオフショアで、テスト・検証を委託することももちろんできます。 アップデート・改修 開発業務に関連するところですが、システムのアップデートや改修もベトナムオフショアで委託可能です。 開発したシステムは、定期的なアップデートや改修が必要な場合が多いです。たとえばスマホアプリでは、プラットフォーム(iOSやAndroid)側のアップデートに合わせて、アプリの修正が必要になることがあります。 印象的なところでは、iOS13のダークモードやSign In with Apple(AppleIDでのログイン機能)など、多くのアプリが対応を迫られました。 またエンドユーザー向けのシステムの場合、不具合修正やユーザーインターフェースの改善など、プラットフォームのアップデートなどの外部要因以外の改修業務も必要です。 Webアプリやスマホアプリの流通の増加に伴い、エンドユーザーの評価厳しくなってきているため、システムの改善は必須になりつつあります。 システム開発以外もオフショアで委託可能! ここまでシステム開発関連の業務をみてきましたが、デザイン、イラスト、画像加工、データ入力、CADをつかった作業などのシステム開発以外の業務もベトナムオフショアで委託できます。 委託できる内容は、依頼する開発会社によって異なります。経理やコールセンターなどのバックオフィス業務を委託できることもあるので、委託したい業務がある場合は、相談してみると良いでしょう。 運用保守をオフショア先に委託するメリット 実は、運用保守はベトナムオフショアで委託するのに向いている業務といえます。 言語の心配がない その理由は、日本語を必要としない技術的な作業が多いからです。 開発業務では、開発チームにシステムの仕様を正確に伝える必要があります。ラボ型開発のように、都度コミュニケーションをとる場合はもちろん、請負契約で仕様を伝える場合でも、言語の壁が存在します。 システムの仕様は複雑になりがちですし、すれ違いや誤解が起こりやすいです。仕様レベルで誤解があると、納品されるプロダクトが、依頼したものと異なるというようなトラブルに繋がりかねません。 一方、運用保守では、すでにあるシステムをベースに業務を行えますし、技術的な作業がメインになってくるので、誤解やすれ違いなどは起きにくいでしょう。 オフショア先としても、運用保守の方が、技術力を最大限に活かしやすいといえます。 システム運用の効率化も任せられる 近年、SRE(Site Reliability Engineering)とよばれるエンジニアが注目されています。ウェブサイトやサービスの信頼性向上のため、運用業務の土台を整え、システム運用の業務効率化を行う役割です。 ベトナムでは、国策としてIT人材の教育を進めており、技術力の高いエンジニアが多数います。 単純に運用・保守を任せるだけでも良いですが、SRE的な業務に関しても相談すると、今後のシステム運用に向けてのノウハウを得られるかもしれません。 オフショアするならベトナムがおすすめ!dehaにご相談ください オフショア先の中でもベトナムはとても注目されています。それは以下のようなメリットがあるからです。 東アジアの中でも人件費が抑えられやすい 毎年、多くのエンジニアが輩出されている 最先端技術に強い […]
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【最新版】ベトナムIT事情(給与水準・エンジニアスキル・コロナ対策など)
オフショア開発を検討するとき、開発国の情勢が気になるかと思います。今回は、ベトナムのIT事情についてまとめました。ベトナムオフショア開発を検討中なら、ぜひご参考にしてください。 2020年最新版:ベトナムIT事情 ベトナムは、以下のような理由から、オフショア開発先としてとても注目されている国です。 東アジアの中でも人件費が安いから IT人材が豊富だから 最新技術に強いITエンジニアが多いから 親日かつ地理的に近く、日本と相性が良いから 2020年は、世界的に新型コロナウイルスがパンデミックを起こし、世界中の様々な企業が打撃を受けています。 そのような状況下に置いても、ベトナムのIT事情は比較的安定しているといえるでしょう。次の3つに注目して、詳細をみていきます。 ベトナムのコロナ対策について ベトナム人材の現状 ベトナムの2020年のGDPについて ベトナムのコロナ対策 2020年に起きた新型コロナウイルスのパンデミックは、2021年2月時点でも収まることなく、様々な影響を与えています。日本では、航空業界で新卒採用がストップしたのが話題にあがりましたが、世界でもコロナの影響により、新規採用をやめる企業が数多くありました。IT業界自体は、比較的影響が少なかったとはいえ、クライアント企業への影響で採用を控えるIT企業も増加しています。 一方で、TopDevのVIETNAM IT LANDSCAPE 2020によると、ベトナムでは3月〜5月にかけて半数以上のIT企業が新規採用を継続していました。コロナが落ち着いた5月以降は、さらに採用活動が活発になっており、多くのIT企業で採用活動が行われています。 この背景にはコロナ対策が成功したことがあります。今回の新型コロナウイルスのパンデミックへのベトナムの対応は、世界的に見てもトップクラスであったと高く評価されています。 具体的には以下のような対応を早期に行いました。 流行地域から人々を隔離、監視、制限する 国境の封鎖 医療的緊急事態宣言の実施 混雑の制限 体温の測定、消毒剤の配備などの徹底 公共の場所では無料でマスクを配布する 国内旅行や貿易の制限 全ての教育機関が休校 このような対応の結果、早期にコロナウイルスの拡大を押さえ込むことができ、第二波、第三波の影響も最小限に止めることに成功しています。 日本で再び緊急事態宣言が出された2021年1月16日の新規感染者数をみると、日本は7071人でしたが、ベトナムは1人と圧倒的な差があります。その後わずかに感染者数が増えたようですが、3桁を超える日は稀で、1桁〜2桁前半に止まっており、最小限に押さえ込んでいるといえるでしょう。 もちろんベトナムへのコロナウイルスによる経済的・社会的なダメージは0ではありませんが、コロナウイルスの影響で政治が不安定になりプロジェクトに影響が出たり、オフショア開発が滞ってしまうといったリスクは非常に小さいです。 ベトナムのIT人材の現状 ベトナム人エンジニアの人数と内訳 ベトナム人のエンジニアの総数は、2020年時点で約40万人といわれています。ベトナム人エンジニアの大半は、20歳〜34歳のミレニアル世代です。20代だけで見ても半数以上を占めており、非常に若いのが特徴です。現状、男性比率が9割以上ですが、年々女性エンジニアの割合は増加しいており、今後も女性エンジニアが増えると予想されています。 この背景には、ベトナムのICT産業の急成長があります。ベトナムのICT産業は、ここ数年で急激に成長しており、それに合わせてベトナムは国をあげてIT人材の教育に力をいれてきました。ベトナムには、IT関連の教育を展開している大学が30校近くあり、毎年約5万人の新人エンジニアを輩出しています。 若手エンジニアは、ベテランのエンジニアに比べて経験が少ないですが、新しい技術やプログラミング言語に対して非常に敏感であり、常に自身の技術を磨いているため、最先端技術に強かったりします。 2019年時点で、ベトナムは2020年までにIT技術者を60万人にまで引き上げる方針で動いていました。そのため、ベトナムでは今後もIT技術者が増加する流れにあるでしょう。 ベトナム人エンジニアのスキル ベトナム人エンジニアの中で最も人気の高いプログラミング言語は、JavaScriptです。それ以外には、Java、PHP、Phythonなどを扱えるベトナム人エンジニアも多く、これらは世界的なエンジニアの需要と一致しています。 日本国内で需要が高い言語は、JavaScript、Java、PHP、Rubyなどであり、日本側のニーズとも合致していると言えるでしょう。 JavaScriptは、発展的なフレームワークが登場したことにより、近年注目を集めている言語です。JavaScriptでは、フロントエンド(画面側の処理)だけでなく、サーバーサイド、アプリ開発なども行うことができます。JavaScriptに関しては、日本国内でReactやVue.jsなどの高度なJavaScriptフレームワークを使いこなせるエンジニアはまだ多くないため、技術感度の高いベトナム人エンジニアの方が得意とする領域といえるでしょう。 ベトナム人エンジニアの給与水準 2019年時点で、ベトナム人エンジニアの平均給与は、1329ドルでした。日本円にして、140,238円になります。(2021年2月時点)2018年から2019年にかけての賃金上昇率は、12~18%でしたので、この水準を維持していた場合、2020年の平均給与は1488ドル〜1568ドル(157,228円〜165,681円)程度だと予想できます。 日本人エンジニアの給与は、初任給で21万円程度で、平均は41万円程度です。オフショア開発では、直接雇用するわけではないため、上記の数字がそのまま使えるわけではありませんが、日本とベトナムでは倍以上の賃金格差があることがわかります。 そのため、ベトナムオフショア開発は、少ない人件費で優秀なエンジニアを雇用するチャンスがあると言えるでしょう。 ベトナムのGDP成長率は東アジアでトップ ベトナム統計局が12月27日に発表した、2020年全体のGDP成長率は前年比で+2.91%でした。2020年10月時点で、世界銀行が出した予想によると、ベトナムの2020年の予想GDP成長率は前年比+2.8%で、東アジアでトップになると予想していました。 コロナウイルスの影響でマイナス成長になる国が多い中、ベトナムはプラスにすることができており、2021年も変わらず成長することができると予想されています。 国として豊かになることで、IT教育への予算も増えるかもしれません。ICT産業はベトナムにとって、特に重要な業界なので可能性は十分あるでしょう。優秀なITエンジニアがより多くなれば、オフショア開発のパートナーとしての安心感も大きくなりますね。 ベトナムオフショア開発ならdehaにご相談ください ベトナムのコロナ対策は、非常にうまくいった ベトナム人材は、増加傾向にあり、若いエンジニアが大半を占めている ベトナムの2020年のGDP成長率は東アジアでトップだった 2020年のベトナムのIT事情を振り返ってみました。現時点でも、ベトナムはオフショア開発のパートナーとして、非常に優れているといえるでしょう。 dehaでは、過去5年間に渡り、ベトナムオフショア開発をおこなってきました。ウェブ制作、ECサイト、勤怠管理システム、スマホアプリ、AIを使った画像処理システムなど、様々な実績があります。 […]
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【相性バツグン】ソフトウェアテストBPOにはベトナムオフショアを!
ベトナムオフショアは低コストで本格的な開発を委託できるとあって近年人気が出ています。 そんなベトナムオフショアはソフトウェアテストにも相性が良いと言われています。 プロダクトの質を担保するために、ソフトウェアテストは非常に重要な工程ですよね。しかし、テクノロジーの発展に伴ってシステムが複雑になったことで、ソフトウェアテストの難易度とコストは高くなり続けています。 そこで今回は、そんなソフトウェアテストBPOと相性の良いベトナムオフショアについてまとめました。 新しいアプリの企画があるが、テストに割くリソースが足りない 既存のアプリの改善点を探すために、継続的にテストを行う体制が欲しい 上記のような課題を抱えている事業者様におすすめの記事となっています。 ベトナムオフショアがソフトウェアテストBPOと相性が良い理由 ベトナムオフショアは、ソフトウェアテストBPO(ソフトウェアテスト・ビジネスプロセスアウトソーシング、ソフトウェアテストを外注すること)と相性が良いです。 その理由は、ソフトウェアテストの持つ課題と、ベトナムオフショアの特徴の合致にあります。 ソフトウェアテストとは、開発するアプリやシステムに不具合がないか、ユーザーが使いやすいか、などを検証する工程のことです。 システム開発において、プログラムを書いてそのままリリースということはまずあり得ません。プロダクトの品質を担保するためにも、システム開発全体の工数の3割程度はソフトウェアテストに割くのが一般的です。 ビジネスのデジタル化が加速するにつれ、webアプリやスマホアプリの導入は、事業を展開する上で当たり前の一つなってきています。 webアプリやスマホアプリがポピュラーになったことで、エンドユーザーの視線も厳しくなっており、小さなバグや使いにくさが離脱の原因になりかねません。 そのため、プロダクトの品質をあげるためのソフトウェアテストの重要性は、年々上がってきていると言えるでしょう。 ソフトウェアテストの3つの課題 ソフトウェアテストの重要性が上がりましたが、ソフトウェアテストの強化には以下のような課題があります。 どこまでやれば良いかわからない(基準がない) コストが高くなり続けている(コストの増加) テストに求められるスキルが高くなっている(人材不足) どこまでやれば良いかわからない(基準がない) 一つは、ソフトウェアテストの基準です。ソフトウェアテストには、目的によって、複数の視点が存在します。 仕様通りに動くかどうかや、不具合の有無を重点的に確認するテストもありますし、画面の表示速度などの確認や、UIやUXの改善など、「仕様」自体を変えていくためのテストもあるでしょう。 目的を定めず、闇雲に全てのテストを行っていくと、テスト量は膨大になっていき、その分開発期間とコストが増大してしまいます。 またソフトウェアテストは、リリース前に一度行えば終わりというものではなく、品質改善のためのテストや、アプリのアップデートに伴うテストなど、継続的に行われます。 そのため、基準を持ってテストを行わなければ、大きなコストになってしまうでしょう。しかし、目的にそったテスト基準を見極めることは、専門的な知識がないと難しいです。 コストが高くなり続けている(コストの増加) テクノロジーの発展に伴い、webアプリやスマホアプリのレベルは年々上がってきており、それに比例してソフトウェアテストの工数も増大しています。 現代のwebアプリやスマホアプリで、単一の機能だけで完結するものはほぼなく、受発注システムや顧客管理システムなどの他のシステムと連携して動くものも少なくありません。 ソフトウェアテストでは、機能毎に正しく操作したときの動作(正常系)と、誤った操作をした時の動作(異常系)の双方をテストします。 いずれのテストも、1パターンで終わることは少なく、1つの機能が増えると、複数パターンのテストを増やす必要があります。他のシステムと連携している場合は、さらに複雑なテストが必要です。 このように、ソフトウェアテストにかかる工数は大きくなっている傾向があります。 テストに求められるスキルが高くなっている(人材不足) システムが複雑化したことで、テストエンジニアにも、プログラミングスキルや自動テストの技術など、高度なスキルが求められるようになってきました。 国内でIT系人材の不足が叫ばれる中、高いスキルをもったテストエンジニアを国内で確保するのは難しくなってきています。 ベトナムオフショアでソフトウェアテストBPOを行うメリット ベトナムでのオフショアには、ソフトウェアテストの課題を解決できる可能性があります。 IT人材のレベルが高い ベトナムのGDPの約4割をICT産業が占めており、オフショア開発の市場規模だけでみても4100億円を超えると思われます。そのため、ベトナムでは国をあげて、IT系人材の育成に取り組んでいます。 ベトナムのエリート層にはエンジニアを目指している人が多く、大学などでエンジニアリングを専門に学んだ人材が毎年輩出されています。 最新のテクノロジーを学んでいるため、新卒でも即戦力レベルの人材が多いです。ソフトウェアテストの重要性上昇に伴い、国際的なソフトウェアテスト団体であるISTQBが出している認定資格を持っている人材も増えてきています。 日本国内ではIT人材そのものを確保することが難しいですが、毎年優秀なIT人材を排出しているベトナムでは、日本国内で探すよりも容易に高度なテストスキルをもったテストエンジニアを登用できるでしょう。 人件費を抑えられる またベトナムは、他のアジアのオフショア開発先と比較しても、人件費を抑えることができます。 中国やインドなど、他のアジアのオフショア開発先では、人件費が高騰しており、すでに人件費の面でメリットを得るのが難しくなってきています。 ベトナムも以前と比べて、人件費は高くなりましたが、まだ国内の開発会社に委託するのの半額〜7割ほどの費用で依頼することが可能です。 開発自体は国内で行い、工数がかさみがちなソフトウェアテストのみベトナムオフショアでアウトソーシングするという方法を行えば、ソフトウェアテストの費用を抑えることができます。 日本と地理的に近い ベトナムは、日本と地理的に近い距離に位置します。飛行機で6時間ほどで行き来することができ、時差は2時間程度です。時差が小さいことで、双方の業務時間中に打ち合わせを行うことができます。 また上記のように好条件なので、ベトナムは、日本からのオフショア開発先としてとても注目されています。ベトナムにとっても、日本は大きなクライアントの一つですので、日本語で対応できるオフショア開発会社も多いです。 ベトナムオフショアで、ソフトウェアテストBPOをするならdehaにご相談ください いかがでしたか。ソフトウェアテストの重要性は年々高まってきていますが、以下のような課題がありソフトウェアテストを充実させるのはなかなか難しいのが現状です。 テストの基準がない コストの増加 テストエンジニアの人材不足 […]
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第三者検証の重要性とソフトウェアテストBPOの潮流
システム開発においてテストは非常に重要です。 そもそもシステム開発は、以下のような流れで進みます。 仕様の決定 設計 実装(実際にプログラミングを行う) テスト リリース 運用 一見、仕様の決定〜実装までが注目されがちですが、テストは開発工程の中でも比較的工数が大きい為、大切な項目になります。 今回は、そんな開発におけるテストについて第三者検証を行う重要性について解説をしていきたいと思います。 システム開発を効率よく行いたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば第三者検証がなぜ必要なのかが丸わかりですよ。 第三者検証の重要性とソフトウェアテストBPOの潮流 開発におけるテストは、大きく分けて2種類存在します。 1つは単体テストで、もう1つは統合テストです。 単体テストは機能ごとに行うテストで、開発者側で実施することが多いです。 仮のデータでテストすることも多く、予定していた機能が正しく動くことを確認します。 統合テストは、複数の機能を連結し、実際の動きに近い形で行うテストです。エンドユーザー視点で、動作の速度に問題がないか、使いにくくないかなどに関しても検証します。 単体テスト〜統合テストまで開発者自身が全て行うこともありますが、開発者が全てのテストを行うのは、あまりよくないです。 開発者はシステムのことを熟知しているが故に、「ここは大丈夫だろう」という思い込みや、ユーザー視点が疎かになってしまうことがあります。 テストは、システムの品質を担保する非常に大事な工程なので、本来であればQA(Quality Assurance、品質保証)チームをおくなどして、第三者検証を行うのが好ましいです。 QAチームを社内におくのが難しい場合、外部のテストベンダーにソフトウェアテストをアウトソーシングすることも可能です。 テストをアウトソーシングする、第三者検証サービスという選択肢 外部にテストを依頼する際は、第三者検証サービスを活用するのはおすすめの選択肢の一つです。 第三者検証サービスは、一部のベンダー(開発会社)が提供しているサービスで、テストへの専門的な知見を持ったチームが、第三者視点から客観的に対象のシステムをテストしてくれるサービスです。 第三者検証サービスを活用するメリットは、以下の3点です。 自社にQAチームを用意しなくて良い点 自社のエンジニアに、開発に集中してもらえる点 テストへの専門的な知見があるため開発者が見落としがちなバグを発見できる点 国内のIT人材の不足が叫ばれていますが、自社でエンジニアを雇用しようとすると、人件費が高くつきがちです。 せっかく自社でエンジニアを雇っている場合でも、テストに多く工数を割いてしまえば、その分開発期間がのびてしまいます。 第三者検証サービスを用いることで、開発期間を短縮し、むしろコストを抑えることができるかもしれません。 また優れた第三者検証サービスを用いることで、システムの品質を格段に向上させることができるでしょう。 第三者検証のメリット 開発者ではなく、第三者がテストを行うのには、以下のようなメリットがあります。 先入観なしで、テストに臨ことができる エンドユーザー視点でテストを実施できる 客観的な視点からバグを見つけることができる 開発者は、開発に専念できる 開発と並行してテストを行うことができる 開発者も人間なので、どんなに努力したとしても、熟知したシステムを客観的にテストするのは難しいです。 QAチームやテストベンダーといった第三者をおくことで、エンドユーザーに近い視点でテストを行うことができます。 また第三者に検証をしてもらうことで、その間、開発者はプログラミングやドキュメント作成といった開発業務に専念することができます。 第三者検証サービスの選び方 第三者検証サービスを提供しているベンダーは、近年増えてきています。 国内だけでなく、オフショア開発会社でも、提供している場合があり、第三者検証サービスの選び方も重要になってきています。 テストベンダーごとの特性を理解する 開発会社ごとに得意なシステムが異なるのと同様に、テストベンダーごとに得意とする分野は異なります。 例えば、フロントエンドのテストの場合、ウェブサイトのレイアウト崩れや、リンク切れなどの確認が必要です。 またスマホアプリのテストであれば、使い心地の確認や、速度の確認といったエンドユーザー視点のことだけでなく、プッシュ通知のテスト、各画面遷移のテストなどスマホ特有の箇所が存在しますし、業務システムであれば業務に対して知識がある方が正確なテストができます。 フロントエンドのテストが得意なテストベンダーに業務システムのテストを依頼すると満足いくサービスが受けられないかもしれませんし、スマホアプリのテストを業務システムが得意なテストベンダーに依頼しても同様です。 自社のシステムにあったテストベンダーを探すようにしましょう。 効率的なテストを行ってくれる […]
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雇用からラボ契約へ。テレワーク推進に伴いベトナム人気が上昇するのは必然かもしれない
コロナの影響を受け、テレワークを導入した企業も少なくないと思います。コロナ禍やそれにともなうテレワーク推進は、働き方に大きな変化をもたらしました。 今回は、テレワーク推進がされる中での、ベトナムオフショア開発の魅力について解説します。 エンジニアのリソースを確保したいが、新しく雇用するのはリスクかもしれない…と感じているのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。 雇用からラボ契約へ。テレワーク推進に伴いベトナムIT人材が人気上昇するのは必然かもしれない テレワークでは、単にオフィスに出勤しなくなるだけでなく、下記のような面で働き方が変わります。 「どれだけ働いたか?」より「どんな成果を出したか?」が重要になる 従業員側の主体性がより重要になる 数よりも質が大事になる 「どれだけ働いたか?」より「どんな成果を出したか?」が重要になる テレワークに移行すると、時間単位で従業員をマネジメントするのが難しくなります。 スカイプやzoomなどを常時つなげて、監視体制をつくる方法もありますが、この方法ではマネージャー側、従業員側の両方にとって負担が大きいです。監視を徹底すると、従業員側としては、「信頼されていない」という感覚と強いストレスが生まれ、離職率が上がる原因になりかねません。またマネージャー側としても、監視を行う手間がかかるため、効率的とは言えないでしょう。 そのため時間拘束が難しい状況下では、アウトプットで評価せざるをえません。テレワークの導入に伴い、成果主義に移行する企業増えてきています。 従業員側の主体性がより重要になる オフィスで勤務している場合は、動きが止まっていたり、悩んでいそうであれば、マネージャーから声をかけられますが、テレワークでは難しいです。 そのため、従業員側の主体性が重要になります。テレワークでは、詰まっている点や改善すべき点を見つけたら、都度報告や提案をしてくれるような主体的な従業員が求められるでしょう。 数よりも質が大事になる 従業員側の主体性が求められる状況では、従業員の数よりも質の方が大事になってきます。テレワーク下では、主体性のない従業員が十人いるより、主体的な従業員が五人いたほうが良いことが多いでしょう。 エンジニアのリソースを確保する方法 企業側がエンジニアのリソースを確保するためには、大きく分けて以下の2つの方針があります。 従業員(正社員、契約社員)として雇用する 外部の開発会社に委託する 従業員として雇用する場合、マネジメントが容易である、教育して成長してもらうことができる、長い目でみるとコストが低いといったメリットがあります。 しかし、テレワークを導入する場合、マネジメントの手間が増大します。また従業員として雇用する場合、固定費が増大してしまうというデメリットもあり、コロナ禍という先の読めない状況下においてはリスクが大きいです。 一方で、外部に委託する場合、短期的な費用は高いですが、小回りが利くというメリットがあります。ただプロジェクトごとに外部委託する場合、毎回、新しい開発チームと信頼関係を気づくところから始めないといけません。 このようにテレワーク下では、従業員を新しく雇用するというのは、なかなか難易度が高い選択肢ですし、毎回外部委託するのも手間と費用がかかります。 そこで従業員の雇用と外部委託の中間にある方法として、ラボ契約という第三の選択肢があります。 ラボ契約という選択肢 ラボ契約は、オフショア開発の契約方法の一つです。オフショア開発には「請負契約」と「ラボ契約」の2つの契約方法があります。 請負契約:プロジェクト毎の契約 ラボ契約:一定期間、開発チームに専属として動いてもらう契約 ラボ契約では、外部委託と異なり、ノウハウや信頼関係の蓄積が可能です。新しくエンジニアを確保したいと考えている場合、ラボ契約は、「従業員として雇用する」のの代替案の一つとなりえます。 以前は、従業員として雇用するメリットも大きかったと思いますが、テレワークが推進されたことにより、オフショア開発との差が小さくなってきています。従業員として雇用する場合も、オフショア開発をする場合も、直接会うことが難しいという点では同じです。 ベトナムオフショア開発を選ぶメリット オフショア開発は、様々な国で行われていますが、中でもベトナムが最も注目を集めています。 ベトナムが注目される理由は以下の3点です。 国策としてIT人材強化に努めているから ベトナムは国策として、IT人材の強化に努めているため、ベトナム国内のエリート層はこぞってITエンジニアを目指しており、毎年優秀なエンジニアが多数輩出されています。 エンジニアとしてのレベルが高い人材が多く、国内のベテランエンジニアと遜色ないレベルのエンジニアを、登用することができます。 また、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、ブロックチェーンなどの最新技術において、ベトナムは世界から注目されています。最新技術では、日本国内を探すより、優秀なエンジニアを登用することが可能でしょう。 他のオフショア先と比べても人件費が低い 日本国内では、エンジニアの数が不足しており、国内でエンジニアを新規採用する場合、人件費が高くつきます。ベトナムオフショア開発では、国内よりも低いコストで優秀なエンジニアを登用可能です。 ベトナムは、他のオフショア先と比べても人件費が抑えられます。たとえば、インドや中国といったオフショア先は、年々人件費が高騰しており、すでにコスト面でのメリットを得るのが難しくなってきています。 一方ベトナムでは、まだ日本国内の半額〜7割程度の費用で、開発を行うことが可能です。 日本と地理的に近い またベトナムは、日本と地理的にも近く、連携もしやすいです。 オフショア開発において、一番ネックとなるのは、信頼関係の構築です。信頼関係を築くためには、実際にあって打ち合わせを行うか、オンラインだとしても高頻度で打ち合わせを行うといった工夫が必要になります。 日本からベトナムまでは、飛行機で約6時間程度て行くことができ、時差も2時間しかありません。 やろうと思えばオフラインで打ち合わせをすることもできますし、オンラインでの打ち合わせも、双方の業務時間中に行うことが可能です。 ベトナムオフショア開発ならdehaにご相談を テレワークの推進により、従業員を雇用するのと、オフショア開発でラボ契約をするのの差が小さくなってきている ベトナムのIT人材は国内のエンジニアと遜色なく優秀である。特に最新技術に関しては、世界で注目されるレベルである。 ベトナムのIT人材は他のオフショア開発国と比べても人件費が低い 上記のような理由で、エンジニアリソースの確保の方法の一つとして、ベトナムオフショア開発のラボ契約がおすすめです。 dehaでは、5年間に渡り、ベトナムオフショア開発を行ってきました。 ウェブ制作から、スマホアプリの開発、AIを用いた画像処理システムの開発など、様々な実績があります。 […]
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ベトナムのコロナの最新状況・DEHAベトナムの運営状況
みなさんこんにちは! 久しぶりのベトナムの新型コロナウィルスの最新情報です。 前回DEHA Magazineでベトナムの新型コロナウィルスの現地情報を出したのは昨年の9月末です。今回はそれから約4ヶ月ぶりの更新となります。 と言うのも、その間ベトナムでは目立った感染が発生しておらず、昨日まで市中感染は57日間0人だったのです。 検疫体制を強め、国内でのクラスターの発生に努めてきたベトナムですが、昨日28日に大規模な集団感染が発生したので、その最新状況を説明します。 1/28午前 57日ぶりに2名の市中感染者が見つかる 1/28日午前、ハイズオン省1人とクアンニン省で1人、計2人の陽性者が見つかりました。 ハイズオン省の1人は1月27日にハノイから来日し、日本の関西国際空港で新型コロナウィルスの異変株が確認されたベトナム人と接触がありました。 その接触者として検査を受けたところ陽性となったようです。異変株かどうかは現在検査中です。 もう1人はクアンニン省のバンドン国際空港の職員で、風邪の症状があったため自主的に診察を受けたところ、陽性と判明しました。 1/28午後 82人の新規陽性者が見つかる そしてその2人の接触者として確認された人のうち、82人(72人ハイズオン省、10人クアンニン省)が1/28午後に陽性と判明しました。 ハイズオン省の72人は全員、午前に見つかった陽性者と同じ職場での集団感染となります。コンホア工業団地のベトナムポーユン電子で働く2340人を検査した結果です。 しかし、まだこれ以上に陽性者が出る可能性はあるでしょう。 ベトナム政府の対応 この状況を受けて、ハイズオン省は28日午後から社会的隔離措置を取っています。 特に集団感染が発生したチーリン市では首相指示の最も厳しい措置を実施し、21日間の封鎖を実施しました。 クアンニン省では、陽性者が出たバンドン国際空港を15日間封鎖。フライトは全て他の空港利用に切り替わりました。 今回陽性者が判明したベトナム北部の2つの限定的な地域で厳しい措置を取っていますが、現在ハノイやホーチミンなどのその他の地域では個人間で感染に気をつけながら通常通りの生活を送っています。 今までも、今回のようなクラスターが発生した時もベトナム政府は早急な対策を講じて感染拡大を防いできました。 ベトナム政府はその他の地域については10日間の監視機関を置いて、これから迎えるテト(旧正月)は安心して迎えられるように努力をしています。 ハノイとフエにあるDEHAも政府の指示を守りながら通常通り営業しております。コロナ対策もしっかり行っており仕事への影響の心配は現時点ありません。 ベトナムでは発生源を徹底的に封鎖し、発生源の根絶に向けて動いています。 また、ベトナムにおける新型コロナウィルスの状況が変わりましたらDEHA Magazineで最新状況をお届けしたいと思います。 (アイキャッチ画像ソース:BBC Vietnam)
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オフショア開発においてJavaScriptを技術選定するメリット
オフショア開発を行う際、JavaScriptはとても優秀な選択と言えます。 フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリなど様々な開発に利用することができ、海外でもメジャーな言語だからです。 今回は、そんなJavaScriptを選ぶメリットについて解説をしています。 ・システム開発を行いたい方・オフショア開発に興味がある方・JavaScriptが気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばJavaScriptを利用するメリットが丸わかりですよ。 オフショア開発においてJavaScriptを技術選定するメリット 当然ですが、作りたいシステムによって、選ぶべき技術は異なります。webアプリケーションまたは、スマートフォンアプリを作る場合、JavaScriptはとても優秀な選択肢です。 フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリの全てに使うことが可能 JavaScriptは、様々な開発に使うことができる技術です。 webアプリを作るには、ブラウザに表示する画面を作るフロントエンドと、ユーザーから受け取った情報を適切に処理するバックエンドの2つのプログラムを書く必要があります。 フロントエンドでは、画面の骨格を作るHTML、画面の装飾を行うCSS、画面に動きをつけるJavaScriptの3つの技術が必要です。 バックエンドのプログラムを作るプログラミング言語は多数ありますが、Java , PHP , Ruby , Python , Perlなどがポピュラーです。 JavaScriptは、元々もブラウザ上でしか動かないプログラミング言語でしたが、近年Node.jsというサーバーでJavaScriptを動かせる環境ができました。 Node.jsが有名になったことで、フロントエンドからバックエンドまでJavaScriptだけで書くことができるようになりました。 JavaScriptのフレームワークの一つに、Reactと呼ばれるフレームワークがあります。 Reactを使えばSPA(シングルページアプリケーション)と呼ばれる、ページ遷移なしで様々動作を行うことができる、高度なwebアプリを作ることが可能です。 またReactには、React Nativeと呼ばれる技術があります。React Nativeを使えば、スマートフォンのネイティブアプリの開発も行うことができます。 React Nativeで作ったスマートフォンアプリは、iOS / Android の両方で使うことが可能なため、通常の半分の工数でスマホアプリ開発をすることができます。 このようにJavaScriptだけで、フロントエンド、バックエンド、スマートフォンのネイティブアプリといった、webアプリに必要な部分を全て作ることが可能です。 JavaScriptをメインにして技術選定を行うと、JavaScriptに習熟したエンジニアを確保できれば、そのチームだけで全てを作ることもできます。 合わせて読みたい>>はじめてでもわかる!React Nativeの開発環境の整え方 コンパイルなしで実行できる プログラミング言語には、実行前にコンパイルという作業が必要なコンパイラ型言語と、ソースコードをそのまま実行環境におけば実行できるスクリプト言語に分かれています。 コンパイラ型言語は、動作確認を行うために、いちいちコンパイルが必要なので、少し開発速度が遅くなります。 JavaScriptはスクリプト言語です。 またJavaScriptをフロントエンドで使う場合、ブラウザがあればすぐに動作確認できるので、素早くPDCAを回すことができます。 ラボ型開発でオフショア開発を進める場合、アジャイル開発(小さく開発とテストを繰り返す開発手法)をとることもあるでしょう。JavaScriptは、アジャイル開発とも相性が良い技術といえます。 海外でも良く使われている JavaScriptは、フロントエンド、バックエンド、ネイティブアプリの全てで使えるという特徴や、ReactやVue.jsといったフレームワークの優秀さから、開発技術のトレンドになっています。 そのため、海外でも使えるエンジニアが多く、オフショア開発でもエンジニアを見つけやすいでしょう。 ベトナムオフショア開発ではJavaScriptが特におすすめ ベトナムでは、国をあげてIT人材の育成に取り組んでいます。 優秀なベトナム人にとって、エンジニアになるのはエリートコースの一つなので、若いうちから学校などで開発に使える知識を学んでいます。 ReactやVue.jsといったJavaScriptの高度なフレームワークは、比較的最近使われ出した技術であり、需要がとても高いためベトナムでも積極的に学ばれている技術の一つです。 そのため、ベトナムには、JavaScriptを得意とするエンジニアが多いといえます。 オフショア開発なら費用を抑えてJavaScriptが得意なエンジニアを確保できる 一方で、国内で使いこなせるエンジニアを探すのは難しいです。 これは、日本国内で求められていた技術がJavayPHPだったことが理由です。 従来のJavaScriptは、画面に動作をつけるためだけに使われており、比較的需要が低い技術でした。 現在でも、案件数の数だけで言えば、JavaScriptよりPHPやJavaの方が多いでしょう。 […]
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WITHコロナ時代に再注目されるベトナムオフショア開発という選択
WITHコロナ時代では、実はベトナムオフショア開発がおすすめです。 それはテレワークとベトナムオフショア開発が相性がいいからなのです。 この記事ではそんなWITHコロナ時代で最注目されるベトナムオフショアがなぜ今の時代にぴったりなのかという点について深堀をしていきたいと思います。 ・オフショア開発に興味がある方・IT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばWITHコロナ時代でオフショア開発がどんな面に役立つのかが丸わかりですよ。 WITHコロナ時代に再注目されるベトナムオフショア開発という選択 新型コロナウイルスの影響で、テレワークを本格的に導入した企業も多いと思われます。 実は、オフショア開発は、テレワークのノウハウととても相性が良い開発手法です。 テレワークのノウハウを活かすことで、これまで問題視されていた、オフショア開発の問題点のいくつかを解決することが可能です。 問題点を一つ一つみていきます。 ベトナムオフショア開発の問題:コミュニケーションが難しい オフショア開発で一番問題視されるのが、コミュニケーションの問題です。 言語の壁や文化の壁があり、コミュニケーションが難しそう オンラインでのやりとりが多くなりそうで、意思疎通できるか不安 コミュニケーションが問題視されているのは、上記のような理由だと思われます。確かにベトナムオフショア開発では、ベトナムに開発を依頼するため、言語の壁・文化の壁はあります。 ベトナム人の担当者が日本語を話せるのか?あるいは、自社の担当者が英語で意思疎通できるのか?など、多くの不安があることでしょう。 またオフショア開発では、日本の担当者とベトナムの担当者がやりとりします。 毎回出張して、オフラインで打ち合わせするわけにもいきませんから、当然オンラインでのコミュニケーションが増えるでしょう。 これらの問題は、テレワークを円滑に進めるノウハウを用いることで、解決できます。 国内でテレワークをやってみるとわかると思うのですが、日本語が通じても、確実な意思疎通をすることは難しいです。 コミュニケーションは言語の問題だけでなく、プロジェクトのゴールやプロセス、優先すべき価値観などを共有した上で初めて成立します。 確実な意思疎通をするためには、事前に資料を渡す、口頭で細かなニュアンスを伝える、チャットで補足する、適切なフィードバックを行うなど細かな工夫が必要不可欠です。 このような工夫を行えば、オフショア開発でも問題なくコミュニケーションをすることができます。 また、言語の問題に関しては、チャットでのやりとりの方がスムーズに進むかもしれません。近年、オンライン上の翻訳技術は発達しており、無料で使えて違和感のない翻訳結果を返してくれるサイトが多数あります。 テレワークでオンラインコミュニケーションを行える企業であれば、問題なくオフショア開発でのコミュニケーションを行えると思われます。 ベトナムオフショア開発の問題:細かい指示・ドキュメントが必要である オフショア開発で懸念される問題の1つとして、どのくらい細かい指示やドキュメントが必要なのか?ということです。 オフショア開発を行う上で、仕様などについて指示を出すために細かなドキュメントが必要になります。 実際、丁寧なドキュメントがあった方が、開発はスムーズに進むでしょう。 しかし、これらの手間は「ベトナムオフショア開発だから発生する」というより、オンライン上でのコミュニケーションをメインに行う場合に発生する問題点です。 コロナ収束の見通しが立っていない以上、日本国内で開発を行う場合でも、可能な限りオフラインでの打ち合わせを減らすのが主流になっていくでしょう。 日本国内で、テレワークで開発を行う場合でも、程度の差はあれ、ある程度細かな指示やドキュメントが必要になってきます。 ベトナムのオフショア開発会社のレベルは年々上がってきており、海外とのプロジェクトのノウハウも蓄積されているため、日本国内の企業に依頼するのと同程度の手間でオフショア開発を行うことも可能です。 テレワークで、日本の開発会社と問題なくやりとりできるのであれば、ベトナムオフショア開発でも問題ないでしょう。 ベトナムオフショア開発なら、国内開発の問題点をクリアできる ここまでみてきた通り、テレワークに慣れた企業であれば、オフショア開発も問題なく行えると思われます。 さらに、ベトナムオフショア開発なら、日本国内での開発の問題点も合わせてクリアすることが可能です。 大きいのはIT系人材の不足です。 経済産業省の発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には需要に対して約45万人の不足になります。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できませんし、確保できたとしても人件費が高くつく場合が多いです。 ベトナムでは、国をあげてIT系人材の育成に取り組んでおり、毎年優秀な技術者が輩出されています。 ベトナムオフショア開発なら、国内開発の半額〜7割程度の費用で、優秀なエンジニアを起用できる可能性があります。 またベトナムは、最先端技術への取り組みも強く、AIやブロックチェーンなどの技術者に関しては、世界的にも注目されているようです。 AIエンジニアや、ブロックチェーンのエンジニアは、日本国内では費用をかけたとしても確保が難しいです。ベトナムオフショア開発なら、最新技術を扱える技術者の層が厚いので、国内よりも登用しやすいです。 コロナ禍において、ベトナムでのオフショア開発がおすすめな理由 ベトナムはコロナを早期に押さえ込んだ ベトナムはかなり早期にコロナの押さえ込みに成功しています。 コロナの押さえ込みは現時点でも続いており、2021年1月4日〜1月17日の期間の新規感染者数は43人と、日本の85422人と比べると圧倒的です。 コロナ禍においても国が安定しているということは、コロナの影響でプロジェクトの進行が滞りにくいということでもあります。 コロナの押さえ込みに成功し続けているベトナムは、オフショア開発先として非常に魅力的と言えるでしょう。 ベトナムは日本と距離が近く連携しやすい またベトナムは日本と地理的に近い位置にあります。 飛行機で5時間半程度で行くことができ、時差も2時間です。 コロナの影響もあり、ベトナムに行くこと自体は難しいですが、時差が小さいのはオフショア開発において大きなメリットになります。 日本が朝10時の時、ベトナムは朝8時です。 […]