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【オフショア開発】オフショア開発でベトナムが選ばれる4つの理由
2019/07/08
安価な労働力を利用して開発コストの削減ができるオフショア開発は中国とインドが中心でしたが、近年ベトナムオフショアに注目が集まっています。
この記事ではそんなベトナムオフショアが選ばれる4つの理由について解説しています。
・オフショア開発が気になる方
・社内のIT人材が不足している事業者の方
・ベトナムオフショアについて知りたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば今大注目のベトナムオフショアのことがまる分かりですよ。
オフショア開発でベトナムが選ばれる4つの理由
① ベトナムの治安、政治的・社会的な状況
オフショア開発は、現地の治安や、政治的事情の影響を受けます。
政治的に安定をしている国であれば、ビジネスの立ち上げと運営が必然的に進んでいきます。
では、ベトナム治安はどうなのでしょうか?
実はベトナムの治安は他の東南アジアに比べて、良い方だと言われています。
ベトナムではテロ、乱暴、殺人などという犯罪は少なく、女性が一人で歩いていても安全な国だと言われています。
しかし、日本と比べるとひったくりなどの軽犯罪は多いので、十分注意が必要です。
また、政治面では、長期間にわたりベトナムと日本は友好な関係が続いており、日本にとってベトナムが戦略的利益を共有する重要なパートナーになったとされています。
さらに、2009年に日本・ベトナム経済連携協定を締結しました。それにより、ベトナムでの日本企業の活動が確保されているというわけです。
一方で、他東南アジア諸国、特にフィリピンやタイ、ミャンマーは、政治や宗教の状況が複雑であり、激しいデモや事件が発生しやすいようです。
では、中国はどうでしょうか?
治安は比較的良く、政治面も安定していますが、尖閣島侵略などの歴史的背景もあり、反日感情が高まる可能性もあります。
② ベトナムのインフラ設備について
中国と比べると、ベトナムはインフラ設備が遅れているというイメージをもたれています。
しかし、実は東南アジア諸国の中では通信環境や電源などの基本的なインフラ設備が比較的に安定しています。
また、近年ベトナムの経済成長率が年々向上していることもあり、海外の国や企業が(特に日本)ベトナムに投資しインフラ設備を整える等の経済的なサポートをしています。
③ ベトナムでオフショアの人材について
ベトナムは親日家が多いため、他の東アジア諸国と比べて、日本語の学習率が高いことも挙げられます。
特に、ベトナムの有名なハノイ工科大学では、ブリッジエンジニア育成プログラム(HEPSPI)と呼ばれている、IT教育に加え、日本語の育成にも力に入れています。
なので、ベトナムの日本語ができるエンジニアのスキルが比較的高いと評価されています。
それに加えて、人件費が安いので、若く優秀な人材を約1/3~1/2の価格で確保することができることも大きな魅力です。
中国人エンジニアは既に人件費が高くなっています。
単価が一人当たり毎月50万〜60万上がってきたので、日本人より高くなってしまうという問題が発生します。
または、国内のIT市場で自分のサービスとシステムを提供する企業も増える傾向があります。そして、人材確保の競争がかなり激しくなってきます。
中国やベトナムと比べて、他の東南アジア諸国(フィリピンやマレーシア)は日本語学習の環境が整っておらず、日本語スキル人はまだ少ないです。
④ ベトナムオフショアのコストパフォーマンスについて
近年では、日本企業のオフショア開発先が中国やインドからベトナムにシフトしていく企業が急激に増えてきました。
その理由は何と言っても、ベトナムがコストパフォーマンスの高い国だと評価されているからです。
コスト削減するだけではなく、クオリティにも定評がある為、他の国のオフショア開発よりコスパが良いということです。
しかし、ベトナムエンジニアには若者が多く、急速な経済成長が進んで、中国のようにオフショア開発の人件費も上がってくると予想されます。
しかし、中国のほど高騰することはなく、日本と比較すると、単価が1/3~1/2 であり、十分にコストパフォーマンスが高いと言えます。
まとめ
ベトナムは、コストや技術力、今後の成長など総合的に見た時に、現状では一番バランスが取れたオフショア先であると言えるでしょう。
もちろん、どの会社があなたの会社とマッチングするかは分かりません。様々な会社を見て、ぴったりの委託先を見つけて下さいね。
dehaソリューションズでもベトナムオフショアによって低コストで迅速な開発をサポートしてきました。
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