ベトナムオフショアは低価格でシステム開発を委託できるとあって、近年注目を浴びています。
そんなベトナムにおけるシステム開発でWebフレームワークはどのような位置付けになっているのでしょうか。
この記事ではベトナムのエンジニアにおけるフレームワークの現状について解説していきます。
これらに当てはまる人におすすめの記事となっています。これを読めばWEBフレームワークがベトナムにおいてどのような位置付けになっているかが分かりますよ。
ベトナムに限らず、オフショア開発を行う際、スピーディかつ低価格で実施するのが大きな命題となります。
その際に検討すべきポイントが、どの言語で、どのような技術で開発するかとなります。
そこでの指針となるのがWEBフレームワークです。
企業が、事業用にECサイトを作ろうとした場合、まずはそのサイトに搭載する機能を検討します。
一般的なECサイトでは、次のような普遍的機能を必要とします。
どのようなECサイトでも、大まかに共通している項目があります。
このような一定の普遍的機能をまとめて開発し、効率化していく際に使用されるのがフレームワークでもあります。
フレームワークには、大抵の場合コーディング規約、つまり書き方のルールが準備されています。
開発者がそれぞれの好みや書き方で開発すると、後々の引継ぎやメンテナンスが非常に困難になりますが、フレームワークを活用すると誰が開発しても同じコードに収まり、統一性や品質が保たれます。
そのため、プロダクト開発後も、保守運用の局面でスムーズな対応が可能となります。
また、プロダクトに合わせた統一的なフレームワークを使用することで、開発工程が簡素化・効率化され、開発速度が非常に早まります。
その分、開発者独自の裁量によるカスタマイズや自由度の高さは若干失われますが、全体の効率性を考えた場合には、フレームワークの活用が重要です。
ベトナムでオフショア開発を行う際、Javascriptによるシングルページアプリケーションや、フロントエンド開発に関する業務が増加傾向にあります。
ベトナムでフロントエンドに関するエンジニアのスキルを確認するために、彼らがどの分野のJavascriptフレームワークを経験しているのか、またどんなバックエンドの開発言語を身につけているのか、世界各国のニーズやレベル、トレンドと照らし合わせ、分析した事例があります。
この分析は、2017年の上期に行われたものなので少し前のことになりますが、その結果について大まかにみていきます。
集計結果の母数は不明ですが、ある企業の調査なので少数にしても、大まかな傾向を示していると思われます。
ベトナムのフロントエンド開発技術者がどのようなバックエンド開発言語スキルを持っているのかチェックした結果は下記のとおりです。
何らかのバックエンド言語を開発した経験を持つエンジニアは全体の86%と、多くを占めています。
上位にノミネートされたのは、以下の通りです。
NodeJS | 24% |
PHP | 22% |
JAVA | 20% |
この結果について、分析した企業に所属する現地エンジニアの評価と感想は、
とのことでした。
ベトナムにおけるJavascriptフレームワークの比率を、世界的なフレームワーク利用状況と比較、検証した結果は、概ね次のとおりです。
ちなみに、比較対象としたのは、以下の通り。
その結果から導き出された検証結果は次の通りとなりました。
また、こうしたフレームワークが現在、世界でどの程度メジャーな潮流なのかについて確認した結果は、次の通りとなっています。
みてきたように、ベトナムにおいてのフレームワークは、主要なReactやVueJSよりもjQueryが浸透しています。
jQueryを使ったシステム開発を検討している方は、ベトナムオフショアを検討してはいかがでしょうか。
dehaソリューションズではベトナムオフショアを5年に渡り行ってきました。
Web開発の開発実績も多数あり、JavaScriptに習熟したエンジニアも多数在崎しています。
ベトナムオフショア開発は、国内開発より低いコストで、優秀なエンジニアを登用できるのが魅力です。
Web開発に向けた、エンジニアリソースの確保をお考えでしたら、ぜひdehaにご相談ください。
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