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オフショア開発

オフショア開発 2022/05/29

オフショア開発っていくらかかる?【データで見るオフショア開発の予算】

コスト削減が目的だったオフショア開発 近年ではコスト削減からリソース確保の側面が強くなっています。 この記事ではそんなオフショア開発の予算に関して「オフショア開発白書」のデータを元に詳しくみていきたいと思います。 オフショア開発の予算を知りたい方 オフショア開発について知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばオフショア開発を行う際の予算立ての参考になりますよ。 オフショア開発っていくらかかる? 下のグラフはオフショア開発案件の予算の割合です。これを見ると各予算帯でばらつきがあることがわかります。実はそれもそのはず。オフショア開発は契約形態によって予算が大きく変動するのです。 そこでここからは各契約形態ごとの予算の割合を見ていきます。 請負契約 まずは「請負」の契約形態。「請負」契約というのは、プロジェクトごとに開発依頼を行う契約です。開発チームは、決められた納期・工数にしたがって、依頼されたプロジェクトの開発を行います。 予め要件定義を行い、納期、工数、求める品質を明確にできるので、コミュニケーションを頻繁に取らずとも、依頼通りに開発を進められる可能性が高いという特徴があります。 そんな請負形態ですが、300万円〜500万円、501万円〜1000万円の規模がボリュームゾーンとなっています。そして300万円以下の開発は全体の25%以下となっています。 このことからコスト削減を目的として利用されていたオフショア開発ではあるものの、300万円以下の案件は少なく今やコスト削減よりもリソース確保としての側面が強くなっていることがわかります。 実際オフショア開発国では、現地の単価が上昇しています。以前のようなコスト削減だけを目的にしたオフショア開発では、納得のいく結果にはならないかもしれませんね。 合わせて読みたい>>【最新動向】ベトナムオフショア開発の人月単価相場【結論:コストもレベルも高まっている】 ラボ型契約 続いて「ラボ型」契約をみていきましょう。ラボ型契約とは基本的にある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。 以下のようなメリットがあるため、近年人気となっています。 優秀な人材を長期間確保できる 開発ノウハウを自社に蓄積できる 仕様変更などへの柔軟な対応が可能 ラボ型の契約の場合、月ごとの予算が設定されている場合がほとんどです。101〜200万円と201〜300万円がボリュームゾーンとなっていて、ラボ型契約ではこの規模感が主流だということがわかります。 ラボ型契約ではマネジメントの難しさが特徴です。 101〜200万円はおそらく3~4名ほどのチーム、201〜300万円は5名以上のチームであることが想定されます。このことから101〜200万円の予算の企業はスモールスタート、201〜300万円の予算の企業はある程度のオフショア開発実績を持っている可能性が考えられます。 2000万円以上の規模が拡大!オフショア開発の本格化が加速 下のグラフはオフショア開発を発注した企業に対して実際の予算規模を集計した結果です。 先ほどのグラフ同様、価格帯にばらつきがあります。2000万円以上の割合が昨年の17%から28%に上昇しています。このことから昨年スモールスタートで始めた企業の発注金額が増加したことがわかりますね。 オフショア開発が導入期から拡大期に入っていると言えるでしょう。 オフショア開発は国内のIT人材不足から、ますます拡大していくことが見込まれます。新型コロナウイルス流行によるリモートワークの拡大で、オフショア開発へのハードルも低くなっていることから、このタイミングでオフショア開発を始めてみるのも良いかもしれませんね。 まとめ いかがでしたか。本日は「オフショア開発白書」を元にオフショア開発の予算について見ていきました。 オフショア開発の予算は契約形態からもバラツキがありますが、ラボ型契約では101〜200万円と201〜300万円がボリュームゾーンとなっていましたね。 コスト削減が目的だったオフショア開発ですが、現在はリソース確保の要素が強くなっていることがわかりました。 そんなオフショア開発、複数の企業から検討していくのがおすすめです。 お客様のご要望をヒアリングして、適切な人材をスピーディーに確保できるチョータツご存じでしょうか。 研究開発支援やDX化支援などさまざまな依頼に柔軟に対応していくことが可能です。多くの企業様にご利用いただいています。 人材調達にお悩みの方、オフショア開発のラボ型開発に興味がある方は、ぜひこちらから資料のダウンロードをしていただければと思います。

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オフショア開発 2022/05/24

【オフショア開発】依頼企業から見る業界の動向【オフショア開発が一般化】

ITリソースが不足している日本では、オフショア開発がより一般的な存在になっています。 この記事では、オフショア開発を依頼する企業について詳しく見ていくことで、業界の動向を解説していきたいと思います。 オフショア開発の依頼企業に関する情報は「オフショア開発白書」を参考にしていきます。 日本のITの現状が知りたい方 オフショア開発について知りたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばオフショア開発の動向やIT業界の動向がわかりますよ。 日本国内のITリソース不足 オフショア開発と言えばコスト削減のイメージが強いですが、ここ3年〜4年はコスト削減に加え、リソース確保の側面が強くなっています。 それは国内でITリソースを確保するのが難しくなっているのが要因です。 経済産業省によると2030年に最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できず、未経験からエンジニアを育てたとしても、一人前になるまで教育する余裕を取れない場合がほとんどです。 ITは技術の移り変わりが速く、常に学び続けなければいけません。その労力を考えた時に「給与と割が合わない」と思ってしまう人が一定数いるのが現状なのです。 合わせて読みたい>>IT人材不足の解決手段は、オフショアのラボ型開発が最適な理由 製造業からの依頼が増加 以下のグラフはオフショア開発についての相談があった企業の業種を表しています。 この表によるとIT系、サービス系の企業からの依頼が多いのはもちろん、製造業からの割合が多いこともわかります。昨年は3%でしたので、増加傾向にあることがわかります。 製造業はリモートへの移行のハードルが高い業界で、2020年まではそれが停滞していました。しかし、新型コロナウイルスによる世間的なリモートの増加によって、オフショア開発への依頼が増加していることが予測されます。 エンドユーザーからの依頼の増加 以下のグラフは企業の属性を分類したものになります。ここで言うベンダは日本の開発会社を示しています。つまり自社が受けた案件をオフショア開発会社に依頼し、開発を行っている企業のこと。 一方、エンドというのは実際にその開発案件によってサービスを提供している会社のことです。 2020年と比べると、65%から75%へとエンド企業の割合が増加しました。 このことからオフショア開発がより一般的になったと言うことがわかります。日本ではITリソースが確保できず、近い将来ほとんど全ての日本企業がオフショア開発をせざるおえない状況が予測されます。 Webシステム(サービス系)がトップ 以下のグラフは相談内容の割合です。開発案件の相談内容としては「Webシステム(サービス系)」がトップとなっています。「スマホアプリ開発」「Webシステム開発(業務系)」と続きます。 Webシステム(サービス系)は昨年比でも5%増加しており、これは先ほど解説したエンドユーザーの増加が影響していると考えられます。 自社サービスを開発したいがITリソースが不足しているためにオフショア開発を利用しているのです。また国内ベンダと比べた際に開発スピードをあげるためにオフショア開発を選択したという声も多かったそうです。 「サイト制作」は減少 先ほどのグラフにおいて「サイト制作」は5%と減少傾向にあります。(13%→5%) これまではリソース不足からサイト制作を依頼する企業も多かったのですが、近年は簡単にサイトを作ることができるサービスも増えているため、その数が減少していると考えられます。 またサイト制作はもともと単価が低いため、コスト削減としてオフショア開発を利用している企業にとってはその効果が期待できないのも要因にあげられます。 このことからサイト制作に関しては今後減少傾向が続くでしょう。 まとめ いかがでしたか。本日は「オフショア開発白書」を元にオフショア依頼企業の動向を見ていきました。 単価の安いサイト制作の依頼は減少傾向にある一方、Webシステム(サービス系)での依頼が増加しています。このことからITリソースが不足している企業がオフショア開発を活用していることがわかります。 また、製造業からの依頼が増えていることからオフショア開発がより一般化していて、より身近なものになっていることがわかります。 コスト削減だけではなくITリソース確保の観点からも注目されているオフショア開発、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。 オフショア開発のラボ型開発を検討している方は、「チョータツ」がおすすめです。 チョータツは高度IT人材を最短7営業日後に調達できる人材調達サービスです。 お客様のご要望をヒアリングして、研究開発支援やDX化支援などさまざまな依頼に柔軟に対応していくことが可能です。多くの企業様にご利用いただいています。 人材調達にお悩みの方、オフショア開発のラボ型開発に興味がある方は、ぜひこちらから資料のダウンロードをしていただければと思います。

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Webシステム開発オフショア開発ラボ型開発 2022/05/18

webアプリを開発会社に外注する際の選定ポイントとは?

webアプリを開発会社に外注する際は、要件定義をしっかり行い複数社に見積もりをとることがポイントです。 特にアプリ開発は修正も多いため、「いつの間にか追加費用がたくさんかかっていた…」なんてことも起こりかねません。 そこで今回はwebアプリ開発をしたい方向けに、外注の際に気を付けるべきこと、事前に知っておくべきことなどを徹底紹介していきます。 webアプリ開発を行いたい方 社内のIT人材が不足している方 webアプリ開発を外注したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばwebアプリ開発を外注する前に知っておくべきことが丸わかりですよ。 webアプリとは webアプリケーションとはWEBの仕組みを利用したアプリケーションのことです。 webアプリの開発のためにはHTMLだけではなく、webプログラムを利用するためにフレームワークを利用するのが一般的です。 主なプログラミング言語とフレームワークは以下の通りです。 Python Django C  ライブラリに依存しないため、フレームワークはあまり利用しない Java Apache Struts JavaScript 「React」「AngularJS」「Vue」「jQuery」など 特にJavaScriptではさまざまなフレームワークが存在しています。ここからは、それぞれのフレームワークを簡単にご紹介していきます。 React Reactは、Facebookが提供するライブラリです。UI開発に強く、コミュニティが大きいことで有名で、国内外問わず非常に人気の高いライブラリです。 ソース管理ツールを提供するGitLabや、NintendoのMy Nintendoプロジェクト、ホテル検索サイトのTrivagoなどで採用されています。 合わせて読みたい>>React.js とVue.jsを徹底比較!歴史や機能・特徴などを解説 Vue.js Vue.jsはドキュメントの充実度や日本語情報の多さから、国内で人気の高いフレームワーク。 コンポーネント志向(パーツごとにプログラミングし、それらを組み合わせることで処理を作る)を採用しているためコードの再利用がしやすく、双方向データバインディング(画面側での変更をスムーズにデータベースに反映する技術)も使えるためウェブアプリのフロント側で活用されています。 合わせて読みたい>>JavaScriptのフレームワーク!Vue.jsのメリット・デメリット AngularJS AngularJSはGoogleの開発者が、ウェブアプリケーション開発を簡単にするために開発したJavaScriptフレームワークです。多機能な割に、動かすために必要な工数がそれほど多くないため、スピード感のある開発を行うことができるのが特徴です。 合わせて読みたい>>JavaScriptのフレームワーク!AngularJSのメリット・デメリット jQuery jQueryはシェアが大きく、学習コストが高くないため学習のしやすいUIライブラリです。 非常に軽量でシンプルなため、多くのウェブサイトやウェブアプリで使われており、JavaScript開発者であれば必須のスキルと言えます。 webアプリの外注方法 webアプリの外注には主に以下の方法があります。 求人サイト 人材会社 派遣会社・SES オフショア開発 求人サイトは人材確保の主要なルート。エンジニア専門の求人サービスを活用することで、専門のスキルを持ったエンジニアを確保することができます。 人材会社は求職者を登録し、求人を行っている企業へ紹介してくれるサービスのことを指します。スピーディーに人材を見つけることができるのがメリットです。 派遣会社やSESは人材のレベルによって単価が変わりますが、必要なスキルにあったエンジニアを柔軟に調達することが可能です。自社の社員になるわけではないので、命令系統や業務内容は派遣元の企業に責任があります。そのため指示内容には注意が必要です。 オフショア開発では開発をベトナムなどのオフショア開発国に依頼することで、高品質のものを日本よりも低コストで依頼ができる方法です。 日本ではエンジニア不足が騒がれています。経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われているのです。そんな状態で、優秀なwebアプリ開発者を見つけようと思っても難しいですよね。 そこで、オフショア開発で優秀なエンジニアに開発を委託するのです。ベトナムでは国としてIT教育を行っているということもあって、ITエンジニアが多くいます。商習慣も日本と似ているということもあり、オフショア開発の選択はより外注選定を容易にしてくれるに違いありません。 合わせて読みたい>>webアプリの開発費用はどのくらい?相場やコスト圧縮のコツを解説【オフショア開発】   webアプリを外注する際のポイント webアプリを外注する際どのような点に気をつけていけば良いのでしょうか。ここからはその注意点を紹介していきます。 契約前にコミュニケーションをとる webアプリ開発の業者選定でよくある失敗が、コストだけで急いで契約したら設計と異なるアプリが納品されてしまったり、アプリの質が悪かったということです。 こう言った悲劇は、契約前のコミュニケーションを大事にすることで回避が可能です。 […]

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flutterオフショア開発モバイルアプリ開発ラボ型開発 2022/05/17

Flutterエンジニアを求人募集しても不発だったなら、ラボ型開発と言う選択肢を考えてみませんか

Flutterエンジニアは注目されてはいるものの、日本ではその人数がまだ多くはありません。 そのため、人材の確保に関して苦労している方も多いのではないでしょうか。 この記事ではそんなFlutterエンジニアの人材確保に苦戦している方向けに、ラボ型開発をご紹介したいと思います。 ラボ型開発なら仕様変更にも柔軟に対応ができるなどメリットが多くあります。 Flutterエンジニアを探している方 アプリ開発を行いたい方 開発コストを抑えたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばFlutterエンジニア獲得のためのラボ型開発の魅力が丸わかりですよ。 Flutterとは Flutterとは2018年にGoogleが開発したモバイルアプリ用のフレームワークです。 2019年5月にはFlutterの新機能「Flutter for Web」が発表され、マルチプラットフォームに対応することができるようになりました。 通常、デバイスをまたいで同じ言語で開発を行ってしまうとプラットフォームごとにデザイン・描画などの差が出てしまいますが、Flutterでは1度の開発でマルチデバイスに対応することが可能。 そのため開発工程を大幅に短縮することができ、効率の良い開発を行うことができます。 Flutterの外注方法 Flutterを外注する際には主に以下の方法があります。 求人サイト 人材会社 派遣会社・SES 求人サイトは人材確保の主要なルート。エンジニア専門の求人サービスを活用することで、Flutterのスキルを持ったエンジニアを確保することができます。 人材会社は求職者を登録し、求人を行っている企業へ紹介してくれるサービスのことを指し、スピーディーに人材を見つけることができます。 派遣会社やSESは人材のレベルによって単価が変わりますが、必要なスキルにあったエンジニアを柔軟に調達することが可能です。 それぞれの詳しい内容については「優秀なIT人材を調達する方法。スタートアップの為の採用ノウハウ」の記事を参考にしてくださいね。 Flutterのエンジニア数 先ほど紹介したような方法でFlutterエンジニアを確保することができますが、日本でのFlutterエンジニア数は増加傾向にあるものの、実はそこまで数が多くないのが現状です。 フリーランスのエンジニアを探すことができるクラウドワークスにて、「Javascript」のエンジニアは20,000名以上ヒットしますが、Flutterエンジニアは446名のみです。(22年5月14日現在) Flutterは日本語の資料も少ないため、我が国では扱えるエンジニアは少ないのです。 ラボ型開発という選択肢 Flutterの人材確保に苦戦している方はラボ型開発を検討してみてはいかがでしょうか。 ラボ型開発とはある 一定期間(半年〜1年)の間、お客様の専用のチームを用意し開発を行うという契約形態のことです。 一般的な開発は請負型開発と呼ばれ、案件単位など短い期間で開発を行いますよね。そのため、基本的に途中での変更ができず、納品後の修正が発生した場合は追加料金が必要になってしまいます。 一方ラボ型開発では、期間を決めて契約を行うので、その期間中であれば随時修正も可能です。開発への柔軟性の高さやコストが抑えられるところがラボ型開発が注目されている理由になります。 日本ではまだまだ求人数の少ないFlutterですが、ベトナムではFlutterエンジニアが多くいます。そんなベトナムのオフショアでラボ型開発を行うことで、人材は日本よりも容易に確保していくことが可能になります。 まだまだある!ベトナムオフショアのラボ型開発の魅力 人材確保が容易にできるだけがベトナムオフショアのラボ型開発の魅力ではありません。 ベトナムオフショアを利用することでこういったメリットがあります。 優秀なIT人材を確保しやすい コストを抑えられやすい 雇用した場合と同様に、状況に応じた依頼ができる 雇用した場合と同様に、信頼関係とノウハウを蓄積できる ベトナムは国としてIT教育を進めているため、優秀なIT人材が多くいます。その一方で、エンジニアが不足している日本と比べるとコストを抑えることも可能。 またプロジェクトごとに発注する請負契約では、最初に決めた仕様と異なる依頼をすることは難しく、追加料金が発生することが多々あります。 しかし、ラボ型契約なら契約期間なら決まったプロジェクト以外にも依頼ができます。そのため仕様変更や機能の追加などにも柔軟に対応することが可能なのです。 まとめ いかがでしたか。本日はFlutterエンジニアの確保に苦戦している方向けに、ベトナムオフショアのラボ型開発の魅力を紹介していきました。 Flutterは流行している言語ではあるものの、日本ではまだまだエンジニア数が多くはありません。 そこで、ベトナムオフショアのラボ型開発でFlutterエンジニアを確保してみるのがおすすめでした。 ラボ型開発では契約期間なら決まったプロジェクト以外にも依頼が可能なため、仕様変更に柔軟に対応をしていくことができます。 ベトナムなら品質の良いエンジニアを日本よりもコストを抑えて確保していくこともできましたね。 そんなオフショア開発の人材確保やFlutterエンジニア確保が簡単にできるサービスとして、「チョータツ」があります。 チョータツは高度IT人材を最短7営業日後に調達できる人材調達サービスです。 お客様のご要望をヒアリングして、研究開発支援やDX化支援などさまざまな依頼に柔軟に対応していくことが可能です。多くの企業様にご利用いただいています。 人材調達にお悩みの方、オフショア開発のラボ型開発に興味がある方は、ぜひこちらから資料のダウンロードをしていただければと思います。

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オフショア開発 2022/05/09

モダンオフショアとは

オフショア開発は時代とともに成長を続けています。 その目的も「コスト重視」から「クオリティ重視」に変りました。この記事ではそんなオフショア開発に関して、その変化やモダンオフショアとは何なのかなどについて解説していきます。 最新のオフショア開発を知りたい方 社内のIT人材が不足している方 オフショア開発に興味がある方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばモダンオフショアとは何なのかはもちろん、最新のオフショア開発はどんなことを重要視しているのかなど丸わかりですよ。 コスト目的からクオリティ目的へ モダンオフショアは2014年〜2017年ごろまではオフショア開発でのアジャイル開発のことを指していました。 しかし、その頃はコストを下げることが目的になっていて、モダンオフショアにクオリティが求められることは少なかったのです。またメンバー間に上下関係がありブリッジSEが中心となっていたのも特徴です。 そこから2019年〜2020年、徐々に優秀なエンジニアが確保できるようになオフショア開発はより質の高いものになっていきました。そして開発メンバーは以前よりもフラットな状態になり、上下関係というものはなくなっていったのです。 2021年にはオフショア開発の目的はコストからクオリティに移行していきました。 プログラマー(万円) シニアエンジニア(万円) ブリッジSE(万円) PM(万円) ベトナム 36.58 42.93 48.68 62.61 中国 41.60 51.54 73.52 90.42 フィリピン 33.93 47.86 66.68 73.96 インド 33.36 47.86 54.92 77.7 ミャンマー 27.27 37.31 41.15 64.15 バングラデシュ 23.69 28.31 58.94 64.56 日本 最低単価43最高単価65 ー 66 84 参考 「「ベトナム」の人【2021年最新版】ベトナムオフショア開発の人月単価相場)」「ブリッジSE(ブリッジエンジニア)の仕事内容」「PM案件の単価は?プロジェクトマネージャーがフリーランスで独立する前に」 上の表はオフショア各国の月単価と、日本のエンジニアの月単価です。 上の表はオフショア各国の月単価と、日本のエンジニアの月単価です。これを見るとポストベトナム開発国ではまだまだ日本よりも費用を抑えられるものの、ベトナムや中国、インドなどでは日本とそこまでコストが変わらなくなってきています。 また、オフショア開発は優秀なチームの確保が重要になり、アジャイル開発だけでなくスクラム手法も取り入れられるようになっていったのです。 モダンオフショアを支えるアジャイル開発とは […]

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アジャイル開発オフショア開発 2022/05/07

アジャイル開発の世界のトレンド

アジャイル開発は仕様書変更が柔軟に対応でき、リリース時間も短縮できることから、注目の開発手法ですが、近年世界的に見てどのような状況や動向なのでしょうか。 この記事ではそんなアジャイル開発の世界トレンドについて「15th State of Agile Report」を元に解説をしていきたいと思います。 アジャイル開発に興味がある方 社内のIT人材が不足している方 アジャイル開発の世界トレンドを知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばアジャイル開発の傾向や課題など丸わかりですよ。 15th State of Agile Report 15th State of Agile ReportとはDigital.ai社がアジャイルのトレンドを調査したレポートになります。毎年1回発表していて、今回の調査では2021年2月〜4月の間にのべ4,182人から回答を受けました。 レポートでは、アジャイルの経験から導入の課題、アプローチについてやテクニックについて、ツールなどあらゆる調査を行っています。 新型コロナウイルスでの多様な働き方 新型コロナウイルスによるパンデミックでリモートワークが急激に広まった2020年。その後、ワクチン接種が広まった現在、欧米の一部では徐々にオフィスに戻る動きも出てきています。 そんな中でも、4分の1の企業はアフターコロナでもフルリモート、56%の企業がハイブリットの働き方を望んでいるそう。現時点ではオフィスに戻ることを計画している企業はたったの3%でした。 このように、ウィズコロナ、アフターコロナの世界では働き方の多様化が求められています。 アジャイル開発の導入率の増加 ソフトウェア開発企業におけるアジャイルの導入率は2020年には37%でしたが、2021年は84%に成長しました。 その一方で、非IT部門ではアジャイルの導入はまだまだ成長途中です。プロセスと実践が矛盾している点、文化的な問題、組織の変革の問題などがその要因となっているようです。 DevOps及びValue Stream Management 価値があるサービスが重要視される中、DevOpsやValue Stream Managementが注目されています。 DevOpsとは「開発側(Development)と運用側(Operations)が協力して開発するシステムの価値を高め、ビジネスの価値をエンドユーザーに届ける」という考え方のことを指します。15th State of Agile Reportの3分の4がDevOpsによる変革が重要だと回答しています。 また、2分の3がValue Stream Managementを実行、もしくは計画中と回答しています。そもそも、Value Stream Managementとは仕事の状況を分析し、将来的により効率的になるように調整していくことを指します。これにより、自分の仕事を可視化し、改善点を見つけることができるのです。 アジャイルに対する課題 本調査ではアジャイルに対する課題として以下があげられています。 チーム間のプロセスと実践に対する矛盾 組織文化 スキルや経験不足 リーダーがいない アジャイル手法について、リーダーがいないという回答は少し驚きですが、新しい手法に関する知識不足や社内環境の変化がその障壁になっていることに違いありません。 こうした企業はアジャイル開発を外部に依頼してみてはいかがでしょうか。また実際にアジャイルシフトに成功した企業の情報を参考にしてみるのもおすすめです。 合わせて読みたい>>小売の帝王Walmart!アジャイルシフトの軌跡 まとめ いかがでしたか。本日はアジャイル開発に関して、「15th […]

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オフショア開発 2022/05/02

オフショアで発生しがちな認識のズレを埋めるプロトタイプツール3選

オフショア開発は安価で高品質の開発ができる開発手法ですが、コミュニケーションの問題が発生しがちです。 そんなコミュニケーションロスの問題を解決するツールとして、今回紹介したいのがプロトタイプツールです。 プロトタイプツールを利用することで、会話型のコミュニケーションから視覚的なコミュニケーションに移行することができ、よりわかりやすく情報を共有することができるのです。 この記事ではそんなプロトタイプツールのおすすめ3つを紹介していきます。 オフショア開発に興味がある方 プロトタイプツールを詳しく知りたい方 オフショア開発のコミュニケーションの問題に悩まれている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば、オフショア開発のコミュニケーション問題を解決する方法がわかりますよ。 オフショア開発とは オフショア開発とは 「オフショア」(”Off Shore”=「岸:Shoreから、Off:離れた」を語源とし、「海外」という意味に使われます)で、開発を行うことを指します。 日本で行う通常の開発に比べ、安価に開発が行えるだけでなく、ベトナムのようなオフショア開発国に依頼をすることで、高品質の開発が行えるなどといったメリットがあります。 オフショア開発の認識のズレ このようにオフショア開発では安価で高品質の開発が行えるなどメリットは大きいですが、その一方で、物理的な距離や言語の違いがある外国で開発を進めるため、コミュニケーションによる問題が発生しやすくもあります。 オフショア開発では共通言語が英語になります。 母語ではない言語なので、ニュアンスがうまく伝えられず、要件通りの開発ができない可能性がでてきます。 また開発メンバーがプロジェクトの目的や内容を正確に理解していなければ納期も守られないなどの問題も起こりかねません。 解決策としてのプロトタイプ そんなオフショア開発でのコミュニケーションロスの問題を解決するためにプロトタイプで視覚的なコミュニケーションを行う方法があります。 視覚的なコミュニケーションにより、言葉による認識のズレをなくし、商習慣や文化の違いによる齟齬を減らしていくのです。 ここからは視覚的なコミュニケーションツールとしてのプロトタイプをいくつか紹介していきます。 inVision inVisionは世界シェアNo1のプロトタイプツールです。UIやUXなどのプロトタイピングを複数のプロジェクトメンバーで作成、確認することができます。 アップされたデザインに関して、コメントやログを共有することも可能。 操作が簡単で、直感的なのが特徴で、公式サイトでも「5分以内にプロトタイピングの基本が完成する」と表記されています。 コメントに関しては、画面上でその部分をクリックすることで残すことができるので、どの部分に関するコメントなのかが明確となり、コミュニケーションロスを回避することができます。 さらにコメントはテキストだけでなく、線や図で残すことができます。「画像の位置をここに移動したい」という場合でも線で誘導することができるので、より端的に情報を共有することができるのです。 inVisionのプランは5つあり、フリープランでは無料で利用をすることができます。フリープランではプロトタイプ形式のプロジェクトの作成は1つまでという制限がありますが、完了したプロトタイプを削除かアーカイブすれば新たに作成が可能です。 Prott Prottは日本企業の株式会社グットパッチが開発したプロトタイプツールです。 パーツがテンプレートとして用意されているので、それをドラッグ&ドロップで簡単にプロトタイピングすることができます。 また手書きで作成したものを撮影することでプロトタイプを作成することもできるので、プロトタイピング初心者の人にもおすすめのツールとなっています。 Prottも5つのプランがあり、無料プランも存在します。日本語にも対応しているので、使いやすいサービスと言えるでしょう。 MarvelApp MarvelAppは無料で無制限に利用できるプロトタイプツールです。ブラウザーで簡単に編集ができ、完成したプロトタイプはURLやQRコードでシェアが可能です。 モバイルアプリもあり、手書きのワイヤーフレームなどを撮影し、アプリ上で読み込むとスマホでプロトタイプが簡単に作成できます。 もちろんブラウザで作成したプロトタイプとも同期ができるので、場所を選ばず、自由に操作が可能です。 まとめ いかがでしたか。本日はオフショア開発で起こりがちなコミュニケーションロスの問題を解決するおすすめのプロトタイプを紹介していきました。 プロトタイプを使用することで視覚的なコミュニケーションが可能となり、チームメンバーがイメージの相違なく、要件通りの開発を行うことができましたね。 プロトタイプツールはそれぞれ特徴が異なりましたね。さまざまな機能を活用したい方はinVision、日本語対応が可能で、サポート面で安心したい方はPrott、とにかくお得に使いたい方はMarvelAppがおすすめでした。 ぜひこの記事を参考にプロトタイプツール選びの参考にしてくださいね。 Dehaソリューションではベトナムオフショア開発で5年以上の実績があります。特に、ラボ型開発をスモールスタートで始めたいならチョータツがおすすめです。 チョータツは高度IT人材を最短7営業日後に調達できる人材調達サービスです。 お客様のご要望をヒアリングして、研究開発支援やDX化支援などさまざまな依頼に柔軟に対応していくことが可能です。多くの企業様にご利用いただいています。 人材調達にお悩みの方、オフショア開発のラボ型開発に興味がある方は、ぜひ資料のダウンロードをしていただければと思います。

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インフラ構築サーバー 2022/04/27

サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? EC2との違いも解説

サーバーレスアーキテクチャーが近年注目を浴びていますが、その中でもトップシェアを誇っているのがAWSが提供するLambdaです。 Lambdaはサーバーの管理不要で、API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることができるサービスです。 この記事ではそんなLambdaについてその特徴を徹底解説していきます。 Lambdaが気になっている方 インフラのコストを抑えたい方 サーバーレスアーキテクチャについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばLambdaの特徴はもちろん、似たサービスで多くの人が混合してしまうEC2との違いもわかりますよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができるのです。 サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? LambdaとはAmazonのAWSが提供するサーバーレスアーキテクチャーです。クラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めています。 ユーザーが自前でサーバーを持つ必要がなく、Amzonが所有するサーバーでサービスが提供されています。 Lambdaでは、Java、Ruby、Python、Goなどのプログラミング言語を用いて関数を登録するとプログラムを実行することが可能。 Lambdaの利用料金は従量課金制で、実行したリクエストとコンピューティング価格を支払う仕組みとなっています。その一方、リクエスト数が1,000,000件まで、コンピューティング価格は400,000GB/秒までは無料で利用できます。  また初期費用はかかりません。リクエストが少なければお金がかからないので、コストを大幅に抑えることが可能です。 Lambdaの特徴 仮想サーバーの管理が不要 LambdaはAWSが一元的に運用管理を行います。従来のインフラで必要だったセットアップや運用・保守などといった業務は一切不要になるのです。 イベント駆動 アプリが起動されたり、ファイルがアップロードされたりなどといったイベントが起きる際に駆動する仕組みなので、コストを大幅に削減することが可能です。 拡張性 数回のアクセスから、数千万、数万の大規模なアクセスまで、イベントの需要に応じて自動的にシステムを伸縮させることができます。  EC2との違い  EC2はAWSの代名詞とも言えるサービスですが、Lambdaとは何が違うのでしょうか。 そもそも EC2とはElastic Compute Cloudの略で、AWS上に仮想サーバーを構築できるサービスです。 EC2ではインスタンスと呼ばれる仮想サーバーを利用します。インスタンスは複数契約が可能で、OSも搭載されているので、大規模なシステム構築にも対応が可能です。 Lambdaとの最も大きな違いは、セットアップの負担の度合いです。 LambdaではAWSにおけるプログラムの実行環境があらかじめ提供されています。そのため、サービスを利用し始めた直後からプログラムの組み立てが可能で、セットアップによる負担が発生しません。 一方、EC2は汎用性の高い仮想サーバーを提供してくれるものの、真っ白な状態からスタートをさせる必要があります。 利用開始時は、OSがインストールされているだけの状態なので初期設定やミドルウェアのインストールなどが必要です。そのため利用負担がLambdaよりもあると言えます。 まとめ いかがでしたか。本日はサーバーレスアーキテクチャーの中でもトップシェアを誇るLambdaについて紹介していきました。 Lambdaははサーバーの管理不要で、イベントが起きた時にだけ駆動する仕組みのため人件費や維持費などを大幅に抑えることができるサービスでしたね。 従量課金制で、初期費用もかからないのも嬉しいポイントでした。 EC2と違い、セットアップに負担がないので、新サービスやシステムが成功しない場合でも、新しいものに簡単に切り替えていくことが可能です。 次世代のインフラサービスとも言えるLambda、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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インフラ構築サーバー 2022/04/26

サーバーレスアーキテクチャーとは?特徴やメリット・デメリットをご紹介

近年、話題になっている言葉で「サーバーレスアーキテクチャー」というものがあります。 サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組みのことで、サーバー管理に使っていた時間やコストを削減することができるということで注目を浴びています。 この記事ではそんなサーバーレスアーキテクチャーについてどんな特徴があるのか、どんな仕組みなのか、メリットやデメリットは何なのかまで徹底解説していきたいと思います。 サーバーレスアーキテクチャーについて興味がある方 サーバーレスアーキテクチャーの仕組みを知りたい方 ITインフラに対する時間を削減したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばサーバーレスアーキテクチャーがどんな特徴なのかが丸わかりですよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 あくまでサーバーの管理が不要なだけで、サーバーを使わないわけではありません。リケーションの際は物理的なサーバーが必要です。 つまり、サーバーは裏で動いているものの、利用者にはわからないようになっているというものがサーバーレスアーキテクチャーなのです。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができます。 そんなサーバーレスアーキテクチャーの1つにFaaSというものがあります。 FaaSとはFunction as a Serviceの略で関数のコードを実装することで、関数を実行する環境を提供するサーバーレスアーキテクチャーです。 FaaSと似たような言葉でBaSSというものがあります。どちらのサービスもサーバーの運用を考慮する必要のないサービスですが、FaaSは独自のビジネスロジックを動作させるサービスである一方、BaSSは必要な機能を選択して利用することができるサービスという違いがあります。 サーバーレスアーキテクチャー誕生の秘密 サーバーの管理はエンジニアにとって大変なものでした。アプリケーションの開発や改善に時間を割きたいのに、サーバーの管理に多くの時間がかかってしまっては意味がありません。 そんなサーバーレスアーキテクチャーですが、実は新しいものではなく昔から提唱をされてきました。では何故近年注目を浴びるようになったのでしょうか。 それはFaaSのプラットフォームが使いやすい形で誕生したことがきっかけにあります。Amazon Web Servicesは 2014年にLambdaというサービスを開始しました。 AWSの他のサービスとの連携も容易に行えるなどのメリットがあることから世界中で浸透していったのです。 サーバーレスアーキテクチャーの特徴 ITインフラは仮想化に向けて進化を続けていきました。仮想化とは、サーバー、OS、ネットワークなど物理的な構成を利用者から見えないようにして、効率化を図ったものを指します。 IaaS型のサービスでは、クラウド上に仮想サーバーを作りそれに対して料金を計算し、精算する仕組みになっています。ユーザーが大量にアクセスした場合でも、クラウド上のサーバーを次々に起動することで処理が分散、大量のアクセスを捌くことが可能になります。 反対に、ユーザーのアクセスが安定している場合には、サーバーの数を抑えることで流動性のあるユーザーに安価にサービスを提供することが可能なのです。 しかし、IaaS型ではホスティングサーバー同様に、OSやミドルウェアなどの管理やセキュリティアップデートが必要でフロントエンジニアにとっては敷居が高いサービスだったのです。 そこからFaaS型ではサーバー自体に対するパフォーマンスチューニングやセキュリティアップデートなどをFaaSのプロパイダーが行ってくれるようになりました。 サーバーレスアーキテクチャーの展開方法 サーバーレスアーキテクチャーを提供するプロバイダーをいくつか紹介していきます。 AWS Lambda AWS Lambdaはクラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めているAmzonが提供しているサービスです。API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることが可能なのが大きな特徴です。 Google Cloud Functions Googleが提供しているサービスです。Google Cloud Functionsへの呼び出しは、IAM (Identity and Access Management) または OAuth 2.0 による認証・認可をサポートしています。これにより高いセキュリティが実現できます。 Azure […]

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アジャイル開発オフショア開発 2022/03/29

小売の帝王Walmart!アジャイルシフトの軌跡

小売業界は新型コロナウイルスによる外出自粛による影響で、大幅な打撃を受けました。 その一方で、売上を着実に伸ばしている企業があります。それがWalmartです。2021年度のWalmartの売上高はなんと5592億ドル! そんな小売の帝王Walmart、成功の秘密はデジタル化とアジャイルへのシフトがあげられます。 今回の記事ではその秘密を徹底解説していきます。 アジャイル開発に興味がある方 小売業界で働いている方 デジタル化によってビジネスを成功させたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばWalmartの成功の秘密とアジャイル開発の仕組みについて丸わかりですよ。 小売業界の現状 新型コロナウイルスによる外出自粛や店舗の営業時間短縮などで、小売業界は大きな打撃を受けました。 アメリカの2020年4月の小売売上高は、新型コロナウイルス発生前の2019年12月と比べると23.1%減の4,039億4,600万ドルでした。 日本でも同様に小売業界は打撃を受け、特に百貨店の市場規模は2020年は前年よりも25%減少したとのことです。(4兆2000億円) これは、1975年以来45年ぶりの低水準でした。(参照:コロナ禍で世界の小売市場はどう変わった? キーワードはデジタル×サステナビリティ×ローカライゼーション) 一方、オンライン販売は好調で、世界のEC市場は2020年に4兆ドル規模になりました。 これは前年比25%増とのことです。 今後は実店舗の売上高も回復する見込みと言われているため。実店舗(オフライン)とオンラインをうまく組み合わせたサービスが注目されていくでしょう。 Walmartの軌跡 Walmartはアメリカで1962年に創業されたスーパーマーケットです。「EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)」を打ち出し、年間を通じて低価格を提供、34,763店もの店舗数を誇ります。(アメリカ国内~2018年度) そんなWalmartでは、2014年にダグ・マクミロンCEOが47歳の若さでトップに就任後、Walmartのデジタル化を進めました。 当時は巨大企業であるWalmartのデジタルシフトに対し、株式市場では懐疑の目が向けられ2015年7月には時価総額で米アマゾン・ドット・コムに抜かれ、2015年末の株価は前年比で3割弱低下してしまいます。 しかし、2021年度のWalmartの売上高は、5592億ドルとなりグローバルの小売トップに輝いているのです。 投資の内訳では、ITやECへの投資が68%となっていて、デジタルシフトが実行されたことがわかります。 店舗業務をデジタルツールで簡素化する Walmartのような店舗数の多い企業では、新サービスを導入すると店舗従業員の作業量が増えてしまうことが問題視されていました。 そこで、Walmartでは人を増やすことなくデジタルツールを導入して、現場の働き方を変えていったのです。 例えばロボット「Auto-S」はWalmart本社近くの都市、ロジャースで利用されています。ロボット「Auto-S」LEDで棚を照らしながらカメラで陳列のチェックを行います。 陳列棚に商品がない場合、スタッフに商品補充をするようアナウンスが伝達される仕組みになっています。 他にも、フロアクリーナーロボット「Auto-C」や配送トラックからの荷物を受ける検品機能付きアンローダー「FAST」などさまざまな単純作業をデジタルツールが補っているのです。 ネット通販での拡大 ダグ・マクミロンCEOは16年の新興ECサイト、ジェット・ドット・コムの買収のように、ECサイトの運営企業を次々と買収することでエンジニアを獲得していきました。 そんなWalmartでは店舗の小売の要素は残しつつ、自社ECの倉庫や配送拠点、ECのストアピックアップの要素として活用したのです。 つまりオンラインとオフラインのオムニチャンネル化を実現したのです。 エクスプレスデリバリーはアジャイル手法 エクスプレスデリバリーは人と人の接触を最小限に抑えた宅配サービスで、2020年4月からスタート、アメリカの2800店舗に広まっています。 商品の在庫情報や配送車、配達員の空き情報、交通状況や気象情報などをもとに機械学習を取り入れて、最適な配達経路を計算、注文を受けてから2時間以内に商品を宅配するサービスです。 配達状況の情報をユーザーにお知らせしているので、ユーザーも不満なく利用することができます。 このサービスは少人数のチームで開発を行うアジャイル手法によって手掛けられました。 アジャイル手法とは アジャイル手法とは顧客の要求に素早く柔軟に対応できるように、短期間でシステム・ソフトウェアの実装とテストを繰り返して開発を進める手法のことを指します。 機能単位を小さなサイクルに分け、「要求決定→設計→開発→実装→テスト→リーリス」の開発工程を繰り返します。 タスクを細分化することで、仕様書変更も柔軟に対応でき、普通の開発手法よりもリリース時間を短縮できると言ったメリットがあります。 近年ではテレワーク化が進み、コミュニケーションの量や質が低下してしまったことは言うまででもありません。 そんな中、タスクをしっかり可視化してチームで作業することで、テレワークであってもチームの生産性を維持していくことができるのです。 アジャイル手法のやり方 アジャイル手法では最大でも10人前後の少人数のチームで構成がされます。 その中にはスクラムマスターとプロダクトオーナーを組み込みましょう。 ただしこれらの役割はチームのリーダーではありません。 アジャイル手法ではメンバーそれぞれが専門分野を持ち、重要事項はチーム内で意思決定していくのです。 専門知識がある個人だからこそ、それぞれの視点で解決策やアイディアを出し、それをチームで議論、統合して方向性を決定していくのです。 スクラムマスターとプロダクトオーナーについてもう少し詳しく紹介していきます。 スクラムマスター スクラムマスターはメンバーが成果をあげるべく支援を行う人材のことを指します。 具体的にはスクラムチームとやり取りをするときに役に立つこと、立たないことをスクラムチームの外部の人たちに理解してもらうのです。 スクラムマスタ ーは、こうしたやり取りに変化をもたらすことで、スクラムチームの作る価値を最大化していくことができます。 プロダクトオーナー […]

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