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Webシステム開発

システム開発 2022/08/09

【スタートアップ企業必見】PMF(プロダクトマーケットフィット)で売れる商品作り

スタートアップ企業において新しいサービスを生み出すのは、リスクも伴います。 特に顧客の満足度と市場の適切さの両方をクリアするサービスを作るのは、決して簡単とは言えません。 しかしこれら2つが両方満たされていないと、売れる商品やサービスを作ることはできません。 そこでこの記事では、今注目のPMF(プロダクトマーケットフィット)について紹介し、スタートアップ企業が失敗しがちな商品化の問題点を解決する方法を解説します。 スタートアップ企業の方 新しい商品やサービスを展開しようと思っている方 売れるサービス作りを知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばPMF(プロダクトマーケットフィット)の考え方と売れる商品化作りのポイントが丸わかりですよ! PMF(プロダクトマーケットフィット)とは PMF(プロダクトマーケットフィット)とは製品やサービスが特定の市場に適している状態のことを指します。 アメリカのソフトウェア開発者であり投資家のマーク・アンドリーセン氏によって広く伝えられ、現在では多くのスタートアップ企業の起業家によって認知されています。 開発した商品やサービスは顧客の課題を満足できるものではなかったり、市場が適切なものではないといったようなことが起こりがちです。 これらが満たされていないと販売の規模を広げた際に受け入れてくれる顧客が想定以上に少なかったりしてしまいます。いくら質の良いサービスであったとしても世の中に広まることなく終わってしまうのですね。 そんなスタートアップのサービスの問題を解決するために、PMF(プロダクトマーケットフィット)が活用できるのです。 PMF(プロダクトマーケットフィット)とPSF(プロブレムソリューションフィット) PMF(プロダクトマーケットフィット)達成のためには、まずはPSF(プロブレムソリューションフィット)のPSF状態が達成している必要があります。 PSF(プロブレムソリューションフィット)とは、「Problem Solution Fit」の略で、「顧客が抱えている問題・課題を解決する製品(商品・サービスなど)を提供している状態」のことを指します。 PMF(プロダクトマーケットフィット)は課題、問題の解決策が市場とマッチするかを考える視点である一方、PSF(プロブレムソリューションフィット)は課題や問題の解決策にピックアップするという意味で違いがあります。 しかしどのような場合であっても課題解決のためには、先に課題や問題そのものと向き合う必要があります。 そうした意味で、PMF(プロダクトマーケットフィット)のためには、先にPSF(プロブレムソリューションフィット)を目指していく必要があるというわけなのです。 PSF(プロブレムソリューションフィット)達成のためのステップ 課題や問題を見つける 課題や問題の解決方法を検討する 課題や問題を見つける まず世の中の問題や課題を考え、どのようなニーズがあるのかを考えていきます。 この時自分だけの考えではなく、アンケートなどを行い多くの人の意見を回収することがポイントです。 リアルな声を調査し、真の解決するべき課題を洗い出していくのです。 課題や問題の解決方法を検討する アンケートを集計したら、それらの課題を解決する方法を検討します。 解決方法が見つかったら、再びアンケートを行うなどでブラッシュアップしていくのもポイントです。 ここで何度も調整を行っていくことで、大衆が本当に欲しているサービスを見つけることができるでしょう。 PMF(プロダクトマーケットフィット)達成のためのステップ PMF(プロダクトマーケットフィット)達成のためには以下のステップが必要です。 MVPを構築する MVPをユーザーに使ってもらう MVPの評価を計測 改善を繰り返す MVPを構築する MVPとはMinimum Viable Productの略で、最小限の商品やサービスのことを指します。 PSFで得た知識を元に、機能を最小限に留めつつ競合には見せることのない価値を提供していくのです。 MVPをユーザーに使ってもらう 実際にMVPをユーザーに使ってもらいましょう。MVPを使う想定顧客は多いほど効果を発揮します。 仮説検証数が増えるのはもちろん、実際にリリースする際の口コミ効果も期待できるからです。 MVPの評価を計測 MVPを使ってみてどうだったのか、ユーザーからの声を集計します。もちろんインターネットなどを使うと効率的ではありますが、直接ヒアリングをするのも高い効果が期待できます。 直接ヒアリングした場合、文面ではわからない感想を聞くことができるからです。 使ってみた違和感などが収集できれば、なお良いでしょう。MVPが現状のままで良いのか、どこか改善した方がいいポイントがあるのかなどが収集でき、より品質の高いサービスの実現を手助けするでしょう。 改善を繰り返す 収集した意見を元に改善したMVPを再びユーザーに使ってもらいます。 この繰り返しを行うことで、PMF(プロダクトマーケットフィット)が達成されます。 まとめ […]

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システム開発 2022/07/19

ローコードプラットフォームの決定版!mendixを使ってみた

mendixはビジュアルモデリングにより、コーディング知識不要でアプリケーションを作成することができるシステムです。 この記事ではmendixを使ってみたアプリ作成の手順やメリットなどについて紹介していきます。 ローコードプラットフォームが気になる方 mendixに興味がある方 アプリ開発を行いたい方 社内システムを構築したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばmendixでアプリを作成する方法や、そのメリットなどが丸わかりですよ。 mendixとは プログラミング言語などのコーディングに代わり、ビジュアルモデリングで構築を行うことをローコードプラットフォームと言います。 mendixはそんなローコードプラットフォームの中でも、アジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができるとあって話題になっています。 アプリの構築、レビュー、共同作業はMendix Studioを利用しますが、Mendix Studio Pro をJavaやJavaScriptを使用すれば構築や拡張も可能。 スクラムマスターの場合は、Mendix Developer Portalでユーザーの要求やエンドユーザーのフィードバックを管理することもできるのです。 mendixでアプリを作る手順 ①要件定義 まずは何を作るかを考えましょう。現状の問題点を上げ、それを解決するために必要な機能を洗い出していきます。 必要な機能を上げたら、その機能を作る上で必要な作業を考えていきます。mendixでは管理画面で必要な機能やタスクを管理することができます。 続いて、作業をスプリントに分けていきます。mendixはスクラム開発をサポートする機能があるため、プロジェクトを細かく分け、管理していくことが可能です。 これにやってやるべきことが明確化され、チームとしての作業も行いやすくなります。 ②アプリ制作 ここからは実際にアプリケーションを作成していきます。 mendixではテンプレートが用意されているので、視覚的なイメージがつきやすいです。 続いてドメインモデルを作成します。1つのBOXの中にどういうデータを入れるのか、他のBOXとどう関連しているのかを確認していきます。 それが完了したら、画面のレイアウト作成です。作成したデータから関連するものを選択し、ドラッグ&ドロップするだけ。プログラミングを書く必要はありません。 ③テストする 作成したアプリの画面をWEB上に表示させ、動きをテストします。 登録した情報がきちんと表示されているのか、見やすい表示になっているのかなどを確認しましょう。 ④セキュリティの設定 アプリを作成する上で、セキュリティの確認は重要です。 mendixではアプリの管理者についての権限や、ログイン画面の作成をすることなどができます。これらを設定することで、アカウントを知っている人だけがアクセスできるようになり、より強固なセキュリティを確立することができるのです。 mendixのメリット_ビジュアルモデリング やはりmendixの最大のメリットはコーディング知識不要で、アプリ開発ができる点にあります。 ドラッグ&ドロップのみでビジュアルモデルによってロジック、UIなどを設定していくことが可能。 開発担当者でなくてもアプリの開発ができるので、開発工数や期間を大幅に短縮することができます。 クラウド型のプラットフォームなので、テレワークを行っている事業者さまにもおすすめですよ。 mendixのメリット_多様な機能 mendixはアプリケーションの作成だけでなく、ビジネスプロセスの自動化などさまざまな用途で用いることができます。 またアジャイル開発も可能なので、アプリケーションを実際に作って良くなければ上流工程にすぐに戻るなどといった構築が可能なのです。 mendixのメリット_テストが簡単 ビジュアルモデリングで作成した画面をすぐにテストすることができるのもmendixのメリットと言えます。 修正も簡単ですぐに行えるので開発の効率を上げたい方、開発スピードを上げたい方にはピッタリのツールと言えるでしょう。 また仕様変更などに対する心理的なハードルを下げることもできるのもおすすめのポイントです。 まとめ いかがでしたか。本日はmendixを使ってみて、アプリを作成する一連の方法を紹介していきました。 紹介したようにmendixはコーディングは不要で、ドラッグ&ドロップで視覚的にアプリの構築が可能でしたね。 セキュリティの設定も可能で、アジャイル開発にも対応しているmendix。 ぜひアプリ作成に取り入れてみてはいかがでしょうか。 DEHA SOLUTIONSではMendixを利用してローコード開発にも対応することが可能です。ローコード開発が気になる方、Mendixが気になる方はぜひお気軽にお問合せください。

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Shopify 2022/07/02

Shopifyのモバイル化 構築方法を徹底解説

Shopifyは越境ECに強く、さまざまなSNSにも連携できるオンラインショップ構築サービスです。 そんなShopifyですが、モバイル化をすることでさまざまな場所でアクセスすることができるようになります。 この記事ではそんなShopifyのモバイル対応に関して、その具体的な構築方法を解説していきます。 Shopifyが気になっている方 自社製品をオンライン販売したい方 ネットショップオーナーになりたい方 Shopifyのモバイルアプリ化をしたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばあなたのShopifyのショップのアクセスを増やす方法がわかりますよ。 Shopifyのモバイル化 構築方法 利用するアプリは「Plobal ‑Mobile App Builder」 Shopifyのモバイル化の方法として、今回は「Plobal ‑Mobile App Builder」というShopifyアプリを利用します。 Shopifyではこのようにアプリで自分の気になる機能を追加することができます。アプリの数はなんと6000種類以上! 必要な機能を必要な分だけカスタマイズできるのも、Shopifyの魅力の1つですね。 この「Plobal ‑Mobile App Builder」というアプリは、コーディング不要、ドラックアンドドロップのみで簡単にショップのアプリを構築することができます。 構築方法①アプリのインストール まずはShopifyアプリのページから「Plobal ‑Mobile App Builder」をインストールします。 インストール後は右上にある「試行を開始して通知を有効にする」をクリックしてアプリを起動させましょう。 構築方法②アプリの表示画面を作成 早速アプリの表示画面を構築していきます。構築に使える項目は以下の通り。 Home Screen Design ドラッグのみでデザインが可能。バナーなどコンテンツがあらかじめ用意されているので、使いたいコンテンツをドラッグすればOK Category カテゴリーの選択に関するレイアウトを変更することができます。 Customize Your Menu メニュー画面の編集をすることができます。ヘッダーの色や表示位置、アイコン、カラーやメニュー項目などを編集することが可能 Add Your Logo ショップの名前やロゴ、ロゴの表示位置を設定することができます。 Pages 利用規約やプライバシーポリシーなどのページの設定ができます。 Advanced Settings 通貨の設定などその他の設定が可能 構築方法③プレビューで確認 ここまでの構築が完了したら、プレビューで構築した画面の確認を行います。 ユーザーが使った時に使いづらいところはないか、わかりづらいところはないかなどを確認しましょう。 Shopify […]

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EC開発Shopify 2022/06/30

Shopify モバイルアプリ化のメリット

人気のネットショップ構築サービスShopifyはモバイルアプリ化をすることも可能です。 Shopifyをモバイルアプリ化することで、スマートフォンならではの機能を活用したり、より多くの人にショップに訪れてもらう機会を作ることができます。 この記事ではそんなShopifyのモバイルアプリ化について解説していきます。

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システム開発 2022/05/21

MendixとOutSystemsを比較してみた。ローコードプラットフォームの決定版

プログラミング知識が不要で、ビジュアルモデリングによる構築が可能なローコードプラットフォーム。 その中でも人気のサービスMendixとOutSystemsについて、それぞれの特徴や比較を紹介していきます。 ローコードプラットフォームが気になっている方 簡単に開発を行いたい方 社内のIT人材が不足している方 Mendix、OutSystemsそれぞれ気になる方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMendix、OutSystemsそれぞれの違いや特徴が丸わかりですよ。 ローコードプラットフォームとは ローコードプラットフォームとは、プログラミング言語によるコーディングに代わり、ビジュアルモデリングにより構築を行う環境のことを指します。 アメリカのフォレスターリサーチ社が2014年に誰でも開発が行えるプラットフォームを称して利用したことから世の中に広まりました。 Mendixとは Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 アジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、営業担当を開発に巻き込むことによって、開発スピードを加速することができます。 アプリの構築、レビュー、共同作業はMendix Studioを利用しますが、Mendix Studio Pro をJavaやJavaScriptを使用すれば構築や拡張も可能です。 スクラムマスターの場合は、Mendix Developer Portalでユーザーの要求やエンドユーザーのフィードバックを管理することも可能です。 OutSystemsとは OutSystemsはWebアプリやチャットボット、リアクティブWebアプリなど様々なデバイスに向けたアプリを作成することができるローコードプラットフォームです。 OutSystemsは追加設定なしで400以上のシステムと連携することができ、コーディング不要で一元管理することができます。 アーキテクチャはAIが搭載されているので、反発的なタスクを取り除くことができます。これによって複雑な修正変更を簡単に行うことが可能。 MendixのOutSystemsを比較 MendixのOutSystemsをさまざまな角度から比較していきます。    Mendix OutSystems 開発元 シーメンス(ドイツ) OutSystems(ポルトガル) リリース 2005年 2001年 自動生成について 自動生成はないが、高機能なウェジェットで、コードの記述量が少なくてすむ。一覧画面や詳細画面はウィジェットにテーブルをマッピングさせるだけで、一覧画面の表組や、詳細画面のフォームが出来上がる。 データモデルとして定義したテーブル情報から、各テーブルに対するメンテナンスの機能を有する画面を自動生成する 画面の開発方法 GUIエディタを使用テンプレートにUIコンポーネントを組み合わせて定義し、オブジェクトの移動やプロパティ設定により微調整を行う。 データモデルからフィールドの自動生成が可能である。 GUIエディタを使用テンプレートにUIコンポーネントを組み合わせて定義し、オブジェクトの移動やプロパティ設定により微調整を行う。 データモデルからフィールドの自動生成が可能である。 デザインの自由度 HTMLの微調整は不可。ただし独自のスタイルシートやJavaScriptによる調整は可能 HTMLの微調整は不可。ただし独自のスタイルシートやJavaScriptによる調整は可能 実行環境(オンプレミス) △ (デプロイ関連機能はMendixCloud専用である。) ○ 実行環境(クラウド) ◎ (PaaS提供あり。) ◎ […]

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Webシステム開発オフショア開発ラボ型開発 2022/05/18

webアプリを開発会社に外注する際の選定ポイントとは?

webアプリを開発会社に外注する際は、要件定義をしっかり行い複数社に見積もりをとることがポイントです。 特にアプリ開発は修正も多いため、「いつの間にか追加費用がたくさんかかっていた…」なんてことも起こりかねません。 そこで今回はwebアプリ開発をしたい方向けに、外注の際に気を付けるべきこと、事前に知っておくべきことなどを徹底紹介していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばwebアプリ開発を外注する前に知っておくべきことが丸わかりですよ。

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システム開発 2022/05/01

プロトタイプ開発とは? プロトタイプ開発の種類や特徴も解説

プロトタイプ開発とは開発早期の時点で、試作品をユーザーに検証してもらうことで、開発工程を短縮することができる開発手法です。 開発工程の短縮だけでなく、ユーザーのフィードバックを早い時点で受け取ることができるので、満足度が高いシステムを構築することができるのも大きなメリットです。 この記事ではそんなプロトタイプ開発に関して、その特徴や種類など徹底解説していきます。 プロトタイプ開発が気になっている方 満足度の高いシステム開発を行いたい方 社内のIT人材が不足している方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばプロトタイプ開発の特徴やそのメリットが丸わかりですよ。 プロトタイプ開発とは?  プロトタイプ開発とは開発早期の時点で、システムの試作品(=プロトタイプ)を構築、それをクライアントやユーザーに提供し、フィードバックしてもらいます。そしてそれを受けシステムの改善をはかっていく手法のことです。 初期の段階から画面を共有することで出来上がりのイメージを共有することができるとあって話題の開発手法となっています。 プロトタイプ開発では、要件定義後に試作品の開発と検証を行っていきます。具体的には要件をもとに実際のシステムと同じ見た目で、操作も可能なプロトタイプを構築。 実際に開発チームとクライアントが検証を行い、完成イメージと違っているところはないか、不備はないかを確認していきます。そして、プロトタイプの修正を行い、検証を繰り返します。 このようにし、検証ができイメージが固まったところで実際の設計、開発を行っていきます。 プロトタイプ開発の特徴 初期の段階からイメージの共有が行える 先ほども言ったようにプロトタイプ開発手法では、初期の段階でイメージを共有することができます。 これにより、通常の開発で起こりがちな開発後半になってから、経営陣とイメージの共有ができておらず手戻りを行うなどと言った問題を未然に防ぐことができます。 要件への理解が深まる プロトタイプ開発ではプロトタイプを作る時点で要件をよく確認するため、要件に対する理解を深めることも可能です。 万が一、要件に曖昧な点があった時は、検証の時点でそれを明確にすることができるのもプロトタイプ開発の大きなメリットと言えるでしょう。 クライアントへの満足度が高まる プロトタイプを開発する時点で、クライアントのフィードバックを受けることができるので、クライアントの要望に近いシステムを開発することが可能です。 そのため通常の開発よりも、正式リリース後の満足度が高まります。 システムの品質をあげることができる プロトタイプを作成することで、実装が難しい箇所を事前に確認することができます。 バグが発生しやすい場所も早いうちに確認ができるので、重点的にテストを行うことができより品質の高いシステムを構築することが可能になります。 プロトタイプ開発の種類 プロトタイプ開発には2つの種類があり、それぞれラピッドプロトタイピング、ブレッドボード・プロトタイピングと呼ばれます。 もっと詳しくみていきましょう。 ラピッドプロトタイピング ラピッドプロトタイピングは使い捨て型プロトタイプとも呼ばれます。短時間・低価格を重視し、要求の仕様が固まった時点で、プロトタイプを捨て、正式な開発に移る手法のこと。 主にフロントの画面のみをプロトタイプし、デザイン的な見た目がどうなるのかを重視します。 開発ツールとしてはAdobe XDやProttなど。 開発の早い段階で改善ができるため、費用を最も抑えることができると言われています。 ブレッドボード・プロトタイピング ブレッドボード・プロトタイピングは進化的プロトタイプ開発とも言われ、開発したプロトタイプを使用し、改良を続けることで開発を完成させていく手法です。 リストを最小に抑えるために、開発側で理解が不足している項目は実装せず、部分的に実装されたシステムをユーザーに渡して検証を行います。 アジャイル開発との違い 早い段階で、ユーザーにシステムのイメージをチェックしてもらうという点では、アジャイル開発と似ています。 これらの違いは、プロトタイプ開発では試作品を検証してもらうのに対して、アジャイル開発では本番のシステムを用いる点です。 アジャイル開発では検証結果から開発フェーズを短期間で繰り返すことになりますが、プロトタイプ開発では手戻りは少ないのも特徴です。 まとめ いかがでしたか。本日はプロトタイプ開発に関して、その特徴や種類など紹介していきました。 開発期間の早期の段階で、システムの試作品をユーザーに検証してもらうことでより満足度の高いシステムを構築することができましたね。 プロトタイプ開発に関してより詳しいことが知りたい方はぜひお気軽にお問合せください。

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インフラ構築サーバー 2022/04/27

サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? EC2との違いも解説

サーバーレスアーキテクチャーが近年注目を浴びていますが、その中でもトップシェアを誇っているのがAWSが提供するLambdaです。 Lambdaはサーバーの管理不要で、API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることができるサービスです。 この記事ではそんなLambdaについてその特徴を徹底解説していきます。 Lambdaが気になっている方 インフラのコストを抑えたい方 サーバーレスアーキテクチャについて知りたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばLambdaの特徴はもちろん、似たサービスで多くの人が混合してしまうEC2との違いもわかりますよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができるのです。 サーバーレスアーキテクチャーLambdaとは? LambdaとはAmazonのAWSが提供するサーバーレスアーキテクチャーです。クラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めています。 ユーザーが自前でサーバーを持つ必要がなく、Amzonが所有するサーバーでサービスが提供されています。 Lambdaでは、Java、Ruby、Python、Goなどのプログラミング言語を用いて関数を登録するとプログラムを実行することが可能。 Lambdaの利用料金は従量課金制で、実行したリクエストとコンピューティング価格を支払う仕組みとなっています。その一方、リクエスト数が1,000,000件まで、コンピューティング価格は400,000GB/秒までは無料で利用できます。  また初期費用はかかりません。リクエストが少なければお金がかからないので、コストを大幅に抑えることが可能です。 Lambdaの特徴 仮想サーバーの管理が不要 LambdaはAWSが一元的に運用管理を行います。従来のインフラで必要だったセットアップや運用・保守などといった業務は一切不要になるのです。 イベント駆動 アプリが起動されたり、ファイルがアップロードされたりなどといったイベントが起きる際に駆動する仕組みなので、コストを大幅に削減することが可能です。 拡張性 数回のアクセスから、数千万、数万の大規模なアクセスまで、イベントの需要に応じて自動的にシステムを伸縮させることができます。  EC2との違い  EC2はAWSの代名詞とも言えるサービスですが、Lambdaとは何が違うのでしょうか。 そもそも EC2とはElastic Compute Cloudの略で、AWS上に仮想サーバーを構築できるサービスです。 EC2ではインスタンスと呼ばれる仮想サーバーを利用します。インスタンスは複数契約が可能で、OSも搭載されているので、大規模なシステム構築にも対応が可能です。 Lambdaとの最も大きな違いは、セットアップの負担の度合いです。 LambdaではAWSにおけるプログラムの実行環境があらかじめ提供されています。そのため、サービスを利用し始めた直後からプログラムの組み立てが可能で、セットアップによる負担が発生しません。 一方、EC2は汎用性の高い仮想サーバーを提供してくれるものの、真っ白な状態からスタートをさせる必要があります。 利用開始時は、OSがインストールされているだけの状態なので初期設定やミドルウェアのインストールなどが必要です。そのため利用負担がLambdaよりもあると言えます。 まとめ いかがでしたか。本日はサーバーレスアーキテクチャーの中でもトップシェアを誇るLambdaについて紹介していきました。 Lambdaははサーバーの管理不要で、イベントが起きた時にだけ駆動する仕組みのため人件費や維持費などを大幅に抑えることができるサービスでしたね。 従量課金制で、初期費用もかからないのも嬉しいポイントでした。 EC2と違い、セットアップに負担がないので、新サービスやシステムが成功しない場合でも、新しいものに簡単に切り替えていくことが可能です。 次世代のインフラサービスとも言えるLambda、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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インフラ構築サーバー 2022/04/26

サーバーレスアーキテクチャーとは?特徴やメリット・デメリットをご紹介

近年、話題になっている言葉で「サーバーレスアーキテクチャー」というものがあります。 サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組みのことで、サーバー管理に使っていた時間やコストを削減することができるということで注目を浴びています。 この記事ではそんなサーバーレスアーキテクチャーについてどんな特徴があるのか、どんな仕組みなのか、メリットやデメリットは何なのかまで徹底解説していきたいと思います。 サーバーレスアーキテクチャーについて興味がある方 サーバーレスアーキテクチャーの仕組みを知りたい方 ITインフラに対する時間を削減したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばサーバーレスアーキテクチャーがどんな特徴なのかが丸わかりですよ。 サーバーレスアーキテクチャーとは サーバーレスアーキテクチャーとはサーバーの管理を必要としない仕組み(アーティテクチャー)のことをさします。 あくまでサーバーの管理が不要なだけで、サーバーを使わないわけではありません。リケーションの際は物理的なサーバーが必要です。 つまり、サーバーは裏で動いているものの、利用者にはわからないようになっているというものがサーバーレスアーキテクチャーなのです。 サーバーを利用するには、通常OSやネットワークのセットアップなど自分達で構築が必要でした。稼働後も利用状況を監視し、必要に応じてリソースを拡張しなければなりませんでした。 しかしサーバーレスの場合は、登録した処理の実行に必要なサーバーをクラウドサービで割り当てるため、OSやDBなどのインストールは不要で、サービスを利用することができます。 そんなサーバーレスアーキテクチャーの1つにFaaSというものがあります。 FaaSとはFunction as a Serviceの略で関数のコードを実装することで、関数を実行する環境を提供するサーバーレスアーキテクチャーです。 FaaSと似たような言葉でBaSSというものがあります。どちらのサービスもサーバーの運用を考慮する必要のないサービスですが、FaaSは独自のビジネスロジックを動作させるサービスである一方、BaSSは必要な機能を選択して利用することができるサービスという違いがあります。 サーバーレスアーキテクチャー誕生の秘密 サーバーの管理はエンジニアにとって大変なものでした。アプリケーションの開発や改善に時間を割きたいのに、サーバーの管理に多くの時間がかかってしまっては意味がありません。 そんなサーバーレスアーキテクチャーですが、実は新しいものではなく昔から提唱をされてきました。では何故近年注目を浴びるようになったのでしょうか。 それはFaaSのプラットフォームが使いやすい形で誕生したことがきっかけにあります。Amazon Web Servicesは 2014年にLambdaというサービスを開始しました。 AWSの他のサービスとの連携も容易に行えるなどのメリットがあることから世界中で浸透していったのです。 サーバーレスアーキテクチャーの特徴 ITインフラは仮想化に向けて進化を続けていきました。仮想化とは、サーバー、OS、ネットワークなど物理的な構成を利用者から見えないようにして、効率化を図ったものを指します。 IaaS型のサービスでは、クラウド上に仮想サーバーを作りそれに対して料金を計算し、精算する仕組みになっています。ユーザーが大量にアクセスした場合でも、クラウド上のサーバーを次々に起動することで処理が分散、大量のアクセスを捌くことが可能になります。 反対に、ユーザーのアクセスが安定している場合には、サーバーの数を抑えることで流動性のあるユーザーに安価にサービスを提供することが可能なのです。 しかし、IaaS型ではホスティングサーバー同様に、OSやミドルウェアなどの管理やセキュリティアップデートが必要でフロントエンジニアにとっては敷居が高いサービスだったのです。 そこからFaaS型ではサーバー自体に対するパフォーマンスチューニングやセキュリティアップデートなどをFaaSのプロパイダーが行ってくれるようになりました。 サーバーレスアーキテクチャーの展開方法 サーバーレスアーキテクチャーを提供するプロバイダーをいくつか紹介していきます。 AWS Lambda AWS Lambdaはクラウドインフラストラクチャ市場でトップシェアを占めているAmzonが提供しているサービスです。API Gateway、S3など他のサービスと組み合わせることが可能なのが大きな特徴です。 Google Cloud Functions Googleが提供しているサービスです。Google Cloud Functionsへの呼び出しは、IAM (Identity and Access Management) または OAuth 2.0 による認証・認可をサポートしています。これにより高いセキュリティが実現できます。 Azure […]

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システム開発 2022/04/18

Mendixの勉強方法と、資格の取得方法 

ローコードでエンジニアでない人でも、アプリ開発を行うことができるということで注目を浴びているMendixはご存じですか。 Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 この記事ではそんなMendixの学習の仕方や、Mendixに関する資格の取得方法を紹介していきます。 Mendixが気になる方 Mendixの勉強の仕方が気になる方 アプリ開発を効率的に行いたい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばMendixの学習の仕方はもちろん、Mendixがどういうローコードプラットフォームなのかまで丸わかりですよ。 Mendixとは Mendixはアイディア(要件)、デプロイ、運用、アプリケーションなど開発ライフサイクル全体が加速されるように設計されたローコードプラットフォームです。 2005年に設立、2016年にIBM、2017年にSAPとグローバルリセラー契約を提携し各会社のクラウドサービス上で展開されるようになりました。 2018年シーメンスの傘下に入ったことで、より広範囲のローコードプラットフォームとして活躍しています。 そんなMendixはアジャイル開発とDevOps両方を活用したいという要望に応えることができ、営業担当を開発に巻き込むことによって、開発スピードを加速することができます。 Mendixを導入することで、セキュリティ面も安心でスピーディーに品質の高いアプリを作成することができます。 また、OSアップデートに追随するメンテナンスなどは不要なため、運用・保守の時間やコストを抑えることも可能です。 合わせて読みたい>> ローコードプラットフォームとは?ノーコードとの違い、特徴をご紹介 Mendixの勉強方法 Mendixはプログラミング言語の知識は不要なため、初心者でも扱うことができます。 とは言え、いきなりアプリ開発はハードルが高いですから最低限の知識を習得するようにしましょう。 Alnetzでは月に2〜3回ほどMendixの無償セミナーを行っています。実際にMendixを触って簡単なアプリケーションを作成しています。 Mendixの資格の取得方法 Mendixには3つの認定があります。それぞれ見ていきます。 Rapid Developer Rapid DeveloperはMendixプラットフォームの知識を持っているかどうかの認定試験です。 運転免許の筆記試験のようなものをイメージすると良いかもしれません。テストは基本レベルを50問、オンライン上で英語で行われます。 Advanced Developer Advanced Developerはより実践的な認定です。運転免許の実地試験のようなもので、Rapid Developerの認定を持ち、実務経験があれば受験が可能になります。実務経験の期間は平均すると6ヶ月ほど。 課題をもとにアプリケーションを作成をし、スキルがあるのかどうかをチェックします。 Expert Developer Expert Developer認定はMendixで他の開発者を導くことができるかを認定します。運転免許で例えるなら、大型免許のようなもの。経験や専門知識が必要です。 今まで開発したアプリケーションやプロジェクトの要約、プロジェクトにおける業績をMendixに送る必要があります。 Expert Developerではプロジェクトで主体的な行動をしたこと、課題をコミュニケーションによって解決、開発チームを導いたことを証明していく必要があります。併せて、Advanced Developerの認定をもち、2年以上のMendixがあることも条件になります。 まとめ いかがでしたか。本日はローコードプラットフォームの中でも、アジャイル開発などにも向いている Mendixの学習方法や資格情報などを徹底解説していきました。 MendixはAlnetz主催のセミナーなどに参加することで、初心者の方でもアプリ開発が行えましたね。 Rapid DeveloperやAdvanced Developer、Expert Developerなどレベルに応じた資格もあるので、まずはRapid Developerを目指して学習を進めていきましょう。 DehaソリューションではMendixを利用してローコード開発にも対応することが可能です。ローコード開発が気になる方、Mendixが気になる方はぜひお気軽にお問合せください。

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