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FlutterとFirebaseを使ったアプリ開発をご紹介

2022/01/24

アプリ開発に便利なFlutterとFirebaseをご存じでしょうか。

どちらもGoogleが提供していて、便利なものとなっています。

今回はそんなFlutterとFirebaseに関して、その特徴やアプリ開発の事例を徹底解説していきます。

  • アプリ開発を行いたい方
  • Flutterが気になる方
  • Firebaseが気になる方
  • 社内のIT人材が不足している方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアプリ開発を簡単にする秘密がわかりますよ。

Flutterとは

Flutterとは2018年にGoogleが開発したモバイルアプリ用のフレームワークです。UI開発をサポートするデザインパーツが多数あり、少ない作業でUIを構築することができます。

通常、デバイスをまたいで同じ言語で開発を行ってしまうとプラットフォームごとにデザイン・描画などの差が出てしまいますが、Flutterでは1度の開発でマルチデバイスに対応することが可能です。

Firebaseとは

Firebaseは2011年にFirebase社によってスタートし、2014年にGoogleに買収されたサービスです。

mBaaSと呼ばれるモバイルアプリ開発のバックエンド側のインフラを提供し、バックエンドの開発を抑えて、アプリケーション側の開発に集中させることができます。

FlutterとFirebaseを使ったアプリ開発

ほぼ日の學校【Flutter】

ほぼ日の學校は手帳で人気のほぼ日が2021年6月よりスタートさせた動画コンテンツです。Flutterを採用して、iOS・Andoroidの双方に対応可能のアプリをリリースしました。

REQU【Flutter】

サイバーエージェントが運営するAmeba内で個人のスキルや特技などを販売するプラットフォームがREQUです。

REQUはFlutterの導入により、iOSとAndroidのエンジニアリングを共通化することができるようになりました。

Kubota Diagnostics【Flutter】

建機・農機メーカーのクボタが販売代理店向けに提供する3Dモデル・ARを活用した故障診断アプリがKubota Diagnosticsです。

開発にFlutterを採用することで、マルチデバイスへの対応を可能にしました。

Ginco【Firebase】

仮想通貨ウォレット アプリGincoはFirebaseを使って開発が行われています。仮想通貨は管理する人がいないブロックチェーン上の資産のため、ハッキングなどには特別注意をしなければなりません。

そこで、Gincoのような仮想通貨ウォレットアプリでは、ユーザー一人一人に割り当てられる認証コードをスマホ内に保存しセキュリティ面で強固なシステムになっているのです。

そんなGincoではCloud Functions for FirebaseやFirebase Authenticationを利用しています。

Cloud Functions for Firebaseは、写真や動画などを保存することができる機能です。保存先はCloud Firestoreで、Firebase と Google Cloud 両方からアクセスすることが可能です。

Cookin’【Firebase】※2018年にサービス終了

Cookin’とはクックパッドが提供する料理動画撮影アプリです。手順ごとに3秒間動画を撮ることで1本の料理動画を投稿することができます。

他にも、投稿から斬新なアイディアを吸収したり、コメント欄から料理のコツやポイントを質問することも可能です。

Cookin’で利用されているFirebaseの機能は以下の通りです。

  • Firebase Authentication
  • Cloud FIrestore for Firebase
  • Cloud Storage for Firebase
  • Cloud Functions for Firebase

Authenticationではさまざまな認証システムを導入することができます。メールアドレスとパスワードの組み合わせはもちろん、プロバイダーアカウントでの認証や匿名認証、カスタム認証、電話番号認証などさまざまな種類から選択することが可能ですよ。

Cloud FIrestoreでは、NoSQLドキュメントデータベースです。オフラインでもデータにアクセスすることができ、オンラインに復帰した際に自動的にデータを同期することができます。

FlutterとFirebaseの特徴

最後にFlutterとFirebaseの特徴を整理します。それぞれのより詳しい特徴やメリットなどはこちらの記事で解説しているので合わせてチェックしてくださいね。

合わせて読みたい>>Flutter(フラッター)とは?特徴とメリットを解説【アプリ開発

合わせて読みたい>>Firebaseとは?出来ることと活用メリットをご紹介

FlutterFirebase
目的アプリ構築。アプリをマルチプラットフォーム化できるアプリのバックエンドの開発に活用できる
メリット1つの開発でマルチプラットフォーム化させることができる
デザインの自由度が高い
機能が充実している
オフラインでも利用することができる
デメリット 新しいフレームワークのため、人材を集めにくいデータが複雑化してくると逆に扱いづらくなる
言語Dart Swift、Objective-C、Java、Kotlin、JavaScript、C++、Unityなど

まとめ

いかがでしたか。本日はGoogleのアプリ開発に使える2つのサービス、FlutterとFirebaseに関して、どのような特徴があるのかやその開発事例を紹介していきました。

Flutterはアプリのマルチプラットフォーム化を実現し、Firebaseはバックエンドの構築に役立ちましたね。

どちらもアプリ開発にはなくてはならないものとなっていくでしょう。

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