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デザインシンキングとは?DX時代におけるシステム開発の形
デザインシンキングとはユーザーの意見を引き出し、課題を見つけ、それを新しいアイデアで解決していくという従来の手法とは大きく異なる思考法です。 最近では国主導でデザイン経営推進が掲げられており、その文脈からも近年注目を浴びています。 この記事ではそんなデザインシンキングに関して、どんな手法なのか、どんなプロセスが必要なのかなど、徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば今注目のデザインシンキングに関して、メリットデメリットなども含めて丸わかりですよ。
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業務システムの開発費用の費用相場|開発費用を抑えるにはオフショア開発がおすすめ?
業務システムを導入することは、企業の明暗を分ける重要な要素です。使いやすい機能をシステム化することで業務効率化や売り上げに直結するでしょう。 この記事ではそんな業務システムに関して、どのくらいの開発費用がかかるのかを解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば業務システムの開発費用がわかるのはもちろん、コストを抑えるための方法も分かりますよ。 業務システムの開発費用の費用相場 顧客情報や営業活動、プロジェクト管理のためのシステムなど、業務システムの費用相場はズバリ300万円~1000万円ほどです。 業務システムの開発費用の内訳は主に以下の通り。どのような機能をどのような規模で実装するのかによって、相場は大きく変動します。 要件定義 開発するシステムに必要な機能を明確にする作業 運用設計 サーバーなどインフラやデータベース、アプリなどの設計 デザイン制作 UIを制作するのにかかる費用、使いやすいデザインは業務効率化につながります 運用・保守 リリース後も継続的な運用・保守が必要です。運用費はシステム開発全体の1~5%程度。大幅アップデートなど別途料金がかかる場合も。 その他、開発費用には人件費や諸経費がかかります。 人件費は「人月×人月単価×開発期間」で決まります。人月は開発に必要な1ヶ月の人員のことを指します。例えば開発に1か月5人のスタッフが必要であれば5人月になります。 開発費用を抑えるにはオフショア開発がおすすめ? 業務システムの開発費用を抑えるにはオフショア開発がおすすめです。オフショア開発は人件費が比較的安い外国のエンジニアを使い開発を進める手法で、コストを抑えられるのはもちろん高品質の開発が行えるとあって注目を浴びています。 特にベトナムは最新技術に精通した若いエンジニアが多く、商習慣も日本と似ているため人気があります。 DEHAソリューションズの業務システム実例 DEHAソリューションズはオフショア開発で数多くの業務システムの開発をサポートしています。 一般ユーザー・獣医師・動物病院/卸ショップに対して、ペットの治療薬を販売するドロップシッピングサービスでは、サイト上で商品が売れた際に提携メーカーから直接購入者に商品が届く仕組みを構築しました。 商品の在庫管理システムでは、受発注登録や売上、在庫、入金状態など日々の業務管理ができるのはもちろん、集計機能や書類の自動作成機能などを設けました。 また、海外送金サービス事業者向けに、郵送物を用いて行なっていた会員登録手続き(取引時確認)をオンラインにて実施できるスマホアプリを開発しました。 OCR処理により、券面情報をテキストで抽出することができる為、入力業務を効率化することが可能です。また在留外国人向けのサービスであるため、多言語に対応できるようにしました。 合わせて読みたい>>実例・実績 コスト面だけじゃないオフショア開発の魅力 オフショア開発の魅力はコスト面だけではありません。下の表は日本人エンジニアとベトナムオフショア開発企業比較した表になります。 日本人エンジニア ベトナム オフショア開発企業 コミュニケーション 日本語 日本語と英語 人件費 人月単価90万円~ 人月単価30万~ スキル・開発能力 不安定 安定 開発スケジュールの柔軟性 柔軟 大規模な仕様変更には向かない 採用の難易度 高い 日本と比較すると低い スピード感 採用能力による 採用能力による 日本人エンジニアと比べると、オフショア開発は採用の難易度が低いのが特徴です。 そもそも、日本のエンジニア不足は深刻な問題になっています。 経済産業省によると2030年にはなんと最大で79万人のIT人材が不足すると言われています。 実際、日本国内で募集をかけても即戦力となる人材はなかなか確保できず、未経験からエンジニアを育てたとしても、一人前になるまで教育する余裕を取れない場合がほとんどです。 特に東京に人材が集中していて、地方のIT人材不足が顕著となっています。 出典 我が国におけるIT人材の動向 一方、ベトナムでは国をあげてIT人材育成に向けた教育を行っています。2020年時点で約40万人ものIT人材がいると言われています。 […]
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2023年に注目されそうなITトレンドとは?
ガートナージャバンによると2023年に注目されそうなITトレンドは最適化 (Optimize)、拡張 (Scale)、開拓 (Pioneer)。 この記事ではデジタル免疫システムやAI拡張型テストなど、2023年に注目されそうなITトレンドを徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば2023年にどんなITトレンドが来るのか情報を先取りすることができますよ。 中心テーマは最適化 (Optimize)、拡張 (Scale)、開拓 (Pioneer) ガートナージャバンが2022年11月に「2023年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド」を発表しました。これは2023年に企業や組織にとって混乱が続く時代にどう強化し、変化に対応していくのかを解説したものになります。 ガートナージャバンによると、中心テーマは最適化 (Optimize)、拡張 (Scale)、開拓 (Pioneer) の3つ。 組織はテクノロジーを活用して信頼を最適化し、コスト削減を目指す必要があります。 さらにソリューションの垂直統合。迅速化、ワイヤレステクノロジーを拡張していくことで成長し、新しい市場や自動化に対して開拓していくことでデジタル・トランスフォーメーションを目指していくことができるのです。 しかしこれだけでは十分とは言えません。これから企業は持続可能性という大きなテーマが求められます。これからのテクノロジーでは未来の世代を念頭に置いて、環境へのインパクトなどを考慮していく必要があります。 最適化 (Optimize) デジタル免疫システム デジタル免疫システムとはソフトウェアの設計、開発、自動化、オペレーション、アナリティクスなどのタスクを組み合わせて、優れたUXを生み出すことを指します。 これによりシステム障害を削減することができるのはもちろん、アプリケーションやサービスを保護することができるようになるのです。 デジタル免疫システムの構築には、以下の前提条件が必要です。 オブザーバビリティ (可観測性) ソフトウェアやシステムを観測の対象として可視化することで、エンジニアがより迅速に問題の原因を特定できるようにすることを指します。 アプリケーションにオブザーバビリティ (可観測性)を直接組み込めば、アプリケーションの稼働時間を短縮することも可能です。 AI拡張型テスト AIの技術を使って、人手を介さずにソフトウェアテストをします。テストケースを自動実行するのではなく、テストの計画や作成、分析なども自動化。これらを連携させていきます。 カオス・エンジニアリング サービスに対し意図的に障害を起こすカオス実験を行うことで、バグや障害ポイントを見極めます。本番前環境でカオスエンジニアリングを使用し、教訓を通常の開発に応用するのが理想的です。 自動修復 ソフトウェアシステムが自信をモニタリングして、運用スタッフを介することなく自動的に問題を修復する仕組みを構築します。 サイト・リライアビリティ・エンジニアリング (SRE) 信頼性を高めるために、エンジニアが信頼性向上のために行う設計やアプローチ、またはこれらを行うチームのことを指します。 これまでIT運用チームが手作業で行っていた作業をSREチームが引き受け、ソフトウェアと自動化を活用して本番システムを管理し、問題解決を行います。 ソフトウェア・サプライチェーン・セキュリティ ソフトウェアの作成およびデプロイに関与するコンポーネント、アクティビティ、プラクティスのセキュリティを保護する活動のことを指します。 組織にはセキュリティ・アクティビティを実行し、セキュリティ対策の証拠をユーザーに提供する責任があります。 オブザーバビリティの応用 先ほども紹介したオブザーバビリティをビジネスの中で最適化し、応用することで、オペレーションを最適化し、組織の意思決定を加速化することができます。 AI TRiSM 「信頼(Trust)」「 リスク(Risk)」「セキュリティ管理 (Security Management)」の頭文字であるAI TRiSMは、簡単にいうとAIの信頼性や透明性、公平性を担保するためのツール群、セキュリティやプライバシーのことを指します。 AIの開発が加速する今、プライバシー侵害やセキュリティ・インシデントを経験したことのある組織の割合はなんと41%にも及ぶそうです。 そんな中、これからの企業はAI TRiSMの観点を持ち、他部門と協力しながらAI活動を進めていく必要があるのです。 拡張 (Scale) インダストリ・クラウド・プラットフォーム インダストリ・クラウド・プラットフォームは、従来のクラウド・サービスと、業界ごとに調整された機能を組み合わせることで、これまで困難だった課題に対処することを指します。 具体的にはSaaS、サービスとしてのプラットフォーム (PaaS)、サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) を組み合わせます。 インダストリ・クラウドによって、これまでよりも時間を短縮することが期待できます。 プラットフォーム・エンジニアリング 開発者がシステムをより簡単に、より素早く、より効率的に開発・運用するために、プラットフォームを開発することを指します。 複雑なインフラストラクチャを自動化することで、開発スピードを上げる効果が期待できます。 ワイヤレスの高付加価値化 ワイヤレスはWi-Fiサービス、5Gサービス、低消費電力のLPWAなどさまざまなテクノロジーがあります。ガートナーによると2025年までに、企業の60%が5つ以上のワイヤレス・テクノロジを同時に使用するようになるとのこと。 これによってワイヤレスネットワークはこれまでの段階を超えて、付加価値を提供していくのではと予測されます。 開拓 (Pioneer) スーパーアプリ スーパーアプリとは一つのアプリの中にさまざまな機能を統合して、日常生活のあらゆる場面で活用できる総合的なアプリのことを指します。 例えばLINEはチャットツールや電話以外にもゲームや漫画、決済サービスやショッピングの機能があります。 […]
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【金融サービス革新】BaaSとは?【企業とユーザーに与えるメリットとは】
APIの発展によりさまざまなサービスが登場している中、金融業界でも革新的なサービスが誕生しました。 それがBaaSです。BaaSを利用することで、利便性の向上や品質・サービスの向上、安全な利用が期待できます。 この記事ではそんなBaaSについて、どんな特徴があるのか、メリットや課題は何なのか徹底解説していきます。 BaaSについて知りたい方 自社のサービスに金融サービスを導入したい方 APIを活用したい方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばBaaSにはどんな特徴があるのか丸わかりですよ。 BaaSとは BaaSとは「Banking as a Service」の略で、銀行が提供しているサービスや機能をAPIを利用してクラウドサービスとして提供することを指します。 BaaSを活用することで銀行はもちろん、銀行以外の事業者もさまざまな機能やサービスを利用することができます。 以前から銀行の機能をアプリに実装したいという声が多かったのに加え、キャッシュレス化が加速したのをきっかけに広く注目されるようになりました。 今まで「預金」「融資」「為替」などのサービスを金融機関以外が行うには、ライセンスの関係もあり簡単なものではありませんでした。しかしBaaSの登場により、銀行のライセンスを持たずにサービスの提供が可能になりました。 銀行自体もデジタル化が進んでいますが、銀行以外の事業者もBaaSを利用することで、銀行機能を広く総合的に活用することができるようになったのです。 BaaSが普及した背景 BaaSが広まった背景に世界的なオープンバンキングの推進があげられます。オープンバンキングとはAPIを利用して、金融データを共有することを指します。 これまではスクレイピングという手法で、金融機関とのデータ連携を行ってきました。 これは顧客のIDやパスワードで銀行にアクセスする方式のため、セキュリティ面に不安がありました。 しかしAPIを利用することによってセキュリティ面や処理スピードが大幅に改善されたのです。 その後イギリスを中心に浸透していき、日本では2018年6月に改正銀行法が試行され、このオープンバンキングが広がるようになりました。 こうした金融サービスを自社のサービスに搭載する動きが広まった結果、BaaSへの注目も高まっていったのです。 BaaSのメリット ユーザーのメリット 生活が便利に 今まではネットショッピングの際の決済で、外部サイトへ飛ばなくてはいけなかったり、コンビニやATMでの振込が必要でした。 しかしBaaSを活用することで、サイト内で決済を完了することができたり、スマートフォンで入出金や振込ができるようになりました。 生活がより便利になったのは間違いありません。 企業側のメリット①利便性の高いサービスの実現 事業者側もBaaSによって、利便性の高いサービスを提供することができるようになりました。 顧客満足度も上がり、サービスの幅も広がるなどさまざまなメリットが期待できます。 企業側のメリット②自由度が高い BaaSはどのような事業者に対してもオープンになっているため、サービス内容や企画の内容、プロジェクトの内容によってある程度自由に利用することができます。 新サービスを企画した際に、他社のサービスと連携するための調整もしなくていいので、開発や運用もしやすいと言えます。 BaaSのデメリット コスト BaaSでは金融システムを取り扱うため、高度なセキュリティシステムが必要です。そのため、コスト面での負担はまだまだ大きいと言えます。 事業者側は費用対効果を考え、慎重に導入を検討していく必要があります。 APIの規格が統一されていない BaaSはまだまだ発展途上の分野です。現在提供されている各銀行のAPIは規格が統一されていないため、不便さを感じてしまうかもしれません。 今後は銀行APIの統一化をはかり、さらに利用しやすいBaaSになっていくでしょう。 まとめ いかがでしたか。本日はAPIを活用して金融サービスを自社サービスに連携させる「BaaS」について紹介していきました。 BaaSを利用することで、利便性の向上や品質・サービスの向上、安全な利用が期待できます。まだ課題はありますが、今後ますます注目されていくに違いありません。 人材サービスにお困りではありませんか。人材確保にお困りの方は、「チョータツ」がおすすめです。 チョータツは高度IT人材を最短7営業日後に調達できる人材調達サービスです。 お客様のご要望をヒアリングして、研究開発支援やDX化支援などさまざまな依頼に柔軟に対応していくことが可能です。多くの企業様にご利用いただいています。 人材調達にお悩みの方、オフショア開発のラボ型開発に興味がある方は、ぜひこちらから資料のダウンロードをしていただければと思います。
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DXを紐解く〜アパレル業界編〜
ここ最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)への注目度が高まってきています。 経済産業省が2018年に出した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」という資料では、2025年までにDXに対応できなかった企業の前には多くの課題が現れるであろうことが示唆されています。 とはいえ、DXをいざ行っていくとしてもどうすればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、アパレル業界で行われているDXの成功事例を元に、DXについて解説していきます。 どうDXを進めていけばいいか分からない方 具体的なDXの事例を知りたい方 そもそもDXって何?と思っている方 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばDXをどう進めていけばかのヒントが分かりますよ。 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは? DXは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称であり、進化するITテクノロジーを活用した変革のことを指します。 社会や文化に対して用いられることもありますが、ビジネスシーンで使われるDXでは、主に経営戦略や組織改革といった企業全体にまたがる部分を、ITテクノロジーを活用して効率化していくことを指しています。 DXは単にITツールを導入するのではなく、ITツールを活用し、大きな変革を起こすのが特徴です。 アパレル業界のDX成功事例をみる 「ITテクノロジーを用いて、企業全体に大きな変革を起こす」と言われても、具体的にどうすれば良いのかがわかりにくいと思います。 次に、アパレル業界で、DXに成功している企業の事例をいくつかみていきましょう。 ユニクロ ユニクロは、DXを行うことで、単なる製造小売業から情報製造小売業と呼ばれるようになっています。 製造小売業とは、洋服のデザインから、製造、販売まで自社で行う業態です。 ユニクロは、販売時のデータを詳細に集め、管理することで、効率的な商品開発を行う体勢を整えています。 具体的には、ECでの購買履歴や店頭の商品につけたICタグの記録を一次情報として収集し、収集したデータをAIなどを活用して徹底的に分析しています。 データを中心に売れ筋を予測することで、より顧客ニーズを捉えた商品を、より早く開発することができる状況です。 また生産工程の効率化や、物流などに関してもデータを活用しており、商品の供給面でも効率化を行っています。 こういった背景があり、コロナ禍にもかかわらず時価総額が上昇している状況です。 「ITテクノロジーを活用し、企業の競争力を高めている」という点で、ユニクロはDXに成功している代表的な企業といえるでしょう。 zozo zozoは、ZOZOTOWNなどのECサイトで服の販売を行っている企業です。ECサイトでの服の販売は、試着ができず、サイズ感があわないため、難しいとされてきます。 zozoでは、体形を機械をつかって測定する「zozoスーツ」などで、サイズ問題の解決に取り組んでいました。 「zozoスーツ」は、まさにDXの取り組みといえるでしょう。 現在zozoは、「マルチサイズプラットフォーム」(MSP)と呼ばれるサービスの構築に取り組んでいます。 MSPは、「ブランドによって同じS・M・L表記でもサイズ感が違う」という課題に対して、身長や体重、体格から、その人にとってジャストサイズのサイズを見つけ出してくれるサービスです。 各ブランドのサイズ感や縫製などの生産データを可視化し、分析することで、MSPを実現しています。 グンゼ 下着メーカーのグンゼは下着にDXを活用することで、着るだけで心拍数、消費カロリー、姿勢の状態などが計測できる下着を開発しました。 通常、心拍数などをチェックするには、センサーの取り付けが必要です。 しかし、衣服にセンサーを取り付けるとなると、着心地が悪くなるのは避けられないでしょう。グンゼはNESが開発した薄型のデバイスを採用することで、違和感なく、ヘルスチェックを行えるようにしました。 ユーザーの生活を大きく変革する可能性があるという意味で、DXの成功例と言えると思います。 FABRIC TOKYO FABRIC TOKYOは、オーダーメイドスーツを販売している企業です。 FABRIC TOKYOでは、一度顧客に店舗に足を運んでもらって採寸を行いますが、その場で商品を販売することはありません。 採寸したデータをクラウド上に保存しておき、後日、FABRIC TOKYOのECサイトから気に入った商品を選んでもらい、ECサイト上で販売を行っています。 オーダーメイドスーツを販売しているにもかかわらず、ECサイト上での決済をメインにすることで、大幅なコストカットに成功しています。 FABRIC TOKYOも、ITテクノロジーで競争力を獲得した成功事例といえるでしょう。 DXを成功させるためにオフショア開発を活用してみては? 以上、アパレル業界におけるDXの成功事例でした。 ユニクロやFABRIC TOKYOのようにITテクノロジーを用いてビジネスの効率を上げている企業もあれば、zozoやグンゼのようにサービスそのものにITテクノロジーを活用している企業もあります。 いずれの企業も、ITテクノロジーを活用することで、他の企業にはない強みを作り出しているのが特徴です。 DXを実現するには、経営戦略レベルでの変革が必要で、大規模なプロジェクトになりがちです。ITテクノロジーを導入するために、IT技術者のリソースが足りないという場合は、オフショア開発がおすすめです。 […]
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DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DXはデジタルトランスフォーメーションの略です。進化したテクノロジーを利用したビジネスモデルの変革を指します。 近年DXという言葉をよく耳にするようになりました。 この記事ではそんなDXについて、「どんなシステムなのか」や「どう言ったことが必要なのか」など徹底解説していきます。 これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばDXはどんなシステムなのか丸わかりですよ。 合わせて読みたい:ホワイトペーパー「デジタルトランスフォーメーション戦略とサステナビリティ目標の統合に不可欠な柱」 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは? DX(デジタルトランスフォーメーション)は、2004年ごろにスウェーデンのウメオ大学で提唱された概念です。 「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という意味があり、デジタルシフトと呼ばれることもある言葉です。 日本では企業が行う取り組みとしてのDXが注目されていますが、元々は企業活動に限らず、進化したテクノロジーを使って生活を豊かに変革していくことを指しています。 「デジタイゼーション(Digitization)」と「デジタライゼーション(Digitalization)」との違い デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)に近い言葉に、「デジタイゼーション(Digitization)」や「デジタライゼーション(Digitalization)」などがあります。 どちらも「デジタル化」を表す単語で、似た概念ですが、それぞれ意味が少しずつ異なります。 まず「デジタイゼーション」は、部分的なデジタル化を指します。 一部の作業を効率化するためにデジタルツールを導入することで、例えば、フィルムカメラをデジタルカメラに変えてみる、などがこれにあたります。 「デジタライゼーション」は、ビジネス全体をデジタル化する試みです。経営戦略などの面からプロセス全体を効率化します。 デジタルカメラが当たり前になることで、写真を現像せず、オンライン上のやりとりで完結させる、などが「デジタライゼーション」にあたります。 「デジタルトランスフォーメーション」は、さらに高い視点の話で、「デジタイゼーション」や「デジタライゼーション」の結果、文化の変革といった社会的な影響を起こすことを指します。 デジタルカメラの例でいくと、インスタグラムのようなデータ化した画像を扱うサービスが登場し、社会の変化が起きることがここにあたります。 ビジネスシーンで注目されるDX(デジタルトランスフォーメーション) 本来のDXは、上記のように社会の変革を指していますが、ビジネスシーンでのDXはどういうものでしょうか? 経済産業省が出しているDX推進ガイドラインによると、DXは以下のように定義されています。 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること このようにビジネスにおけるDXは、単にデジタルツールを導入して効率化を図るだけでなく、企業文化やビジネスプロセス全体を変革し、競争力をつけることを指します。 DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目される理由 デジタル技術が進化してきたことで、あらゆる業種で、新しい形のビジネスが生まれてきています。 新規参入企業が増えたことで様々な業種で競争が激化しており、多くの企業で競争力の強化が求められていますが、真の意味でのDXを行えている企業は多くないのが現状です。 そういった状況を受け、経済産業省は2018年に「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」を発行しました。 このレポートでは、「2025年を節目に多くの問題が企業の前に現れる」ことと「2025年までにシステム刷新を集中的に推進する必要がある」 ことを強調しています。 レポートで示されている2025年というリミットが近いこと、コロナ禍でリモートワークが加速し急速なデジタル化を強いられていることなどもありDXへの関心はどんどん高まっていっています。 DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するには? DX推進成功の鍵は、経営層を巻き込むことです。 DXは企業文化・経営戦略・組織体制すべての変革が必要です。 当然ですが、これらの変革を行うには、会社全体に影響のある取り組みに着手しなければいけません。そのためには、経営層のコミットメントが必要不可欠であり、経営層を巻き込めるかどうかが最初の壁となりそうです。 DX(デジタルトランスフォーメーション)案件はdehaにご相談ください DXの実施するには、システム面でたくさんのタスクが発生します。 「DXに取り組みたいという企業」や「DXに取り組んでいる企業をサポートしたいという開発会社」にとって、エンジニアリソースの確保は重要な課題になってきます。 dehaは、過去5年間に渡り、日本のクライアント様とベトナムオフショア開発を行ってきました。 ベトナムオフショア開発なら、国内で新たにエンジニアを雇用するよりも、安い費用で優秀なエンジニアを登用できます。 もしDXでお困りなら、是非一度dehaにお問い合わせくださいませ。